<12月の鑑賞予定映画>
今日で、2023年のブログ更新最終日。
恒例の今年の映画鑑賞総括を行いたいと思います。
1年間を通して印象に残った作品を選んでいるので、
当初つけた点数と前後が多少ありますので、ご了承を☆
作品をクリックすると感想記事にリンクします。
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01月
「嘘八百 なにわ夢の陣」
「かがみの孤城」
「映画 イチケイのカラス」
「金の国 水の国」
02月
「レジェンド&バタフライ」
「エゴイスト」
「バビロン」
「湯道」
「シャイロックの子供たち」
「ちひろさん」
「逆転のトライアングル」
03月
「別れる決心」
「フェイブルマンズ」
「オットーという男」
「シン・仮面ライダー」
「ロストケア」
04月
「生きる LIVING」
「AIR/エア」
「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」
「ザ・ホエール」
「東京リベンジャーズ2 血のハロウィンン編 ー運命ー」
「パリタクシー」
05月
「銀河鉄道の父」
「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」(日本語吹替版)
「TAR/ター」
「劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~」
「最後まで行く」
07月
「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-」
「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」
「1秒先の彼」
「君たちはどう生きるか」
「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」
08月
「キングダム 運命の炎」
「リボルバー・リリー」
「ふたりのマエストロ」
09月
「ホーンテッドマンション」(日本語吹替版)
「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」
「ミステリと言う勿かれ」
「バーナデット ママは行方不明」
10月
「沈黙の艦隊」
「ルー、パリで生まれた猫」
「ゆとりですがなにか インターナショナル」
「ザ・クリエイター/創造者」
11月
「ドミノ」
「リアリティ」
「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」
「正欲」
「クレイジークルーズ」(配信)
12月
「ナポレオン」
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」
「マエストロ:その音楽と愛と」
「劇場版SPY×FAMILY CODE:White」
以上、54作品鑑賞
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ベスト映画 5作品
☆洋画部門
No.1 「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」
昨年に引き続き、トムちんの映画を1位に挙げました。
こういうアクションシーンを大きなスクリーンで観るのが映画の醍醐味。
来年の後編、今から楽しみです。
No.2 「AIR/エア」
ベン・アフレックをマット・デイモンがタッグを組んだ作品は、どの作品も好きです。
あの時代をタイムリーで生きていた世代の一人をして、とても興味深い映画でした。
No.3 「パリタクシー」
自分もタクシーに乗ってパリ市内を観光・・・そんな気分にさせてくれる映画。
老婦人の切なくもほっこりする感覚がじわじわと沁みこんできます。
終わった後の余韻がいいのもポイント高かったです。
No.4 「TAR/ター」 No.5 「オットーという男」
☆邦画部門
No.1 「キングダム/運命の炎」
映像もキャスティングも良く、これは文句なし。作り手の熱量を感じる作品は
観ていて楽しいです。来年夏の続編公開、期待大です。
No.2 「エゴイスト」
BL物ですが、観ていてなんだか切ないし、ドキュメンタリー?と思ってしまうぐらい
俳優陣が自然体で演じているので、心の葛藤をうまく引き出し演出。
主演2人、賞レース食い込んできますね。BL苦手な方もこれは観てほしい1本。
No.3 「ロストケア」
鑑賞して数か月後に義母の認知症が発覚したので、なおさら考えさせられる
映画でした。この作品も賞レース入ってくるでしょうし、長澤まさみさん
賞獲って欲しいな・・。
No.4 「金の国 水の国」 No.5 「怪物」
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今年は、ほぼ通常時に戻ったので、映画館に足を運ぶ回数が昨年より
増えました。
しかし、観たい!と思う映画の大半は、ミニシアター系か
近くの映画館で、結構遅くに公開など行くタイミングが失いがちでした。
映画に関しては、洋画は実話ものが今年も印象に残りました。
あと、指揮者を題材にした映画もよく見かけた1年でした。
私が観ただけでも3本あります。邦画は相変わらず漫画原作からの
映画が多かったですが、オリジナル脚本もよく目にするようになって
きたのは喜ばしいことです。
プライベートでは、私の周りで大きな変化があったのが多く
その対応に追われ、なかなかしんどい1年でした。
来年も暫く続くのかと思うと、気分がモヤっとしますが
前向きにとらえて過ごせたら、と思っています。
2024年も、良い映画にめぐりあえますように。
今年も当ブログを見てくださって、ありがとうございました。
それでは皆様、良いお年を~
~世界の命運を賭けた、偽装家族の極秘任務~
2023年 日本映画 (2023.12.22公開)
配給:東宝 上映時間:110分
監督:片桐崇
原作・監修:遠藤達哉 (「週刊少年ジャンプ⁺」連載)
脚本:大河内一楼
キャラクターデザイン原案:遠藤達哉
音楽プロデュース:(K)NoW NAME
主題歌:Official髭男dism 「SOUL SOUP」
声の出演:江口拓也(ロイド・フォージャー)/種崎敦美(アーニャ・フォージャー)
早見沙織(ヨル・フォージャー)/松田健一郎(ボンド・フォージャー)
甲斐田裕子(シルヴィア・シャーウッド)/佐倉綾音(フィオナ・フロスト)
吉野裕行(フランキー・フランクリン)/小野賢章(ユーリ・ブライア)
山路和弘(ヘンリー)/藤原夏海(ダミアン)/加藤英美里(ベッキー)
武内駿輔(タイプF)/中村倫也(ドミトリ)/賀来賢人(ルカ)
銀河万丈(スナイデル)
<見どころ>
遠藤達哉のコミックを原作にしたアニメ「SPY×FAMILY」の劇場版。
父ロイドが諜報員、母ヨルが殺し屋、娘アーニャが超能力者のフォージャー家が、
旅行中に世界を揺るがす事態に巻き込まれる。監督の片桐崇、ロイド役の江口拓也、
ヨル役の早見沙織、アーニャ役の種崎敦美など、アニメ版のスタッフ、キャストが結集する。
<ストーリー>
情報局対東課WISEの諜報員ロイド・フォージャーは、遂行中の任務
「梟(ストリクス)」に当たっていたが、担当を外される。そんな中、
ロイドは娘のアーニャが通うイーデン校で、優勝者に褒賞が授与される
調理実習が行われることを知る。ロイドは、審査員長を務める校長の好物
であるフリジス地方の伝統菓子「メレメレ」を作ることをアーニャに提案。
さらに本場の味を確かめようと、家族旅行でフリジス地方へ向かうが、
アーニャが列車内で怪しいトランクケースを発見したことから、思わぬ事態に直面する。
<感想>
今年ラスト鑑賞。
アニメを第一期から観て、夫婦で久々にドはまりした作品。
この偽装一家にとにかく笑って泣けます。
私は、ヨルさんとアーニャが推しです。
オリジナルストーリーによる本作は、「う〇この神様」のくだりなど
子供が大うけするネタも入れ、面白い流れに。
まぁ、このくだりは大人には少々お下品にも見えるけど
アーニャなら許せる(笑)
偽装家族の経緯などは、うまく冒頭で流してくれるので、アニメや
原作を知らない初見者でもわかるつくりになっているのはプラスポイント。
伏線回収も通常版と同じく、ちゃんと回収していて原作の印象を
壊していないのも良かったです。
しかし、ロイドさんなんでも出来るな・・(笑)
お正月、何にも考えずに笑える楽しい作品。
「家族」の形を考えさせられるアニメでもありますので、気になる方はぜひ!
点数:7点/10
27日、「福山☆冬の大感謝祭 其の二十一~❝LIVE A LIVE❞」に行ってきました。
場所は、横浜みなとみらいにあるKアリーナ横浜。
今年9月にOPENした、音楽専用のアリーナ。
福山雅治の「冬の大感謝祭」に参戦するのは、2013年以来。
加えて、LIVEに参加するのは、コロナ以降これが初めて。
実に4ねんぶりになります。
座席はLEVEL7(最上階!)
感覚的には、武道館の最上階のような感じで上から見下ろす感じ。
しかし、目の前にモニターがあったので、ある意味見やすかったです。
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~福山☆冬の大感謝祭其の二十一 3日目(12月27日)セットリスト @Kアリーナ横浜~
01. 光
02.聖域
03.cerry
04.Calling
05.All My Loving
06.Moon
07.言い出せなくて・・・
08.1991年のクリスマスソング
09.家族になろうよ~Winter Ver.~
10.最愛
11.ヒトツボシ
12.MELODY
13.Message
14.Marcy's Song
15.Popster
16.妖
17.想望
ーアンコールー
18.炎のファイター~Carry on the fighting sprit~
19.零ーZEROー
ーWアンコールー
20.Good Luck
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4年ぶりの声出し解禁、ということで「ましゃ」コールがあちこちで
飛び交っていました。やはり声出しのライブは盛り上がります。
最新シングルから、初の1位を獲った90年時代のアルバム曲を多めに
チョイスするなど、新旧ファンを満足する2時間40分のライブでした。
音楽専用のホールと謳うだけあって、確かに音響は良かったです。
私は最上階の席でしたが、それでも音が割れたりハレーション起こしたりもなく
楽器の細かい音色まで聞こえました。
今後、ここでのライブが増えますね。私としては横浜アリーナより
行きやすくなってありがたいです。
ライブ終了後、出るのに2時間近くかかる、なんて報道ありましたが
係員さんのスムーズな誘導で、30分ほどで横浜駅に到着。
思ってたより早く帰宅できたのもよかったです。
4年ぶりにライブに行きましたが、やはり生音はいいですね!
来年は、頑張ってライブに参加したいと思います。
まずは、稲葉さんのソロライブのチケット取り、がんばらくては
クリスマス帰省の間、はなはペットホテルでお泊り。
コロナ以降、全く利用していなかったので
実に4年ぶりのお預かりになります。
モモの時から利用していたホテルは
オーナーさんがご高齢の為に辞められてしまったので
新たにさがすことに。
そうしたら、以前利用していたホテルの近くに
同じようにホームステイ型のホテルがあったので
お願いすることにしました。
送迎してくれるのも、大きな決め手にもなりました。
今回は2泊3日の利用でしたが
オーナーさん曰く
「警戒心が強いワンちゃんなので、最初は唸っていましたが
時間が経つと慣れてくれ、ほかのわんちゃんとも
仲良く遊んでいました。
ごはんも、しっかりあっという間(要は早食い)に完食でした」
念のため、お気に入りのおもちゃをひとつ
持たせたのですが、使った形跡がなかったので
お友達と楽しく遊べていたんだな、というのがわかりました。
帰宅後
おトイレ我慢していたのか、一目散に駆け込んでいました。
お気に入りのおもちゃをブンブン振り回し・・・
やっぱりお家が一番、なようです(笑)
夜には、娘のそばでまったりと。
久々のホテル利用でしたが
ストレスなく帰ってこれて、一安心です。
週末、1泊2日と短いですが久しぶりに家族で帰省しました。
所用の為の帰省でしたが、年末年始の渋滞もなく
ここ最近では移動時間の短い帰省となって、その点では助かりました。
予想以上に早く滋賀に到着したので、ラコリーナ近江八幡へ寄ることに。
バームクーヘンで有名な「たねや・クラブハリエ」のフラッグシップ店。
ラコリーナは、イタリア語で「丘」の意味。
ジブリの世界のような建物で、インスタ映えする
滋賀で有名な観光地となっています。
お菓子が目当てで来ていますので、けっこう買いました(笑)
生どら焼き、和菓子苦手な娘も大満足な味。
私は、ソフト小豆。
小豆が甘さ控えめの上品な味で、あっという間に完食。
建物は、建築家・藤森照信さんが設計。
漆喰に墨を配したデザインは、なかなか斬新ですが
一瞬、虫さんがいっぱい~と感じてしまう。。。。
潜水艦のような銅屋根の建物は、たねやの本社(驚)
奥の円盤型の建物は、バームクーヘン工場
敷地内にはこのほかにも、フードコートやカフェもあり見ていて楽しいです。
「翔んで埼玉」で有名になったとびた君もいます(笑)
お土産コーナーにはクラシカルな車が数台展示。
最近新しくできたバームクーヘン工場は
出来上がる様子を見ることが出来ます。
写真を撮ることはできませんでしたが
クリスマスに帰省したのは初めてだったので
実家の両親も嬉しかったみたいで
短い時間ながらもゆっくり過ごすことが出来ました。
次はまた2月に所用で帰省になりそうです。
<おまけ>
帰りのSAでどうしても食べたかったもの
「矢場とん」のみそカツサンド。
思ったより、かなりボリュームがあって満足。
久しぶりに矢場とんを口にしましたが、やっぱり美味しいですねぇ~
~音楽家レナード・バーンスタインの生涯を音楽とともに~
2023年 アメリカ映画 (2023.12.08公開)
配給:Netflix 上映時間:129分
監督・プロデューサー:ブラッドリー・クーパー
脚本:ジョシュ・シンガー/ブラッドリー・クーパー
音楽:レナード・バーンスタイン
衣装デザイン:マーク・ブリッジス
特殊メイク:カズ・ヒロ
出演:ブラッドリー・クーパー/キャリー・マリガン/マット・ボマー
マヤ・ホーク/サラ・シルヴァーマン/ジョシュ・ハミルトン
スコット・エリス/ギデオン・グリック/サム・ニヴォラ
アレクサ・スウィントン/ミリアム・ショア
<見どころ>
『アリー/スター誕生』などのブラッドリー・クーパーが監督と脚本、主演などを
務めた伝記ドラマ。ミュージカル「ウエスト・サイド物語」などの音楽を手掛けた
指揮者・作曲家のレナード・バーンスタインが、女優でピアニストの妻フェリシア・
モンテアレグレ・コーン・バーンスタインと共に人生を歩む。
妻をキャリー・マリガンが演じ、マット・ボマーやマヤ・ホークが共演。
プロデューサーにマーティン・スコセッシとスティーヴン・スピルバーグらが名を連ねる。
<感想>
20世紀のクラシック音楽業界代表するバーンスタイン。
彼の名前は知らなくても「ウエストサイド物語」の音楽を作曲した人と言えば
わかるでしょう。小澤征爾や佐渡裕が愛弟子ということでも有名です。
監督でもあるクーパーが、バーンスタインの人生から夫婦のことを
フォーカスしたかったと話していたとおり、彼の音楽キャリアの様子より
夫婦でのシーンが多かったです。バーンスタインがバイセクシャルとは
知っていましたが、ここまで明け透けとは思っていなくてそこに驚き^^;
特殊メイクは、オスカーを2度受賞したカズ・ヒロが担当しただけあって
クーパーの顔とわかっていても、バーンスタインの風貌にそっくり。
背格好や仕草も似ていて、クーパーの熱演に拍手。
それ以上にお見事だったのが、キャリー・マリガン。エンドクレジットでは
クーパーより先に名前が出てましたが、納得の演技でした。
音楽家バーンスタインというよりは、一人の人間バーンスタインを
描いた、そんな印象を受けた映画でした。
音楽は全編バーンスタインの名曲がかかり、それだけでもワクワク。
映画館で公開されていますが、Netflixでも20日から配信されていますので
気になる方はぜひ!
点数:7点/10
先日、はなを美容院でシャンプーをしてもらった時に
スタッフの方から、500円玉ぐらいの大きさの湿疹が出来ている
と指摘を受けました。
首輪の下付近にあったのですが、首輪で隠れていて見落としていました。
すぐに病院へ行き、お薬をいただきましたが
毎年、こういう皮膚炎にひっかかるので
はなは、やはりモモより皮膚が弱いんだなぁと実感。
炎症のピークは過ぎてるとはいえ、見ていて痛々しいです。
寝る前に消毒液と塗り薬をつけるのですが
まぁ暴れる暴れる・・・。
毎回、二人がかりで対処していますが、最近は準備段階で逃げ回っています。
勘のいい子は嫌いだよ・・・・(笑)
しかし、病院ばっかだな。。。(ため息)
早く治そう!
週末、今年度最後の師匠主催ピアノの会がありました🎹
私は今回トリを務めることとなり
プロコフィエフ:「10の小品」よりプレリュード
坂本龍一:「ラストエンペラー」よりメインテーマ
2曲を演奏
今年は、3月に坂本龍一さんが死去されたこともあり
追悼の意味を含めての選曲。
世代が似通った方が多くいらっしゃったので
曲を聴いて涙ぐんでいる方もいらっしゃいました。
自分の演奏で涙を流していただける、なんてこと
あまり経験したことがないので
それだけでも、この曲を今このタイミングで
演奏して良かった、と思えた今回のピアノの会でした。
いい曲は、こうして演奏して後世に残していきたいですね。
来年は、演奏会があるので、頑張らなくちゃ。
<おまけ>
先週のはなちゃん
買い物に出かけていて、昼過ぎに帰宅。
ソファで、爆睡
先週末は、リビングのワックスがけで
半日別部屋で隔離されていたはな。
昼過ぎにようやくリビングに入ることができソファでほっこり。
おだんごを器用に持っている姿に
家族一同メロメロです
先日、久しぶりに娘と映画を観てランチしてきました。
結構おなかが膨れてきたので、帰宅後お昼寝タイム。
はなも、一緒にお昼寝タイム
私もそばで30分ほどウトウトしてしまい、目を開けたら
目の前にはなの眼圧が・・・・。
:「寝てないで、さっさと散歩に連れていけ」
と目が物語っていました・・・。
お昼寝の間、ずっとこんな顔で私を見ていたのかと
思うと笑えるような怖いような(笑)
~夢見ることからすべては始まる~
2023年 アメリカ/イギリス映画 (2023.12.08公開)
配給:ワーナー・ブラザース映画 上映時間:116分
監督:ポール・キング
原案:ポール・キング
脚本:サイモン・ファーナビー/ポール・キング
衣装デザイン:リンディ・ヘミング
音楽:ジョビィ・タルボット
出演:ティモシー・シャラメ/クララ・レイン/キーガン=マイケル・キー
パターソン・ジョセフ/マット・ルーカス/マシュー・ベイントン
サリー・ホーキンス/ローワン・アトキンソン/オリヴィア・コールマン
ヒュー・グラント
<見どころ>
ロアルド・ダールの児童小説を映画化した『チャーリーとチョコレート工場』の前日譚。
同作に登場する工場長ウィリー・ウォンカがチョコレート工場を作るまでを描く。
監督・脚本は『パディントン』シリーズなどのポール・キング。若き日のウォンカを
『君の名前で僕を呼んで』などのティモシー・シャラメが演じ、『ラブ・アクチュアリー』
などのヒュー・グラント、オスカー女優オリヴィア・コールマン、
『シェイプ・オブ・ウォーター』などのサリー・ホーキンス、『ビーン』シリーズなどの
ローワン・アトキンソンらが共演する。
<ストーリー>
幼いころから世界一のチョコレート店を持つことを夢見ていたウィリー・ウォンカ
(ティモシー・シャラメ)は、一流の職人が集まるチョコレートの町へやって来る。
彼が作るチョコレートは瞬く間に人々を魅了するが、町を牛耳る「チョコレート組合
3人組」にねたまれ、何かと邪魔をされてしまう。この町は夢見ることを禁じられた
町だった。さらに、ある因縁からウォンカを付け狙うウンパルンパという謎の人物
(ヒュー・グラント)が現れる。
<感想>
まず思ったのが、2005年の「チャーリーとチョコレート工場」の前日譚という
宣伝をしたのが間違いのような気がするんですけど。
なぜなら、ティモシー演じるチャーリーがあまりにも良い子だから(笑)
こんな素直な子が、ティム・バートン版ではひねくれ人間になっているから
バートン版の前日譚と思って観ず、これはこれ単体で楽しんだ方がいいと思います。
ティモシーは、とても美しく衣装も似合っていたし、歌も透明感ある声で
聴きやすく、冒頭からああいう登場だとワクワクしますね。
ファンの心わしづかみ!でしょう♪♪
チャーリーの衣装やウンパ・ルンパの風貌は、1971年の
「夢のチョコレート工場」に出ているのとそっくりなので、
今作は71年版の方に寄せているように思いました。
テイモシーを主役にもってきたのは大正解。
映像もきれいだし、素直に楽しめます。
ただ、宣伝に騙されないように。バートン版とは別物としてご覧ください。
点数:7点/10