<2月の鑑賞予定映画>
~この惑星を制したものが、全宇宙を支配する~
2020年 アメリカ映画 (2021.10.15公開)
配給:ワーナーブラザース映画 上映時間:155分
監督:ドゥニ・ヴィルヌーウ”
原作:フランク・ハーバート
脚本:ジョン・スペイツ/ドゥニ・ヴィルヌーウ”/エリック・ロス
音楽:ハンス・ジマー
衣装デザイン:ジャクリーン・ウェスト
出演:ティモシー・シャラメ/レベッカ・ファーガソン/オスカー・アイザック
ジョシュ・ブローリン/ステラン・スカルスガルド/デイヴ・バイティスタ
スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン/ゼンデイヤ/チャン・チェン
シャーロット・ランプリング/ジェイソン・モモア/ハビエル・バルデム
デヴィッド・ダストマルチャン
<見どころ>
『スター・ウォーズ』シリーズなど数多くのSF作品に影響を与えたという
フランク・ハーバートの小説を、『ブレードランナー 2049』などの
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が映画化。宇宙を支配する力を持つ秘薬の生産地で、
デューンと呼ばれる惑星を舞台に繰り広げられる覇権争いを描く。
主人公を『君の名前で僕を呼んで』などのティモシー・シャラメが演じ、
レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザックのほか、
ジョシュ・ブローリン、ハビエル・バルデムらが共演する。
<ストーリー>
人類が地球以外の惑星に移り住み宇宙帝国を築いた未来。皇帝の命により、
抗老化作用のある秘薬「メランジ」が生産される砂の惑星デューンを統治する
ことになったレト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック)は、妻ジェシカ
(レベッカ・ファーガソン)、息子ポール(ティモシー・シャラメ)と共に
デューンに乗り込む。しかし、メランジの採掘権を持つ宿敵ハルコンネン家と皇帝が
たくらむ陰謀により、アトレイデス公爵は殺害されてしまう。逃げ延びたポールは
原住民フレメンの中に身を隠し、やがて帝国に対して革命を決意する。
<感想>
原作=未読。リンチ監督版も未鑑賞。 今回はIMAXで鑑賞。
155分は長いし、少々難解&説明が足りないところもあって
話についていくのに苦労しましたが、映像がとても美しいのと
主人公演じたティモシー・シャラメのお顔の美しさに魅了され
睡魔に襲われることはなかったです。
全然知らなかったけど、どうやらシリーズ1作目なんですね^^;
めちゃ序章で、「さぁこれからこの物語が本格的に動くぞ」
というところで終わっちゃったのでびっくりでした(笑)
とにかく難解&重厚で万人受けではないように思うので
シリーズものとはいえ、続編大丈夫?と思ってましたが、先日
「パート2」が決定されたようで・・・。
「スター・ウォーズ」がどれだけ影響受けたのかが、この映像を見て
理解できましたし、圧倒的な映像美はスクリーンで観る価値あり。
ティモシー・シャラメファンは必見の映画です。
点数:7点/10
金曜ロードショーで、今週と来週の2週にわたり
ついに「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」が放送!
アニメは、ディズニーかジブリぐらいで
こういうアニメは苦手~~という方。
せっかく地上波でOAするので
色眼鏡かけずにぜひ見て欲しいです。
この作品は、主人公・ヴァイオレットが
兵士として戦い、その中で愛する人を失ったことで
強い絶望感を抱きながらも代筆業の仕事を通じて
生きる希望を紡いでいくお話です。
なにより京都アニメーションの作品でもあります。
当然、あの放火事件で命を落としたスタッフさんも
この作品に携わっています。
洋画のようなアニメです。
未見の方は、ぜひご覧ください。
私は、もちろん録画予約完了!
タオル手元に置いて観ます。(絶対号泣するので)
はなが現在使用しているベッドは、ニトリのNクールベッドですが
さすがにもぅNクールっていう季節ではないので
新しいベッドを購入しました!
娘が買ってくれたんですけど・・・
ニトリの「ペットベッド(Nホテル シカクGY)」
文字通り
「ホテルのような上質な寝心地をあなたのペットにも」
という代物です。
ほんとに、ふわっふわ!
:「俺の枕にしたい!」
と息子がつい言ってしまうようなふかふかさです。
さて、はなは気に入るかどうか?
なにせ、今までいくつか買っていますが
自分の匂いがつくまで毎回3週間はベッドで寝てくれませんからね。
ところがどっこい!
初日からすっぽり丸まって爆睡です。
おそるべし、ホテル仕様。
今までのベッドはただ単に気に入っていなかっただけなのね。
このベッドでいい夢見るんだよぉ~
~歴史を変えた衝撃の<実話>~
2021年 アメリカ映画 PG12指定 (2021.10.15公開)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン 上映時間:154分
監督:リドリー・スコット
原作:エリック・ジェイガー 「血統裁判~世界を変えた法廷スキャンダル」
脚本:ニコール・ホロフセナー/マット・デイモン/ベン・アフレック
衣装デザイン:ジャンティ・イェーツ
音楽:ハリー:グレッグソン=ウィリアムズ
出演:マット・デイモン/アダム・ドライヴァー/ジョディ・カマー
ベン・アフレック/ハリエット・ウォルター/ナサニエル・パーカー
サム・ヘイゼルダイン/マイケル・マケルハットン/アレックス・ロウザー
マートン・ソーカス
<見どころ>
エリック・ジェイガーによる「最後の決闘裁判」を原作に描くミステリー。
600年以上前にフランスで行われた、決闘によって決着をつける「決闘裁判」の
史実を基に、暴行事件を訴えた女性とその夫、そして被告の3人の命を懸けた
戦いを映し出す。『グラディエーター』などのリドリー・スコットが監督を務め、
マット・デイモンとベン・アフレックが脚本とともに出演も果たす。ドラマシリーズ
「キリング・イヴ/Killing Eve」などのジョディ・カマー、『マリッジ・ストーリー』
などのアダム・ドライヴァーらが共演する。
<ストーリー>
中世のフランスで、騎士カルージュ(マット・デイモン)の妻マルグリット
(ジョディ・カマー)が、夫の旧友であるル・グリ(アダム・ドライヴァー)から
暴力を受けたと訴える。事件の目撃者がいない中、無実を主張したル・グリは
カルージュと決闘によって決着をつける「決闘裁判」を行うことに。勝者は全てを
手にするが、敗者は決闘で助かったとしても死罪となり、マルグリットはもし
夫が負ければ自らも偽証の罪で火あぶりになる。
<感想>
まさにリドリー・スコット版の「羅生門」で、3人それぞれの視点から
「真実」が描かれています。
3章の構成だが、妻の語る3章からの展開が凄い。
性被害事件の話だが、この時代の中世ヨーロッパでの女性は物のように
扱われ、観ていて生きづらさを感じ、現代でも女性差別はあるけれど
この時代に生まれていなくて良かったわ~と実感します。
153分と長時間ですが、全く長さは感じず。
同じシーンでもそれぞれの立場で、こんなにも解釈が違って見えて
しまうものなのか、細かな差を確認するためにもう1度見たくなってしまう
感覚になります。
女性の地位が低い時代なので、この事件に関しての女性側の文献が
ほとんどなく、ほんとのところの「真実」は「藪の中」なのもポイント。
約700年も前の中世の話ですが、現代にも通じる内容。
御年83歳にして、こんな作品を撮ったスコット監督はやはり凄いです。
脚本がベン・アフレック&マット・デイモン、監督がスコットとくれば
観る前から期待大になりますが、まさにその通りの映画でした。
点数:9点/10
休日の午後、夫がソファでお昼寝しているのを見て
便乗して一緒におねむのはな。
夕方までどっぷりと寝た後、今度はお散歩に行け!と催促。
顔舐めまくりです。
「こりゃかなわん!」と、そそくさとお散歩に連れて行った夫。
ちなみに
息子は朝食後、必ずソファで二度寝するのですが
この時のはなの位置は、こんな感じ。👇
横で静かに見守っています。
なんなんでしょ、この差は?
~時は、来た~
2021年 アメリカ映画 (2021.10.01公開)
配給:東宝東和 上映時間:164分
監督:キャリー・フクナガ
脚本:キャリー・フクナガ/ニール・パーヴィス/ロバート・ウェイド
スコット・Z・バーンズ/フィービー・ウォーラー=ブリッジ
美術:マーク・ティルデスリー
音楽:ハンス・ジマー
主題歌:ビリー・アイリッシュ
出演:ダニエル・クレイグ/ラミ・マレック/レア・セドゥ/ラシャーナ・リンチ
ベン・ウィショー/ナオミ・ハリス/ジェフリー・ライト/クリストフ・ヴァルツ
アナ・デ・アルマス/デビッド・デンシック/ダリ・ベンサーラ/レイフ・ファインズ
<見どころ>
イギリスの敏腕諜報員ジェームズ・ボンドの活躍を描く人気シリーズの第25弾。
諜報の世界から離れていたボンドが、再び過酷なミッションに挑む。メガホンを
取るのはドラマ「TRUE DETECTIVE」シリーズなどのキャリー・フクナガ。
ダニエル・クレイグ、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリスらおなじみの面々が出演し、
新たに『ボヘミアン・ラプソディ』などのラミ・マレックらが参加する。
<ストーリー>
諜報員の仕事から離れて、リタイア後の生活の場をジャマイカに移した007こと
ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、平穏な毎日を過ごしていた。
ある日、旧友のCIAエージェント、フェリックス・ライターが訪ねてくる。
彼から誘拐された科学者の救出を頼まれたボンドは、そのミッションを引き受ける。
<感想>
6代目ボンドを15年演じてきたダニエル・クレイグが、5作目の今作をもって卒業。
164分は確かに長かったけれど、テンポよく進んだので寝落ちせずに
観ることが出来ました(笑)今回、能面とか枯山水庭園など日本を
感じるシーンがあり、昨今中国寄りの作りが多い中、少し嬉しく感じます。
ボンドガールは、前作「スペクター」に続きレア・セドゥ。
可愛らしいですが個人的にはCIAエージェント役のアナ・デ・アルマスが
好みでめちゃくちゃ美しい 出番がわずかだったのが残念><
ダニエル・クレイグのボンドもこれで見納め。
歴代のボンドの中でも異色のボンドでしたが、私はダニエルのボンドは
人間らしくて好きだったので、寂しい気持ちがあります。
ラスト切なかったな・・・。
前作「スペクター」からの続きなので、出来たら前作観て鑑賞した方が
ベター。Amazonプライムで流れているので、私は👆を見た後に観たから
余計にそう感じました。
点数:8点/10
緊急事態宣言も解除され、県内ならそろそろいいかな?
ということで
1年8か月ぶりの箱根ドライブへ。
いや~ほんとにどこも出かけていなかったもんね。
この日は、絶好のドライブ日和。
空気も澄んで、山の上もよく見えます。
私です👆(影ですが)
ロングヘアから、今はもぅレイヤー気味のボブになっています。
もうちょい短くする予定
さて、箱根に行った目的は
今年に入ってもぅ年末の声が聞こえてくるこの時期に
今頃、初詣なんですよ。
いや~結構な人出でした。
神社のお水取りは・・・
このようなスタイルに変わっていました。
コロナの影響がこんなところにも出てるんですね。
コロナ前は、外国人ばかりでしたが今はほぼゼロ。
外国人観光客が訪れるのはもう暫く先なんでしょうね・・・。
お昼は、人気のイタリア料理店「ラ・テラッツァ芦ノ湖」でランチ。
芦ノ湖を望みながらのお食事。
ロケーションが良くお料理も美味しいので
すぐに行列が出来るのですが、運よくこの日はすんなり入ることが出来ました。
二人でピザをシェア🍕
定番のマルゲリータは、トマトソースの酸味が程よく
さっぱりとした味わいなので、30センチもの大きさですが
ペロッといけちゃいます。
スキャッチャータ
ラードと黒コショウ・サラミが効いたピザ。
いや~これ、めっちゃ美味しかった!
サラミの塩分がいいアクセントが効き、クセになります。
ほんとに久方ぶりのお出かけはやはり楽しいし
外での食事は、気分転換にもなっていいですね。
そろそろお友達ともお出かけしたいですが、どうかな?
~魂が、泣く~
2021年 日本映画 (2021.10.01公開)
配給:松竹 上映時間:134分
監督:瀬々敬久
原作:中村七里
脚本:林民夫
美術:松尾文子
音楽:村松崇
主題歌:桑田佳祐
出演:佐藤健/清原果耶/林遣都/永山瑛太/緒方直人/岩松了/波岡一喜
奥貫薫/井之脇海/宇野祥平/黒田大輔/西田尚美/千原せいじ
原日出子/鶴見辰吾/三宅裕司/吉岡秀隆/倍賞美津子/阿部寛
<見どころ>
映像化もされた「さよならドビュッシー」などの中山七里の小説を原作にした
ミステリードラマ。宮城県で発生した連続殺人事件の容疑者となった青年と、
彼を追う刑事の姿から日本社会が抱える格差の実態を浮き彫りにする。監督は
『楽園』などの瀬々敬久。『るろうに剣心』シリーズなどの佐藤健、
『のみとり侍』などの阿部寛のほか、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、
林遣都らが出演する。
<ストーリー>
東日本大震災から9年が経った宮城県の都市部で、被害者の全身を縛った状態で
放置して餓死させるむごたらしい連続殺人事件が起こる。容疑者として捜査線上に
浮かんだのは、知人を助けるために放火と傷害事件を起こし、刑期を終えて出所した
ばかりの利根(佐藤健)。被害者二人からある共通項を見つけ出した宮城県警の
刑事・笘篠(阿部寛)は、それをもとに利根を追い詰めていく。やがて、
被害者たちが餓死させられることになった驚くべき事件の真相が明らかになる。
<感想>
原作=未読
ミステリー作品と謳っている割には、真犯人はおよそ早い段階で見当つくし
寧ろヒューマンドラマという位置づけにように私は感じました。
まず出演者が豪華で、演技達者な方があんなチョイ役でいいのか?
という贅沢な使い方。佐藤健・阿部寛は安定の演技で、朝ドラで活躍した
清原果耶の演技も上手。まだ十代なのに貫禄ありますねぇ~。
そして、この作品を更にグレードアップさせているのが倍賞美津子の演技。
今年のアカデミー助演女優賞にノミネートされるのではないでしょうか?
震災と生活保護問題を題材にしていて、当然ながら重苦しいのですが
作品を通して生活保護について勉強でき、今は無縁だが自分も必要とする
立場になるかもしれない。日本の問題提議も投げかけていて私自身も
考えさせられました。
ラストの告白シーンが圧巻。
ここがこの作品の集約部分ですね。なぜ彼があのような行動をとったのか?
その意味が痛いほど理解できるし、そのシーンでの佐藤健と阿部寛の表情が
なんとも素晴らしい。
重く悲しい映画ですが、観ることをおすすめします。
点数:8点/10
お世話は全くしない息子に懐くはな
息子がソファに寝ころぶと
すぐさま飛んで行き、このベッタリ度。
それにしても顔がめちゃ小さいな、はな。
かたや、私にはこんな格好で寝そべります。
背を向けて寝るのは
たぶん警戒していない証拠として理解していいのかしら?
これから寒くなっていくので
いい湯たんぽになってくれそうです(笑)
~世界の運命は、一人のセールスマンに託された~
2020年 イギリス/アメリカ映画 (2021.09.23公開)
配給:キノフィルムズ 上映時間:112分
監督:ドミニク・クック
脚本:トム・オコナー
衣装デザイン:キース・マッデン
美術:スージー・デイヴィーズ
音楽:アベル・コジェニオウスキ
出演:ベネディクト・カンバーバッチ/メラーブ・ニニッゼ/レイチェル・ブロズナハン
ジェシー・バックリー/アンガス・ライト/ジェリコ・イヴァネク
キリル・ピロゴフ/アントン・レッサー/マリア・ミロノワ
ウラジミール・チュプリコフ
<見どころ>
『エジソンズ・ゲーム』などのベネディクト・カンバーバッチ主演によるサスペンス。
セールスマンだった男が諜報活動に携わることになり、アメリカとソ連が全面衝突
寸前に陥った「キューバ危機」を回避しようとする。メガホンを取るのは『追想』
などのドミニク・クック。『ジュピターズ・ムーン』などのメラーブ・ニニッゼ、
『アイム・ユア・ウーマン』などのレイチェル・ブロズナハン、
『もう終わりにしよう。』などのジェシー・バックリーらが出演する。
<ストーリー>
1962年10月。ソ連がキューバに核ミサイル基地を建設していることが明るみに
なり、対立状態にあったアメリカとソ連は衝突寸前に陥る。このキューバ危機を
回避するために、アメリカ中央情報局CIAとイギリス情報局秘密情報部MI6は
スパイの経験など皆無だったイギリス人セールスマンのグレヴィル・ウィンにある
諜報)活動を依頼する。それはモスクワに飛びソ連軍参謀本部情報総局GRUの高官と
接触を重ね、彼から得た機密情報を西側に持ち帰るというものだった。
<感想>
「クーリエ」とは「外交伝書使」の意味。
1962年に起きたキューバ危機で実話をもとにしたストーリー。
英国の普通のビジネスマンが、ある日突然諜報活動に巻き込まれていく・・
冗談みたいな展開ですが、実際にあったとは本当に驚き。
よくぞ映画にしてくれたって感じです。
スパイ映画ですが、活動を通じてソ連の高官と友情を交わしていく
ヒューマンドラマも併せ持っています。
拷問のシーンは観ていて辛い。実際はもっと酷かったんでしょう。
カンバーバッチが10kg減量&丸刈りでこの役に臨んだ姿は必見。
ふつーのサラリーマンがあんな極限状態でも耐えられたのは、何故?
信念なのか、家族のためか?生きて祖国に帰国したシーンは
思わずウルっときてしまいました。
それにしても諜報機関の冷徹さにもぞっとしますが、KGBの恐ろしさは
更にゾゾっとします。
派手さはないですが史実を丹念に描いた作品なので、良かったらぜひ!
点数8点/10