<12月の鑑賞予定映画>
~忘れるな、シンバ -----------自分が何者か~
2019年 アメリカ映画 (2019.08.09公開)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン 上映時間:119分
監督:ジョン・ファヴロー
脚本:ジェフ・ナサンソン
音楽:ハンス・ジマー
オリジナルソング:ティム・ライス/エルトン・ジョン
声の出演:ドナルド・グローヴァー/セス・ローゲン/キウェテル・イジョフォー
アルフレ・ウッダード/ビリー・アイクナー/ビヨンセ・ノウルズ=カーター
ジェームズ・アール・ジョーンズ
日本語吹替:賀来賢人(シンバ)/江口洋介(スカー)/佐藤二朗(ブンバァ)
亜生(ティモン)/門山葉子(ナラ)/大和田伸也(ムファサ)
駒谷昌男(ラフィキ)/沢城みゆき(シェンジ)
<見どころ>
アニメーションやミュージカルなどで人気の名作を、『アイアンマン』シリーズ
などのジョン・ファヴロー監督が実写映画化。アフリカのサバンナを舞台に、
幼いライオンが王へと成長していく姿を映し出す。ドラマ「アトランタ」などのド
ナルド・グローヴァーが主人公、『ドリームガールズ』などの歌姫ビヨンセが
主人公の幼なじみの声を担当する。
<ストーリー>
アフリカのサバンナに君臨する偉大なる王、ライオンのムファサが息子シンバを
授かり、さまざまな動物たちが誕生の儀式に集まってくる。動物たちは、ヒヒの
祈祷師ラフィキが皆の前にささげた将来の王シンバに深くこうべを垂れる。
だが、自分が王になれないことに不満を募らせるムファサの弟スカーだけは、
シンバの誕生を苦々しく感じていた。(以上、シネマトゥディより)
<感想>
実写もアニメも超えた“超実写”という宣伝でしたが、謳っていた通り「超実写」。
動物の毛のふさふさ感や皮膚感の繊細な描写に、背景までもがCG。
圧倒的な映像技術に驚きです。
ストーリーはオリジナルアニメと同じだし、絵のアングルとかもほぼ同じなので
安心して鑑賞。冒頭の「サークル・オブ・ライフ」は、素晴らしい映像と見事に
マッチしていて、ここですでにウルウルきちゃいましたよ。
CGのシンバは、とにかくかわいい。お父さんが谷でスカーに突き落とされ絶命し
シンバが悲しみに打ちひしがれるシーンもウルウル。アニメより感情移入してしまう
のは、CGの映像せいなのか?
ディズニー声の吹替は、ジブリ作品に比べると納得するキャスティングなって
いますが、今回ツボにはまっていたのは、ブンバァ役の佐藤二朗さんと、ティモン
役の亜生さん。まんま佐藤なんだけれどね(笑)あの役はピッタリです!
今の時代を反映してか、ナラはアニメよりより自立した女の子設定になっていました。
最近のディズニー作品は、強い女性像を意識していますね。
CGもここまでリアルに来たのねぇ~と感心する作品でした。
この映像は、やはり映画館で観るべきですね!
歌も秀逸でした。安定の作品です。
しかし、こうなると「ジャングル大帝」が無性に見たくなります(笑)
点数:8点 (10点中)
~人生は、本当の自分に戻る旅~
2019年 ドイツ映画 (2019.08.16公開)
配給:GAGA 上映時間:117分
監督&脚本:ドーリス・デリエ
美術:デボラ・ライシュマン
音楽:カルステン・フンダル
出演:ゴロ・オイラー/入月絢/フェリックス・アイトナー/フロリアン・ダニエル
ビルギット・ミニヒマイヤー/ゾフィー・ロガール/ハンネローレ・エルスナー
エルマー・ウェッパー/樹木希林
<見どころ>
『わが母の記』『万引き家族』などの樹木希林の海外デビュー作となった
ヒューマンドラマ。ドイツ人の男性と日本人の女性が、旅を通して自分の
人生と向き合う。『フクシマ・モナムール』などのドイツ人監督ドーリス・デリエが
メガホンを取り、『愛の臨界』などのゴロ・オイラーとフィジカルシアター
アーティストの入月絢が主演を務める。
<ストーリー>
酒に溺れて仕事も妻子も失ったカール(ゴロ・オイラー)は、ドイツの
ミュンヘンで一人暮らしをしていた。孤独に苛まれ“モノノケ”を目にするように
なった彼を、日本人のユウ(入月絢)が訪ねてくる。彼女は10年前に東京に来ていた
カールの父ルディ(エルマー・ウェッパー)と親しくしており、他界したルディの
墓とかつてルディが住んでいた家を見に来たと話す。
<感想>
樹木希林さんの遺作、ということだけで鑑賞。
これは、2008年に公開された「HANAMI」の続編な流れですよね・・?
公式サイトを見ても書いていなかったのですが、いろいろネットで探すと
続編的な位置づけだそうです。でも本編みるとまんま続編だから
「HANAMI」を観てないと、これはちんぷんかんぷんかもしれません。
「HANAMI」の時、ゆう役を演じていた入月絢さんは、こんかいもゆうを
演じましたが、さすがにちょっと厳しかったかな(特にアップ画面になると)
アル中のカールの幻覚シーンで悩むくだりが正直長く感じ、半分寝そうに
なったが、終盤茅ヶ崎館で樹木希林さんがやっと出てきた辺りで話が
一気にすすみます。
樹木希林さんは、小津安二郎の遺作『秋刀魚の味』の撮影時に、杉村春子の
付き人として茅ヶ崎館を訪れて以来、50年ぶりの再訪だったそうです。
デリエ監督も小津安二郎さんの影響を少し受けているので、茅ヶ崎館での
撮影になったのでしょうかね。
登場シーンは終盤のみでしたが、やはり樹木さんが出ると引き締まります。
ドイツと日本の怪談を含んだファンタジック・ホラーな感じで、
正直ラスト海でユウが立ってる姿がバーンと出てきたとき、一瞬、貞子に
見えてしまい、湘南に住んでいる私は、海見るの怖くなっちゃいましたよ
「HANAMI」を観た私ですら、いまひとつ要点がつかめなかったので
前作を観ていない人にはなおさらかも。周りはいびきかいて寝ている人続出でした。
好みはっきりわかれる映画ですね。
私はスピチュアルがないので、ちょっとついていけませんでした。
点数:5点 (10点中)
~これは、数学で戦争を止めようとした男の物語~
2019年 日本映画 (2019.07.26公開)
配給:東宝 上映時間:130分
監督:山崎貴
原作:三田紀房
脚本:山崎貴
VFX:山崎貴
美術:上條安里
音楽:佐藤直紀
衣装:水島愛子
出演:菅田将暉/浜辺美波/柄本佑/小林克也/小日向文世/国村隼
橋爪功/笑福亭鶴瓶/田中泯/舘ひろし
<見どころ>
週刊ヤングマガジン」連載の三田紀房のコミックを原作にした歴史ドラマ。
1930年代の日本を舞台に、戦艦大和の建造計画を食い止めようとする数学者を描く。
監督・脚本・VFXを担当するのは、『ALWAYS』シリーズや『永遠の0』などの山崎貴。
演は『共喰い』や『あゝ、荒野』シリーズなどの菅田将暉。軍部の陰謀に数学で
む主人公の戦いが展開する。
<ストーリー>
昭和8年(1933年)、第2次世界大戦開戦前の日本。日本帝国海軍の上層部は
世界に威厳を示すための超大型戦艦大和の建造に意欲を見せるが、海軍少将の
山本五十六は今後の海戦には航空母艦の方が必要だと主張する。進言を無視する
軍上層部の動きに危険を感じた山本は、天才数学者・櫂直(菅田将暉)を軍に招き
入れる。その狙いは、彼の卓越した数学的能力をもって大和建造にかかる高額の
費用を試算し、計画の裏でうごめく軍部の陰謀を暴くことだった。
<感想>
原作=既読
公開直後に観たんですけどねぇ・・・またUPが遅くなってしまった・・。
戦闘シーンは冒頭の5分間、CGによる「大和」の沈没のみ。
これだけでグッとくるものがありました。
この映像だけでも、映画を観る価値ありです。
今まで多くの戦争映画がありますが、これは過去の戦争映画とはまた違った形の
作風で、数学エンタメみたいな印象。とはいっても、数学が苦手な人でも
楽しめる形なので、理数系が全くダメな私でも最後まで飽きることなく鑑賞
できました。数学得意ならもっと楽しめただろうな(笑)
主演の菅田将暉さんの演技が素晴らしい。劇中後半に数学で解き明かしていく
とても長いシーンがあるのですが、よくぞやった!と心の中で拍手。
あと、柄本佑さんとのコンビも良かった。最初は、櫂を快く思わなかったけれど
ともに行動していくうちに彼の熱意に打たれ、最後は頼りになる部下と変化していく
心情の変化がとてもよくわかりました。
そして、田中泯さんの演技(特に終盤)には圧倒されました。
大和の模型を完成させた櫂と二人だけで話すシーンは圧巻。
あれで全てもっていかれたような感じを受けました。
浜辺美波さんは、とにかく可憐で美しい。凛とした昔の女優さんの
雰囲気をもってらっしやるように思います。
「大和」の行く末を知っているので、尚更冒頭のシーンは圧巻の一言。
戦闘機が被弾し、パイロットを救出するアメリカ軍を見て
大和の乗組員が愕然とするシーンがありました。後で調べたら、事実だそうで。
あんなの見たら、アメリカに勝てっこないってわかりますよね。
未だにこのシーンは印象に残っています。
とても見ごたえある作品でした。
たぶん、アカデミー賞取りレースに入るでしょうね。
点数:8点 (10点中)
結構前から、ふろ場のシャワーと台所の蛇口の水漏れが気になっていました。
微量だったので、放置してましたが、
さすがに水漏れの度合いが酷くなってきたので、これはやばい!と思い
ようやく買い替えを決意。
やっぱり、酷いですよね。
これだけの水漏れになると、水道代にも絶対響いていたに違いないです。
お風呂場のシャワーも止めてるのに、しばらくしたらチョロチョロ出てる有様でしたし。
築18年だから、部品だけ取り換えても埒が明かないので、同時に交換することに。
シャワーヘッドが大きくなったのはありがたいですが、ホースがちと長い。
蛇口の向きなどが以前のと真逆なので、慣れるのに少々時間がかかりそうです。
前回は、浄水分離タイプでしたが、今度は浄水一体型のシャワーヘッド型に。
ほんとは曲線型のおしゃれなのにしたかったのですが、
取り寄せするのに時間かかる、とのことで断念。
しかし、↑の形、最初見た時、あまりにも長くでかかったので
「トマホークかよ?」と夫婦でボソッと。
おまけに直水、シャワー、浄水の三段階表示が薄すぎて見にくい!
老眼が入りかけている夫婦には見づらい!
もっとわかるような書き方できないのか!!
と、ぼやきながら使用していますが、これで水漏れの心配もなくなったので一安心。
水道代、水漏れ分だけすこーし安くなっているか?
次回の水道検針が楽しみです(笑)
お盆休み、久しぶりに家族4人で外食。
:「おなかいっぱい焼肉が食べたい!」
ということで、家族でよく行く焼肉店へ。
今回も、ほぼ肉オンリーの注文。
で、家族一同、けっこう食べる方なので
案の定すんごい金額となり、明細を見てしばし固まりましたわ。
帰り道
:「みてみて~食べ過ぎで、おなかが妊婦さんみたいにぽっこりに」
:「えらいぽっこりやん。母のおなか触ってみ、ペタンコやで」
:「ほんとだ!あれだけ食べたのに、なぜおなかが膨れないの!?」
良いお肉だったので、あれだけ食べてももたれてないのよ~。
お盆休み中、夫婦で久しぶりに歌舞伎鑑賞へ。
夫婦で歌舞伎を観るのは、2年前の五月歌舞伎以来。
昨年の八月歌舞伎は、お嬢と一緒に行きましたが、
今年はお嬢はパスしたので、夫婦で行った次第。
今回も若手がいっぱい出演する二部「東海道中膝栗毛」を鑑賞しました。
今回の座席は、二等席。
一階後方の席で、舞台全体がしっかり見られてます。
これで1等~3等席まで観ましたが、どの席でも楽しめますね。
今回でシリーズ4作目となる「東海道中膝栗毛」。
今作も、全編時事ネタがちりばめられ、会場からは爆笑連発。
りんごちゃんの「ミュージック、スターティン!」もあり、
大河ドラマ「いだてん」をいじったシーンもあり。
ただ、↑のを全く知らない夫は、「?」だったようで。。。。^^;
真面目からエンタメまでいろんな事をキャッチしていれば
2時間半、涙が出るほど笑える演目です。
お目当ての市川染五郎さん、市川團子さんは、さらに身長が伸びて
少年から青年の風貌に。
二人のコンビも息が合っていて、観ていて微笑ましかったです。
あとで、Instagramを観たら、同じ日にブルゾンちえみさんも感激されたそうで。
今回も、とっても楽しい歌舞伎鑑賞でした。
終わると、すっかり晩御飯の時間帯になっていたので
大丸東京内にある、「京都 つる家 花陽」でお食事。
鯛茶漬けを注文。
備え付けの練りごまとだし汁をそそぎます。
濃厚なごまで、クリーミィーな味わい。
味はとっても美味しくて、夫婦の好みのあじわいでした。
ただ、量的にはもうちょっと足らなかったかな?
他店で食する鯛茶漬けは、2種類の食べ方で味の違いを楽しめるのですが
こちらはこの食べ方のみだったのが、夫は物足りなかったみたいです。
写真を撮り忘れしましたが、大山地鶏の柚子胡椒焼き、こちらは
皮がパリッとしていて鶏肉の臭みもなく味わえて、美味でした。
また、小銭貯めて、今度はお嬢と歌舞伎鑑賞ですかね~。
~これは--------僕と彼女だけが知っている、
世界の秘密についての物語~
2019年 日本映画 (2019.07.19公開)
配給:東宝 上映時間114分
監督:新海誠
原作&脚本:新海誠
企画&プロデュース:川村元気
キャラクターデザイン:田中将賀
美術監督:滝口比呂志
音楽:RADWINPS
声の出演:醍醐虎汰朗(森嶋帆高)/森七菜(天野陽菜)/本田翼(夏美)
吉柳咲良(天野凪)/平泉成(安井)/梶裕貴(高井)
賠償千恵子(冨美)/小栗旬(須賀圭介)
<見どころ>
秒速5センチメートル』などの新海誠監督が、『君の名は。』以来およそ3年
ぶりに発表したアニメーション。天候のバランスが次第に崩れていく現代を舞台に、
自らの生き方を選択する少年と少女を映し出す。ボイスキャストは、舞台
『弱虫ペダル』新インターハイ篇」シリーズなどの醍醐虎汰朗とドラマ
イアリー 見えない顔」などの森七菜ら。キャラクターデザインを、
『君の名は。』などの田中将賀が担当した。
<ストーリー>
高校1年生の夏、帆高は離島から逃げ出して東京に行くが、暮らしに困って
うさんくさいオカルト雑誌のライターの仕事を見つける。雨が降り続くある日、
帆高は弟と二人で生活している陽菜という不思議な能力を持つ少女と出会う。
<感想>
公開前の監督インタビューで「賛否両論に分かれる映画だ」とおっしゃってましたが
私もそのように思いました。公開早々に鑑賞したのですが、ある意味衝撃?で
自分の中で消化するのに時間が少しかかり、感想upもこんなに遅くなってしまいました。
一番戸惑ったのが、帆高と陽菜からしてみればハッピーな結末ですが、周りから
みたら、アンハッピーとも思う結末。どちらの視点でみるかによって印象がかなり
変わります。あと、「君の名は」でも出てきた主人公2人がカメオ出演しているので
続編めいた印象も受けます。
「言の葉の庭」で水と光の描写に感動を受けましたが、今作はそれを以上の描写で
スクリーンで観る価値は必見。出てくる街並みも実際の街並みでリアル感満載に
今作はファンタジー色が強めに出てるので、リアルさとのバランスに好き嫌いが
出ると思います。新海監督ファンの方には好感触の作品だったのではないでしょうか?
私は、このバランス感があまり好みでなかったので終始もやっと感がぬぐえませんでした。
ジブリ作品をオマージュしているかのような場面がところどころあり。
雨の東京シーンは、「エヴァンゲリオン」での第三新東京市をほうふつさせます。
あと、帆高が思いつめて暴走していく様は、ちと碇シンジ君を思い出します(笑)
「陽菜さえいれば世界はどうなったってかまわない」ということで
雨が3年間降り続き、首都圏は水没。ピュアな心を持つ若い世代は二人の選択に
嬉しく思うが、悲しいかな大人視点になってしまった私は、よかったけど
なんだかねぇ・・^^;
RADWINPSの音楽は今回もよかったです。
新海監督との世界と相性いいかもしれませんね。
点数:7点 (10点中)
一か月半遅れで、娘から誕生日プレゼントをいただきました。
今回は、GIVENCHY のコスメ。
CHANELはDIORとはまた違う威圧感を感じます(笑)
素敵なラッピングで開けるのがもったいないぐらい~と言いながら開けちゃうと
これまたメンズ?と思わせる真っ黒いデザイン。
用は、クレンジングジェル。
成分が海洋藻なので、ジェルは容器と同じ漆黒で最初ギョギョッとしましたが
手に取ると乳化して白くなり、乳液ような質感に変化します。
落ちてます感がないように感じますが、洗い流すと劇落ちしてるのには驚きました。
これひとつで、マスカラもちゃんと落ちてます。
そして、お肌ツルツルしっとり。(藻の効果かな?)
めっちゃお高いだけあって、効果実感です。
自分では、こーんな高いクレンジング剤は、絶対買わないので
とっても嬉しいです。
今年は遅れた、ということで張り込んでくれたのでしょうか?
なにはともあれ、ありがたく使わせてもらいます。
ブログ開始のころ、息子は小2。
月日の経つのは早いもので、今では大学4年生。
そんな息子ですが、先日(といってもちょっと前になるが)
内定が決まり、就活がひと段落しました。
というわけで、久々に家族4人揃った日に、焼肉でお祝い。
大いに飲んで食べ、おなかパンパン。
あと半年学費払えば、親の義務も終了です。