くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

シパダン2013 9月11日(水)

2013-09-29 02:44:38 |  ダイビング
けさも鏡のような海。


きょうはジェリーがガイドすると言っていたのに、姿が見えない。
だからきょうもブーちゃんガイド。

おはようシパダン。

Jettyから水中をのぞきこむと、ツバメウオの幼魚がうろうろ。

Jettyの下でゆっくり潜りたいなあ…


1st dive Barracuda Point
いつもどおりギンガメからスタート。

ギンガメたちは最初、沖の方にいたが、徐々に棚の上へ…。

けさはホワイトチップも活発に泳いでいる。
サメはやはり複数でうろついているのがよい。
危険がないサメなら、群れてるほどよい。



ロウニンもぞくぞく駆けつける。




なかでもまっ黒い♂ロウニンは、威風堂々。



25mくらいまでゆけば、グレーリーフはときどきいるけれど…



外洋にうきうきすることは何もなく…

砂地に到達しても、注目度の低いおさかなばかり。
ハゼ3種とか…


けさも、砂地に到達しても、カンムリブダイは不発。
コーラルガーデンに向かっていた潮は流れを変え、またギンガメまで押し戻されてエキジット。

それでも飽きないBP。それでも飽きないギンガメ。
クマザサハナムロもきれい。


浮上すれば、やっと南の島らしくなってきた。



朝食はクイテオ麺。
クイテオは平たい麺で、見た目はきしめんをもうちょっと太く、平たく、ぶつ切り気味なイメージ?
うまく発音できなくて、「クエ、クィ…」と言ってたら、コックが「ククククックィクィクイテオ」と、DJがレコードをキュキュっとやる真似。
ファンキーストリートシェフ。


2nd dive Stsghorn Crest
スタッグホーンもまったり。
たまーにグレーリーフシャークが通るが、BPに比べて小さい。
そういえば、こどものグレーリーフをよく見かけるのはスタッグホーンクレストだ。


外洋を気にしつつ、カベをちまちま眺め続ける。
そういえば今回は、どこを潜ってもやたらとツノダシのペアを見かける。

群れないかなあ…。

結局、キレイなだけで何も起こらないスタッグホーン。

水がクリアで、鏡のような海…。
遠くのツバメウオが水面に映っていた。



2本目から帰ると、ツルのように痩せたフランス人のおじいさんが下船して、かわりにスペイン人の夫妻、そして重鎮(?)トムが登場。
ツルのようなおじいさん、夕べは日本に行ったという写真を見せてくれた。
フランス人は英語があまり堪能でない人が多く、毎年、心を開いたころになると降りてしまうので残念。
きょう乗って来たスペイン人は、むっつり顔のダンナはメタボで、相撲部屋のあごをしている。
奥さんば、スリムで美人でフレンドリーだが、声がでかい。
昔、スペインに行ったとき、バルセロナでもマドリッドでもセビーリャでも、道端で女子どうしが話している光景というのは、ケンカなのか話がはずみすぎているかわからないほどエキサイティングトークな感じだった。
まさにそういうスペインの女の人って感じ。
いっぽう、すでに乗船している美男美女は声が小さい。
トムは、今日到着したふたりだけをケアするという。
VIP?
トムに「ジェリーはなんで潜らないの?」と聞くと、「ジェリーは今はボス。」という。
あんたをさしおいて、んなわけないだろ。


3rd Lobster Lairs
ロブスター・レイアーなんて、何年ぶり?
もちろん、スタッグホーンクレストやハンギングガーデンからの流れでここにたどりついてはいても、ロブスター・レイアーめがけて潜るのは、本当にひさしぶり。


で、やっぱり、平平凡凡。


スズメダイなどをながめる。




ただただマクロ。


今回の水中は、あまりに平和なので、普段は見過ごしているような生き物たちもじっくり観察。
こんなのも悪くはないが…。

ロブスター・レイアーはあまり潜られていないだけに、リーフトップのサンゴはとても元気。


ランチももりもり食べて、4本目。


4th Barracuda Point
またまたギンガメから。


今回、よくユカタハタも固まっている。大小ユカタハタ。


ぶれるけどカエルウオ。



またもバラクーダ不発。
浮上すると、真横にカメが息継ぎにやって来た。



まる3日、シパダンなのに、レアもの不在のマクロメインになっている。
バラクーダの出はしぶいし、カンムリブダイも1匹も見ていない。
ハンマーどころゃない。
だけど、きょうもありがとう、シパダン。



船に帰るとジェリーが、「君を待っていた。おいらが作ったケーキだ。」と。
おやつのバナナケーキ。

「やっぱり、こんどのコックの作ったケーキはおいしいねぇ。」
ジェリーは今、ヘンタイキャラづくりに凝っているようで、坊主頭をすりすりしてきてときどき面倒臭い。
ヘンタイネタは、適当にスルーしながら、「ジェリー、ボスになったんだって?」と尋ねたら「ボスはトム。」
転倒して腰を強打して1か月潜っていないと最初は言っていたが、とくに腰をかばう様子もなく…。
よくよく聞いたら、今は会計担当になったと…。
「かいけい~???だいじょうぶぅーーー???」
衝撃の配置転換。
何か裏がありそうな気もする。
でもまあ、確かに御年40にもなって、日曜3ダイブ、月~金は毎日5ダイブ、土曜日3ダイブという、クリスチャンなのに安息日なしの毎日なを送ってきたわけで、ご本人様の言う通り「ハヤクシンジャウウ」もんね。
ぷっくり新人がふたりいる今は、一線を退いたのか?

ジェリーが潜らないとわかった今…。
トムに「トムさんと潜りたーーーい!」と暴挙に出てみる。
決して親日家ではないトムなので、ダメもと。
ブーちゃんは頑張っていると思う。
だけど、3日間マクロ一辺倒で、潮がダメっぽいけど、トムの長年の経験にたよれば、何かが見えるかもしれない。
モーリシャス人とツルおじさんなき今、きょうまで残っているメンバーは、一眼3人、コンデジ2人。
うちひとり、フランス人の一眼おやじは、超マイペースで、ブーちゃんがどんなに口をすっぱくして言っても時間にあがってこない困ったちゃんなのだ。
たまたまスペイン人夫妻がコンデジなので、フォト派と分けてと懇願したら、トム、まさかの快諾。
言ってみるもんだねー。

さて、ブーちゃんがきょうはサンセットダイビングだという。
滞在中、一度はサンセットには行っておこうというポリシーなのだが、なんとなくLazyな感じでパス。
毎日、5本目を「潜らない」というと、ブーちゃんはうれしそうに「ARIGATO GOZAIMASU」と言うのだが、毎回、誰かしらが潜って休息はとれないのだ。
そして、ディナーをおいしくいただき、きょうも暮れたのであった。
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シパダン2013 9月10日(火)水が変わった日

2013-09-26 08:13:36 |  ダイビング
セレベス・エクスプローラーの朝は、いつも同じ。
船のエンジンがかかったら目が覚めてしまう。
モーニングコールがきたらベッドから抜け出し、トップデッキの干し物をとりこんでラウンジで薄切りロールケーキ&バナナとサバティー。
ブリーフィングがあって、それからダイビングへ出発。

きょうもダイビングパーミットのサインをしにJETTYへ行く。
けさもどんより。

島の木々の中から、ピポパピポパピーポーと鳥が鳴いている。

曇り空には海鳥が。



1st dive South Point
一夜にして、海の色が変わっていた。
このシパダンの劇的な水の変化というのは、どういう潮の動きで起るんだろう?
浮遊物は多いが、クリアな青だ。
せっかくのサウスポイントなのに、せかっく透明度もよいのに、High tideで大物は望めないのでマクロウォッチング…。


ここまでもピグミーシーホース登場。
写真は最初からあきらめてる。
潮はスタッグホーンクレストへむけて流れていた。
サウス-スタッグホーンの間で潮が流れると、ポイント的にはゴージャスで大好き。
サウスポイントからスタッグホーンクレストに突入する瞬間って、劇的にカベの様子が変わっておもしろい。
朝ならサウスのグレーリーフとか、スタッグホーンのハンマーとかを期待したいところだけれど、大物の気配はまるでなく…
普通種をちまちま観察するのもなかなかおもしろいもんだ。
サザナミヤッコ、動きが速くて画角にきちんとおさまらないけど、とぼけた顔してんのね、とか…

平和なダイビング。


ナシレマ登場
きのうジェリーが「うちのコックはこないだナシレマも作ったぜぃ」と自慢するので、「じゃあナシレマ作ってもらって」と言ったら、「おらんぷてぃ(白人)が嫌いだからダメ!」と言われたが、コックにしっかりナシレマをリクエストしていた。
自分たちが食べたかったんじゃないの?
そしてけさはナシレマ。




おいしい。
ナシレマは、ココナッツミルクで炊いたご飯。
ナシレマ嫌いと言われていたおらんぷてぃの人びとの反応は…
美男美女スペイン人カップル。
ブラジル人4人、うち一人は日系3世らしく日本語は話さない女性だが、あと3人はおらんぷてぃな外見。
フランス人の高齢めのおじさんふたり。
アイルランド人父娘。
みんなナシレマ、けっこうおかわりしてたけど…。


2nd dive Hanging Gardens
ハンギング・ガーデンは、めったに午前中には入らない。
きょうはどんよりしているから、光の乱反射もないし、まあいいか。
島の北から西に特徴的なサンゴ群。


ここでもマクロウォッチング。


アンナさん絶賛大発生中。


海はひたすら青いのだが、浮遊物がやっぱり多いのが残念。



3rd dive Barracuda Point
鏡のような海で、水面近くのハタタテがミラー状態になるほど。


さっさと深度を下げ、ギンガメは下からながめる。


そして、ボロボロなアケボノハゼをみつけた。




ブーちゃんはじめみんながタートルロックに寄る気配はないが、皆が水底を這いずっているあいだに、私はロックに寄ってみた。
きょうもそこでは3匹のカメが、よりよいクリーニングポイントをめぐってゆるーく争っていた。
動画にはとれなかったが、二匹が向き合うと、一瞬、カーっと口を開けて威嚇しあったりもするが、そこは「なんだよー」くらいで攻撃しないのがカメの仙人気質なところ。
でも、自分がとりたい場所に関してはおかまいなく動くので、私も途中ではたかれた。


何におそわれたのか、背びれはないけれど、元気そうだ。
これからも頑張って生き続けてほしいものだ。

コーラルガーデン側に流していって、カレントが変わって、また流れに乗って戻ってきたら…
安全停止をしているときも、下界では、まだまだカメの場所取りは続く。



ランチは、イカの揚げ物、うまっ!

大人気で、遅れてきた人にはいきわたらなかったと思われる。
青梗菜もかみ切れる調理だった。
ただ、練乳味ミルクの中に、パイナップルやメロンやらのフルーツとキューカンバーやらの野菜が浮かんでいるデザートサラダは微妙であった。



4th dive Barracuda Point
やっと晴れてきた。


グレーリーフはちらほら。

カスミアジにつきまとわれるものも。


ユカタハタの三角関係⁉︎


やっとバラクーダに再会。
でも、きょうの群れはXSサイズ。


それでもトルネードを見せてくれようとする(?)努力。


フォーメーションはよいのだけれど、あまりに稀薄。


水底は小魚たちでにぎやか。
いったい私はどこをどう見て、こんな構図に!?


安全停止に入ったら、バラクーダが下を流れてゆく。

さっきより少し増えた?
明日に期待。
あしたのダイブマスターはジェリーのはず。

シパダン島、きょうもありがとう。



おやつはピサンゴレン、バナナフリッター。3つは食べた…。


マブールに着いたらTigerと昼寝。

ディナーはナイトダイビングが終わった後になる。
でも、ナイトの人びとが戻って来て、ラウンジに上がって来ても、いっこうにはじまらないディナー。
まさかのシェフの、お米炊き忘れ…
ディナーがスタートしたのは、20時半をまわってからだった。
ナイトに行かない我々は待ちくたびれ…。
でも、今回は、おいしいものをたくさん食べるが優先なので、Tigerは控え目なのだ。
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シパダン2013 9月9日(月)幼魚祭り開催中

2013-09-24 21:58:00 |  ダイビング
船のエンジン音で目がさめた。
シパダンに朝7時頃には着くようにセンポルナを出るのだから、逆算して夜中の3時すぎくらい?
時間を見るのもおっくうで、頑張って目を閉じ続けておく。
6時15分頃にモーニングコールがあり、デッキに出たら、外はどんより。
ラウンジに戻って、サバディー片手に超薄切りロールケーキをはむはむ。

ブリーフィングはセレベス・エクスプローラーでいうコーラル・ガーデン。
1本目だし、妥当だね…。
ダイブマスターは新人ふたり。
新人といっても、ふたりとも腹が出た推定アラサー。
高木ブー似とチェ・ホンマン似の2人である。
私たちは、ブーちゃんチームである。
いつも我々の目となり眼となるジェリーは潜らない。
ゆうべホワイトボードでグループ分けとDMの名まえをチェックして、DMがジェリーでないとわかった瞬間から、「え~、ジェリー潜らないの?」攻撃。
けさも顔を合わせれば、お約束のように「ジェリーも潜らないの?」とうざいほどに連発する私たち。
夕べから「スイヨウビ!」とだけ言っている。
トムは不在。

ブリーフィングがすむと、ウェット着てシパダンへサインに出発。
今回も1ボートしかない。
それも船足が異様に遅い。
左右のエンジン、右しか動いていない。
送迎用に使えるボートがないから、きのうセレベスはセンポルナに泊まっていたのだ。

空はどんより。
しかもHigh tide。
昔のSDC前あたりで降りてjettyまでてくてく。
現在、長~いJETTYと、

新しい小屋を建築中。

今はまだ、おなじみのJETTY。


サインをしたらさっさとまたボートまでてくてく。
私たちはブーちゃん組は先発隊。
日本人4人にフレンチスピーキングのおじさん~おじいさん5人。
みんな重厚長大なカメラ装備である。


1st dive Whitetip Avenue(WTA)
コーラル・ガーデンことホワイトチップ・アベニュー。
飛び込んだら、浮遊物多めのクリアではないところが、いかにもシパダンな水。
たとえホワイトチップアベニューでも、やはりシパダンはいい。
海の中は、ところどころに死んだサンゴがあり、少し荒れてしまったように思えた。
でも、今は水温は決して高くないので、大丈夫だと思う。
壁沿いの印象は、幼魚大量発生中。
幼いアケボノ…。

それから、各種ちびちびスズメダイだらけ。

ブーちゃんは、ピグミーシーホースを見つけていた。
ブー、マクロは得意そうだ。
でも、ヤマブキハゼは教えてくれなくてよいよ。


エキジット前、これは個人的な趣味のカエルウオになごむ。


みんな好き勝手な場所から浮上してきた。

C/E人事動向
エキジットしたら朝食だ。
ミーゴレンなどなど。
このミーゴレンの味が限りなく飲食店の味。
前コックのマズウィンがやめて、今度はチャイニーズ・レストランのコックあがりが厨房を仕切っている。
コック→ボートマン→DM→ゲストリレーションズとしょっちゅう配置換えされてきたロナルドや、ビールの本数があわなくて会計から厨房に入ったマズウィンのように、料理を本職としていたわけではない人びととは違い、味つけ、加熱がぜんぜん違うのだ。
アダムこそ、シーフェストホテルのシェフあがりという話だったが、ひとたびやめてしまえば、スタッフたちは、アダムを引き合いに出してアダムと違って、うまいってな言い様。確かにそうなのである。
いい人やとったねーーー。
この船が調達できる食材の範囲なので、朝からフライドポテトやチキンフリッターという揚げ物大魔王ではあるが、ポテトの揚がりっぷりもちがう。
ジェリーによればコックは、「チャイニーズ・レストランでは朝から晩まで休む間もなく働かせられるけど、ここでは1日に3回だけ作ればいいから超楽勝」と喜んでいるらしい。
レストランでは早朝から仕込みをして、ひとたび開店すれば、お客がそれぞれちがうものをオーダーするから、いろんなものを作らなくてはならないし、閉店後はかたずけがあって、夜中になるからハードらしい。
「3回じゃなくて、おやつは?」と言ったら、「おやつはバナナを揚げるだけ。」
…ピサンゴレンだけしか出さないってことかい!?…
コックはやはりコックらしく、結構太っている。
厨房でキャップをかぶっているときはわからないが、キャップをとると、ソフトモヒカンのパーマ版みたいなヘアスタイル。
服装もちょっと違うぞ、と思うコーディネートにはなっているが、ストリート系。
とにかく、ジェリーたちが、彼のことをベタボメである。

デブといえば…
エリエルに、「How do you think about our new divemasters?」と聞かれたので、簡潔に「GUMUK!」とお返事。
gumukはマレー語でおでぶのことである。
笑っていた。

キャプテンのダスリとマズウィンはペトロナスでワイヤリングの仕事をしてるんだそうだ。
ダスリの妻クリスチーナも当然やめ、現在妊婦だそうだ。
ダスリに代わるキャプテンは、なんと「too old」を理由にやめた元キャプテン。
そして、その息子という耳の聞こえないムタリも戻って来て親子で出戻っている。

2nd dive Barracuda Point
やっと潜れるバラクーダ・ポイント、BP。
フレンチスピーキングのうち3人は、2本目はウェットなし潜水。
みんな黄檗山萬福寺の布袋像のおなかをしている。
1本目で寒かったので、「えっ!」と言ったら、「日本の海の方が寒いでしょ?」と言われたので、「フランスだって」と返したら、「ノン、モーリシャス」で、モーリシャス人であった。
あとのフレンチスピーキングは、フランス人らしく、ツルのように痩せたおじいさんと、超長いアームのついたハウジングを持つおじさん。

走れないボートでポイントに着いたら、ギンガメめがけてエントリー。
帰って来たよー、ギンガメーズにロウニンズ…。

ギンガメは相変わらずびっしり。
そして、相変わらずよくなついている。

ずいぶん来なかったじゃねーかよ、とエラぶたの黒点が金平糖型になってるようにリピーターには見える。
ロウニンアジは、あまりに巨大化していて、びびった。
1年でこうも成長するもの?
でも、ギンガメが濃すぎて、ロウニンを撮ろうとしても、ギンガメに視界を遮られてしまう。


深度を下げ、サメが現れたと思うとキューっと寒くなる。

あとは、平平凡凡。
仲良しアオマスクとか…

大好きなハダカハオコゼ。このときは、「ブー、でかしたぞ」と思う。

ウメイロモドキの群れが通り…

ツバメウオもいる。


まだまた潮が高めで、せっかくのBPものっぺりした感じ。
バラクーダもいなかった。
でも、やっぱりここが好きだ。

2本目のあと、不覚にもトーストとバナナを食べる。

3rd dive Mid Reef
ブリーフィングで、ジャイアント・クラムを見に行く、という。
気乗り薄。
ところがエントリーしたのは、ジャイアント・クラムから離れた場所だった。
そのまま潜降。
WTA続きのリーフなので、1本目とあまり様子は変わらない。
ブーちゃんは、ひたすら青いウミウシを教えていたので、バディからもグループからも、後方に陣取って、自分の趣味の世界に没頭。
今回は、スズメダイの幼魚がブーム。
1センチくらいの子たちが、超かわいーっ!!!






潮もだいぶ下げてきたようで、アオウミガメも出てき始めた。


さて、リーフにあがると、ひたすら先を急ぐブーちゃん。
その先にはBumpheadsの群れでもいるのか?
気配もないしなあ、と思いながら、適当に泳いでゆくと、ジャイアント・クラムのところのこんもりサンゴ群がみえてきたのでがっかり。
目が合わないようにしようと思ったが、ブー、みんなが来るまで待っていた。

おいしいランチをはさんで、4本目。

4th dive Drop Off
タートル・カバーンからスタート。
真新しいサインボードができている。


近づくと、Sea Venture作成…。なんで?


ブリーフィングで入り口だけ、とブーちゃんがあまりにも口を酸っぱくして言たので、本当にサインボードのまわりまでにしておいた。
初日から新人をイラッとさせることはない。
朽ち果てそうな以前のサインボードについた藻だか水ごけだかに、「Alice was here」と落書きがある。
どこのアリスだか知らないけど、その自己主張にカチンときて、ずっとここに沈んでろー、と思ったら、ブーちゃんにサメの歯を渡された。
「えー、私も書くんですか?」
にっこり見ているので、目立たないように名を書いて、サメの歯をお返しした。
私もここで沈んどれ、ってことだ。
ま、夜になればフラッシュライトフィッシュのイルミネーションショーがあるし、晴れの日はキレイだから、魂の1パーセントくらい、ここに残しておいてもいいか。
どうせ、藻に覆われるのは時間の問題。
それに、いずれサインボードは崩落するであろう。
きょうのカバーンは、曇っていて、透明度がよくないので、あんまりキレイじゃない。


そして、ドロップオフからBPのWALLと言えば、やはりハナダイにどっぷり。




ここもスズメダイの幼魚満載でにぎやか。
全体的に幼魚が多くて、ナポレオンも若年層が目立つ。
そして、若いほど動きが速くてぶれてしまう。


トリはもちろんギンガメ。

あしたもまた来るよ。

外洋側にはハタタテダイが群れていて、かわいらしいのだが、浮遊物が多くて残念。

水面はペタペタになって来たし、明日は晴れるといいな。

シパダン島、きょうも1日、ありがとう…。



夕刻。
おやつがない…。
買ってきたドリアンケーキを切って食べる。
美味。
さすが、18リンギット=540円もしただけはある。
こちらの物価から考えると、しかもサンデーマーケットだから、相当な上物!?
1日曇り空で、水中も寒かったので、なんだか消耗。
ナイト組がかえってくるまでディナーにはありつけないので、部屋で1時間だけ寝ようと一眠り。
のはずが、しっかり二度寝し、起きたときのけだるいこと。

起き抜けで食べられないと言いつつ、おいしいディナーをたらふくいただく。
なんといっても、スープがおいしい。
これまでよく出していたキャンベルのマッシュルームスープやチキンスープではない。
鶏ガラから出した、チキンバクテが、もう、美味。
本当にいいコックが来てくれた。

太鼓腹モーリシャス3人組は、明日下船らしい。
ちゃんと全員に挨拶まわり&しぇーくはんず。
と思ったら、しっかり名刺持って、モーリシャスのダイブオペレーターさんで、しっかりセールス。
この人たちがいなくなったら、WiFiもうちょっとつながるかな?
Tiger飲んで、早めの就寝。
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シパダン2013(2)9月8日(日)晴れのちどしゃ降り

2013-09-20 23:50:54 | コタキナバル
セレベスエクスプローラー乗船日
マブールのSMARTハウスリーフでのにごにごダイビングよりも、KKじゃらんじゃらんの方が好き。
だから、今回も夕刻乗船。

朝、明るくなって目が覚めた。
時計は6:35。
カーテンの遮光がちょっと弱め。
そのカーテンを開けたら、眼下に広がるトタン屋根。

いちおう、屋根つきパーキングらしい。
そして申し訳程度に見える川。

川よりも、カラムンシンあらためビバリーあらためサバ・オリエンタル・ホテルビュー。

オセアニア・ホテルは4階だて。
最上階にテラスがあって、ホテルサイトの写真ではよさげに見えたので、行ってみた。
…写真のイメージとは違い、かなり狭くてしょぼかった。

喫煙スペースとして存在している感じ。
ふりむくと洋式トイレがふたつ、なぜか扉全開でたたずんでいた。
隣のビルのベランダ(?)は、ゴミだらけ。
遠くをみても、なんだか残念。

ただ、私が気に入っている、プラグがかわいいサバ電力のロゴが見える。


ふと川沿いに目をやると、街路樹に「TEKSI→80M」という札が木にくくりつけられている。
TEKSI、てくし、タクシー、TAXIのこと。
なーんだ、わざわざレセプションにタクシーを呼んでもらわなくても、ちょっと歩けばタクシースタンドがあるんだ。
さっそく下に降りて、「TEKSI→80M」の方向に歩いてゆくが、それらしき場所は空っぽ。
きっと歩いているうちに流しのタクシーが拾えるか、ミニバス乗り場に行きあたるはずと、ゆうべタクシーで通って来た方向へ歩いてゆくと、またまた木に「TEKSI」がくくりつけられている。
今度は10Mごと。
そしてタクシー発見。
1台しかおらず、ドライバーは中で寝ていた。
が、近づくとすぐに起きた。
けさもカンポンアイルで落としてもらった。

朝のじゃらんじゃらん
KKの朝といえば、私は汁麺。
混んでいる店を選んで適当に入る。
「福泉」というなんだか縁起よさげな店名。
ミースープを頼んだら、ミースープはおいていないという。
しかしそこは客をのがさぬチャイニーズ。
隣の店から持ってくるという。
出てきたのはミー(麺)ではなくミーフン(米粉)スープ。

黄色い麺の方が好きだが、朝だしおいしいからよしとしよう。
テタレも飲んだ。

朝食後はサンデーマーケットへヤム芋ケーキを買いにゆく。
きょうも大混雑。
薄曇りで涼しい風が吹いているので、サンデーマーケット日和ではあるが、熱気はすごい。
フルーツがきれい。




蚊遣り蛙や蚊遣り魚、ほしい。




やっとロールケーキコーナーにたどりつくと、ヤムはなかった。
かわりにドリアンケーキを買った。

人ごみすぎるサンデーマーケットはさっさと脱出。
ショッピングセンターがオープンする9時半になったので、ウィスマ・ムルデカへ両替に行くが、ビル内、まだ開店前の店が多い。
続いてもうひとつのショッピングセンター、スリアサバへ。
スリアサバには、高級ブランドはないが、コスメやらカジュアル系のファッションを中心に、名の通った店が入っている。
KKにばブランドとは無縁のままでいてほしかったが…。
われわれのスリアサバでの目的はDAISO JAPAN。
セレベス・エクスプローラーでの船内履き用スリッパを買うためだ。
マレーシアにおけるダイソーは「Always RM5 Shop」で、1品約150円なので、日本のダイソーの方が安い。
まあ、船内履きのことなどすっかり忘れて日本で調達してこなかったから仕方ない。
スリアサバには10時前に入ったら、やはり大部分がまだ開店前。
10時の開店と同時にダイソーへ一番乗り。
すぐにローカルもぞくぞく入って来た。
スリッパは井草っぽいやつと、ビーサン型でもこもこ起毛したやつで悩むが、足ざわりが気持ちよさそうなのと、「それは室内用か?」なんて去年ドイツ人の女にとがめられたこともあって、明らかに室内っぽくみえるだろうから、起毛にしてみた。
スリッパをGETしたら、アイスクリームが食べたいと、KKプラザに寄り、ヤム&ドリアンアイスをダブルで食べる。
相変わらずおいしい。
その後、フィリピノ・マーケットの足踏みミシン光景、今は腹にスペースがなく入らない、本物のヤングココナッツなどを横目に見ながら、両替のためにセンターポイントを目指す。
そしてセンターポイントで両替したら、なんだかんだでもう11時。
町の中でおいしいランチをいただきたいが、さすがにまだおなかがすいていない。
ホテルのチェックアウトも12時だし、センターポイント裏からタクシーに乗って帰ることにした。

オセアニア・ホテル近辺
部屋へ戻って、荷物をまとめ、12時ジャストにチェックアウト。
荷物をベルに預けランチへGO!
だいぶ曇ってきた。
ホテル近くで何か食べようと思うが、日曜日でどこもクローズ。
空いているのは24時間営業のムスリムむけレストランだけ。
もともと、この界隈、チャイニーズ系はあまりないようだ。
豚ずきとしては、ムスリム系レストランは、滅多に近寄らない場所。
でも、軒先のピサンゴレン(バナナフリッター)がおいしそうで、ピサンゴレンでもいいかな~、とのこのこ入る。
結局オーダーしたのは、ウェットタイプのミーゴレン、「ミバサシーフード」。

友だちのドライタイプのミーゴレンはずっしりだが、ミーゴレンバサは麺がちょろちょろ。
いつも思うが、ドライとウェットでこうも麺量がちがうのだろう?
そして、本日2杯目のテタレ。

濃い紅茶と甘い練乳の絶妙なコラボレーション。
糖分過剰だけど、たまにしか飲めないから許して…。

タワウへのフライトは14:15発。
ホテルに戻り、こんどはタクシーを呼んでもらって空港へ。
少し走ると、大粒の雨がフロントガラスをたたきはじめた。

MH2137 BKI1415 TWU1500
オンラインチェックインをしたとき、よく見ないで国籍をマレーシアにしてしまった。
ひとたび間違えると、MHのオンラインチェックインでは、訂正もチェックインを取り消しもできない。
カウンターで「すみませ~ん」と訂正してもらい、荷物を預けたら、マック前でWiFiタイム。
いまや外はどしゃ降り。

東京のゲリラ豪雨に比べたら、たいしたことないねとゲートへむかう。
ところが、搭乗開始してもよいと思われる時間になってもゲートに飛行機はいない。
引き続き、外は大雨。
目と鼻の先にあるマムティック島が見えないほど。
まず、ラハダトゥゆきのフライトがテクニカル上の理由でキャンセルというアナウンスが流れた。
あらま!とまだ余裕。
少し経つと、「ちゅあちゃ かわさん こたきなばる」というマレー語のアナウンスの断片が聞こえた。
Cuaca(ちゅあちゃ、天候)Kawasan(かわさん、地域)という意味で、コタキナバル周辺の悪天候により、使用機材の到着が遅れるというアナウンスだ。
そして、他のMHも軒並みディレイのよう。
私たちの便より後に出る、プロペラのタワウゆきの搭乗開始が先に始まった。
でも、そのタワウゆきも、両翼のプロペラをぶるんぶるん回してまさに滑走路に出るかと思ったときに、プロペラを止めて出発中止。
そして、その後、別のゲートに引かれていってしまった。
そんな中、エア・エイシア(こちらではエアアジアとは言わない)は元気に着陸してくるし、元気に飛び立ってゆく。
なのに、来ないし飛ばないMH。
MHのわれわれは、出発予定の見込みがないまま待ちぼうけ。
モニターはいったん15:50にRETIMEされるが、なんのアナウンスもない。
ゲートに職員は誰もいない。
誰か「どーなってんだー!」と暴れてくれないかなあ。
セレベス・エクスプローラーはもうマブールにいるはず。
センボルナからマブール海域は、海賊出没地帯なので夜間走行はできないはず。
逆算してタワウに16時に着いていなければきょうの乗船は無理だ。
そうするとあしたの朝一のシパダンには潜れない。
シパダンでのダイビング本数が減るのは惜しいが、きょうはセンポルナのシーフェストホテルに泊まって、センポルナでシーフードも悪くないような気がしてきた。
そもそも、ドライバーも待っていなかったりして。
そしたらきょうはタワウ泊まりにして、バクテにする?屋台にする?なんて、変に盛り上がって来た。
もうきょうはセレベスには乗らない気まんまん。
やがて雨は小降りになり、ぽつぽつとMHが到着しはじめた。
一機来るたびにこっちに来て~、と思うが、みんな無情にも別のゲートに行ってしまう。
やっと出発ゲートにわれわれの乗るらしき飛行機が入って来たのは、もう16時23分すぎ。
水たまりがさざ波だつ。


飛行機の鼻先がボーディングブリッジに落ち着き、少なくともタワウまでは行ける。


結局、pushbackが17:43、takeoffが17:51と、もう万事休すな感じだ。
3時間ディレイ。
雨は小降りになったものの、KKはまだまだ厚い雲に覆われている。




ミラクル乗船
タワウに着陸体勢になると、いつもならボルネオ・グリーンのじゅうたんが下界に広がるのに、もうグレーがかった紺色になっていた。
いくら天候によるものとはいえ、キャプテン、クルーいずれからも詫びのアナウンスもなければ、言及すらしないMHって…。
だいたい、ディレイしていた3時間の間、エア・エイシアが発着する様を、20回以上見たと思う。
きょうは、どんなにエア・エイシアが輝いて見えたことか…。

さて、タワウに着くと、いつものドライバーが待っていてくれた。
これでセンポルナまで行ける。
「他にも誰かゲストいるの?」と聞くと「あと3人」とのことで、すぐに日本人女性とアイルランド人父娘が登場。
タワウも雨。
ワンボックスを打ち付ける雨音の中、窓に頭をごつんごつんぶつけながら、痛いなあと思いつつ、半狸寝入りな気持ちで結構寝ていた。
いつもどおり、センポルナの町に入って正気に戻る。
今はNew Jettyを使うようになっているはずだが、車はドラゴンインの方にゆくので、シーフェストがもうアレンジされてるのかしら?なんて都合のよいことを考えていたら、そのままシーフェストのエントランスも過ぎ…。
旧Jettyまわりは、塀を立ててあるが、先端の方に空きがあって、そこで車は泊まった。
車を降りるとジェリーがいた。
「あれ?ジェリー。センポルナで遊んでたの?」
ボートもいた。
「今からボート移動?大丈夫?」「ダイジョーブ」
それもそのはず、沖にはセレベス・エクスプローラーがしっかり泊まっていた。
乗れてよかったとほっとするよりは、「へ?今から乗るの?」と、なんだか拍子抜けするわれわれ。
夕刻乗船が5人もいるから、待っていたのか!?

母船につくと、元ゲストリレーションズ、今はエンジン担当のエリエルが甚平姿ですかしていた。
日本人のナントカちゃんからもらったんだそうだ。
ラウンジに入り、ペーパーワークをちゃっちゃとやって、ディナー。
なんだかきょうはとてもおいしい。
見覚えのある顔、ない顔、スタッフもだいぶ入れ替わったようだ。
部屋に行ったら、空気は相変わらず淀んでいるが、キャビンとバスルームのフローリングが張り替えられていて、前よりちょっとマシになっていた。
しかし、バスルームを前にして、私のもこもこサンダルは、不向きなことにハッと気づく。
バスルーム前にあるマットは、常時じめじめしていてきっと雑菌の温床だろうから、しっかり乗らないし、足がちゃんとかわかない状態でこんなのはいたって、これまた不衛生。
もういいや、今回はあきらめて裸足ですごそう。

ラウンジでは、いつもスタッフが陣取っているところに、フランス語を話す太鼓腹のおじさん~おじいさんが3人。
みんなラップトップに没頭中。
そして、彼らに占有してしまっているのか、まったくつながらないFree WiFi。
あとは、ヨーロピアン主流っぽい。
白人っぽい人びとの中に、ひとりわたしたちとは目を合わせようとしない日本人っぽい女性がひとり。
どこかのアジアの人か?
昼から乗っている人びとは、われわれが着いたときにはもうディナーがすんでいたので、部屋に帰って休んでいる人も多そうだ。

あしたはシパダン。
なんだかんだ言って、きょうこの船に乗れて、シパダンでちゃんと潜れるからよかった。
Tigerを1缶空けたら、さっさと寝よう。
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シパダン2013(1)9月7日(土)コタキナバルへ

2013-09-19 22:10:31 | コタキナバル
9月だからシパダン。
一年ぶりのシバダン。
こんなに長い間シパダンに行かなかったのははじめて…。
でも、出発日はあっけなくやってきた。

やーな予感の香港乗り継ぎ
シパダンにはもれなくコタキナバル、KKがついてくる。
少しでも多くシパダンで潜って、少しでも長くKKにいたい。
この条件をいちばん満たしてくれるのは、キャセイ×ドラゴンの香港乗り継ぎ。
ただ、過去2回の香港乗り継ぎは、悪天候による遅延や欠航の憂き目にあっており、ぷちトラウマ。
今回は三度目の正直?
それとも、二度あることは三度ある?
でも、乗り継ぎ時間のムダのなさと早割の安さで、今年もキャセイに決定。
それも近い羽田ではなく遠い成田。
安かろう早かろうなのか、成田発が9時40分。
早起きはつらいが成田便の安さに負けた。
水曜に九州で突如発生した台風に、キャセイにするとやっぱり…と悔やんだが、幸い、さっさと熱低になってくれた。

安くて便利「THE アクセス成田」
LCCのおかげで、銀座-成田の1000円高速バスが出るようになったので使ってみることにした。
安いうえに、楽天ポイントで決済できてしまった。
オンラインチェックインをしておけば荷物を預けるだけなので、成田に着くのはカウンタークローズぎりぎりでもいーかなー、と思ったが、いつも天候にたたられる私×キャセイの組み合わせである。
またイレギュラーがあったら、かわりの便を確保する交渉をしなくてはいけないので、やはり2時間前に着いているにこしたことはないと、あえて6時20分発のバスで、2時間前にはカウンターに到達できるようにした。

銀座までは東京メトロ利用であるが、電車に乗った瞬間、iPhoneのチャージャーを忘れたことに気づいた。
あー、やっちゃった。
帰りは成田から会社へ直行する予定なので、ディレイや欠航があったら会社に連絡をしなければならないのに、電源が入らなければ、無断遅刻やら欠勤になってしまう。
なんとかせねば。
というわけで、キャセイに乗る日は嵐が来る、そうとうな被害妄想状態での出発である。

さて、バス停は数寄屋橋の宝くじ売り場の前。
銀座線の改札から西銀座デパート横のエレベーターまで、ダイビングバッグを引きずっての移動はしんどかったが、エレベーターの目の前がバス停。
日中だったら、最寄りのビルの地下からエレベーターで上がれるから、もっと楽だろう。

駅すぱあとで調べた組み合わせよりも、さっさと銀座に着いてしまい、バス停には一番乗り。
朝の銀座はカラスだらけ。
有楽町駅下の吉牛にでも行こうか、コンビニ探そうかなどと考えるが、いや待て、今夜はKKグルメが待っている。
不要に食べるのはやめておこう。
やがてバス待ちの人がちらほら来はじめて、そのうちにバスもやって来て銀座を出発。
次の乗り場、八重洲でバスはほぼ満席になった。
宝町から首都高に乗ると、バスの左手に見えるスカイツリーは半分雲の中。
ディズニーシーのちょっと先からは記憶がなく「まもなく成田空港第2ターミナル」のアナウンスではっと気がついた。

キャセイカウンター
第2ターミナルの降車場所には、2番と19番というのがある。
キャセイにはどちらがよいのか確信のもてないまま2番にしていったが、大当たり。
バスを降りて建物に入ったら、ななめ前がキャセイカウンター。
まだ7時半なのに、すでにカウンターには多くの人が並んでいた。
オンラインチェックインずみの受託手荷物預け入れカウンター側は、ぽつぽつと人がいる程度。
私の前に待っているのはカップル一組だけ。
が、カウンターで手続き中の香港おばさん3人組が、紫やら黄色の巨大な布製のバッグ7~8個と格闘している。
まるでおばさんの体型を反映したようなバッグたち…。
前のカップルは、さっさと空いたビジネスカウンターに呼ばれた。
カップルの手続きが終わったころには、本当のビジネスクラス客が並び始めたので、埒の空かないエコノミーカウンターでいらっと待つ。
おばさんたちは、いったんカウンターに乗せたものをまたおろして、何かつめなおしたり、やめてほしい。
むしろ、一般のチェックインカウンターの方が回転がよい。
そして、おばさん対応中の女子は、あきらかにピキーっとなっているのがわかる。
やがて女子はカウンターから出てきて、「NO! I TOLD 70KG」と仁王立ちで言い、おばさんは「NO! THIS IS MY CARRY ON」とか無理なことを言っている。
並ぶのにはうんざりしはじめていたが、ちょっとこの顛末を見届けてもいいかな、と思い始めた。
ところが、遠くのカウンターのオジサンがその光景に気がつき、慌ててやって来て、もぬけのカラだったカウンターに入った。
マツケンサンバの真島さんを思わせるオジサン。
そして真島さんのような満面の笑み、接客のプロフェッショナルスマイルで「大変お待たせいたしました!」。
こうして私はおばさんたちのエクセス顛末を見届けることはなくボーディングパスを受け取った。

さあ、iPhoneのチャージャーを買いに行かなきゃ、とカメラのキタムラに向かうが、途中にあった「うなりくん」ショップに釘づけ。



「うなりくん」全国ゆるキャラの上位らしいけど、私は知らなかった。
うなぎと成田でうなりくん。
うなぎと飛行機が合体したかたち。
ウナギイヌのようなもの?
そうしたら、「あなたはウナギうぉううぉううぉう、それともイヌですか~ラララー?」のCMソングが頭の中をぐるぐるまわりはじめた。

キタムラで無事チャージャーGET。
1400円くらいとはいえ、ムダな出費である。
しっかりEdyで支払い、陸マイラーのANAに7マイルため、TポイントもGETとせこい活動にも余念はない。
最近は羽田か、第一ターミナルのスターアライアンス系しかつかっておらず、久々の2タミの店をひとおとり冷かして出国。
そのあと免税冷かして、ゲートへ移動。

CX509 成田0940 香港1325
バルクヘッドの窓側をとっていた。
自分の列に着くと、ちっちゃいおっさんが、私の隣の席に、コロコロバッグを置いたままでもぞもぞしていて挙動が怪しい。
あんた、ここでないんでないの?なんて思っていると、そのうち背の高い白人ビジネスマンが通路側にやって来た。
結局、その白人がオーバーヘッドコンパートメントにコロコロバッグをしまってあげたら、ちっちゃいおっさんは座った。
きっと荷物の収納をクルーに頼みたくてもぞもぞしていたのであろう。
自力で入れられないような荷物は、持ってくんなー!と冷たく思うのであった。

離陸すると台風崩れ後だけあって、窓の外はほぼ白い世界。
スタートレックを見始めるが、左から音がしてこない。
なのに、となりのちっちゃいおっさんのイヤホンからは、大きな音でセリフがガンガン漏れてくる。
う~ん、なんだ、と隣のスクリーンにはウィル・スミスの息子の顔。
「アフターアース」を見ているようだ。
スタートレックは、音はよく聞こえないし、今作のストーリー展開を知らないので、よくわからない。
スポックはかっこいいが、カークがいやだ、以上。

さて、キャセイの機内食といえば、コシのないパスタなイメージ。
KKグルメに備えて、軽めにしておこうとベジタリアンにしておいた。

アジアン・ベジタリアン。
これが、ホウレンソウと豆のカレーで、なかなかいける。
隣のちっちゃいおっさんもスペシャルミールで、ローカロリー・ミールだった。
痩せたい私は、ローカロリー・ミールに関心があり、どんなもんか見たくて、超横目でガン見するが、おっさん、スペシャルミールのふたをスプーンが入るスペースしかずらさず、隠している。
子どもの弁当じゃあるまいし。
このおっさん、腹は出てブヨブヨだし、とてもカロリーを気にした日常を送っているとは思えない。
この人も、来るべき香港グルメに備えて控えているんだったりして。
でも、コーヒーにクリームと砂糖をしっかりお入れになるのを見て、本末転倒だね、と思うのであった。
そのおっさん、食後は歯磨きセット持参でトイレに立った。
戻ってきたのを見ると、手にはキャセイの機内誌や免税品カタログが入っていたビニール袋。
中には歯磨きセットと中国語会話集が入っていた。
香港は広東語でないの?とか、飛行機のトイレに会話集はいらんやろなど、突っ込みどころ満載である。
と思ったら、無謀にもオーバーヘッドコンパートメントを空けようとしている。
歯磨きセットをしまいたいらしい。
「め!着いてからにしなさい!」と言いたかったが、落下事故のキケンを察知したのであろう、またまた通路側の白人ビジネスマンが慌てて立ち上がり、コロコロバッグを押し込むのであった…。

やがて中国大陸の沿岸らしきものが見えてきて、無事に香港到着。
が、思いっきりすみっこのゲートについてくれて、まずは国際線乗り継ぎのセキュリティに行くまでに延々と徒歩。
セキュリティでは、広東語で何かを言われ(たぶんラップトップはあるか聞いたんだと思う)、香港に同化に成功したもよう。
セキュリティを通過したら、出発階であるが、KKゆきの便はサテライトから出る。
そして、サテライトゆきのバス乗り場までの道も、すみからすみまで歩くイメージ。
きょうは、ものすごーく遠い。
そういえば、機内でボールペンを落としたようだ。
香港トランジットで買っておこうと思うが、中途半端に高いか、お子様むけしかないのでやめてしまった。
マレーシアの入国カードは、友だちにペンを借りて書こう…。
サテライトで関西からやって来た友だちとも無事合流。

KA1385 HKG1530 BKI1830
香港からコタキナバルは、ドラゴン航空便名であるが、MH運航のコードシェア便。
そのせいで、アジアマイルにもエンリッチにもマイルが積算できない。
1時間10分あとにドラゴン運航便があるが、KKに早く着きたいから、微々たるマイルはあきらめる。

MHのエコノミークラスは、快適とは程遠いが、まあ、なじむ。
クルーが「フィッシュ・ミールをリクエストしてますね」と確認しに来たが、フィッシュ・ミールはレギュラーミールにもあったので、そのままレギュラーミールを出された。


MHなのでTigerをオーダーしたが、カールスしかないというので、じゃ、いらない。
7UPを希望したがスプライトしかなく、ダメな感じ。
パーソナルスクリーンはあるのに、映画の本数は少ない。
日本語ものにしようと「くちづけ」を見るが、見終わらないうちに着陸体勢に。
外はサンセット、虹が出ていた。


もう間もなく着陸、KKの町の終わりに到達した頃には、町はすっかり暮れなずみ…。


着陸したら雨上がり。
イミグレーションは、対象者不在で有閑なVIP用カウンターに呼ばれ、さっさと入国。
入国カードはまたまた撤廃になっていて、ボールペンはいらなかった。
あ、ログブックが書けないか…。


オセアニア・ホテル
今夜は、「オセアニア・ホテル」に泊まる。
町の中心までは徒歩15分と、不便な場所にある。
15分くらい歩くのはかまわないが、ホテルから町の中心の間は、車の往来が激しい大きな道路に阻まれており、これを渡るのはたいへんと思われ、タクるのがよさそう。
宿泊料が安いから、そのぶんタクることはいとわない。
それに新しくて快適そうだし、レビューの評価も高めなので、試してみることにした。
着陸したとき、アスファルトはびしょ濡れだったが、タクシーで空港横の道を走ってゆくと、乾いている。
局地的だったのか?
KKも、タンジュンアルあたりで雨が降っていても、街中は晴れていたりということがけっこうある。
ロータリーの多いKK。
オセアニア・ホテルへの道はふだん通らない道だけに、タクシー迷ってる?と思うような回り方をしてホテルに着いた。
「リバーサイド」がウリのホテル。
まわりが暗くて、ハウジング会社のビル以外、外の様子はあまりよく見えない。
室内さわやか。



夜市と保険中心と
荷物を置いたら、さっさと町へ。
ホテル前にタクシーは待機しておらず、レセプションに呼んでもらう。
タクシー15分待ちと言われたが、5分ほどでやって来た。
やはり道の構造のせいで、ぐるっとまわらないと町へとつながる道へ出られない。
機内食を食べてまだそうそう時間がたってはいないので、フライトでだるくなった足の回復に、先に足つぼマッサージにでも行こうとカンポンアイルのスパへ行ってみることにした。
タクシーを降りると、KKの夜は、涼しくて心地よい。
スパの名前は、South Sea Sanctuary Spa、漢字は「南海苑保険中心」
このあたりに立ち並ぶ、背の低いビルの1階にあり、気をつけなければ見過ごしてしまうような店先だ。
店内入ると満員で、21時10分からなら大丈夫とのこと。
食後にマッサージはあまりよろしくないが、まあいいやと、21時10分に予約をして、ガヤストリート方面へ移動。
バクテで豚か、レモンチキンで鶏か、どっちにしよう。
まずは新記肉骨茶を横目で見る。
席はあいているけれど、新記のバクテなら佑記のバクテがいいな。
レモンチキンの發記はウェイトの人がたくさんいて、空きそうなテーブルもないので佑記に移動。
佑記はさらにヘビーなウェイティング。
おいしくないわけではないのに、いつもすいている金記にゆくことにした。

金記肉骨茶
「どぅあばくて(バクテふたつ)」と言ったが、店の女の子はメニューを持ってきた。
ん~伝わらなかった?


メニューを見て、この金記には、オリジナルなるノーマルバクテとペッパーとハーブの3種類があるのを思い出した。
それでなくてもハーブ満載のバクテ、さらにストロングにということでハーバルをチョイス。


そして、メニュー裏の付け合わせは上から順番に全部頼む。
といっても野菜炒めと、厚揚げと、油揚げ、白飯。


土鍋でグツグツと出てきたハーバルバクテ。
熱々でストロングなスープは激うま。
味に深みがあって、最初は幸せだったが、冷めはじめたら苦みばかりが勝って、残念な感じになってきた。
やはり普通がいちばん。

サウスシーサンクチュアリスパ
バクテをたいらげたらカンポンアイルにもどり、スパへ。
フットは1階、ボディは3階。
店内、なかなかよい雰囲気なのだが、階段はなんのアロマも雰囲気もない階段。
友だちはフット30分、私はせっかくだから全身にした。
face downのうちは、カダザン式マッサージの適度に強めな刺激がとてもよいわーとリラックス。
ところが、face upのあとは、記憶がない。
心地よくて眠ってしまったということだ。
友だちは、フット1時間にすればよかった、と言っていたし、マッサージの質にはふたりとも満足。
と、ここまでは良かったのだが…
VISAで払おうとしたら、なんとクレジットカードのラインの不具合で、今夜に限り、現金のみしか受けられないという。
両替はあしたショッピングセンターでと思っていたので、手持ちのリンギットがあまりない。
ここでスパ代を払うと、ホテルへ帰るタクシー、明朝のタクシー代と朝食代に不自由する。
友だちは歩いてもいいと言っているが…。
夜遅いし、人より、自動車が何車線かぶんぶん通る道を横切るのがたいへんそうなので、できれば歩きたくない。
CASH支払いをしぶっていると、「webで払ったら?」と提案してくれた。
このスパでは、WEB予約で前払いのシステムを用意していて、メニューを選び、カートに入れてチェックアウトという、ショッピングサイトの仕組み。
スバのワイヤレスのIDとパスワードを聞いてiPhoneからトライするが、PayPalの登録が必要で、iPhoneのサファリでは、どうしても条件に同意するのチェックボックスが表示されずに完了できない。
結局、スパの端末を借りてPayPal登録に成功、クレジットカード決済となった、
WEBでの前払いには割引が適用され、15リンギットほど安くなるので、カード決済した額は請求金額を下回っている。
割引を受ける資格はないのがわかっているので、15リンギットを渡そうとしたら、「WEBで払ってくれたのでいいです」ってな対応。
まあ、いいか。
たなぼたというか、怪我の功名というか…。
このドタバタで結局、スパ閉店の23時すぎになって、やっと店を出ることができた。
カンポンアイルからタクシーでホテルに帰り、おやすみなさい。
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Focus T25 いやいややってるベータサイクル

2013-09-07 02:14:24 | ホームフィットネス
アルファサイクルは毎日とてもいやだった。
そしてベータサイクルもやっぱりいやだ。
というわけで、Focus T25をまったく楽しめていない。
カーディオ系はホップ、ホップ、ジャンプ、ジャンプのワンパターンっぷりにうんざり。
さらに、ジャンプニータック、ジャンピングクロス、そしてバーピーと、私が心から嫌う動作満載で、「あ~、きょうもT25やんなきゃなんないんだー」とため息も出る。
足をいためそうと思える跳ねの多さだが、そのわりには無事。
筋肉痛さえ来ない。
ワークアウト中は苦しくても、終わればすぐに呼吸も落ちつき、疲労感がほとんどない。
どうもT25は、肉体的よりも、精神的な苦痛の方が大きい。
Mキャラとは程遠い私が、それでも投げ出さずに続けているのは、約12,000円投資したというケチ魂に支えられてのこと。
いずれにせよ、痩せたくてやっていることである。

こんないやいやベータの毎日は、ワークアウト5種類+ストレッチ。
アルファ同様、月~木は毎日1種類ずつ、金曜が2種類、土曜休みの日曜ストレッチである。


CORE CARDIO
ベータで一番最初に出会うのがコレ。
25分、ずっと息苦しいのがいやだ。
スタート早々、アルファでは中盤にならないと出てこない早いテンポのスプリットランジからスタートするのにびっくり。
ジャックしながらアッパーカットとか、跳ねながらのランジとか、はねるスクワットとか、厄介な動きが多い。
そして、跳ねないと思えば、プランクの体勢で、こんな面倒臭いダイアゴナルリフト。




SPEED2.0
テンポの超早いカーディオ。
速いテンポで跳ねないといけないので、ついつい動きが雑になる。
きびきびと動けず、ふにゃふにゃとやっている。
同じ動作でショーンTの言われるがままに運動する人びとは、動きの速いゾンビのように見える。
ワンパターンにひたすら反復運動するゾンビをやっていると、なんだかバカみたいに思えてくる。
救いはバーピーと腕立ての姿勢から発展する運動がないこと。
最後の8分くらいになると、半ばやけくそでやっている。
もうやめちゃおうかな、っていう魔がさしやすいプログラム。
と同時に、脂肪が引きちぎれる感じがする。
(たぶん、ジャンプで脂肪がぷるぷるしてるだけなのが現実だと思うが。)

RIP'T CIRCUIT
レジスタンスバンド登場。
しかーし。
ダンベルとヨガマットを前にしても、やはり跳ねなくてはならないのがショーン流。

いやなのはバーピーだけ。

あとはつらい腕立て。
それにしても、腕立て以外はうなったりうめいたりする要素はないが、出演者たちが大げさにうめくのがうざい。
コア・カーディオやスピード2.0のように四六時中跳ねているわけではないので、カーディオ要素はそんなに苦にならない。



DYNAMIC CORE
コアを鍛える日も、やはりジャンプ。

前半はカーディオ祭り、後半は腹筋を鍛える。
スーパーマンやロケットマンをやっているときは、ふふふーん♪という感じだが、そのあとにプランクの姿勢からパイクアップする大嫌いな動作が待っている。

でも、跳ねまくりのプログラムよりはベター。



UPPER FOCUS
タイトルどおり上半身を鍛える。
とはいえ、前半はカーディオである。
ダンベルやレジスタンスバンドがあったって、やはり容赦なくはねる。

サイドプランクが嫌い。


CORE CARDIOとSPEED2.0はジャンプばっかりの印象。
あとの3本では、ダンベルかレジスタンスバンドを使うのがアルファとの大きな違い。
とはいっても、アルファもベータも、全ワークアウト、やってることはあんまり変わりばえがしない。
T25のベーシックキットにはレジスタンスバンドがついているので、せっかくだからと使っている。
付録のわりには、ドンキで買ったやつよりもずっと負荷がかかる。
でも、私はレジスタンスバンドの使い方をちゃんと理解していないので、とてもやりにくい。
それに、トニー・ホートンやブレット・ホベールのように、レジスタンスバンドを使う際のコツみたいなのを教えてくれない。
ショーンTは、大好きなダンナのスコットと、仲良しのターニァの背後にばかりに行って、レジスタンスバンド兄さんのことは、「アンディはレジスタンスバンドだぜぃ」くらいでスルー。
しかも、アンディが映るカットが少ないので、ダンベルな人びとの真似をしてやっていたら、バンドは違う動きだったり。
付録にしてるんだから、レジスタンスバンドの使い方をちゃんと解説しないのは不親切だよ、ショーン兄さん。
それでも、レジスタンスバンドはきつい。
曲げ伸ばしをしていると、特に伸ばすときの抵抗が強いから、ダンベルよりもコアが鍛えられるような気がする。
姿勢もよくなる気がする。
素人考えでは、きっとレジスタンスバンドで鍛えたら、体のラインがキレイになりそう。
でも、ダンベルに変えたらどんなに楽だろうって思うほど、レジスタンスバンドはきつい。

だからショーンTはやめられない
と、めいっぱい文句を書き立てておいて、ベータを始めて1週間したら、体重が減りはじめた。
Focus T25を始めた当初のMAXと現在のMIN体重には、2.5キロほどの差がある。
6か月ぶりの減少傾向。
コンビニで「モー食べずにはいられない」なんて牛の誘惑に負けなければ、もっとしぼれるんだと思うが。
こんなに激しく動いて痩せなかったら、神さまはいないってことだ。

インサニティを終えたら二度とインサニティはやりたくないと思った。
アルファサイクルを終えたら、アルファも二度とやりたくないと思った。
ベータは、まだ半分だが、これも5週をコンプリートしたら、金輪際やりたくない。
でも、体重減に気をよくして、ガンマには突入すること間違いなし!
ヒップホップアブスから、ショーンTにはなんだかんだで7キロくらい痩せさせてもらっているのだから。
コメント (2)
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(115)ラボックラス Cirrhilabrus lubbocki

2013-09-06 09:25:08 | シパダン図鑑
ベラ科イトヒキベラ属のラボックラス。

ピンがあってなくても、とにかく派手。
ラボックラスというのは、カラリングにずいぶん地域差があるらしいけれど、シパダンのはこんな。

アンボンちゃんにかしずかれ?


タートルカバーン手前のロックのところで、肉眼では地味に見えたちっこいベラ。
でも、ライトをあてると派手派手で、しかも微妙にメタリック。


なんでも照らしてみるもんだ。
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(114) モチノウオ亜科の一種 Cheilininae sp.

2013-09-05 09:59:08 | シパダン図鑑


学名には「sp.」がついて、あくまでも一種。
図鑑を見てもモチノウオ亜科の一種。
ENGLISHもNO COMMON NAME。
いいかげん、お名まえつけてもらえいないんでしょーか?
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(113)トカラベラ  Halichoeres hortulanus

2013-09-04 09:10:04 | シパダン図鑑
吐喝喇倍良。吐喝喇遍羅。
漢字で書くと、サカナとは思えない。
ましてカラフルなベラは想像もできない。
英語ではCheckerboard wrasse、チェス盤には見えない。
Rainbowfishというほど色とりどりでもないし、Fourspot wrasseが妥当?


スズキ目 ベラ科 キュウセン属のトカラベラ。
和名はトカラ列島のトカラをもらっている。
シパダンのトカラベラ…。
角材が落ちているから、ドロップオフのオーバーハング気味のところで撮ったんだと思う。

思えば昔、トカラ列島ダイブクルーズなるものに行きたいと思ったものだ。
結局、実現しないまま月日は流れ…。
トカラだけではなく、ウィッシュリストにはさまざまな海が入っていたが、シパダンを一度経験してからは、ウイッシュリストは短くなってしまった。
パラオに行かなくなり、モルディブや沖縄は計画しても、横車を押してまで休みをとろうという気合いが入らなくなった。
シパダンは、乗り継ぎに陸移動、さらにはボート移動で遠いと言われるけれど…
やはり東マレーシアの距離的な近さ、時差1時間、食べもののおいしさとコスパで、シパダンはやめられない…。
と、トカラベラ→トカラ列島→海の志向と妙な話題展開になってしまった。


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まりん・らいふ・いん・しぱだん(112)クロヘリイトヒキベラ  Cirrhilabrus cyanopleura

2013-09-03 09:54:01 | シパダン図鑑


ベラ科モチノウオ亜科のクロヘリイトヒキベラ。
なんだか絵具のパレットで、色と色が微妙に混ざり合った感じの不思議な色合い。
Blueside wrasse。
ベラは動きが速くてコンデジでは撮影困難なので、めったに撮らない。
でも、このときはベラばっかり見ていて、せっかく右上にいるかわいいアンボンちゃんが見えていなかったのが悔やまれる。
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