NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
コーギー・B'z・グルメ話あり
映画の点数は自分の満足度で評価

♪お知らせ♪

★いきなりのフォロー申請は、申し訳ありませんがお断りさせていただいておりますのでご理解ください。                                        ★ブログ本文と関連性が低いコメントは、削除及びスパムとして報告させて頂く事があります。 また、名前が無記名(Unknown)のコメントも、削除させて頂きますのでご了承ください。

<12月の鑑賞予定映画>

「はたらく細胞」「聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~」「私にふさわしいホテル」

「すばらしき世界」

2021年02月28日 | 邦画

~この世界は生きづらく、あたたかい~

2020年  日本映画  (2021.02.11公開)
配給:ワーナー・ブラサース映画   上映時間:124分
監督:西川美和
原案:左木隆三 「身分帳」(講談社文庫刊)
脚本:西川美和
美術:三ツ松けいこ
音楽:林正樹
衣装デザイン:小川久美子
出演:役所広司/仲野太賀/長澤まさみ/六角精児/北村有起哉/白竜
   キムラ緑子/安田成美/梶芽衣子/橋爪功

<見どころ>
『ゆれる』『永い言い訳』などの西川美和が脚本と監督を手掛け、
佐木隆三の小説「身分帳」を原案に描く人間ドラマ。原案の舞台を約35年後の
現代に設定し、13年の刑期を終えた元殺人犯の出所後の日々を描く。
『孤狼の血』などの役所広司が主演を務め、テレビディレクターを『静かな雨』
などの仲野太賀、テレビプロデューサーを『MOTHER マザー』などの長澤まさみが
演じている。橋爪功、梶芽衣子、六角精児らも名を連ねる。

<ストーリー>
下町で暮らす短気な性格の三上(役所広司)は、強面の外見とは裏腹に、
困っている人を放っておけない優しい一面も持っていた。過去に殺人を犯し、
人生のほとんどを刑務所の中で過ごしてきた彼は、何とかまっとうに生きようと
もがき苦しむ。そんな三上に目をつけた、テレビマンの津乃田(仲野太賀)と
プロデューサーの吉澤(長澤まさみ)は、彼に取り入って彼をネタにしようと
考えていた。

<感想>
役所広司さんの演技はいつも素晴らしいですが、今回も主人公とリンクして
凄すぎて鳥肌ものです。


共演の仲野太賀さんの演技がとにかく良いし、「ヤクザと家族」に
出演していた北村有起哉さんが、また違う立ち位置の役を演じていらしたのも
印象的でした。あと、六角精児さんがめちゃめちゃいい人役だったのも
なんだか良かった。いつも一癖ある役柄が多いので新鮮に感じました(笑)
長澤まさみさんは、思ったより出番少なかったですね。


人生の再出発が、今の日本ではどれだけ難しいか。世間体はもちろんのこと
いかに社会に馴染むために、時には自分の考えに蓋をしなくてはならないことも
理解しなくてはいけない難しさ。とりわけ、三上のような真っすぐすぎる
人間には、生きづらいでしょう。
だからこそ、必死に社会に適合しようともがく姿は胸に詰まるものがありました。

『ヤクザと家族』とは別の視点で描いた作品。
コロナ禍ですが、これは観ておくべき映画だと思いますので、ぜひ。

点数:9点/10

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

激痛

2021年02月27日 | 日々の徒然

2週間ほど前のこと。

:「デスクワークが多いから最近肩が痛い」とぼやいていた夫。

2日後

:「肩の痛い範囲が狭くなってきたので、快方に向かってるのかな」

翌日

:「痛みが移動して今度は首が痛い」

ん?痛みが移動なんてするのか?と、疑問に思った私。

こういう病気関係の予感って私、割と当たるんですよ。

案の定、その予感はその晩に的中。

🎯

:「首と肩と、また痛みが広がったので湿布を貼ってくれないか?」

というので、夫の上半身を見たら

なんじゃ!この夥しい発疹は!!


夫から見えないところに発疹があるので
私に指摘されるまで、全く気が付いていなかった夫。
(それもどうなの!?

これはどうみても、「帯状疱疹」ではないか。

翌日皮膚科へ行き、案の定「帯状疱疹」と診断。


痛み止めと塗り薬を処方してもらったが、そこから地獄の数日が。


痛み止めの薬が全く効かなく
のたうち回るほどの頭痛が4日続く羽目に。

薬と薬の合間に、ロキソニンを追加せざるを得ない事態でした。

あんなにのたうち回って苦しんでいる夫、初めて見ましたよ。


帯状疱疹の症状、初めて目の当たりで見ましたが
あんなに辛いとは思いもしませんでした。

加齢・ストレス・免疫低下から起こるそうですが
なるもんじゃありませんね。

まだ少し発疹はありますが、ほぼ完治したのでやれやれです。

皆様もお気を付けください。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「名探偵コナン 緋色の不在証明」

2021年02月21日 | 邦画

~世界を射抜く、危険な一家<総集編>
      秘密の「不在証明」が今、暴かれる~

2021年  日本映画 (2021.02.11公開)
配給:東宝     上映時間:94分
原作:青山剛昌
脚本:宮下隼一
音楽:大野克夫
声の出演:高山みなみ(江戸川コナン)/ 池田秀一(赤井秀一)
     日髙のり子(世良真純)/森川智之(羽田秀吉)
     田中敦子(メアリー)

<見どころ>
「名探偵コナン」のアニメシリーズから、「赤井一家」の正体や謎に迫るシーンを
集めた特別総集編。FBI捜査官で狙撃の名手でもある赤井秀一を中心に、
女子高生探偵の妹・世良真純、プロ棋士の弟・羽田秀吉、「領域外の妹」こと
母メアリーなどのエピソードで構成され、新たに収録された江戸川コナンによる
ナレーションが追加される。ボイスキャストには高山みなみ、池田秀一、
日高のり子、森川智之、田中敦子が名を連ねる。

<ストーリー>
並み外れた狙撃の腕を持つFBI捜査官の赤井秀一ら、謎に包まれた赤井ファミリー。
ある事件をきっかけに、FBIから手がかりを聞き出した秀一の宿敵・安室透/
バーボンが秀一と沖矢昴の関係を追う。頭脳と頭脳がぶつかり合う攻防戦の末、
秀一は衝撃の帰還を遂げる。

<感想>
4月に公開される映画の予習&復習という位置づけの作品。
新作は赤井ファミリーに関する内容なので、今作は赤井ファミリーについての
TVアニメ総集編。


TVアニメはだいたい観ていますが、忘れかけている内容もあったので
これで伏線回収が出来てよかったです。


こうして観てみると、やはり赤井秀一はかっこいい!!
特に最後の「待たせたな」はしびれます。

コロナで1年公開待ったものねぇ~。
4月公開の「緋色の弾丸」、楽しみです。

今回はTV総集編の作品なので、点数はなし、ということで

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミスターチーズケーキ/ワッフルコーン

2021年02月20日 | 美味しいもの

ネット通販でしか購入できないにも関わらず
発売されるとすぐに売り切れてしまう、「ミスターチーズケーキ」。

私も未だに口にしたことがありません。

そのミスターチーズケーキが、セブンイレブンとのコラボアイスを
2月16日に再発売。


ワッフルコーン(カカオラズベリー味)

チョコレートチーズケーキ風味のアイスの中に
ラズベリーソースが入っています。

正直、ラズベリーが勝った味。
その次に、チョコレートが来ます。チーズケーキ風味はほぼ皆無。
ですが、チョコレートチーズなので
これだけボリュームあるアイスなのに後味が軽いので、ペロッといけます。

後味はさっぱりしていますがカロリーは331キロカロリー

これを食べたら、晩御飯は軽めにしないといけないかも。


セブンイレブン限定ですので、気になる方はお早めに!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ファーストラヴ」

2021年02月18日 | 邦画

~触れてはいけない、閉じ込めた愛の記憶~

2021年  日本映画 (2021.02.11公開)
配給:KADOKAWA   上映時間:119分
監督:堤幸彦
原作:島本理生  「ファーストラヴ」(文藝春秋刊)
脚本:浅野妙子
音楽:Antongiulio Frulio
美術:長谷川功
主題歌&挿入歌:Uru 「ファーストラヴ」「無機質」
衣装:宮本まさ江
出演:北川景子/中村倫也/芳根京子/板尾創路/石田法嗣/清原翔
   高岡早紀/木村佳乃/窪塚洋介

<見どころ>
島本理生の直木賞受賞小説を、『スマホを落としただけなのに』などの
北川景子主演で映画化したサスペンス。北川演じる公認心理師が、父親を殺した
女子大生の事件に迫る中で、犯人の心の闇とともに自身の過去とも向き合っていく。
監督を『明日の記憶』などの堤幸彦、脚本を『彼女がその名を知らない鳥たち』
などの浅野妙子が担当する。

<ストーリー>
アナウンサー志望の女子大生、聖山環菜が父親を刺殺する事件が発生。
環菜のドキュメンタリー本の執筆を依頼された公認心理師の真壁由紀(北川景子)
は、面会や手紙のやり取りを重ね、環菜の周囲の人々を取材する。環菜に自身の
過去を重ね合わせた由紀はやがて、心の奥底にしまっていた記憶と
向き合うことになる。

<感想>
原作=未読
予告編で「動機はそちらで決めてください」のセリフが気になって鑑賞。
題名とは裏腹のかなり重たい内容・・・。


北川景子さん、ショートヘア似合っています。美人はどんな髪型にしても
似合いますね。羨ましいです。女性陣がそれぞれトラウマを抱えていた
役でしたが、みなさんとても良かった。北川景子さんは特に泣きの演技が
印象的でしたし、芳根京子さんは、この作品でまた飛躍したのでは?
と感じるぐらい憑依した演技でした。


中村倫也さんは今回もかっこよい。特に声がいいですよね~。
しかし、今作は窪塚洋介さんの存在感が圧倒的に光っていました。
出演は多くないんですよ。しかし、包容力のある我聞をここまで素敵に
演じられるのは、窪塚さんならでは。画面に映っていなくても存在感を
感じました。こういう役をどんどんやってほしいです!


精神的にきついシーンが多く、特に環菜のトラウマの原因のシーンは
えぐくてR指定ものかも。また入社面接のフラッシュバックも
見る方によっては、かなりきついと思います。

サスペンスとヒューマンをミックスしたような作品。
窪塚洋介さんの演技は必見です。

点数:8点/10

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「花束みたいな恋をした」

2021年02月16日 | 邦画

~何かがはじまる予感がして、心臓が鳴った~

2020年  日本映画  (2021.01.29公開)
配給:東京テアトル/リトルモア   上映時間:124分
監督:土井裕康
脚本:坂元裕二
音楽:大友良英
衣装:立花文乃
イラストレーション:朝野ペコ
出演:菅田将暉/有村架純/清原果耶/細田佳央太/オダギリジョー
   戸田恵子/岩松了/小林薫/韓英恵/中崎敏/小久保寿人
   瀧内公美/森優作/古川琴音/篠原悠伸/八木アリサ/押井守
   佐藤寛太/岡部たけし

<見どころ>
『コーヒーが冷めないうちに』などの有村架純と『帝一の國』などの
菅田将暉を主演に迎えた恋愛物語。東京・井の頭線の明大前駅で終電を
逃してたまたま出会った男女と、全ての事柄が絡み合いながらリンクしていく
様子を描写する。有村が主演を務めた『映画 ビリギャル』などの土井裕泰が
監督を務め、ドラマ「東京ラブストーリー」「カルテット」などの脚本家・
坂元裕二が脚本を書き下ろした。

<ストーリー>
ある晩、終電に乗り遅れた大学生の山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)は、
東京・京王線の明大前駅で偶然出会う。お互いに映画や音楽の趣味がよく似ていた
こともあり、瞬く間に恋に落ちた二人は大学卒業後、フリーターとして働きながら
同居を始める。ずっと一緒にいたいと願う麦と絹は、今の生活を維持することを
目標に、就職活動を続ける。

<感想>
恋愛映画ですが、社会人生活の厳しさも併せて描いていてなかなか
奥の深い作品でした。


ごくふつーの男女の5年間の出会いと別れを淡々と描いています。
大きな事件やハプニングもありません。日常だけを描いていて
そこに、どこかしら自分の過去恋愛あるあるがちりばめられています。
実際、私も「そういや私もこんな似たようなことあったな」という
シチュエーションありましたし。


脚本がとにかく細かい。麦と絹が日記を書いた文面がナレーションとして
流れますが、この日記5年分を実際に書き起こしたというから凄いし、
劇中でのセリフで作品名・作家名がたくさん出てくるんですが、ここまで
出てくるのは邦画でもかなり珍しいです。名前を使用するにあたり許可取りも
大変だったんだろうな・・・制作サイドの尽力も伝わりました。

女性は絹ちゃんに共感し、男性は麦くんに共感するような感じですが
私の場合は、麦くんにちょっと共感しましたね。
(ここで私の過去恋愛がバレるなぁ・・・

自分の過去経験と照らし合わせて楽しめるなかなか素敵な映画でした。
別れたばかりの方にはオススメできません(笑)

点数:8点 /10

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロスナイ交換

2021年02月14日 | 住宅

「ロスナイ」とは、熱交換換気扇の商品名です。(三菱電機)


窓を開けなくても換気が出来るので
冷暖房の熱損失を抑え節電出来るし、花粉の侵入も防ぎます。
何より今はコロナ禍なので、この設備は非常にありがたいです。

コロナの影響で、最近需要も飛躍的に伸び
CMでもよく耳にするようになりましたが、
我が家を建てた20年ほど前は、住宅用ロスナイは全く浸透していませんでした。

ですが!
我が家は、20年前にほぼほぼ全室取り付けていたんですよ。
おかげでコロナ禍の今、とても活躍しています。

ですが、さすがに20年も経つとガタが来て
リビングのロスナイ、とうとう壊れてしまいました。


でかいので、「エアコン?」とよく間違われていたな・・・。

なので先日、取り換え工事を行いました。

同時吸排気なので、穴が2つ空いています。


業者さんの出入りが激しいので、この日ははなは、ゲージの中。

ご不満のようでした。

 


なんか、更に大きいような・・・。

これで換気もばっちりです。




今回は更に廊下の電気もLED照明に変え、そちらの工事もお願いしました。

なんだか部屋より廊下の方が明るい・・・・。

この明るさに慣れるまで時間かかりそうです。

今年は照明スイッチの取り換えも行わないとなぁ・・・。
細々な工事、まだまだ続きそうです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーガニックチョコレート

2021年02月11日 | 美味しいもの

娘が夫にバレンタインのチョコ購入と一緒に、私にも少しだけ買ってきてくれました。



ベルギーのチョコレート店「MONTSERRAT」のオーガニックチョコレート🍫

ここのチョコレートは、全てのチョコがオーガニックであり、
ヴィーガン、ラクトースフリー、低GIと体に優しいチョコレートです。


程よい苦みと甘みで、オーガニック商品と思えない美味しさでした。
甘ったるくないので、日本人に合うと思います。

2粒だったけれど、満足満足。


MONTSERRAT HP

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「名も無き世界のエンドロール」

2021年02月08日 | 邦画

~ラスト20分の真実~

2021年 日本映画  (2021.01.29公開)
配給:エイベックス・ピクチャーズ  上映時間:100分
監督:佐藤祐市
原作:行成薫 「名も無き世界のエンドロール」(集英社文庫)
脚本:西条みつとし
美術:相馬直樹
音楽:佐藤直紀
主題歌:須田景凪 「ゆるる」
出演:岩田剛典/新田真剣佑/山田杏奈/中村アン/石丸謙二郎
   大友康平/柄本明

<見どころ>
第25回小説すばる新人賞を受賞した行成薫の「名も無き世界のエンドロール」を
原作にしたサスペンス。表と裏の社会でのし上がった幼なじみの青年たちの
運命が描かれる。監督は『ストロベリーナイト』シリーズなどの佐藤祐市。
『パーフェクトワールド 君といる奇跡』などの岩田剛典、『OVER DRIVE』
『サヨナラまでの30分』などの新田真剣佑らが出演する。

<ストーリー>
共に親のいない幼なじみのキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)は、
自分たちと同じ境遇にある転校生ヨッチも交えて支え合いながら成長していく。
だが、20歳になったときに直面した事件が原因で彼らの人生は大きく狂ってしまう。
その後、キダは裏の社会で殺人もいとわない交渉屋として暗躍し、マコトは
彼の力を借りながら表の社会で貿易会社社長として成功をつかむ。やがて2人は、
10年もの歳月を費やして立てた計画を遂行する。

<感想>
原作=未読
所属事務所を離れ、アメリカに渡る新田真剣佑くんを目当てに鑑賞。


映画宣伝での「衝撃のラスト20分」っていうのは、ちと大げさかな・・
映画の3分の1ぐらいで、だいたいの理由わかってしまいましたわ( ̄◇ ̄)
ミステリーものに疎い人はいいが、それ以外の人は私のように前半で大筋
わかってしまうと思います。


衝撃度は全くなかったが、新田真剣佑くんと岩田剛典さんの闇と喪失を
抱えた演技は、観客にもよく伝わり切なさ&やるせなさの感情が
残りました。あと、柄本明さんの演技はやはりすごい。出番は少ないのに
めちゃくちゃ怖い空気が残ります。

ツッコミどころありだけど、最後まで飽きずに観ることが出来ましたが
エンドロール後のあれで興ざめ。結末をdtvに持ち越すのはやめてほしい!
映画は映画できちんと完結してほしいです。

点数:6点/10

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ヤクザと家族 The Family」

2021年02月06日 | 邦画

~父も母もいないけど、私には《家族》がいました~

2020年 日本映画 PG12指定  (2021.01.29公開)
配給:スターサンズ/KADOKAWA   上映時間:136分
監督:藤井道人
脚本:藤井道人
音楽:岩大太郎
美術:部谷京子
衣装:宮本まさ江
主題歌:millennium parade 「FAMILIA」
出演:綾野剛/舘ひろし/尾野真千子/北村有起哉/市原隼人/磯村優斗/菅田俊
   康すおん/二ノ宮隆太郎/駿河太郎/岩松了/豊原功補/寺島しのぶ

<見どころ>
『新聞記者』などの藤井道人監督がメガホンを取り、一人のヤクザの生きざまを
三つの時代に分けて描くヒューマンドラマ。ヤクザになった男が大切な仲間や
恋人と出会うも、暴力団対策法が施行されたことにより波乱が起きる。
主人公のヤクザを『新宿スワン』シリーズや『楽園』などの綾野剛、
主人公と父子の契りを結ぶ組長を『終わった人』などの舘ひろしが演じるほか、
尾野真千子、北村有起哉、市原隼人、磯村勇斗などが共演する。

<ストーリー>
1999年、覚せい剤が原因で父親を亡くした山本賢治(綾野剛)は、
柴咲組組長の柴咲博(舘ひろし)の危機を救ったことからヤクザの世界に
足を踏み入れる。2005年、ヤクザとして名を挙げていく賢治は、自分と似た
境遇で育った女性と出会い、家族を守るための決断をする。それから時は流れ、
2019年、14年間の刑務所暮らしを終えた賢治だったが、柴咲組は暴力団対策法の
影響で激変していた。

<感想>
綾野剛さんが主演なので、公開前から楽しみにしていました。


ヤクザを描いていますが、社会からはじき出された人々も描いている
社会派作品。主演の綾野剛さんをはじめ、キャストの演技力が高い。


特に光っていたのが市原隼人さん。2019年のシーンでの彼の演技は
秀逸。そして、磯村勇斗さんのラストの表情は圧巻でした。

社会から疎外された者が、いかに生きていくのが大変且つ難しいというのを
本作は見事に映像化されています。また、年代によってカメラワークを
変えていたのも良かった。

まだ2月ですが、早くも今年のベスト上位作品に浮上。
次年度の賞とりレースに間違いなく入ってくるでしょう。

点数:9点/10

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする