<12月の鑑賞予定映画>
~昨日まで、世界中の誰もが知っていたビートルズ。
今日、僕以外の誰も知らない~
2019年 イギリス映画 (2019.10.11公開)
配給:東宝東和 上映時間:117分
監督:ダニー・ボイル
原案:ジャック・バース/リチャード・カーティス
脚本:リチャード・カーティス
音楽:アデム・イルハン
音楽&作曲:ダニエル・ヘンバートン
衣装デザイン:ライザ・ブレイシー
出演:ヒメーシュ・パテル/リリー・ジェームズ/ジョエル・フライ/エド・シーラン
ケイト・マッキノン/ジェームズ・コーデン
<見どころ>
自分以外はバンド「ザ・ビートルズ」を知らない状態になった青年の姿を描く
コメディー。『スラムドッグ$ミリオネア』などのダニー・ボイルがメガホンを取り、
『ラブ・アクチュアリー』などのリチャード・カーティスが脚本を手掛けた。
青年をヒメーシュ・パテルが演じ、『シンデレラ』などのリリー・ジェームズ、
『ゴーストバスターズ』などのケイト・マッキノンのほか、ミュージシャンの
エド・シーランが出演する。
<ストーリー>
イギリスの海辺の町に暮らすシンガー・ソングライターのジャック(ヒメーシュ・
パテル)は、幼なじみで親友のエリー(リリー・ジェームズ)に支えられてきたが
全く売れず、夢を諦めようとしていた。ある日ジャックは、停電が原因で交通事故に
遭遇。昏睡(こんすい)状態から目覚めると、この世には「ザ・ビートルズ」が
いないことになっていた。
<感想>
まさかのエド・シーラン全面協力(笑)
本人のまま登場するとは思ってもみませんでした。
たった12秒の停電で、ビートルズを知らない世界に変わっていたというストーリー。
ビートルズ以外にも消えてしまったワードがちょいちょい出てきます。
「オアシス」が消えていたのには笑えました。
主人公が冴えないのがポイントだけど、本当にイケてない。
反対に、リリー・ジェームズが、とっても可愛い。
後半、J・Lに会うシーンがあるのですが、一瞬本物!?と思うぐらいの
そっくりさんには驚き。あのシーンはちょっとグッときましたねぇ。
ビートルズの曲が数多く流れます。アレンジしているのもあり、ファンはもちろん
ビートルズに詳しくなくても楽しめる作品。
ツッコミどころ多々ありますが、何も考えずに楽しんだ方がお得。
ビートルズファンは必見の映画だと思います。
点数:7点 (10点中)
~あなたのせいで残りの人生楽しくなるなんて~
2019年 日本映画 (2019.10.11公開)
配給:ワーナー・ブラザース映画 上映時間:115分
監督:犬童一心
オリジナル脚本:ジャスティン・ザッカム
脚本:犬童一心/浅野妙子/小岩井宏悦
音楽:上野耕路
美術:磯田典宏
衣装:宮本茉莉
主題歌:竹内まりや 「旅のつづき」
出演:吉永小百合/天海祐希/ムロツヨシ/満島ひかり/鈴木梨央/駒木根隆介
ももいろクローバーZ/賀来賢人/前川清
<見どころ>
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演した映画『最高の人生の見つけ方』
を原案にした人間ドラマ。余命宣告を受けた2人の女性が、「死ぬまでにやりたいこと
リスト」を実行しようとする。『千年の恋 ひかる源氏物語』で共演した吉永小百合と
天海祐希が2人の女性を演じ、満島ひかり、前川清らが共演。『のぼうの城』などの
犬童一心が監督を務めた。
<ストーリー>
家庭を第一に考えてきた主婦の幸枝(吉永小百合)は、入院した病院で仕事一筋の
社長・マ子(天海祐希)と出会う。余命宣告を受け人生にむなしさを覚えた二人は、
入院していた少女の「死ぬまでにやりたいことリスト」を偶然手に入れる。
その全項目を実行することにした二人は、これまで感じたことのなかった楽しさや
幸せを見いだす。
<感想>
2007年に公開された、ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマン主演の
日本版リメイク作品。
オリジナルがめちゃくちゃ良かったので、ちょっと不安でしたが、日本らしい
脚色と女性版に変えたということで、これはこれで良かったと思いました。
ただ、世界旅行ですが、実際のシーンは、アメリカとエジプトだけ。
ここは、オリジナルのように世界各国巡りをもう少し入れて欲しかったな~。
予算の都合でしょうかね?(笑)
印象としては、TVスペシャル的な感じ。
個人的には、ムロツヨシさんの全力ももクロダンスが一番印象に残りましたわ。
この点だけでも、ムロさんに賞をあげたい気持ちになりました。
点数:6点 (10点中)
~本当の悪は笑顔の中にある~
2019年 アメリカ映画 R15指定(2019.10.04公開)
配給:ワーナー・ブラザース映画 上映時間:122分
監督・製作:トッド・フィリップス
脚本:トッド・フィリップス/スコット・シルバー
製作:ブラッドリー・クーパー/エマ・テリンジャー・コスコフ
美術:マーク・フリードバーグ
音楽:ヒルドゥル・グーナドッティル
衣装:マーク・ブリッジス
出演:ホアキン・フェニックス/ロバート・デ・ニーロ/ザジー・ビーツ
フランセス・コンロイ/グレン・フレシュラー/ブレット・カレン
ダグラス・ホッジ/リー・ギル
<見どころ>
『ビューティフル・デイ』などのホアキン・フェニックスが、DCコミックスの
悪役ジョーカーを演じたドラマ。大道芸人だった男が、さまざまな要因から巨悪に
変貌する。『ハングオーバー』シリーズなどのトッド・フィリップスがメガホンを取り、
オスカー俳優ロバート・デ・ニーロらが共演。『ザ・ファイター』などの
スコット・シルヴァーがフィリップス監督と共に脚本を担当した。
<ストーリー>
孤独で心の優しいアーサー(ホアキン・フェニックス)は、母の「どんなときも
笑顔で人々を楽しませなさい」という言葉を心に刻みコメディアンを目指す。
ピエロのメイクをして大道芸を披露しながら母を助ける彼は、同じアパートの住人
ソフィーにひそかに思いを寄せていた。そして、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、
底辺からの脱出を試みる。
<感想>
「バットマン」の最大の敵、ジョーカーの誕生を描く物語。
「バットマン」シリーズは、ほとんど観ていませんが、私は、すんなり観ることが
出来ました。
負のスパイラルにはまってしまうと、抜け出すことが困難な状況に・・・。
観ていると、今の世の中と似通っているような印象を受けます。このあたりが
賛否両論出てくるわけなのですが・・。
主演のホアキン・フェニックスは、圧巻の演技。目がどこかにイッてしまった
ような狂気と普段の穏やかさと、落差ある表情の変化がとにかくすごい。
映画なんですが、ドキュメンタリーのようにさえ感じてしまったほどです。
凶暴なシーンがありましたが、その中で「優しくしてくれたのはお前だけだったよ」
という場面だけが唯一救いに感じました。
なぜジョーカーを生み出してしまったのか。その凶暴性を生みだした社会背景こそが
元凶だと認識しないといけないのかも。
とても救いようがなくて悲しい映画でしたが、考えさせられる映画でもありました。
でも、もう1回見たいとはちょっと・・・(あまりにも重すぎて)
ホアキン・フェニックス、間違いなく賞取りますね。
点数:8点 (10点中)
今年ほど水害の多い年はないのでは?
「天気の子」は、これを想定していた?なんて思ってしまうほどです。
さて、先日の台風19号で、防災に備えてドラッグストアに寄ったときに
ふと目にした商品。その時は購入しなかったのですが、
娘もその商品が気になっていたみたいで、万が一のことを考えて
買ってきてくれました。
資生堂TSUBAKI 水のいらないシャンプー
皮脂吸着パウダーが頭皮や毛穴に留まっている皮脂を吸収してくれるので、
ドライヤー要らずでさらさらな感触と毛の根もともふんわり感が復活するそうで。
これなら入院中や、災害断水時など、水が使えない状況に助かりますよね。
早速、避難時リュックに入れました。
これから、このような水害は、ここまで頻繁でなくても
毎年どこかで起きるでしょう。
「自分は大丈夫」という考えは、拭い去った方が良いですね。
~必ず、見つけ出す~
2019年 アメリカ映画 (2019.09.20公開)
配給:20世紀フォックス映画 上映時間:123分
監督・製作・脚本:ジェームズ・グレイ
共同脚本:イーサン・グロス
衣装デザイナー:アルバート・ウォルスキー
音楽:マックス・リヒター
音楽監修:ランドール・ポスター/ジョージ・ドレイコリアス
出演:ブラッド・ピット/トミー・リー・ジョーンズ/ルース・ネッガ
リヴ・タイラー/ドナルド・サザーランド
<見どころ>
ブラッド・ピットとトミー・リー・ジョーンズが共演したスペースアドベンチャー。
地球外知的生命体を探求する父親に憧れて宇宙飛行士になった息子が、父の謎を探る。
『エヴァの告白』などのジェームズ・グレイが監督を務め、『ラビング 愛という
名前のふたり』などのルース・ネッガをはじめ、リヴ・タイラー、
ドナルド・サザーランドらが出演。
<ストーリー>
地球外知的生命体探求に尽力した父(トミー・リー・ジョーンズ)の背中を
見て育ったロイ・マクブライド(ブラッド・ピット)は、父と同じ宇宙飛行士の
道に進むが、尊敬する父は地球外生命体の探索船に乗り込んだ16年後に消息を絶つ。
あるとき、父は生きていると告げられ、父が太陽系を滅亡させる力がある実験
“リマ計画”に関係していたことも知る。
<感想>
「アド・アストラ」、ラテン語で「星に向かって」という意味だそう。
海王星付近で行方不明になった父を探しに行くストーリーなんですが
なんだか肩透かし食らったような印象。
お父さんを探しに宇宙の旅に出るという、壮大な話なんだけど、自分自身のために
探しに行くのはいいが、そのためにどれだけの人を犠牲にしちゃってるの?
という疑問が最後までぬぐいきれず^^;;
久々のリブ・タイラーは相変わらず綺麗だったし、もはや「ボス」のCMのおじちゃん、
というのが日本では先に出てもおかしくないトミー・リー・ジョーンズ(笑)
ちょっとご都合的な展開だったかな?ブラッド・ピッドのアップが
けっこう多かったので、ブラピファンは楽しめる映画だと思います。
点数:5点 (10点中)
~この男に任せて大丈夫か~
2019年 日本映画 (2019.09.13公開)
配給:東宝 上映時間:127分
監督・脚本:三谷幸喜
美術:棈木陽次
音楽:荻野清子
衣装デザイン:宇都宮いく子
出演:中井貴一/ディーン・フジオカ/石田ゆり子/草刈正雄/佐藤浩市/小池栄子
斉藤由貴/木村佳乃/吉田羊/山口崇/梶原善/寺島進/藤本隆宏/迫田孝也
ROLLY/後藤淳平/宮澤エマ/濱田龍臣/有働由美子
<見どころ>
『ザ・マジックアワー』などの三谷幸喜がメガホンを取った政界コメディー。
国民から全く支持されていない総理大臣が記憶喪失になったことから起こる騒動を描く。
主人公の総理大臣を、三谷監督作『ステキな金縛り』などに出演してきた中井貴一。
『海を駆ける』などのディーン・フジオカ、『マチネの終わりに』などの石田ゆり子、
『体操しようよ』などの草刈正雄、『64-ロクヨン-』シリーズなどの佐藤浩市らが
出演する。
<ストーリー>
病院のベッドで目覚めた男(中井貴一)は一切の記憶がなく、病院を抜け出して
見たテレビで、自分が国民から石を投げられるほど嫌われている総理大臣の
黒田啓介だと知る。国政の混乱を避けるため、記憶喪失になったことを国民や
家族には知らせず、真実を知る3人の秘書官に支えられながら日々の公務をこなす中、
アメリカの大統領が来日する。
<感想>
前作「ギャラクシー街道」が酷かったのですが、今回は中井貴一さん佐藤浩市さんが
出演するので面白いのは間違いないんだろう!と思い、公開早々に鑑賞。
前作と違い、今回は最後まで安定して鑑賞でき、笑えました(笑)
久々に見るディーン・フジオカ、やっぱりかっこいいしこういう役どころ
よく似合います。どの俳優さんもみな役柄にはまっていたので、より一層
安心して観ることができました。特に、小池栄子さんは個人的にツボでした。
中井貴一さんは、苦手なジャンルないのでは?と思うほど、何演じても
お上手ですが、小池栄子さんも何演じてもそつなくこなされると思います。
三谷映画の良いところは、俳優さんのはじけた演技をうまく引き出せる所。
驚いたのが、奥様のお兄さん役がROLLY&女性キャスターが有働由美子
さんだったということ。EDで初めて知ってビックリ!^^;;;
とにかく、何にも考えずに楽しめた作品でした。
点数:8点 (10点中)
娘から、「よだれ鶏が食べたい!」と、リクエストされたので作ってみました。
思ってたより簡単に出来ましたし、何より御飯がめちゃくちゃススム。
鶏肉好き娘は、大喜び。
また作ってみようと思います。
今回の台風で改めて感じたのは備蓄の大切さ。
我が家は、大した対策はしていませんでしたが、水だけは
常時30本ストックしていたので、水に奔走することはありませんでした。
「備えあれば憂いなし」じゃないですが、日頃からちょっとずつやっておくことが
大事なのね・・・と防災意識を改めて感じた台風でした。
また、SNS発達は便利でしたが、情報が錯綜しすぎてどれが正しいのかが
わからないことも間々ありました。
東日本大震災の時もそうでしたが、今回も夫が冷静で「正しく怖がれ」と。
川の近くに住んでいるので、国土省や神奈川県から発表になっている
河川氾濫マップを検索し、そこには河川水位状況がサイトで随時更新しているので
我が家はそれを見て行動&判断していました。
私一人だったら慌てふためくばかりだったので、夫の行動に救われたなという心境です。
さて、初めて「避難&被害確実かも」と本気で危機感を感じた今回の台風。
家族の空気が張り詰めていたのが、はなにもわかっていたのか?
「なんでみんな1日家にじっといるんだろう?」
てな感じで、そわそわしていました。
夕方からは放流からの決壊を懸念して、はなを2階へ移動。
実は、はなは2階に上がったことのない未知の領域。
「なんで今日は2階OKなの?なんかおかしいよ!」
と言っているかのように、各所徘徊。
半ば興奮気味で、おもちゃそっちのけでとにかくずっとウロウロしていました。
やっと落ち着くものの、誰かが動くとコバンザメのようについていく。
誰も遊んでくれないし家族の行動がいつもと全く違うので、不安に感じたんでしょうね。
極めつけは、夜。
夫婦の寝室で寝かせましたが、いつもの部屋でないので、まぁ吠える吠える。
何度も、ドアをこじ開けようとガリガリやったり、聞いたことのないような
鳴き声を出したり。
真夜中には、掻きむしるような音もさせていました。
挙句の果てに、夫のいびき=不信音と思ったらしく
「バウ!」
と、イビキの度に吠えていました。
台風一過の翌日は、サークルも元の位置に戻し、ほっとした様子のはな。
夫くつろいだり、娘の膝で爆睡でした。ワンコもストレスだったのでしょうね。
被災地の惨状をTVで観るたびに辛くなります。
一日も早く、日常が戻りますよう祈るばかりです・・・。
台風の影響で被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。
我が家は、幸運にして被害は免れたものの
昨日は夜明けから避難勧告の緊急メールで起こされ、
とにかく台風が過ぎ去るまで長い1日を過ごしました。
暴風にも備え、無理くりで自転車も中に入れ
プランターやホースなども家の中に。
また、相模川の近くに住んでいるので
ネットで河川の水位状況を随時見ながら避難準備をしていました。
我が家は、はながいるので避難所確認をしたところ
ペットはOKだが、クレート持参が前提とのこと。
クレートを持っていなかったので、自宅待機に決めました。
最悪の場合を考えて、大事なものは2階にあげるなど
出来る限りのことはしましたが、夕方に
城山ダムの放流決定は、正直プチパニックになりましたね。
川の下流に自宅があるので放流の度合いによっては
下流が一番影響受けるので、この発表後に
避難所に向かう人続出で、地区の避難所はあっという間に
定員オーバーになっていました。😱
ダム放流は17時予定が21時半に変更して放流。
このタイミングが個人的にはラッキーだったように思いました。
17時だったら、海の満潮時刻と重なっていたので
当初時刻どおりの放流だったら、被害に遭っていたかもしれません。
東日本大震災の時でも感じましたが
普通でいられることのありがたさをしみじみ感じました。
そして今日は打って変わっての快晴。
昨日1日、気が張っていたので
家族一同、どっと眠気が襲い、後片付けしながら
ゆっくり休みたいと思います。
2年前に少し奮発して、お高めの掃除機を購入したのですが
モモの時同様、やはりコーギーの毛の多さに7代目の掃除機が2年でギブアップ。
ヘッドやフィルターをいくら綺麗にしても、空っぽなのに
赤ランプがついてすぐにモーターが止まる有様。
1週間、だましだましに使っていましたが、掃除時間が普段の3倍もかかり
私のストレスがMAXに。
というわけで、先週末、早々に電気店に駆け込みました。
どうせなら、増税前に壊れればよかったのに。
今度は、目新しい機能がほとんどない、ふつーのサイクロン掃除機。
最軽量、だけがプラスポイントですかね?
毛が抜ける犬種の場合は、結局シンプルな掃除機が一番長持ちするかもしれません。
にしても、これで掃除機、8台目ですよっ
今度は4年ぐらいもってくださ~い!