くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(256)アカオビベラ Stethojulis bandanensis

2018-04-04 11:14:10 | シパダン図鑑
ベラ科、カミナリベラ属、アカオビベラ。


アカオビというけれど、帯というより、帯留めくらいの大きさだと私は思う。
英名のRed shoulder wrasseのほうが、混乱しがちな(私は)カミナリベラ属の見分けにはしっくりくる。
rainbowfishとも呼ばれる美しい色彩。
こちらはバラクーダポイントで、すいすい泳いでいた男子。
TGでは追いつかない。
でも、白いガレ場に映える体色なのはわかる。
また探しに行かなきゃ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まりん・らいふ・いん・しぱだん(255)オヨギベニハゼ Trimma taylori

2018-03-29 13:19:02 | シパダン図鑑
ハゼ科ベニハゼ属のオヨギベニハゼ。


一般的な英名は「Yellow cave goby」。
「Cave Dwarfgoby」とも言われ、名は体をあらわすように、薄暗いケーブの中、2センチ程度のドワーフさなので、オーバーハングをひとつひとつのぞき込んで、灯りを当てなければ、見過ごしてしまう。
「Yellow-speckled Pygmy-goby」とも呼ばれ、小さなボディに黄色斑がある。

こちらは、ミッドリーフのオーバーハングの住人。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まりん・らいふ・いん・しぱだん(254)オオメハゼ Trimma macrophthalmum

2018-03-28 15:30:35 | シパダン図鑑
バゼ科ベニハゼ属のオオメハゼ。


オーバーハングの薄暗いところにいるから、目が大きくなるのもうなずけるけど、他のベニハゼ属仲間だって、みんな目は大きい。
学名のmacrophthalmaも、古代ギリシャ語でmakros(=large)+ophthalmos(=eye)。
英語名も「Big-eyed pygmy Goby」とか「large-eyed dwarfgoby」。
徹頭徹尾、万国共通、目が大きくて、ちっちゃなゴビーなのだ。
ちょっと趣きを変えて、flame goby red-spotted pygmy-gobyなんてのもある。
ペガススベニハゼやオキナワベニハゼとも似ているけど、胸ビレつけ根にある、2つの赤い点々がこの子の目印。

ミッドリーフのオーバーハングにて。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まりん・らいふ・いん・しぱだん(253) ソメワケベラ Labroides bicolor

2018-03-26 14:04:48 | シパダン図鑑
ベラ科ソメワケベラ属のソメワケベラ。


英語名のBicolor cleaner wrasseとおり、濃紺とクリーム色が特徴の、海のクリーニング部隊、エステティシャン。
同業者、いや、同属のホンソメワケベラよりも行動範囲が広いらしい。
バラクーダポイントでお仕事していないところ(?)をパチリ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まりん・らいふ・いん・しぱだん(252)ルリホシスズメダイ Plectroglyphidodon lacrymatus

2018-02-27 10:39:26 | シパダン図鑑
スズメダイ科 ソラスズメダイ亜科 イシガキスズメダイ属 のルリホシスズメダイ。

JEWEL DAMSEL FISH。
宝石なスズメダイも、成魚になると名まえ負け!?
Whitespotted devilというコモンネームもあり、成魚はもっと地味な色彩に、星もコバルトブルー鮮やかな瑠璃星から白星化する。

警戒心も強いけれど、超アグレッシブ。
怒るほど、目の縁が金色になると言われているが、シパダンのは、まだ怒り心頭には至っていないように見える。
じゅうぶんメンチきってはいるが…


Mid ReefやHanging Gardensの水深5m程度の、ガレっぽいところで見かけるけど、ちょっと大きくなりすぎて、幼魚のジュウェル感満載のかわいさはない。
これはダイブマスター以下、同じボートの人びとに取り残されること覚悟探さないと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まりん・らいふ・いん・しぱだん(251)シロタスキベラ Hologymnosus doliatus

2017-11-28 12:12:35 | シパダン図鑑
ベラ科、シロタスキベラ属、シロタスキベラ。


バラクーダポイントの内側で会ったカマスのような細身のベラは、シロタスキベラ♀。
英名はPastel Ringwrasseというそうで、♀はパステルカラー。
成魚雄相は、パステルというよりはヴィヴィッドな色合い、えらぶた後方に、白いタスキをかけたような模様が入り(たぶんこれが英語脳だとリングになる)、体高ももっと高くなる。
ガレ場すれすれでは、幼魚、若魚、成魚♀と3ステージは見たけれど、♂はまだ会えていないのか、単に気づけていないのか…。

若魚。


そして幼魚。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まりん・らいふ・いん・しぱだん(250)クロフチススキベラ Anampses melanurus

2017-11-24 09:41:09 | シパダン図鑑
ベラ科、ススキベラ属、クロフチススキベラ。


ひとつ前に紹介したホクトベラ♀と似ている。
水中でささっと泳がれたら、私は、「あ!ホクトベラ!」と思ってしまう。
でも、White-spotted wrasseで、ホクトベラのドットよりおおざっぱな感じだし、Black Tailで黄色い尾の縁は黒いのが違い。
その尾っぽの縁が黒いので、クロフチススキベラ。
目つきもちがう。
そして、ホクトはインリーフ派だし、クロフチはドロップオフ派である。
バラクーダポイントで、ホクトはリーフの内っ側の、浅めのガレ場の白っぽいエリアで会ったが、クロフチススキベラは、外洋に面したリーフエッジで会ったというように、住む場所も違う。

成魚♂は、顔の点々が線となり、体のセンターの点々2~3列ぶんくらいが黄ばみ、婚姻色ともなればレモン色に輝くようだ。
数少ないシパダンでのダイビングチャンスがあれば、頑張って探してみよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まりん・らいふ・いん・しぱだん(249)ホクトベラ  Anampses meleagrides

2017-11-22 19:16:34 | シパダン図鑑
ベラ科、ススキベラ属、ホクトベラ。


Spotted wraseeやDotted Wrasseで黒いボディに白い点々と、Yellowtail wrasseで黄色い尾びれが特徴。
ドットずきにはたまらなかったりして!?
でもこの特徴は♀相。
成魚♂は、全身が茶色がかった色彩となり、青いウロコが目立ってドットは消え、顔にMarble wrasseと呼ばれるのもうなずける大理石状の模様が出る。
たぶん、シパダンで見ていないように思う。見過ごしているだけか…。

それにしても、目まぐるしい泳ぎで、見かけても、なかなか思うようにこちらを向いたショットが撮れない。
バラクーダポイントでなんとか1枚撮るも、TGじゃついていけない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まりん・らいふ・いん・しぱだん(248) タレクチベラ Hemigymnus melapterus

2017-11-21 09:03:44 | シパダン図鑑
ベラ科タレクチベラ属のタレクチベラ。

英語ではBlackeye thicklip wrasse、黒い瞳と分厚い唇が特徴。
とはいえ、目がぐりんぐりんと黒目がちなのは、これよりもう少しお子様な頃。
老成してくると、もっとウロコが目立ったり、雄相は緑がかってきて、目も小さくなる。

こちらはバラクーダポイントのインリーフ側のスロープのあたりで見かけた個体。
Half-and-half wrasseとも呼ばれ、白黒のツートンカラーからだろう。
Fishbaseによれば、学名Hemigymnusはギリシャ語で、hemiがhalf、gymnosはnaked、半分裸。
魚類学者のイマジネーションってすごい。

シパダンでもよく見かけるけれど、一瞬で泳ぎ去られるか、口から砂をポロポロって姿のどっちか。
特徴的な唇で、砂をほじくったり、ガレ場の死んだサンゴをどかしては、底生の甲殻類や小魚をポリポリ。


宜野湾で見た幼魚は、サンゴの間にかくれる大きさでかわいかった。
シパダンでは幼魚を見たことないけれど。
夜は横になって寝るという。
シパダンでのナイトは、今となっては夢のまた夢だけど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まりん・らいふ・いん・しぱだん(247) アカテンモチノウオ Cheilinus chlorourus

2017-11-20 11:24:44 | シパダン図鑑
ベラ科モチノウオ属のアカテンモチノウオ。


こんな鈍い色合いですが、「花のベラ」ですよ。
英語でのコモンネームはFloral Wrasse!
あとはMaori wrasseとも呼ばれ、Dotted Maori、White-dotted Maori、Yellow-dotted Maori Wrasse、Yellow-spotted Maori Wrasseなどなど、まあ点々ニュアンス、
成魚は頭部に多数の赤い点があり漢字の赤点持之魚となる次第。

バラクーダポイントのインリーフのガレ場で遭遇した、点々が白いこちらはまだ若者。

Thicklip Wrasseとも呼ばれ、カニの足をひと噛みでちぎるほど強いアゴを持つという。

成魚男女にいつか会えるかな?
図鑑を見る限り、成魚の男女ともフラワー感は感じられなかったけれど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする