<2月の鑑賞予定映画>
今日で、2021年のブログ更新最終日。
恒例の今年の映画鑑賞総括を行いたいと思います。
1年間を通して印象に残った作品を選んでいるので、当初つけた点数と
前後が多少ありますので、ご了承を☆
作品をクリックすると感想記事にリンクします。
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01月
「おとなの事情 スマホをのぞいたら」
「さんかく窓の外側は夜」
「 銀魂 THE FINAL」
「ヤクザと家族 The Family」
02月
「名も無き世界のエンドロール」
「花束みたいな恋をした」
「ファーストラヴ」
「名探偵コナン 緋色の不在証明」
「すばらしき世界」
「あの頃。」
03月
「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」
「ブレイブ ー群青戦記ー」
「奥様は、取り扱い注意」
「騙し絵の牙」
04月
「21ブリッジ」
「名探偵コナン 緋色の弾丸」
「ノマドランド」
「るろうに剣心 最終章 The Final」
05月
「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」
「いのちの停車場」
「ファーザー」
「ジェントルメン」
「HOKUSAI」
06月
「クルエラ」
「るろうに剣心 最終章 The Beginning 」
「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」
「ヒノマルソウル ~舞台裏の英雄たち~」
「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」
「Arc アーク」
07月
「東京リベンジャーズ」
「竜とそばかすの姫」
「ブラック・ウィドゥ」
「犬部!」
08月
「フリー・ガイ」
「映画 太陽の子」
「孤狼の血 LEVEL2」
「鳩の撃退法」
09月
「モンタナの目撃者」
「ドライブ・マイ・カー」
「先生、私の隣に座っていただけませんか?」
「マスカレード・ナイト」
「総理の夫」
「空白」
「クーリエ:最高機密の運び屋」
10月
「護られなかった者たちへ」
「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」
「最後の決闘裁判」
「DUNE/デューン 砂の惑星」
「CUBE 一度入ったら、最後」
「燃えよ剣」
11月
「そして、バトンは渡された」
「劇場版 きのう何食べた?」
「リスペクト」
「モーリタニアン 黒塗りの記録」
「土竜の唄 FINAL」
12月
「ディア・エヴァン・ハンセン」
「マトリックス レザレクションズ」
「キングスマン:ファースト・エージェント」
以上、59作品鑑賞
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ベスト映画 5作品
☆洋画部門 No.1 「最後の決闘裁判」
実話ものが好きな私には、この作品はほんとに興味深かったです。
特に女性側から見た第3部は良かったですね。
No.2 「クルエラ」
音楽&衣装がクール。エマ・ストーンがとにかく魅力的でした。
No.3 「リスペクト」
アレサを演じたジェニファー・ハドソンと子役の子が素晴らしい。
教会で歌うシーンは、今でも印象に残っています。
No.4「クーリエ:最高機密の運び屋」 No.5 「ノマドランド」
☆邦画部門 No.1 「るろうに剣心 最終章 The Final」
シリーズ有終の美を飾った作品でした。シリーズ通して完成度が
高いように感じました。漫画の実写でこれほど完成度が高い作品は
あまりないと思います。
No.2 「護られなかった者たちへ」
重たい映画ですが、日本の問題提議もちゃんと唱えていて
それだけでも見る価値ありかと。ラストシーンが秀逸でした。 No.3 「孤狼の血 LEVEL2」
バイオレンスものは、本来苦手なのですが、この作品は
役者さんの力量も手伝って、引き込まれるように見てしまいます。
松阪桃李君の演技も素敵でしたが、なんといっても鈴木亮平さんの
演技がすごい。案の定、賞戦線に出てきましたね!
No.4 「犬部!」 No.5 「東京リベンジャーズ」
★今年はワーストまでではなかったが、イマイチだった作品を紹介★
【洋画】 【邦画】
「モンタナの目撃者」 「CUBE 一度入ったら、最後」
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2021年も引き続き、コロナに翻弄された1年でした。
昨年に引き続き、コロナで千葉真一さんがお亡くなりになり
年末には、神田沙也加さんがこの世を去ってしまい悲しいです。
映画に関しては、洋画は実話物、邦画は漫画や小説の実写が多い1年でした。
それはそれで良いのですが、そろそろオリジナル脚本での作品も
増えてきてほしいところです。
プライベートでは、キッチンリフォームでウキウキしたかと思えば
年末に夫がかかと骨折に遭ってしまうなど、悲喜こもごもな1年でした。
友達にもなかなか会えない日々が続いているので、来年は気兼ねなく
会える年になってほしいものです。インドアの私ですが、さすがに
この状況はしんどくなりましたよぉ~。
2022年も、良い映画にめぐりあえますように。
今年も当ブログを見てくださって、ありがとうございました。
それでは皆様、良いお年を~
~始まりも、超過激~
2021年 イギリス/アメリカ映画 PG12指定 (2021.12.17公開)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン 上映時間:131分
監督:マシュー・ボーン
原案:マシュー・ボーン
脚本:カール・ガイダシェク/マシュー・ボーン
衣装デザイン:ミシェル・クラプトン
音楽:マシュー・マージェソン/ドミニク・ルイス
出演:レイフ・ファインズ/ハリス・ディキンソン/ジェマ・アータートン
リス・エヴァス/マシュー・グード/トム・ホランダー/ジャイモン・フンスー
チャールズ・ダンス/ダニエル・ブリュール/ヴァエリー・パフナー
アーロン・テイラー=ジョンソン
日本語吹替版:小澤征悦(オックスフォード公)/梶裕貴(コンラッド)
乃村健次(ショーラ)/國崎未恵(ポリー・ワトキンズ)
山路和弘(ラスプーチン)/上田耀司(ドイツ皇帝)
仲野裕(キッチナー)/中村章吾(モートン)
内田夕夜(エリック)/森なな子(マタ・ハリ)
櫻井孝弘(アーチー・リード)
<見どころ>
『キングスマン』シリーズの第3弾。第1次世界大戦前夜のヨーロッパを舞台に、
スパイ組織キングスマンの誕生秘話と、彼らが巨大な陰謀に立ち向かう姿が描かれる。
前2作に引き続きメガホンを取るのはマシュー・ヴォーン。
『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』などのレイフ・ファインズ、
『マレフィセント2』などのハリス・ディキンソンのほか、リス・エヴァンスらが出演する。
<ストーリー>
イギリス、ドイツ、ロシアといった大国間の陰謀が渦を巻き、第1次世界大戦勃発の
危機が迫ろうとしていた。そんな中、コンラッド(ハリス・ディキンソン)は
父親のオックスフォード公(レイフ・ファインズ)に連れられ、高級紳士服
テーラーを表向きの顔にしたスパイ組織キングスマンの一員として迎えられる。
世界に迫る危機を回避しようと動き出す二人だが、その前に怪僧ラスプーチン
(リス・エヴァンス)が立ちはだかる。
<感想>
『キングスマン』シリーズの第3弾は、キングスマンの誕生秘話。
時代背景は、第一次世界大戦前後のお話。少しシリアスで
悲しいお話になっていますし、派手なアクションも過去作に比べると
控え目な印象を受けましたが、最後まで飽きずに鑑賞できました。
レイフ・ファインズが意外にアクションもイケるのに驚き。
そして相変わらず渋くてカッコいい。コンラッド役のハリス・ディキンソンの
存在も光っていました。イケメンで背が高いのでこれからが楽しみです。
全体的に過去作よりは地味なので、好き嫌い分かれると思いますが
少なくとも、第一次世界大戦あたりの歴史知識を予め予習して
見たほうがより楽しめると思うので、世界史予習お勧めします✎
(史実に出てくるキャラは、ほんとによく似せてましたわ👏)
点数:7点/10
~真実の先を 知りたくないか~
2021年 アメリカ映画 (2021.12.17公開)
配給:ワーナー・ブラザース映画 上映時間:148分
監督:ラナ・ウォシャウスキー
脚本:ラナ・ウォシャウスキー/デイヴィッド・ミッチェル/アレクサンダル・ヘモン
衣装:リンジー・ピュー
音楽:ジョニー・クリメック/トム・ティクヴァ
出演:キアヌ・リーヴス/キャリー=アン・モス/ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世
ジェシカ・ヘンウィック/ジョナサン・グロフ/プリヤンカー・チョープラ・ジョナス
ジェイダ・ピンケット=スミス/ニール・パトリック・ハリス/クリスティナ・リッチ
<見どころ>
斬新なアクションや映像表現でポップカルチャーに影響を与えた『マトリックス』
シリーズのその先を描くSFアクション。再び、仮想世界=マトリックスから覚醒した
主人公ネオが、マトリックスにとらわれているトリニティーを救うため、新たな
戦いに身を投じる。主演と監督はシリーズ過去作と同様にキアヌ・リーヴスと
ラナ・ウォシャウスキーが担当。キャリー=アン・モスやジェイダ・ピンケット=
スミスといった再登場のキャストのほか、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世や
クリスティナ・リッチらが共演する。
<ストーリー>
ネオ(キアヌ・リーヴス)は自分の生きている世界に違和感を覚え、
やがて覚醒する。そして、マトリックスにとらわれているトリニティーを
救出するため、さらには人類を救うため、マトリックスと再び戦うべく立ち上がる。
<感想>
「マトリックス リローデッド」から18年ぶりに公開されたシリーズ第4作。
なぜに、今頃新作を?
あの続きをどうやって描くの?と思って観ましたが、過去シリーズの
映像があちこちに出てくるので、まずシリーズを観ていないと
ただせさえ難解なストーリーだからちんぷんかんぷんでしょうし
何より新作なのに、斬新な映像もアクションも無いうえに、長尺だから
まぁ何度睡魔に襲われたことか。
こうしてみると、1作目がいかにスタイリッシュだったかがよくわかります。
なにより残念なのが、ネオの見せ場がほとんどなかったこと。
最後、ネオとトリニティーの二人で佇む姿はやっぱり絵になりますし
この2人がハッピーになるように「4」を作ったのかな?とも感じました。
しかし、昔ヒットした作品を長期間隔てての続編を作るのは
あんまりよろしくないかな?と、個人的には思います。。。
点数:5点/10
~思いやりでついた嘘。そして、たどりついた本当~
2021年 アメリカ映画 (2021.11.26公開)
配給:東宝東和 上映時間:138分
監督:スティーヴン:チョボスキー
脚本:スティーヴン・レヴェンソン
楽曲:ベンジ・パセック/ジャスティン・ポール
音楽:ダン・ローマ
出演:ベン・プラット/ジュリアン・ムーア/ケイトリン・デヴァー
エイミー・アダムス/ダニー・ピノ/アマンドラ・ステンバーグ
コルトン・ライアン/ニック・ドダーニ
<見どころ>
トニー賞でミュージカル作品賞を含む6冠を獲得したブロードウェイ
ミュージカルを映画化。どこにも居場所のない孤独な少年の人生が、
とっさについたうそをきっかけに一変する。『ワンダー 君は太陽』などの
スティーヴン・チョボスキーが監督を担当。
主人公を舞台版に続きベン・プラットが演じ、エイミー・アダムス、
オスカー女優ジュリアン・ムーア、ケイトリン・デヴァーらが共演する。
<ストーリー>
家でも学校でも居場所のない高校生エヴァン・ハンセン(ベン・プラット)は、
ある日自分宛てに書いた手紙を同級生のコナーに持ち去られる。その後コナーは
自殺し、手紙を見つけた彼の両親は、文面から息子とエヴァンが友人だったと
勘違いする。彼の家族をこれ以上悲しませたくない一心で、思わずエヴァンは
コナーと親友だったとうそをつく。彼らに聞かれるままに語ったありもしない
コナーとの思い出は、人々を感動させSNSを通じて世界中に広がっていく。
<感想>
ミュージカル映画ですが、の割にはちょっと題材が重いような・・。
まず、ミュージカルのオリジナルキャストとはいえ
主人公のお顔老けすぎ(ーー;)全然高校生に見えない。
舞台では良くても、スクリーンでは、きついよ。
亡くなったコナーは、周りからも家族からみてもどうしようもない
手に負えない性格だったのに、亡くなった途端にあそこまで
美化されていく過程が、どうもピンときません。
そして、エイミー・アダムス、いつのまにあんなにふくよかになった?
これにもびっくりです。
この題材で138分という尺も長すぎだし、題材が少し重いので
いい曲ばかりなのに、華やかさが感じられないため、観終わった後も
なんとなくモヤっと感を感じました。
点数:6点/10
~みんな一緒に、ファイナルバッチ来ーーーーいっ!!!~
2021年 日本映画 (2021.11.19公開)
配給:東宝 上映時間:129分
監督:三池崇史
原作:高橋のぼる
脚本:宮藤官九郎
美術:林田裕至
音楽:遠藤浩二
主題歌:関ジャニ∞ 「稲妻ブルース」
出演:生田斗真/鈴木亮平/仲里依紗/岡村隆史/滝沢カレン/菜々緒
吹越満/皆川猿時/遠藤憲一/堤真一/岩城滉一
<見どころ>
高橋のぼるのコミックを、生田斗真主演、三池崇監督、宮藤官九郎脚本で実写映画化
したアクションコメディーシリーズの完結編。潜入捜査官(通称:モグラ)として
犯罪組織に送り込まれた男が、巨額の麻薬密輸取引を阻止しボスを逮捕すべく奔走する。
岡村隆史、菜々緒、仲里依紗、堤真一、岩城滉一といったおなじみの面々が集結し、
新キャストとして『HK/変態仮面』シリーズなどの鈴木亮平、『マリア様がみてる』
などの滝沢カレンが参加する。
<ストーリー>
警察学校を最低の成績で卒業した警察の問題児・菊川玲二(生田斗真)は、潜入捜査官
(通称:モグラ)に任命される。下された指令は日本から麻薬を一掃するため極悪組織
・数寄矢会に潜り込み、ボスの轟周宝(岩城滉一)を逮捕せよというものだった。
最終任務として取引額6,000億円に及ぶ麻薬密輸を阻止しようとする玲二の前に、
周宝の長男で後継者でもある轟烈雄(鈴木亮平)や、謎の美女・沙門夕磨(滝沢カレン)
が現れる。
<感想>
公開早々に観に行ったんですが、夫の件で記事UPが大幅に遅れたので軽めの感想。
シリーズもののFinalですが、過去作の映像を絡めていて、初めて見る方
でもわかりやすいようになっています。
しかし、なんだろう?過去作に比べると緊迫感が足りないし
笑いもイマイチだし、全体的に少し中途半端な印象を受けます。
鈴木亮平さんは、「孤狼の血」に引き続きヤクザ役でしたが
怖いんだけど、金髪が似合わない^^;;
そして、仲里依紗さん・菜々緒さんも出てるので、「TOKYO MER」じゃん!
なんてツッコミたくなりました(笑)
3作目ともなると、笑わせ方に慣れも出てきたのかなぁ、結局シリーズ
最初の作品が1番面白いように感じました。
点数:6点/10
ブログが12日も更新していないなんて初めてのことです。
少しパソコンに向かう時間が出来てたので久々の更新。
実は、先月末に夫が屋根裏階段から落ちて
かかとを骨折してしまいました。
近くの整形外科で診てもらいましたら
「紹介状書くので、すぐそちらで診てもらってください」
と告げられ
これって、まずくないか??
と不安がよぎり、すぐに総合病院へ行ったら
「かかとが潰れているから、手術してワイヤーいれないといけない」
なんて言われてしまいました。
夫婦の予想を斜め行く展開に、まぁへこむへこむ。
結局、入院して手術をして今現在松葉杖生活を送っています。
ちなみに、全治3か月だそうです。(T▽T)
包帯ぐるぐる巻き^^;
内出血でかなり腫れています。
とにかく一人でほとんど出来ないので
週2テレワーク、週3出社で私が会社まで送迎。
病院も消毒とリハビリで週2通うのでそれも付き添い。
はなの朝散歩は主人担当でしたが、それも私。
おかげで今月の予定全部キャンセルです。
一番困ったのがお風呂。
患部を濡らすのNGなのでどうしよう?と思いましたが、
Amazon、いろんなの売ってますね。
こんなの見つけました👇
足専用シャワーキャップ(笑)
これ、めちゃめちゃいいです。
湯舟には入れませんが、快適にシャワー入浴できます。
あと、普通の靴下が履けないが指先だけ出てるので寒い!
ということで、こういうのを発見👇
つま先用靴下
いやぁ~ほんとに探せば出てくるもんです。
そんなこんなで骨折してからぼちぼち1か月になりますが
ようやく装具が完成しました。
かかとをつけずに一応歩くことが出来ますが
バランスがまだうまく取れないので
もう暫くは松葉づえ頼りの生活になります。
とんだ年末年始となってしまいました。
くりすます&正月どころじゃないですし
大掃除も今年は諦めました。
夫には、1日でも早い回復を祈るばかりです。
というわけで、もう暫く不定期更新になりますのですみません
映画も3本記事が溜まっていますが
年内にはUPし、総括も行いたいと思います。
今月に入って、ブログ更新が滞り気味になっています。
実は、やんごとなき事情が起きてしまい
今現在、パソコンに向き合う時間が殆どない状況になっています。
スマホでブロ友さんのブログに立ち寄えても
コメント残すことが出来ずにいます。
もう少ししたら、時間が出来ると思いますので
それまではブログは不定期更新になりますのでご了承ください。
映画も2本観ていますが、
記事UPはもうしばらく先となりそうですね^^;
はなは、相変わらずまったりしております(笑)
私は元気にしていますのでご安心を
それでは、しばらくはゆるりの更新でよろしくお願いいたします。
週末、夫と息子がいなかったので:「おかん、せっかくだから二人でごはん食べに行こう!」
という訳で娘と親子忘年会。
いや~忘年会に行くのって2年ぶり??
コロナ騒動になって、飲みに行く、なんてこと全くなくなったので
久々の夜行動は、妙な新鮮さを感じました。
焼き鳥が好きなので、この日は焼き鳥店で食事。
いや~美味しくて満足満足。
娘がご馳走してくれました。ご馳走さま。
~あれから20年・・・暴かれたアメリカの闇~
2021年 イギリス映画 (2021.10.29公開)
配給:キノフィルムズ 上映時間:129分
監督:ケヴィン・マクドナルド
原案:モハメドゥ・ウルド・スラヒ
脚本:M・B・トラーヴェン/ローリー・ヘインズ/ソフラブ・ノシルヴァン
衣装デザイナー:アレクサンドラ・バーン
音楽:トム・ホッジ
出演:ジョディ・フォスター/タハール・ラヒム/ザカリー・リーヴァイ
サーメル・ウスマニ/シェイリーン・ウッドリー
ベネディクト・カンバーバッチ
<見どころ>
モハメドゥ・ウルド・スラヒの著書を原作に描く社会派ドラマ。
弁護士たちが、アメリカ軍のグアンタナモ基地で何年も投獄生活を送る
モーリタニア人青年の弁護を引き受ける。『ブラック・シー』などの
ケヴィン・マクドナルドが監督を手掛け、『フライトプラン』などの
ジョディ・フォスター、『ダイバージェント』シリーズなどのシェイリーン・
ウッドリー、『エジソンズ・ゲーム』などのベネディクト・カンバーバッチらが
弁護士を演じている。
<ストーリー>
モーリタニア人のモハメドゥ(タハール・ラヒム)は、アメリカ同時多発テロの
容疑者として、キューバにあるアメリカ軍のグアンタナモ基地に収容されていた。
彼の弁護を引き受けた弁護士のナンシー・ホランダー(ジョディ・フォスター)と
テリー・ダンカン(シェイリーン・ウッドリー)は、真相解明のため調査を開始する。
彼らに相対するのは、軍の弁護士であるステュアート中佐(ベネディクト・
カンバーバッチ)だった。
<感想>
原作は、実際にグアンタナモで収監されたスラヒさん本人の手記を映画化。
グアンタナモ収容所での酷い拷問があったことは、新聞やネットニュースで
見聞きしていたので、おぼろげに記憶していたが、こんなむごい拷問を
受けていたのかと愕然。あんな過酷な状況を何年も耐え続けられた精神は
どこからくるのだろう?
この作品を企画したベネディクト・カンバーバッチ、主演の
ジョディ・フォスターがいずれも巧演。ジョディ久々にスクリーンで
観ましたが、凛とした姿がほんとうに素敵。昔から好きな女優さんなので
嬉しかったな~。
一番心を打たれたのが、「彼らを赦します」と法廷で話すシーンと
ラストで本人が笑顔で歌うシーン。
あれだけ暴行や人間以下並みの仕打ちを受けても、相手を赦す姿は
鑑賞後も印象に残ります。
しかし、どこの国も都合の悪いことは「黒塗り」なのね・・・。
点数:8点/10