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2015年度日本学士院賞に細野氏ら9人に、細野氏は恩賜賞も受賞

2015-03-14 | 学問
 日本学士院は、学術分野の優れた研究業績に贈る日本学士院賞の2015年度受賞者を発表した(3月12日)。受賞者は、鉄を含む高温超伝導物質の発見や高精細ディスプレーに適した酸化物半導体の開発で知られる細野秀雄東京工大教授ら9人を選出した。細野教授には併せて恩賜賞を贈る。
 ◆日本学士院賞・恩賜賞
 細野秀雄:東京工大フロンティア研究機構教授。材料科学。61歳。
     「無機電子機能物質の創製と応用に関する研究」
 ◆日本学士院賞
 志茂碩敏:しも・ひろとし、東洋文庫研究員。東洋史学。73歳。
     「モンゴル帝国史研究」
 鈴木啓介:東京工大大学院教授。有機合成化学。60歳。
     「高次構造天然有機化合物の合成に関する研究」
 近藤豊:東京大大学院教授。地球大気環境科学。65歳。
     「地球大気環境科学の研究」
 牧島一夫:東京大大学院教授。宇宙物理学。65歳。
     「X線観測による中性子星の強磁場の研究」
 香取秀俊:東京大大学院教授。量子エレクトロニクス。50歳。
     「光格子時計の発明とその開発」
 吉田稔:東京大大学院教授。応用微生物学・化学生物学。57歳。
     「微生物由来活性物質を用いる真核生物の遺伝子発現機構の解析と創薬への応用」
 満屋裕明:熊本大大学院教授。血液内科学・感染症内科学。64歳。
     「HIV-1感染症とエイズに対する治療法の研究・開発」
 鈴木雅洲:すずき・まさくに、スズキ病院理事長、東北大学名誉教授。産婦人科学。93歳。
     「ヒト体外受精・胚移植の確立と普及に関する研究」
 ◆日本学士院賞
 日本学士院は、学術上特にすぐれた論文・研究業績に授賞事業を行っている。
 学士院賞は、日本の学術賞としては最も権威ある賞で、1911年創設。日本学士院賞の恩賜賞は、授賞される賞から特に優れたものを皇室の下賜金で授賞される。

 晴れ。風が強く冷たい。でも緑が多くなり春間近と感じる。
 散歩道の垣根のオウバイ(黄梅)も咲き出した。いつもの年より少し早い開花かな。
 名(オウバイ:黄梅)に梅と付くが、梅(バラ科サクラ属)ではなくジャスミン(モクセイ科ジャスミン属)の仲間である、でも花に香りはない。名の由来は、黄色の花が梅に似る、咲く時期が梅と同じ頃、とのことからと言う。良く似ているのに、ウンナンオウバイ(雲南黄梅)とかオウバイモドキと呼ばれるのがあるが、これらは常緑樹で、オウバイは落葉樹。
 オウバイ(黄梅)
 中国では旧正月(春節:1月末~2月初)頃に咲きだすことから迎春花(げいしゅんか)と呼ばれる
 モクセイ科ソケイ(ジャスミン)属
 落葉性半つる性低木
 中国北部原産、15世紀末に渡来していた記録がある
 開花時期は2月~4月、花期には葉はまだ出ない
 花色は明るい黄色、花径は2.5cm位
 花には一重と八重がある