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2014年の国内広告費は6兆円で3年連続増加

2015-03-22 | 社会・経済
 電通は、2014年の日本の広告費を推定した「2014年日本の広告費」を発表した(2月24日)。
 総広告費は6兆1522億円、前年より2.9%増で3年連続の増加。広告費の総額が6兆円超えは平成20年以来の6年ぶり。
 広告費の増加は、企業業績の回復・消費税率引き上げ前の駆け込み需要、スポーツイベント(ソチオリンピック、サッカーのワールドカップブラジル大会)などがあったためである。媒体別で最も高い成長率だったのはインターネットで、スマートフォン・動画広告・新しいアドテクノロジーを利用した広告が伸び、初めて1兆円を超えた。
 ◆広告費の内訳(2014年)
 マスコミ四媒体広告費   2兆9393億円(前年より1.6%増)
      新聞広告費    6057億円(前年より1.8%減)
      雑誌広告費    2500億円(前年と同じ)
      ラジオ広告費   1272億円(前年より2.3%増)
      テレビメディア  1兆9564億円(前年より2.8%増)
      (地上波テレビ+衛星メディア関連)
 インターネット広告費   1兆519億円(前年より12.1%増)
      広告媒体費    8245億円(前年より14.5%増)
      広告制作費    2274億円(前年より4.4%増)
 プロモーションメディア広告費  2兆1,610億円(前年より0.8%増)
      屋外広告費    3,171億円(前年より3.3%増)
      交通広告費    2,054億円(前年より2.5%増)
      折込広告費    4,920億円(前年より3.6%減)
      DM        3,923億円(前年より0.8%増)
      フリーペーパー・フリーマガジン 2,316億円(前年より1.2%増)
      POP        1,965億円(前年より0.6%増)
      電話帳広告費    417億円(前年より7.9%減)
      展示・映像他    2,844億円(前年より6.1%増)

 朝から晴れて気温が上がった。春らしくなってきた。
 道路の植栽地の小さな空き地で小さなタネツケバナが咲いている。茎に沿って鋭角に細長い棒状の実(長角果)が付き、小葉は小さく楕円形から円形なのでミチタネツケバナ。
 タネツケバナ(種漬花)は田圃などの湿った所で多く見られ、ミチタネツケバナ(道種漬花)は道(路傍)などのやや乾燥した所で育っている。道で育っているタネツカバナだからミチタネツケバナとの命名。タネツケバナ(種漬花)の名の由来は、種籾(たねもみ)を水に浸ける頃に花が咲くからとの説と、実が熟すと種を四方に飛ばして発芽させて繁殖力が強から(種付花)の説がある。前者の説が人口に膾炙(かいしゃ)されているようだ。
 花は小さく(径7mm位)白色で、アブラナ科特有の四弁花(十字花)。果実が直立して花を挟む
 ミチタネツケバナ(道種漬花、路種漬花)
 アブラナ科タネツケバナ属
 越年草または一年草
 ヨーロッパ原産の帰化植物
 渡来したのは新しく、1970年代と言われる
 タネツケバナ(種漬花)は江戸時代に渡来したと思われる
 開花時期は2月~3月