P90Xをはじめて早3週間。
地味にしんどい…。
P90Xはインサニティのように、ゼーハー系でも力尽きる系でもない。
Advancedのわりには、懸垂(私はやらない)をのぞいてハードな動きは少ないようにさえ思う。
が、1回のワークアウトの時間が長くて、ヨガ色が濃いので、体が硬い私には手ごわい。
毎日、きょうもか~と、ネガティブに取り組んでいる。
それでも続けてゆけるのは、
「What can you expect?」
「To get in the best shape of your life.」
という文言。
P90Xは90日で身体を改造するプログラムで、DVDは12枚。
01 Chest & Back
02 Plyometrics
03 Shoulders & Arms
04 Yoga X
05 Legs & Back
06 Kenpo X
07 X Stretch
08 Core Synergistics
09 Chest, Shoulders, & Triceps
10 Back & Biceps
11 Cardio X
12 Ab Ripper X
こんなにてんこもりなのに、USからの送料込みで139.80USドルは、ある意味バリュー!?
90日間、これらのDVDをワークアウトカレンダーにそってひたすらこなしてゆく。
なんと、日曜日までスケジュールが組まれているのだ。
カレンダーには「Classic」「Doubles」と「Lean」といった3つのオプションがある。
「Classic」はP90Xのスタンダードとされていて、カーディオ少なめの筋トレメインのプログラム。
「Doubles」は、「Classic」にカーディオが加わり、5週目からは週3、9週目からは週4で、午前は筋トレ、午後はカーディオというスケジュール。そんな時間はありません!
「Lean」はカーディオベースで、上半身を鍛える運動は少なく、筋肉増強よりも細くなりたい人むけで、女性におすすめらしい。
「Classic」には「Cardio X」がなく、「Lean」には「Plyometrics」と「Chest& Back」の2枚が登場しない。
インサニティのプライオメトリクスがきつくてトラウマになっているし、上半身に筋肉つけるより脂肪を減らしたいので、迷わずほっそりしたいLeanを選んだ。
そんなP90Xの日々は…
月曜日 CORE SYNERGISTICS (57分)
コアマッスルを鍛える日。
ウォームアップ、ストレッチのあと、22~3種類ものワークアウト。
腕立て、V字腹筋、背筋、ランジ、スクワットが、さまざまなヴァリエーションで行われ、ときどきヨガ。
中でも、Banana Roll、Bow to boat、Superman Bananaといった転がり系エクササイズがいや~な日である。
BananaはV字腹筋(だと思う)。
Supermanはスーパーマンが飛ぶポーズで背筋。
Bowは、船首なのか弓なのか。ヨガで弓のポーズがあるから弓かな?
弓なりになるのだけれど、頭をボートの舳のようにもたげ、足首をつかんで背筋。
BoatもV字腹筋。
バナナとボートで微妙に違うのかもしれないけれど、私にとってはV字腹筋。
これをBanana!とかSuperman!という号令とともにごろごろ転がるのが心からいやだ。
火曜日 CARDIO X(43分)
ヨガ→拳法→プライオメトリクス、のちスクワット。
インサニティのプライオを経験していると、ここでのプライオは超楽勝。
これなら、Leanでは宝の持ちぐされな「Plyometrics」もいけるんじゃないか、なんて思ってしまう。
最後にまた、スーパーマン・バナナがあるので、いらっと来る。
時間が短いのが救い。
というか、毎日45分以内にはおさえてほしいもんだ。
水曜日 SHOULDER & ARMS(60分)+ Ab Ripper X(16分)
Shoulder & Armsは、ひたすら、トラディショナルな各種ダンベル運動。
さまざまなプレス、さまざまなカール、さまざまなキックバック、さまざまなフライ…
Ab Ripper X 約15分で349回(ちゃんとついていけたら)の腹筋運動。
短時間だけど効きそうな予感。
この腹筋は「毎日はやるな」だそうだ。
木曜日 YOGA X(92分)
マウンテンポーズにはじまり、プランク→チャトゥランガ→アップドッグ→ダウンドッグの太陽礼賛を延々30分でウォームアップ。
こうしたシークエンスを、ヨガで「ヴィンヤサ」と言うそうだ。
もう、ウォームアップだけでうんざりしているのに、引き続き、ランナー、三日月、英雄(戦士)1~3、三角形、ツイスティングトライアングル、椅子、ツイスティングチェア、祈りのポーズ、半月、ひねり半月をそれぞれ、ヴィンヤサに続けて行うのは、私にとっては苦行。
ウォームアップも含めると、約50分にもおよぶヴィンヤサ地獄から抜け出したら、木、ロイヤルダンサー、ツル、ネコ、カエル、橋、車輪、スキ、テーブル、コブラ、ボート、ハーフボート、はさみ、死体、胎児、瞑想などなど。
トニーに「ヨガで心の静けさを」と言われても、「Vinyasa…」と言われると、またかよ、といらっとし、脚を伸ばせばひざの裏が痛いし、ツルのポーズなんて初心者には無理だし、気持ちはCALMになるどころか、ひたすらNEGATIVEな92分。
やりたかったアシュタンガヨガなのに…
ヨガをやりたいと思ったこと自体が、今となっては信じられないくらいヨガがいやだ。
以前に挫折したブライアン・ケストーの方がまだいい。
ヨガの日は、ケストーか、ジリアンのヨガメルトダウンにすげ替えようかと思ったが、YOGA Xのカロリー消費は800カロリーとWikiediaに出ていたので、いやだけれど続けることにした。
そのうち、楽しめるようになれればいいのだけれど。
金曜日 LEGS & BACK(59分)→AB RIPPER X(16分)
Leg & Backsには懸垂がある。
チンアップバーがないと懸垂はできないし、やる気もないので、モディファイアーのチューブでやっている。
ドンキで買ったチューブを引っ張っても、抵抗も感じなければ、二の腕にプルプル感もないので、やり方が悪いのか?
腹筋には効いていそうだけれど…
ダンベル運動多く、たいしておもしろくない運動だけれど、時間がたつのは早く感じるのが救い。
Leg & Backsが終わると、Ab Ripper X。
金曜日に1時間15分も時間を割かれるのはいかがなものか?
土曜日 KEMPO X(59分)
ジャブ、クロス、フック、アッパーカットの動きや、フロント、サイド、バックのキックを組み合わせた運動。
似たようなことを延々一時間やらされる感じだが、そんなに長くは感じない。
でも、拳法よりカポエイラの方が楽しいな。
日曜日 REST or X STRETCH(58分)
日曜日はまるっと休んでもよいのだが、せっかくDVDがあるのだから、X STRETCHを。
とにかく呼吸を続けるだけでいいというストレッチをイテテとか、アタタとか言いながら延々約1時間。
子どもの頃から、体の硬さには定評があるので、少しでも柔軟度を増すことを期待してがまん。
次々とポーズを変えるので、YOGA Xよりはマシ。
これが最初の3週間のスケジュール。
90日間は、フェーズ1~3に分けられているが、このあと1週間のリカバリーウィークがあって、フェーズ1が終了する。
CARDIO Xを除いては、ほぼ1時間、YOGA Xにいたっては1時間半だから、とにかく時間がかかる。
これがP90Xの最大の難点だ。
ワークアウトの中には、最後の数分は「ボーナス」として50分程度で切り上げられるものもあるし、日曜は休んでもいいのに、貧乏性で、ついつい全部やってしまう。
時間は長いが、ヨガを除いては、動きに変化があるので、まあまあ飽きない。
次なる難点は、各動作の前には、次は何をやるぞ的な説明だけで、デモンストレーションは滅多にない。
おまけに「左から」というとき、ショーンTやブレットは、実際には右からやってくれるので、私たちは目に映る彼らの動きを、鏡のようにそのまま真似ればよいが、トニー・ホートンは左のときは彼らも左から始めるので、ときにわかりづらい。
すべてのワークアウトをていねいに解説したガイドブックつきではあるが…
とにかくヨガ色が強くて、音楽もスパで流れているような音楽を多用している。
ヒーリング系音楽に反し、トニー・ホートンは、ぺらっぺらとしゃべりっぱなし。
たぶん、声のトーンが高めだから、しんどいときにはよりいらっと来るのだ。
時に、うっせー!と思いながらやるワークアウトは、ジリアン・マイケルズ以来。
おもしろいんだかおもしろくないんだかなジョーク満載で、アメリカ人には、こーゆーのがウケるんだろーな。
まあ、ヨガのグルが、妙に鎮静化させるようなしゃべり方してるよりは、ヨギニーでないだけに、なじみやすくもある。
ついでにBoys and girls、とかKidsと呼ばれる、出演者たちは、あまり感じがよくない。
こんな具合で、不満は多いが、さすがに380万セットの売上を記録しているだけあって効果はある。
1週間で体重が1キロ減ったのは、ワークアウト続きの最近では画期的なこと。
体内年齢は、ついに最低記録更新の23才。
「3-Phase Nutrition Plan」なる日々のレシピには目もくれず、12月の暴飲暴食シーズン、かつクリスマス寒波で容易に太れる条件が整っている中で、だ。
しかもP90Xは、減量よりも引き締めに効果というのに、体重が減ったことに気をよくして、いやだけれど、もう、Bring it! Bring it! Bring it!なのだ。
来週のリカバリーウィークは、ちょっとマイルドな週だけど、YOGA Xを週に2回しなくてはならない。
X Stretchとで、またまた体の筋があちこち痛いのかと思うと、ブルーになる。
つづく
地味にしんどい…。
P90Xはインサニティのように、ゼーハー系でも力尽きる系でもない。
Advancedのわりには、懸垂(私はやらない)をのぞいてハードな動きは少ないようにさえ思う。
が、1回のワークアウトの時間が長くて、ヨガ色が濃いので、体が硬い私には手ごわい。
毎日、きょうもか~と、ネガティブに取り組んでいる。
それでも続けてゆけるのは、
「What can you expect?」
「To get in the best shape of your life.」
という文言。
P90Xは90日で身体を改造するプログラムで、DVDは12枚。
01 Chest & Back
02 Plyometrics
03 Shoulders & Arms
04 Yoga X
05 Legs & Back
06 Kenpo X
07 X Stretch
08 Core Synergistics
09 Chest, Shoulders, & Triceps
10 Back & Biceps
11 Cardio X
12 Ab Ripper X
こんなにてんこもりなのに、USからの送料込みで139.80USドルは、ある意味バリュー!?
90日間、これらのDVDをワークアウトカレンダーにそってひたすらこなしてゆく。
なんと、日曜日までスケジュールが組まれているのだ。
カレンダーには「Classic」「Doubles」と「Lean」といった3つのオプションがある。
「Classic」はP90Xのスタンダードとされていて、カーディオ少なめの筋トレメインのプログラム。
「Doubles」は、「Classic」にカーディオが加わり、5週目からは週3、9週目からは週4で、午前は筋トレ、午後はカーディオというスケジュール。そんな時間はありません!
「Lean」はカーディオベースで、上半身を鍛える運動は少なく、筋肉増強よりも細くなりたい人むけで、女性におすすめらしい。
「Classic」には「Cardio X」がなく、「Lean」には「Plyometrics」と「Chest& Back」の2枚が登場しない。
インサニティのプライオメトリクスがきつくてトラウマになっているし、上半身に筋肉つけるより脂肪を減らしたいので、迷わずほっそりしたいLeanを選んだ。
そんなP90Xの日々は…
月曜日 CORE SYNERGISTICS (57分)
コアマッスルを鍛える日。
ウォームアップ、ストレッチのあと、22~3種類ものワークアウト。
腕立て、V字腹筋、背筋、ランジ、スクワットが、さまざまなヴァリエーションで行われ、ときどきヨガ。
中でも、Banana Roll、Bow to boat、Superman Bananaといった転がり系エクササイズがいや~な日である。
BananaはV字腹筋(だと思う)。
Supermanはスーパーマンが飛ぶポーズで背筋。
Bowは、船首なのか弓なのか。ヨガで弓のポーズがあるから弓かな?
弓なりになるのだけれど、頭をボートの舳のようにもたげ、足首をつかんで背筋。
BoatもV字腹筋。
バナナとボートで微妙に違うのかもしれないけれど、私にとってはV字腹筋。
これをBanana!とかSuperman!という号令とともにごろごろ転がるのが心からいやだ。
火曜日 CARDIO X(43分)
ヨガ→拳法→プライオメトリクス、のちスクワット。
インサニティのプライオを経験していると、ここでのプライオは超楽勝。
これなら、Leanでは宝の持ちぐされな「Plyometrics」もいけるんじゃないか、なんて思ってしまう。
最後にまた、スーパーマン・バナナがあるので、いらっと来る。
時間が短いのが救い。
というか、毎日45分以内にはおさえてほしいもんだ。
水曜日 SHOULDER & ARMS(60分)+ Ab Ripper X(16分)
Shoulder & Armsは、ひたすら、トラディショナルな各種ダンベル運動。
さまざまなプレス、さまざまなカール、さまざまなキックバック、さまざまなフライ…
Ab Ripper X 約15分で349回(ちゃんとついていけたら)の腹筋運動。
短時間だけど効きそうな予感。
この腹筋は「毎日はやるな」だそうだ。
木曜日 YOGA X(92分)
マウンテンポーズにはじまり、プランク→チャトゥランガ→アップドッグ→ダウンドッグの太陽礼賛を延々30分でウォームアップ。
こうしたシークエンスを、ヨガで「ヴィンヤサ」と言うそうだ。
もう、ウォームアップだけでうんざりしているのに、引き続き、ランナー、三日月、英雄(戦士)1~3、三角形、ツイスティングトライアングル、椅子、ツイスティングチェア、祈りのポーズ、半月、ひねり半月をそれぞれ、ヴィンヤサに続けて行うのは、私にとっては苦行。
ウォームアップも含めると、約50分にもおよぶヴィンヤサ地獄から抜け出したら、木、ロイヤルダンサー、ツル、ネコ、カエル、橋、車輪、スキ、テーブル、コブラ、ボート、ハーフボート、はさみ、死体、胎児、瞑想などなど。
トニーに「ヨガで心の静けさを」と言われても、「Vinyasa…」と言われると、またかよ、といらっとし、脚を伸ばせばひざの裏が痛いし、ツルのポーズなんて初心者には無理だし、気持ちはCALMになるどころか、ひたすらNEGATIVEな92分。
やりたかったアシュタンガヨガなのに…
ヨガをやりたいと思ったこと自体が、今となっては信じられないくらいヨガがいやだ。
以前に挫折したブライアン・ケストーの方がまだいい。
ヨガの日は、ケストーか、ジリアンのヨガメルトダウンにすげ替えようかと思ったが、YOGA Xのカロリー消費は800カロリーとWikiediaに出ていたので、いやだけれど続けることにした。
そのうち、楽しめるようになれればいいのだけれど。
金曜日 LEGS & BACK(59分)→AB RIPPER X(16分)
Leg & Backsには懸垂がある。
チンアップバーがないと懸垂はできないし、やる気もないので、モディファイアーのチューブでやっている。
ドンキで買ったチューブを引っ張っても、抵抗も感じなければ、二の腕にプルプル感もないので、やり方が悪いのか?
腹筋には効いていそうだけれど…
ダンベル運動多く、たいしておもしろくない運動だけれど、時間がたつのは早く感じるのが救い。
Leg & Backsが終わると、Ab Ripper X。
金曜日に1時間15分も時間を割かれるのはいかがなものか?
土曜日 KEMPO X(59分)
ジャブ、クロス、フック、アッパーカットの動きや、フロント、サイド、バックのキックを組み合わせた運動。
似たようなことを延々一時間やらされる感じだが、そんなに長くは感じない。
でも、拳法よりカポエイラの方が楽しいな。
日曜日 REST or X STRETCH(58分)
日曜日はまるっと休んでもよいのだが、せっかくDVDがあるのだから、X STRETCHを。
とにかく呼吸を続けるだけでいいというストレッチをイテテとか、アタタとか言いながら延々約1時間。
子どもの頃から、体の硬さには定評があるので、少しでも柔軟度を増すことを期待してがまん。
次々とポーズを変えるので、YOGA Xよりはマシ。
これが最初の3週間のスケジュール。
90日間は、フェーズ1~3に分けられているが、このあと1週間のリカバリーウィークがあって、フェーズ1が終了する。
CARDIO Xを除いては、ほぼ1時間、YOGA Xにいたっては1時間半だから、とにかく時間がかかる。
これがP90Xの最大の難点だ。
ワークアウトの中には、最後の数分は「ボーナス」として50分程度で切り上げられるものもあるし、日曜は休んでもいいのに、貧乏性で、ついつい全部やってしまう。
時間は長いが、ヨガを除いては、動きに変化があるので、まあまあ飽きない。
次なる難点は、各動作の前には、次は何をやるぞ的な説明だけで、デモンストレーションは滅多にない。
おまけに「左から」というとき、ショーンTやブレットは、実際には右からやってくれるので、私たちは目に映る彼らの動きを、鏡のようにそのまま真似ればよいが、トニー・ホートンは左のときは彼らも左から始めるので、ときにわかりづらい。
すべてのワークアウトをていねいに解説したガイドブックつきではあるが…
とにかくヨガ色が強くて、音楽もスパで流れているような音楽を多用している。
ヒーリング系音楽に反し、トニー・ホートンは、ぺらっぺらとしゃべりっぱなし。
たぶん、声のトーンが高めだから、しんどいときにはよりいらっと来るのだ。
時に、うっせー!と思いながらやるワークアウトは、ジリアン・マイケルズ以来。
おもしろいんだかおもしろくないんだかなジョーク満載で、アメリカ人には、こーゆーのがウケるんだろーな。
まあ、ヨガのグルが、妙に鎮静化させるようなしゃべり方してるよりは、ヨギニーでないだけに、なじみやすくもある。
ついでにBoys and girls、とかKidsと呼ばれる、出演者たちは、あまり感じがよくない。
こんな具合で、不満は多いが、さすがに380万セットの売上を記録しているだけあって効果はある。
1週間で体重が1キロ減ったのは、ワークアウト続きの最近では画期的なこと。
体内年齢は、ついに最低記録更新の23才。
「3-Phase Nutrition Plan」なる日々のレシピには目もくれず、12月の暴飲暴食シーズン、かつクリスマス寒波で容易に太れる条件が整っている中で、だ。
しかもP90Xは、減量よりも引き締めに効果というのに、体重が減ったことに気をよくして、いやだけれど、もう、Bring it! Bring it! Bring it!なのだ。
来週のリカバリーウィークは、ちょっとマイルドな週だけど、YOGA Xを週に2回しなくてはならない。
X Stretchとで、またまた体の筋があちこち痛いのかと思うと、ブルーになる。
つづく