<12月の鑑賞予定映画>
~そうだ関西、行こう~
2023年 日本映画 (2023.11.23公開)
配給:東映 上映時間:116分
監督:竹内英樹
原作:魔夜峰央 「翔んで埼玉」
脚本:徳永友一
美術:あべ木陽次
衣装:大友洸介
音楽:Face 2fAKE
主題歌:はなわ 「ニュー咲きほこれ埼玉」
出演:二階堂ふみ/GACKT/杏/加藤諒/益若つばさ/堀田真由/くっきー!
高橋メアリージュン/和久井映見/あきら100%/朝比奈央/天童よしみ
山村紅葉/ハイヒールモモコ/川崎麻世/小沢真珠/中原翔子/くわばたりえ
坂下千里子/本多力/氏神一番/ダイアン・津田/トミコ・クレア/ゴルゴ松本
はなわ/デビット伊東/戸塚純貴/瀬戸康史/北村一輝/藤原紀香/片岡愛之助
<見どころ>
『パタリロ!』シリーズの原作などで知られる魔夜峰央の漫画を実写映画化した
『翔んで埼玉』の続編。東京から虐げられている埼玉の自由を求めて立ち上がった
埼玉解放戦線のさらなる戦いが、日本を分割する東西対決へと発展する。
前作に続き『テルマエ・ロマエ』シリーズなどの武内英樹が監督、『かぐや様は
告らせたい』シリーズなどの徳永友一が脚本を担当。麻実麗役のGACKT、
壇ノ浦百美役の二階堂ふみをはじめ、加藤諒、益若つばさ、小沢真珠、
中原翔子らが前作より続投する。
<ストーリー>
かつて東京都民から迫害されていた埼玉県民は自由を求めて立ち上がり、
麻実麗(GACKT)や壇ノ浦百美(二階堂ふみ)をはじめとする埼玉解放戦線の
奮闘によって通行手形制度が廃止される。こうして埼玉は平和な日常を手に入れた
はずだったが、さらなる自由と平和を求め、そして再び埼玉の心を一つにするため、
埼玉解放戦線は次なる野望を実現させようとしていた。やがて関西にも及んだ
この事態は日本を東西に分かち、全国を巻き込む大騒動へと発展する。
<感想>
前作「翔んで埼玉」の続編。今回は関西が舞台。
滋賀出身の私は、とても楽しく鑑賞することができました(笑)
滋賀をディスりまくっていましたが、おおよその滋賀県民は認識している
ことばかりなので、キーワードが出るたびに心の中で爆笑。
・琵琶湖周航の歌⇒歌えますし、「海のこ」乗りました。懐かしい~。
ガイドさん役が、琵琶湖の面積&水位を話していましたが、私も未だに
しっかり覚えてます。
・平和堂の歌⇒「かけっこ、とびっこ、げんきっこ~」関東に住んでるの
長くなるが、今でも歌わるわ(笑)最初は「げんきっこ」のところが
「いじめっこ」で歌われていたのですが、近年NGワードになったので
歌詞が変更になった経緯があります。
・HOPカード⇒平和堂の会員カード。滋賀県民みんな持ってます。
・マイアミ浜⇒野洲にある海水浴場の名前。
・とびた君⇒この看板、全国どこにでもあると思っていましたよ^^;
結婚して神奈川へきて、初めて滋賀のみということに気づき・・。
とびた君より、「とびだし坊や」の呼び方が私にはなじみがあるんですけどねぇ。
ほかにも、関西あるあるネタが満載で関西出身の方は笑えるシーンが
多々あったと思います。京都のタテマエと本音社会はめっちゃわかるし
紀香さまが話した「ほかす(捨てる)」、関西以外の方はわかったかなぁ。
今作も関西出身の方が、たくさん出演していたのも楽しめました。
片岡愛之助&藤原紀香夫妻が共演しているのもちょっと目を引きましたが
ラブりんの怪演は、ちょっと群を抜いてましたわ。
個人的には、堀田真由をはじめ高橋メアリージュン、くっきー、
ダイアン・津田の滋賀出身者たちが出ていたのが嬉しかったです。
西川貴教くんは、有名人横断幕合戦で出てきたのは納得(笑)
滋賀と埼玉って意外に縁があるんですよね。
西武グループの創業者、堤康次郎は滋賀出身だし、行田タワーのある
行田市は、忍城があった戦国時代に石田三成から水攻めにあった経緯があり
今も「石田堤」が残っていますし。
あまり公にされていませんが、GACKTは小~高校まで滋賀に住んでいたので
今作の生い立ち設定は、妙に納得していまいました。
有名俳優陣が大真面目に茶番劇を演じていたので、ほんとしょうもない
内容だけど、笑わせてもらいました。
なんにも考えずに素直にこの世界観を楽しんでください。
点数:7点/10
先日、京都旅行からの土産菓子をいただきました。
京都銘菓の生八ツ橋「おたべ」や「京ばあむ」などを製造・販売する株式会社美十が
ゴディバ ジャパン株式会社のコラボ商品。
ココア風味の生八つ橋の中には
ガナッシュ仕立てのチョコレートが入っています。
チョコ風味の生八つ橋は、ほかにもありますがさすがGODIVA。
上品かつ濃厚な味わいで1つで満足する美味しさです。
どうも関西限定のお菓子みたい・・・・関東でも販売してほしい~!
~正義感は、悪なのか~
2023年 アメリカ映画 (2023.11.18公開)
配給:トランスフォーマー 上映時間:82分
監督:ティナ・サッター
原作戯曲:ティナ・サッター
脚本:ジェームズ・ポール・ダラス/ティナ・サッター
音楽:ネイサン・ミカイ
出演:シドニー・スウィーニー/ジョシュ・ハミルトン/マーチャント・ディヴィス
ベニー・エレッジ/ジョン・ウェイ
<見どころ>
国家機密を漏えいしたとして逮捕された、アメリカ国家安全保障局(NSA)の
契約社員リアリティ・ウィナーに対するFBI捜査官の尋問記録を忠実に再現した
心理ドラマ。「第2のスノーデン」として注目された、25歳の彼女が起こした事件の
てん末を描く。監督などを手掛けるのはティナ・サッター。『観察者』などの
シドニー・スウィーニー、『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』
などのジョシュ・ハミルトン、『オレたちの聖戦』などのマーチャント・デイヴィス
らがキャストに名を連ねる。
<ストーリー>
2017年、アメリカ。買い物から帰宅したリアリティ・ウィナーは、見知らぬ二人の
男性に声をかけられる。彼らはFBI捜査官だと名乗り、ある事件の捜査をしている
ことを彼女に告げる。気さくで穏やかな口調のまま、二人は何げない質問を
リアリティに投げかけていたが、やがて会話はある驚がくの事実に迫り始める。
<感想>
2017年アメリカで、国家機密をリークして逮捕された25歳の女性
リアリティ・ターナーが逮捕される際にFBIから聴取された実際の音声テープから
再現した作品。
音源そのままを再現しているので、ドキュメンタリーというより
見ている観客も実際その場に立ち会って聞いているような感覚に陥る
なんとも不思議な時間でした。
令状をすぐに見せずに真綿で首を絞めるようにして追い込んでいく
捜査官のやり方が怖かった・・・。すぐに令状を見せないのは
アメリカのやり方なんだろうか?
今の時代、情報の機密性は大事。彼女はなんとも思慮が足りない行動を
とってしまいました。それにしても、一緒に暮らしていた猫ちゃんは家族が
引き取り、ワンちゃんはシェルターへ・・というセリフがあったが
シェルターってどんなどころなんだろう?彼女のことより
ワンちゃんのことが気になって仕方なかった(笑)
正直、予備知識がないとよくわからない作品。
エンタメ性は全くないので、万人受けはしないと思います。
点数:6点/10
ようやく寒くなったので久々にラーメンランチへ。
今回は、岡山県に本店を構えるミシュラン掲載ラーメン店『麺処ぐり虎』。
鶏塩ラーメンが有名なお店です。
今回は、黒トリュフ香る醤油そば を注文。
黒トリュフの粉末を溶かすとトリュフの香りが確かにします。
クレソンと赤玉ねぎがあり、クレソン意外に合います。
鶏清湯系スープは、さっぱりしているので
男性には少し物足りなさを感じるかもしれません。
(夫は、物足りなかったみたい)
全体的にはおいしく、トリュフの香りもよいし
これは、またリピしたいなぁと思いました。
お店を出ると、行列が!
やはり人気店なんですねぇ~
今回の宿泊先は湯ヶ島温泉にある「谷川の湯 あせび野」♨
客室が18室ある山里に佇む温泉宿です。
吹き抜けのロビー。
すぐそばにある猫腰川の水の流れがよく聞こえます。
チェックインで待っている間にお茶菓子をいただきます。
客室の廊下
客室は、全室に露天風呂が設置。
入口
川の流れの音と、緑豊かな木々に囲まれる
ヒーリングスポットに癒されます。
ベランダ横には露天風呂。
ベランダ側からも行き来でき、解放感抜群。
洗面は、少し手狭な感じがしましたが、椅子があるのはありがたかったです。
床の間に生けてあるお花&掛け軸も素敵でした。
お食事は、個室で
箸付
(鮑柔らか煮)
前菜
吸物
(卵豆腐・舞茸・芽葱・露生姜)
造里
焼物
(金目鯛うろこ焼き)
中皿
(和牛サーロイン・じゃが芋とベーコンのココット・アスパラ)
強肴
(蓮根饅頭)
煮物
(秋刀魚柔煮)
栗御飯(お代わり自由!) 留碗もありましたが写真忘れた^^;
水物
(梨のコンポート・木の実のタルト・チョコレートアイス)
夜は、大浴場に行きましたが大きな露天風呂のみ。
行った時間が運よくだ~れもいなくて、広い大浴場が貸し切り状態。
これは、至福の時間でした。
翌朝も、部屋の露天風呂でのんびり浸かり、朝食へ
和食・洋食が選べたので、洋食を選択。
これだけでもボリュームがあったのですが
パンの大きさがすごかった(驚)
これだけで、おなかがパンパンに(笑)
朝からボリュームある朝食で夫婦で満足。
都会の喧騒から離れて、静かにのんびり過ごすにはもってこいの宿。
デジタルデトックスにもなり、いい週末旅行になりました。
ここのお宿は、またリピートしたいですね。
それだけ満足度の高いお宿でした。
子供たち、ありがとう~。
週末、夫婦で旅行に行ってきました。
👆のタイトルで???と思われたと思います。
還暦旅行昨年に行っています。
子供たちが旅行券をプレゼントしてくれたおかげで
行ったわけですが、実はその時オチがありまして。
その旅行券、支払いの段階で使えないことが判明。
JTBの旅行券をプレゼントしてくれたのですが
予約時に、JTBを通して予約しないと使用できない旅行券でして
私たちは、直接ホテルに予約してしまったので使用できず・・。
結局、昨年の還暦旅行は、自腹で行ってしまった次第で。
そんなわけで、今年はちゃんとJTBから予約して
仕切り直しの還暦旅行と相成りました。
今回の行先は、修善寺~西伊豆方面。
東伊豆は何度か訪れていますが
中伊豆~西伊豆方面は夫婦ともなかったので
今回初めて訪れました。
紅葉は、まだまだこれからといった感じ。
12月上旬あたりが見頃だそうです
弘法大師が開基したと伝わる修善寺。
菊が綺麗に咲いていました。
昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも話題になりましたが
源範頼・源頼家が修善寺に幽閉され
その後、この地で殺害されたといわれています。
鐘楼堂
積んである石の美しさに目を見張りました。
かなり大きい建物にも驚き。
鐘楼堂近くにある竹林も美しかったし
⇩「竹林の小径」の竹林も美しかったです。
「独鈷(とっこ)の湯」
空海(弘法大師)が湧き出させ、温泉療法を広めたとされる神聖な湯。
伊豆最古の温泉と言われています。
お昼は「そば処 四季紙」で 、おろしたぬきそばを注文。
蕎麦は、黒米そば。
古代米で健康と美容に効果のある薬膳の黒米をつなぎに使用したそば。
もっちりした食感でなかなかおいしかったです。
続いて訪れたのは、伊豆パノラマパーク。
ロープウェイで、葛城山山頂まで行きます。
頂上には碧テラスという展望台が。
この日は、あいにくの曇り空。
展望台には、カフェも併設されていて、
ソファに座りながら焼き団子(胡桃味噌)を舌鼓。
お次は、石川さゆりさんの「天城越え」にも出てくる浄蓮の滝へ。
遊歩道の入り口には伊豆の踊子像が。
天城峠は川端康成氏の『伊豆の踊子』の舞台でもあります。
滝まで見に行くのに、200段の階段を降りなきゃいけなくて。
足を骨折してから足の調子が今一つの夫には
けっこうきつかったみたいです。
水はとても清らかで周辺にわさび田があるのも納得。
翌日は、私が行きたかった西伊豆にある堂ヶ島天窓洞へ。
クルーズ船に乗って、出発!
堂ヶ島周辺は、かつて海底火山でだったこともあり
海岸線の奇岩・巨岩が連なる海蝕アートがクルーズ船からも見ることができます。
海水がけっこう透明だったのが驚き。
相模湾の方は、透明度がそんなに・・だからなぁ。^^;
天窓洞の入り口。
天窓を開けたような感じになっているので
天窓洞と呼ばれています。
曇りがちな日でしたが、運よく晴れ間の時間があり
蒼い光景を見ることが出来ました。
今回は海からでしたが、次回訪れる時は、陸の天窓から
上から眺める天窓洞を見てみたいです。
お昼は、せっかくここまで来たのだから
三島へ寄って、鰻をいただくことに。
訪れたのは、「すみの坊 本町店」
日本全国のうなぎ店から選ばれる “うなぎ百撰” に選ばれているお店です。
夫は、鰻ひつまぶし
私は、並うな丼
皮目がしっかり焼かれて香ばしい味が広がり
たれも甘ったるくなくあっさりしていて好みの味で美味しい!
ボリュームもあって肝吸いも美味しく大満足の味でした。
今回は、近場でゆっくりの旅を堪能。
修善寺が思った以上にすぐ行けてしまうのがわかったので
また時間を見つけて訪れたいと思います。
あ、子供たち!ありがとう~ようやく使えました~(笑)
今年も冬季限定カカオトリュフが発売になりました。
今年は、ヘーゼルナッツが新作。
トリュフの中に、細かく刻んだナッツが練りこんでいますが
しっかりナッツの香ばしさが感じられ美味しいです。
毎年、塩キャラメルは早くになくなるので
気になる方はお早めに。
~ひと押しで<世界>は崩れ出す~
2023年 アメリカ映画 (2023.10.27公開)
配給:GAGA/ワーナーブラザース映画 上映時間:94分
監督・脚本・原案:ロバート・ロドリゲス
脚本:マックス・ボレンスタイン
衣装デザイン:ニナ・プロクター
音楽:レベル・ロドリゲス
出演:ベン・アフレック/アリシー・ブラガ/J・D・パルド/ハラ・フィンリー
ダイオ・オケニイ/ジェフ・フェイヒー/ジャッキー・アール・ヘイリー
ウィリアム・フィクトナー
<見どころ>
行方不明の娘を捜す刑事が、現実と見まがう世界に入り込んでいくサスペンス。
銀行強盗の現場である男を見つけた刑事が、その男を追って不思議な世界に足を
踏み入れる。監督などを手掛けるのは『シン・シティ』シリーズなどのロバート・
ロドリゲス。『底知れぬ愛の闇』などのベン・アフレック、
『アイ・アム・レジェンド』などのアリシー・ブラガのほか、J・D・パルド、
ジャッキー・アール・ヘイリー、ウィリアム・フィクトナーらが出演している。
<ストーリー>
刑事のダニー・ローク(ベン・アフレック)の一人娘ミニーの行方がわからなく
なり、彼は心身のバランスを崩していた。そんな折、銀行強盗を予告する匿名の
通報が入り、銀行の外にいた怪しげな男(ウィリアム・フィクトナー)を見つけた
ダニーは、犯人より前に貸金庫を開ける。中には行方不明のミニーの写真が入っており、
そこには「レヴ・デルレーンを見つけろ」と書いてあった。その後ダニーは、
二人の警官と共に男を追って屋上へとたどりつく。
<感想>
事前情報ほぼなしで鑑賞。てっきり2005年公開した「ドミノ」の
リメイクかと思ったら、全然違った。
しかも「ドミノ」は謎の期間のある計画を意味し、原題名は
「Hypnotic(催眠術)」というわけ。
前半は、わけわからない印象だったが、後半ことの真実が判明後は
怒涛の展開でおもしろかったです。94分という短さと登場人物が
少なめだったのが良かったかも。
しかし「インセプション」的な感じで、こちらの頭の整理がなかなか(笑)
ベンのカッコよさと、鍵を握る少女が可愛かったです。
「ザ・クリエイター」も少女が鍵でしたが、はやってるのか?^^;
敵役組織は一体何を企んでいるのか、組織の描き方がいまいち弱かったのが
残念。ベン・アフレックが脚本に関わっていたら、もう少し変わって
いたのではないか?なんて感じてしまいました。
ラスト・・・、これは続編ありか。
というか、ウィリアム・フィクトナー不死身すぎ。
点数:7点/10