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8020達成者(80歳で20本以上の歯を有する者)は38%と過去最高

2015-03-04 | 健康・病気
 厚生労働省の「平成23年歯科疾患実態調査」によると、8020達成者(80歳で20本以上の歯を有する者の割合)は38.3%で、平成17年の調査結果24.1%から増加している。(8020達成者は、75歳以上80歳未満・80歳以上85歳未満の数値から推計。80歳での歯数を推定すると、1人平均現在歯数は13.9本。)
 調査は昭和32年より6年毎で、第10回調査を平成23年11月に実施した。ここでの被調査者数は4,253人(男1,812人、女2,441人)であった。
 ◆歯ブラシの使用状況
 調査年  総数(人) みがかない者 ときどきみがく者
 平成17年 4,606   1.3(%)   2.4(%)
 平成23年 4,253   1.2(%)   1.8(%)
 毎日みがく者
      1回    2回     3回以上
 平成17年 25.4(%) 48.7(%) 20.8(%)
 平成23年 21.9(%) 48.3(%) 25.2(%)
 ◆20本以上の歯を有する者の割合
 年齢階級 平成17年  平成23年(1人平均現在歯数)
 40-44歳  98.0    98.7  (27.8本)
 45-49歳  95.0    97.1  (27.1)
 50-54歳  88.9    93.0  (25.9)
 55-59歳  82.3    85.7  (24.4)
 60-64歳  70.3    78.4  (22.5)
 65-69歳  57.1    69.6  (21.2)
 70-74歳  42.4    52.3  (17.3)
 75-79歳  27.1    47.6  (15.6)
 80-84歳  21.1    28.9  (12.2)
 85歳以上  8.3    17.0  (8.4)

 朝は雨。10時頃より雨は止み、晴れる。少し風が出てる。
 散歩で見たのは、空き地を囲む塀に絡みついていたヘクソカズラの実。直径5mm程の黄褐色の実である。この頃(秋・冬)には名前の由来となっている独特の臭気は無い。それ故、果実の付いたツルはフラワーアレンジメントなどに利用する方もいる。尚、果皮に見える部分は萼の変化したもので、偽果皮と呼ばれる。
 夏に咲く花は小さく可憐で可愛い。でも名は、ヘクソカズラ(屁糞葛)と名前は酷い。名(屁屎葛)の由来は、葉や茎に悪臭があることからで、古語ではクソカズラ(屎葛)と、古くから酷い名前のようだ。この臭い(茎・葉を傷付けると揮発性成分が出る)は自己防衛のためだからと言う。
 花は白色で中心は紅紫色。中心の赤がお灸(ヤイト)に見える事から、別名にヤイトバナ(灸花)がある。花は可憐で可愛いから、サオトメバナの別名もある・・あまり知られてない。
 ヘクソカズラ (屁糞葛)
 別名:灸花(やいとばな)
    早乙女花(さおとめばな)、馬食わず(うまくわず)
 アカネ科ヘクソカズラ属
 蔓性の多年草
 開花時期は7月~9月
 秋に丸い茶色の実(球形で径数mm)を付ける