くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(66)タテジマキンチャクダイ Pomacanthus imperator

2013-06-28 09:28:32 | シパダン図鑑
スズキ目スズキ亜目キンチャクダイ科の縦縞巾着鯛。
わんこみたいな顔してかわいらしいくて、カラリングもナイス。
そして受け口がケバさを強調。
キンチャクダイ科って、この受け口をキンチャクの緒に見立てたのかな?
英語はEmperor angelfishと尊大なのに。





幼魚はダークブルーと蛍光ブルーと白の渦巻模様で、ウズマキ→ウズキン→タテキンと変身。
ウズ小僧たちも、ときどき見かけるのに、なぜか写真はなく…。

----- 2013年11月1日追記 -----
9月、バラクーダポイントの、コーラルガーデン寄りのロックのかげに、うずまきちゃんがいた。
とても警戒心が強くて、動きが速いので、思うように撮らせてもらえなかった…。
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(65)カスミアジ Caranx melampygus

2013-06-27 09:58:42 | シパダン図鑑
スズキ目アジ科のカスミアジ。
ドロップオフの浅瀬でもごもご。


バラクーダポイントでもごもご。


サウスポイントの中層でも、きっともごもご。


たぶんドロップオフのDEEPでも、もごもご。


英語名はbluefin trevallyが一般的。
他にもbluefin jack, bluefin kingfish, bluefinned crevalle, blue ulua, omilu and spotted trevallyとたくさんの名まえがあるらしい。
英名どおり、体を縁どるブルーはとてもキレイ。
スズキ目アジ科のさらに細かい分類では、アジ亜科で、ギンガメやロウニンの属するギンガメアジ属にあたるらしいが、彼らのような華はない。
だいたい目の周りが黄色いし、いつも口もごもごしているから、いつも口が半開き。
と思ったら、閉じてることもあった!


尊敬するのはナポレオン(!?)
よく見かける光景だけれど、カスミアジってよくナポレオンをストーキングしている。
とにかく、ナポレオンが大好き。




護身のためなのかな?

いつぞやモルディブ、ヴァドゥで誰かがナイトフィッシングで釣って来たカスミアジの刺身はおいしかった。
ドクヒラアジと言われるほど、シガテラ毒をもつものが多いらしいが…。
こわいこわい。
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(64)ハナタカサゴ Caesio lunaris

2013-06-26 09:56:29 | シパダン図鑑
灰色の月面。

それは、スズキ目タカサゴ科ハナタカサゴ。
学名のラテン語は、こんな意味なのだ。
月面って…別にでこぼこもしていないのに。
他のグルクン仲間が、ラインがはいってたりするのに、こちらのボディは単色だから、不毛に見えるのかな?

ハナタカサゴの群れは珍しいとは思わないのに、シパダンのハナタカサゴは、遠巻きでぱらぱらでぼけぼけな1枚しかなかった。
普通種なのに、よく削除しないでとってあったと思うほどなさけなーい感じ。


群れていればとりあえず撮るはずなので、シパダンではあんまり見かけてないのかもしれない。
Lunar fusilier、Moon fusilierと英語名も月がらみ。
月っぽいかなぁ。
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またまたココナッツ・ウォーター

2013-06-25 10:04:12 |  ココナッツマニア


Zola
先日、ドンキでNewなココナッツウォーターのパックを見つけた。
それはZola。
飲んだことはないけれど、このメーカーのアサイードリンクはよく見かけたことがある。
1リットルパックが798円。
Vita Cocoが330mlで238円に比べると高い。
でも、ココナッツフリークとしては、どーしても気になる?
4日に分けて飲めるし試してみよう。
Amazon.comのレビューを読むと、アメリカンユーザーたちは「Best Coconut water ever」「Delicious」「Yummy」と絶賛おいしいコメント。
なので、超楽しみにしてグラスに開けてみたら、なんとなくよどんだココナッツウォーター。
で、やはり、パックもの特有のにおいがあるし、甘すぎて、おいしくない。

もう買わない。
やはり、ココナッツウォーターはVita Cocoに限る!
と思ったわりには…


One
最近、近くの輸入食品店の店頭にも、ココナッツウォーターのパックを並べ始めた。
その名は「One」。
500mlで398円。やはり高い。
ボルネオのココナッツ値段が基準の私にとっては、どうしてあんなに安いものが、パックされるだけでこうも高くなるのか、許しがたいものがある。
でも、やはりスルーできずにGET。
飲んでみると、味がないっ!
だけど、なんのクセもない、本物のココナッツウォーターの味がする。
けっこう好きだけど、やはりVita Cocoの方がおいしいかも。


どちらもフィリピン産ココナッツなのに、やたら甘いZolaに無味なOne。
なぜにこうも違うのか…!?

とにかく、今のところはVita Cocoがいちばんかな…。
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(63)クマザサササムロ Pterocaecio tile

2013-06-25 09:59:43 | シパダン図鑑
スズキ目タカサゴ科のクマザサハナムロ。
ササムロより細身。


英語名はたくさんある。
Blue-streak Fusilierで青い縞。


Dark-banded fusilierで、体を走る黒っぽい帯。


Bartail fusilierで細長い線の入った尻尾。


Neon Fusilierのとおり、ブルーの発色がすごい。透明度の悪いときでも鮮やか。


でも、群れ方は、ウメイロモドキやササムロに比べると、雑なイメージ。


シパダンでは、ギンガメにもときどき混ざってみたりもしている。





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まりん・らいふ・いん・しぱだん(62)ササムロ Caesio caerulaurea

2013-06-24 08:53:32 | シパダン図鑑
スズキ目タカサゴ科のササムロさんたち。


Blue and gold fusilier、Gold band fusilier、Scissor-tailed fusilierという名のとおり、ブルーがかったボディにゴールドのラインと、黒いライン入りのはさみみたいな尻尾が目印。
やっぱり体高高めのお魚。

リーフ上をときどき群れで走ってゆく。


浅瀬や水面近くでのんびりしているときの、ひとときの清涼剤。




ダイビング最終日のラストダイブで、まもなく浮上というとき、ハナムロの大群がサーッと流れてゆき、一瞬、目の前が美しいブルーで染まった。
96年9月のこと。
レアでも大物でもないのに、さっきexitしたかのように鮮明に思い出す。


シパダンの群れは大きくて濃くて、ササムロの群れがとりわけ美しく見えるように思う。
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(61)ウメイロモドキ Caesio teres

2013-06-21 08:35:51 | シパダン図鑑
スズキ目タカサゴ科のウメイロモドキ。
梅色擬。
ウメイロモドキの群れを見るたびに、小さなウメイロモドキをちりばめたデザインの濃紺のパレオがあればいいのになぁ、と思う。
Yellowback fusilier、Yellow-tail Fusilier、Yellow and Blueback Fusilierという英名を持つ通り、インディゴの海に映えるブルーとイエローが美しい。





透明度の悪い時だって、ウメイロモドキで美しく。


アオウミガメも、ウメイロモドキの群れには気持ちよさそう。


群れはまったりしているときもあれば、


ぱくぱく…プランクトンなんかを食べていることも。


行進。


でも、だいたいは追われる身。






気の毒だけれど、追われるときの群れのシンクロ具合は見事で、最高に美しい。

たくさん群れているときはスリムに見えるけど、そこはフュージリア、パラパラのときはやっぱり体高が高い。




バラクーダポイントで、「エバンス?ここはシパダン」と思うと、ウメイロモドキの幼魚だったりする。
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ブラジルバットリフト マスターシリーズ

2013-06-20 16:37:08 | ホームフィットネス
美尻の神様。


P90Xの2巡目を途中放棄したあとは、神だのみ!
というわけで、6月からは美尻の神、リアンドロ・カーバルホをふたたび信仰。
取り組むのは、新しく出た「ブラジルバットリフトマスターシリーズ」。
新しいといっても、リリースされたのは昨年の後半らしい。
ビーチボディも、このマスターシリーズをたいしてプロモっていなかったのか、宣伝メールが全然来なかったので気づかなかった。
かわりに、アメリカ、カナダにしか販売できないレス・ミルズ・コンバットの広告メールはガンガン来たけれど。
レブアブスでカポエイラ要素がはいったワークアウトが好きだったので、マーシャルアーツ風味のきいたレス・ミルズ・コンバットを超ほし~と思ったが、日本には送ってもらえない。
ちなみにレスミルズジャパンによれば、『レスミルズ・プログラムは、ニュージーランドの「レスミルズインターナショナル」が発信するグループエクササイズプログラム。』で、日本ではコナミが総代理店で、コナミでできるらしい。
もちろん、ホームワークアウト愛好家がコナミにゆくわけがない。
ちぇ、と思いながら、ビーチボディのサイトでP90Xにかわるものを探していたときにみつけたのがこのマスターシリーズ。

DVD3枚にバランスボールと、バランスボールをふくらますための空気ポンプ、決して参照することのないミールプランのレシピブックがついて、US59.85ドル+送料US14.95ドル。
円安になった今でも、7500円ちょいの出費だから、日本のワークアウトDVDは高いなぁ、としみじみ思う。
今回は、送られてきたDVDが不良品だったので、DVDのみ再送ぷりーず!とたのんだのに、そうもいかないらしく、1セットまるまる、バランスボールと空気ポンプもまたまた届いた。
時差はあるけれど、ビーチボディのカスタマーサービスは、仕事早いし、きっちりしている。

さて、マスターシリーズは、3種類のワークアウトを、一日1種類、基本週5日。

Bikini Body 25分

上半身をきたえるプログラム。
バランスボールと、ダンベル2セットを使う。
リアンドロのダンベルは8ポンドと5ポンド。
デモンストレーターの女子たちは軽いほうは3ポンド。
1ポンドは約454g。

まずはウォームアップから。
バランスボールを抱きかかえてのツイスト。
これだけで、ウエストにギューっとくる。
でもこれはほんの序の口。
次に、両腕を伸ばした状態でバランスボールを支えてツイスト。
二の腕が超痛い。
続いてバランスボールを突き出したままサイドステップ。
きつい。
バランスボールを持ってサイドホップ。
さらにきつい。
バランスボールを持ってスクワットとリワードランジ、サイドランジ。
バランスボールに翻弄されて、ちゃんとできない。
そして、バランスボールを持って軽くジャンプ。
それでなくてもジャンプが嫌いなのに、バランスボールを携えてのジャンプは相当嫌い。
でも、腕が痛む作業はここまでで。

かわって、バランスボールに腹ばいになって、腕立て。
重いほうのダンベルを持ち、バランスボールにすわってダンベルカール、バイセップカール、ショルダープレス。
バランスボールに仰向けになり、チェストプレス。

次にダンベルを軽いものに持ち替え、バランスボールに腹ばいになってフライ。
バランスボールに仰向けになりチェストフライ。
バランスボールに仰向けの姿勢で、腹筋。
そして、バランスボールにもたれかかりアームレイズ。
わずか25分で終わるが、バランスボールを支えたままのワークアウトっで消耗。
ダンベル運動は楽勝。


Higher and Tighter 30分

バランスボールとアンクルウェイトを使う。
コンセプトはおしりの形を変えること。
まずはバランスボールをかかえてツイスト、スクワット、ランジ。
バランスボールにうつ伏せになり、両足をアップ、ダウン。
足をV字型にしたり、カエル足にしたりで3セット。
このレッグリフトシリーズは、単純な動きではあるが、かなりきつくて汗だく。
おしりに効いてる手ごたえはじゅうぶんある。


Ipanema Booty 35分

用意するものは、アンクルウェイト、ダンベル、ヨガマット。
コンセプトは、丸っこいヒップをつくること。
前半はランジやスクワットを軽妙に。
15ポンドのウェイトを持って(リアンドロいわく、これより重くても軽くてもよい)ランジ、スクワット。
その後、アンクルウエイトをつけてマットエクササイズ。
レッグリフト、キックバック。
このダンベルを持ってのランジ・スクワットとマットエクササイズを3セット。
マスターシリーズの中では35分と最長のイパネマ・ブーティではあるが、バランスボールがないと楽だなあ。



前作同様、リアンドロもガールズも常時笑顔なので、ぱっと見だまされるが、やってることはなかなかハード。
ただ、マスターシリーズは、週4回の週もあり、全体的にカレンダーのスケジュールはゆったりしている。
前作の方がワークアウトの種類がバラエティに富んでいるし、デモンストレーターの女子たちも、もっとヤングでぷりちーな娘たちがいたように(完全にオッサン目線である)思う。
とにかくマスターシリーズは、短時間の間にウェストとヒップをしぼりこむ感じ。
P90Xとはまたちがう場所が痛むが、P90Xのように、いつまでも筋肉痛を引きずらない。
それに、マスターシリーズは、効いてほしい場所が痛いのでポジティブな痛みかも。
こう考えると、やはりP90Xは、より筋肉に負荷をかけ、鍛えられるんだろうな。
それに、P90Xは、トニー・ホートンがさかんにすすめるように、筋肉疲労回復のためのリカバリードリンクなるものも必要だったのかもしれない。

というわけで、開始後2週間を経過した時点でマスターシリーズをひとことで表現すれば、バランスボールとの格闘。
「Train like a supermodel just 30days」がキャッチフレーズで、そんなわけないと思いつつも、あと2週間たったら、なんらか効果が出ているといいな。
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(60)ユメウメイロ Caesio cuning

2013-06-20 08:34:11 | シパダン図鑑
ユメウメイロ、ゆめうめいろ、夢梅色…
かわいらしい響きの名まえである。
でも、ユメウメイロをユメウメイロと認識して見ていたことは、これまでないといえる。
ざっくり、大き目だったらウメイロ、小さ目でスリムで、色がより鮮やかだったらウメイロモドキと勝手に思ってここまで来た。
ところが、ユメウメイロもいたんだった。
いったい、何がどう違うの?
困ったときの洋書「Reef Fishes of the World」。
和名→英名を確認してからチェックするのは面倒臭いが、この本のイラストの方が、ときに写真よりわかりやすい。
そしてユメウメイロは、背中の黄色がウメイロやウメイロモドキより尻尾よりからはじまっていることがわかった。
イラストの特徴をもとに、これまでにとったフュージリアと名のつくやつらの写真をみたら、1枚だけ、図鑑の特徴にあったのがいた。
むなびれの付け根が黒いから、この子たちはウメイロじゃない。
だからこの写真はユメウメイロに決定。



こちらもこんなぼぼけた写真しかなく…
実は、頭に青いマークがあるらしいんだけれど、「日本の海水魚」で群れてる写真も、WEBに掲載されている写真でも見えてこない。

Deep-bodied fusilierとかYellow tail fusilierと言われている。
deep-bodiedは「体高の高い」とか「身の厚い」という意味らしい。
なんだかやたらにまるっこくて、やはりウメイロモドキよりぷっくりさんに見える。
次にバラクーダ・ポイントで出会ったら、漫然と「うめいろ~」と思ってみずに、「うめいろ」か「もどき」か「ゆめ」かちゃんと見分けてみよう。
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(59)ウメイロ Paracaesio xanthura

2013-06-19 08:51:57 | シパダン図鑑


こちらはスズキ目スズキ亜目フエダイ科のウメイロのみなさん。
ウメイロとウメイロモドキ、ユメウメイロの違い…。
よく知らないし、水中でそんなとこまで考えちゃない。
少なくともウメイロは、沖縄料理屋でから揚げとなって登場するグルクンの仲間ではなく、フエダイ科アメフエダイ亜科の所属で、似て非なるもの。
しかし「科」ちがいなのに、みんな酷似している…。
少なくともウメイロは、胸鰭の付け根が黒くないが、グルクンのお仲間の2種は黒い。
ついでにウメイロは背びれとしりびれに、うろこを持たないんだそうだ。
こんな写真じゃみえないよ、ってところだけれど、ズームしたら、むなひれの付け根が黒くなかったので、ウメイロに決定。
ウメイロモドキの群れより、圧倒的に会う回数は少ないと思う。



英語名はYellowtail false fusilier。
日本語では、フエダイ科のほうがウメイロと本家を名乗っていて、タカサゴ科はモドキとつくのに、英語はSnappersにあたるこちらがニセ。
真逆な発想がおもしろい。
なんでもfusilier、フュージリアというのは、昔の英国の火打ち石銃兵のことだそうで、どうしてこの子たちが兵隊さんなのか、よくわからない。
群れで出るから、連隊に見たてたのかな?
Reef Fishes of the Worldには、fusilierをelongate fusiformのサカナと説明していて、fusiformの紡錘形から?
いずれにしても兵隊さんぽくはなく、fusilierとつくサカナたちは、優雅でなんとなく弱っちく見える。
死んじゃうと、名まえの由来の梅色に全身染まるのも弱々しい感じ。
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