美尻の神様。
P90Xの2巡目を途中放棄したあとは、神だのみ!
というわけで、6月からは美尻の神、リアンドロ・カーバルホをふたたび信仰。
取り組むのは、新しく出た「
ブラジルバットリフトマスターシリーズ」。
新しいといっても、リリースされたのは昨年の後半らしい。
ビーチボディも、このマスターシリーズをたいしてプロモっていなかったのか、宣伝メールが全然来なかったので気づかなかった。
かわりに、アメリカ、カナダにしか販売できない
レス・ミルズ・コンバットの広告メールはガンガン来たけれど。
レブアブスでカポエイラ要素がはいったワークアウトが好きだったので、マーシャルアーツ風味のきいたレス・ミルズ・コンバットを超ほし~と思ったが、日本には送ってもらえない。
ちなみに
レスミルズジャパンによれば、『レスミルズ・プログラムは、ニュージーランドの「レスミルズインターナショナル」が発信するグループエクササイズプログラム。』で、日本ではコナミが総代理店で、コナミでできるらしい。
もちろん、ホームワークアウト愛好家がコナミにゆくわけがない。
ちぇ、と思いながら、ビーチボディのサイトでP90Xにかわるものを探していたときにみつけたのがこのマスターシリーズ。
DVD3枚にバランスボールと、バランスボールをふくらますための空気ポンプ、決して参照することのないミールプランのレシピブックがついて、US59.85ドル+送料US14.95ドル。
円安になった今でも、7500円ちょいの出費だから、日本のワークアウトDVDは高いなぁ、としみじみ思う。
今回は、送られてきたDVDが不良品だったので、DVDのみ再送ぷりーず!とたのんだのに、そうもいかないらしく、1セットまるまる、バランスボールと空気ポンプもまたまた届いた。
時差はあるけれど、ビーチボディのカスタマーサービスは、仕事早いし、きっちりしている。
さて、マスターシリーズは、3種類のワークアウトを、一日1種類、基本週5日。
Bikini Body 25分
上半身をきたえるプログラム。
バランスボールと、ダンベル2セットを使う。
リアンドロのダンベルは8ポンドと5ポンド。
デモンストレーターの女子たちは軽いほうは3ポンド。
1ポンドは約454g。
まずはウォームアップから。
バランスボールを抱きかかえてのツイスト。
これだけで、ウエストにギューっとくる。
でもこれはほんの序の口。
次に、両腕を伸ばした状態でバランスボールを支えてツイスト。
二の腕が超痛い。
続いてバランスボールを突き出したままサイドステップ。
きつい。
バランスボールを持ってサイドホップ。
さらにきつい。
バランスボールを持ってスクワットとリワードランジ、サイドランジ。
バランスボールに翻弄されて、ちゃんとできない。
そして、バランスボールを持って軽くジャンプ。
それでなくてもジャンプが嫌いなのに、バランスボールを携えてのジャンプは相当嫌い。
でも、腕が痛む作業はここまでで。
かわって、バランスボールに腹ばいになって、腕立て。
重いほうのダンベルを持ち、バランスボールにすわってダンベルカール、バイセップカール、ショルダープレス。
バランスボールに仰向けになり、チェストプレス。
次にダンベルを軽いものに持ち替え、バランスボールに腹ばいになってフライ。
バランスボールに仰向けになりチェストフライ。
バランスボールに仰向けの姿勢で、腹筋。
そして、バランスボールにもたれかかりアームレイズ。
わずか25分で終わるが、バランスボールを支えたままのワークアウトっで消耗。
ダンベル運動は楽勝。
Higher and Tighter 30分
バランスボールとアンクルウェイトを使う。
コンセプトはおしりの形を変えること。
まずはバランスボールをかかえてツイスト、スクワット、ランジ。
バランスボールにうつ伏せになり、両足をアップ、ダウン。
足をV字型にしたり、カエル足にしたりで3セット。
このレッグリフトシリーズは、単純な動きではあるが、かなりきつくて汗だく。
おしりに効いてる手ごたえはじゅうぶんある。
Ipanema Booty 35分
用意するものは、アンクルウェイト、ダンベル、ヨガマット。
コンセプトは、丸っこいヒップをつくること。
前半はランジやスクワットを軽妙に。
15ポンドのウェイトを持って(リアンドロいわく、これより重くても軽くてもよい)ランジ、スクワット。
その後、アンクルウエイトをつけてマットエクササイズ。
レッグリフト、キックバック。
このダンベルを持ってのランジ・スクワットとマットエクササイズを3セット。
マスターシリーズの中では35分と最長のイパネマ・ブーティではあるが、バランスボールがないと楽だなあ。
前作同様、リアンドロもガールズも常時笑顔なので、ぱっと見だまされるが、やってることはなかなかハード。
ただ、マスターシリーズは、週4回の週もあり、全体的にカレンダーのスケジュールはゆったりしている。
前作の方がワークアウトの種類がバラエティに富んでいるし、デモンストレーターの女子たちも、もっとヤングでぷりちーな娘たちがいたように(完全にオッサン目線である)思う。
とにかくマスターシリーズは、短時間の間にウェストとヒップをしぼりこむ感じ。
P90Xとはまたちがう場所が痛むが、P90Xのように、いつまでも筋肉痛を引きずらない。
それに、マスターシリーズは、効いてほしい場所が痛いのでポジティブな痛みかも。
こう考えると、やはりP90Xは、より筋肉に負荷をかけ、鍛えられるんだろうな。
それに、P90Xは、トニー・ホートンがさかんにすすめるように、筋肉疲労回復のためのリカバリードリンクなるものも必要だったのかもしれない。
というわけで、開始後2週間を経過した時点でマスターシリーズをひとことで表現すれば、バランスボールとの格闘。
「Train like a supermodel just 30days」がキャッチフレーズで、そんなわけないと思いつつも、あと2週間たったら、なんらか効果が出ているといいな。