くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

みくら・いるか with TG-6 (4) いるかのおやこ

2021-10-30 10:28:39 | コタキナバル
イルカという生きものがそこにいてくれるだけで、幸せな気持ちになる。
さらに、それが親子イルカだったりすれば、もっと幸せ。

時は10月。仔イルカたちは、もうだいぶ大きくなっているけれど、やっぱりかわいい。
いつもお母さんに守られて。








お母さんのおなかの下から見つめる様子とか、破壊力大。







そして、正面顔とか、キュン死できるかわいさ!





以上、3泊4日で6回海に出て、出会ったイルカたち。

主に船長さんがイルカの群れを見つけて、「さあ、入って待ちましょう」ってパターンが多いのだけれど、いざエントリーすれば、「もう来てるよー」って言われて、あわあわ。
水面泳いで心拍数上がっているところを、息ごらえして潜って、ワイコン調整しているうちに、もう無理ーーー!ってなる。
ずーっとカーディオをサボってきたツケが、腹回りの脂肪だけでなく、こんなところでも。
あせって素潜り失敗したりするので、もっとスキンダイビングうまくなって、もっともっとイルカと遊べるようになりたい。
ま、水面で浮いていても、イルカとは十分接近できるけど、いつもイルカが遊びに寄ってくるのは、美しく潜るガイドのお姉さん。
要スキン技術と心肺能力強化!

そうは言っても、ドルフィンスイムのシーズンは4-11月だけ。
海に出られれば、もれなくイルカに遭遇できるので、人気も高く、予約も取りにくい。
そして、橘丸の御蔵島着岸率の低さが、御蔵旅をチャレンジングなものにする。
過去(三宅島噴火より前の、御蔵島航路がなかった時代)、私がすとれちあ丸(古!)に乗る時には、もれなく前線や台風接近で、条件つき出航でなかった試しがなく、いつものことさ、と思っていたが、御蔵島は、通年ほぼ条件つきだそうで、他の島に比べても、とりわけ着岸率が低いことを知った。

今回は、最初の2日は、晴天で海もぺたぺたで、「これが御蔵島と思っちゃダメ」って言われて…
3日目から風と白波たつ海となり、「これが本来の御蔵の姿」と言われた。
「アラームなくても汽笛で目が覚めるよ」なんて話してたのに、3日目には、それがなく、橘丸欠航!
4日目に帰れるかと、ちょっと心配だったり。
御蔵島で3泊4日、当初のスケジュールどおりに全旅程終了できたことに感謝。

海には、よそよそしいアオウミガメや、伊豆ならではのタカベの群れなんかもいる。
イルカ漬けで、ほとんど触れていないけれど、陸上の自然も素晴らしくて、あんまり似てないけれど、マウイを思い出した。

また来シーズンも来れるといいな。

年越し沖縄本島2020(3) 2020年12月31日 潜り納めナイト in レッドビーチ

2021-07-01 20:24:46 | コタキナバル
おおみそかの午後8時、ふたたびレッドビーチ。
雨あがり。


誰もいない。

ナイトモードなしの方が、現実に近いな・・・

エントリーして、エビカニ萌え。








夜は鉄塔のイボヤギが咲き誇り。










エビカニもいいけど、やっぱりハゼには食いつく!


セミホウボウの羽、じゃなくて、鰭。


今年のラストショットは、わかりずらいけど、奇しくもキンチャクガニの仲間が、ポンポンあげて、New Year's Eveを祝福してくれてる、と思いたい。威嚇だけど。


なんだかんだ、1時間半くらい、潜っていた。
これで、2020年のダイビング全日程、終了。
奇しくも、今年の初潜りも、レッドビーチ、潜り納めもレッドビーチ。

さて。

月は出ている。
風も落ちた。
でも、元旦のダイビングも、どうやらレッドらしい。
またレッドで開けるのだ。

あとは深夜0時の、ニューイヤーの花火を見るだけ。

マンダリンホテル コタキナバル

2018-02-14 17:53:30 | コタキナバル
マンダリンホテル、Mandarin Hotel、文華酒店。

市役所の並びに、昔からあるビジネスホテル。
昨今、KKの古いホテルのリノベーションブームのようで、こちらも最近キレイに生まれ変わった。
建物は旧式だけど。

ROOM NO.9401、日本でいうところの5階。
シンプルなお部屋。

小さいけれど、日本のビジネスホテルよりは広い。
ダイビング器材干すには難ありだけど。

調度品・備品も無駄がない。


テレビとライティングデスク。


冷蔵庫。


セーフティボックスと


アイロン台。

木目調のお部屋は落ち着く。

バスルーム。マーブル調で、清潔感がある。


もちろんシャワーオンリー。


私が泊まった部屋からの眺めは…

期待はしていなかったけれど、裏な感じ。

センターポイントとウィスマ・ムルデカのちょうど中間地点くらいにあたり、KKの小さな町の拠点にするにはもってこいの立地。
ガヤストリートの入り口なので、庶民的なレストランの食べ歩きにももってこい。

レセプションのスタッフは、若くてフレンドリー。
ホテルサイトで支払い済でも、チェックイン時に100リンギットのキャッシュデポジットは必要だが、到着直後で両替ができていなければ、円で預かってくれたり、融通も利く。

夜中はロビーは灯りを落として暗くなるが、レセプションにはスタッフが2人座っていたし、ガードマンも入り口にスタンバイしているから、いちおうセキュリティもまあできている。

Bookinng.comで税サ込で4600円程度だったから、悪くない買い物。
☆☆だけれど、しばらくはキレイだろうから使える。

ヒルトン・コタキナバル

2018-01-16 21:40:34 | コタキナバル
アジアシティの先にできたヒルトン・コタキナバル。


Room 802。
ドアのほうから見たルームの様子。


窓の方からは…。

シャワーブースから洗面がつつぬけである。(シェードがかけられる。)



窓側には、らくなソファ。




薄型テレビ。

部屋は広々としていて、シンプルだけど、快適。

ソファの後ろにカニカニとまわってカーテン開けると…
ビューは残念。
マリアナコートのコンド群とセンターポイントの間に、海がうっすら見えるが、アジアシティの屋根が、さえぎる、さえぎる。






トイレとシャワーブースが独立型なのがうれしい。






シャワーオンリーなのは、このクラスのホテルにしては、えっ!?と思った。

ハイアットにも、メリディアンにも、シャングリラにもバスタブはあるのに。

湯量・湯温には文句ない。

でも、器材洗いしにくいな。

洗面も、洗練されたデザイン。






ミニバースペースは、ミネラルウォーターがコンプリメンタリーで2本あるだけで素っ気ない。


引き出しの1段目をあけると、お茶セット。


2段目、ケトル。


3段目、ランドリーバッグ。


引き出し横の扉をあけると、冷蔵庫。


からっぽ~。


セイフティボックスにバティーク。


バスローブ。アイロン台あり。


廊下からドア。


客室階のエレベーターホール。


誰もいなかったから、リフトの中。


ロビーのパブリックスペース。


ロビーのエレベーターホール。


2階(マレーシアでは1階)に続く階段。


レセプションのスタッフは、男女問わず、全員プロフェッショナルかつフレンドリー。
さすがヒルトン。
間違いなく、KKのベスト5に入る。
なによりも、部屋が広々と感じられるのが良い。
ファイブスターという割には、料金もお手頃。
ウェルカム・シーフードレストランと、セドコが近いので、海鮮ディナーには便利な立地。
プールがあるよ、とレセプションのお兄さんにすすめられたが、寄っている時間がなかった。
何よりも、腹がひっこむまで(そんな日は来るのだろうか?)、ホテルのプールサイドでゴロゴロはできない…。
このクラスの今できのホテルなのに、スパがないのも残念。

オーシャンビューと立地なら、センターポイントに近いメリディアン、でも部屋は狭い。
KKでの老舗、オーシャンビュー、立地と3拍子揃うならハイアット。
リゾート感覚重視なら、シャングリラ・タンジュンアルかマジュラン・ストゥラハーバー。

ヒルトンブランドは素晴らしいけれど、ちょっと中途半端な感じはする。
でも、機会があれば、また泊まってみたい。

KK食べある記(3) 2016/11/30(水)

2016-12-13 15:30:00 | コタキナバル
けさも日の出とともに目を覚ますと、ビル越しにキナバル山のギザギザ頭が見えた。
上のフロアまで上がって、しばし朝のキナバル山を眺める。
今年もキナバル山の雄姿を拝むことができて良かった。
さらに、今年もKK飯をいただけて良かった!?

アコードリージェンシーは12時チェックアウト、午後からは町のホテルキャピタルをデーユース。
なので、けさは朝食のために町に出て、戻ってきて、チェックアウトというのはやめておきたい。
なにしろこどもの頃からひとたび出かけたら、糸の切れた凧になることに定評があるので、12時前にバタバタ帰って来て、ってな展開が目に見えている。
でも、ここでは朝食難民。
なにしろIMAGOショッピングモールの飲食店は、午前10時までオープンしない。
もっともここでは、「Sushi Zanmai」じゃなくて~、「Ebizou」じゃやなくて~と、KKに和食を食べに来たわけではない私には、まったく使えない飲食店のオンパレードなので、3食とも入りたい店はない。
まして「Seoul Garden」じゃないし、タベルナでもない。
ローカルの富裕層と、ローカルフードを敬遠するタイプのツーリストには良いだろうが、ここはKKらしさが薄すぎるのだ。
KKタイムズスクエアはフェーズ1とフェーズ2からなり、アコードリージェンシーも入っているIMAGOショッピングモール側はフェーズ2。
数年前からあるフェーズ1に行けば、きっとクダイコピらしきものがあるに違いないと、隣のブロックに行ってみると、期待通り、ローカル風レストランもちらほら、ずっとKK色が濃くなる。
こちらは、ビジネスマンやOLさんと、出勤前のローカルが多い。


KKタイムズスクエア Peniel Delicacy
チャイニーズ系勤め人ふうの人が多く入っているレストラン発見。
名まえは「Peniel Delicacy」、ペニエルだかピニエルだかペヌエル珍味。
私が入ろうとしている間にも、店の前に車を止めて、わざわざ寄るリーマンの人びと。
日本でも、おじさんとOLがいそいそと入る店はおいしいものだ。

ショーケースには、中華まん系とか…


バンとか…


アツアツの点心とか…


けさは、エッグタルト、クエダダー、カレーパフ。

どれもチープなおいしさがよいわー。
チャイニーズをつけわすれ、「テーピン」と言ったら、テ・スス(ミルクティー)が来ちゃった。

好きなんだけれど、エッグタルトにクエダダーだから、朝から糖分とりすぎ。
全部で7.30リンギットだったか?

部屋に戻り、ごろごろしていると、なんとなく腹部膨満感。
このあとおなかこわすかなぁ~、と思ったら、案の定、マレー語で「さきぷるー!」、そして、マレー語で「ちりっびりっ!」
燕の巣ドリンク?フィリピノマーケットのスプーン?とも思わないでもないが、バリで起こるようなしくしく系ではないので、おそらく細菌性というよりは、毎食腹12分の過食と、こちらの食用油多用なところに、ココナッツウォーターやプリン過剰摂取との相乗効果だろう。
1日ココナッツウォーターを1玉に、ココナッツプリンを1玉だし、さもありなん。


さびれるワワサンプラザ
デーユースのホテルキャピタルのチェックインは13時。
1時間あるので、移動がてら、ランチにしましょ。
軽いキャリーバッグ一つだが、太陽の南中時で大汗。
山の方からは、もくもくと雲がわいて、今日も午後は雷雨の予感。
腹具合はよろしくないが、ミバサ(ミーゴレンバサ)が食べたい。
ちょうどKK中心のはじまり、ワワサンプラザ前に来たら、まだ晴れているのに、一粒、二粒、雨が落ちてきた。
そうだ、ここのフードコートでミバサにしよう。

ワワサンは、私がシパダン通いをはじめて数年後にオープンしたショッピングセンターで、かれこれ20年近くたつと思う。
ワワサンも私も年を取ったもんだ!
KLの人が見ると、びっくりするほど田舎臭いらしい。
今回も、ここの地上階にあるスーパー「ジャイアント」(シンガポールやマレーシアで超有名なスーパー)が安いので、おととい一度来ていたが、きょう2階に上がってみて、そのさびれようにびっくりした。
もともとパークソン(Parkson 百盛)という百貨店以外は小さな商店ばかりだったけれど、かつてはテナントが入っていたロットが、根こそぎ抜けていた。
2階部分には、サバのハンディクラフト屋が並んでいたが、それも1店しか残っていない。
上層階にゆくほど、テナントはガラガラで、このビルの行く末が案じられる。
そしてフードコートのあるフロアにゆくと、フードコートもクローズ?と思えるほど薄暗い。
でも、しっかり営業中、さすがに蛍光灯取り替えたら?と思える暗さである。
ちょうどランチタイムということもあり、近隣にお勤めな感じの人びとで混んではいたが、あまりに薄暗くて賑わいが感じられない。
フィリピノマーケットより高くつくけれど、ここでココナッツウォーターとミバサと思ったが、お目当ての中華はなくなっていた。
出来合いのおかずを選んで買うタイプの店が多く、熱々を食べたい私は、さーっと一巡して、すぐに下りエスカレーターで地上階へ降り、ガーディアンに寄って、胃腸薬を買うことにした。
それにしても胃腸薬は3種類と少なっ!
幸い、薬の外箱に書かれているマレー語は解読できたので、効かなそうと思いつつ購入。
外に出ると、雨が縦に降っている。
ワワサンと通りをはさんだ海側のアンジュンセンジャと呼ばれるエリアは、10年ほど前には、夜になると屋台がオープンするエリアだったが、そこに7つ星のホテルを建てるとかで、みんな退去させられて何もないまま数年がたった。
7つ星ホテルプロジェクトについては、プロムナードホテル並びのマリーナコンドミニアムの入居者たちの猛反対というのが連日ローカルニュースになっていた記憶がある。
その後進捗しないなぁーと、思っていたが、マレーシアの景気後退で頓挫したのか、マリーナコンドミニアム側の反対で頓挫したのか知らないが、またまた、ローカルふうの海鮮レストランができていて興味津々。
でも、椅子はぜんぶ積み重なっており、昼間はやってなさそう。
かわりに、ワワサンとなりの大型中華店「海王城」もクローズしてしまったようだ。
ワワサン界隈自体がさびれている。
ちょうどワワサンのバスターミナルが改修中だからかな?

雨を避けるために、アピアピセンター寄りのアーケードを通って、センターポイント方面へ。
アピアピセンターエリアの終わりでアーケードが切れると、折り畳み傘を持ってはいるが、私はちょっとやそっとじゃ傘をささないし、キャリーケースも開けたくないので、雨に打たれながら、なるべくアーケードになっている道を選んで歩く。
ワワサンがダメならKK市場むかいのKKプラザのフードコートと思ったが、雨に打たれるので、まずはホテルに入ることに。


ディナー 佑記肉骨茶
シャワーですっきりすると外は本格的な雨になっていた。
午後3時頃からだろうと思っていた雨は、想定外に早かった。
少し小降りになってから遅いランチ、と思っているうちに眠ってしまった。
これでミバサチャンスを失ってしまった。
目が覚めるともう17時。
最後の晩餐は、バクテ、もちろん佑記!
ここも發記同様人気店で、並ぶので、17時半にさっさと入店。


席に着くや否や、「さとぅばくて、ちゃんぷるー」と、正肉も内臓も混ぜ混ぜでオーダー。
実際には、いろんな肉の部位が選べるが、いつもおまかせ。


お茶。

ここの中国茶がとっても好きだ。

お肉ゴロゴロ、バクテ。

ちゃんぷるーでも、新記とは微妙に内臓の入り方が違う。

体調不良のときでも、するする入ってゆくおいしいスープ。


きょうの食べっぷりは控え目。

佑記は、お肉もりもりの椀とスープだけの椀で出すスタイル。
ぐつぐつ度は新記だけど、スープの味は、やはり佑記。

それにしても18時前でも、この混雑。

發記、金記、佑記、どこも厨房は戦場のようだ。
そして、どのチャイニーズレストランも、会計を仕切るおっちゃんは、儲かってしょうがないとほくそ笑んでいるように見えてしまうのは私だけ?


KKスーパー事情
バクテを完食して、まだ18時。
町での時間は余すところ4時間半ほど。
ハイアットリージェンシーのスパで、腹がこなれるであろう19時半以降にでもマッサージと思い、予約できるか聞きに行ったら、すでにいっぱいだった。
ひさびさのハイアットは、ロビーからアロマな香りが漂い、トイレがさらにキレイになっていた。

あとはKKプラザのServayでお土産買うだけ。
明日は成田7時20分着という微妙な時間で、9時半出社に間に合うかどうかの瀬戸際。
ターンテーブルで荷物を待つ時間も惜しいので、ハンドキャリーだけにしないと…。
そのために、カヤジャム、ココナッツクリーム、テタレ用練乳、チリソース、ミーゴレン用ソースといった液体ものが買えないのが悔やまれる。
Servayに行かなくても、ホテルキャピタルの近くには、スリアサバのCity GrocerやMilimewaがあるが、やはり安さと品揃えでServayに軍配が上がる。
ちなみに、今回チェックしたスーパーは…
センターポイントのYaohanあらためPacific Ngiu KeeあらためQueen's。
イマゴのEverrise。
ワワサンプラザのGiant。
KKのメインストリート、Jalan PantaiにあるMilimewa。
スリアサバのCity Grocer。
Queen'sは、Ngiu Keeからの見た目の変化は少ないものの、以前より品薄だし、場所柄、やや高め。
安いのはGiantとServay。
Milimewaは安いけれど、清潔感に欠ける。
City GrocerやEverriseは、日本をはじめとする輸入食材は多いが、私には用がないし、高い。
特にServayのサバティーの安さは、ダントツ。
たまたまプロモーションで25パック入りが3リンギットで他店より1.5リンギット安!


三脚标清热水
ビールを買いにセブンへ寄ると、やはりTigerがない。
Tigerの値札はあるが、からっぽ。
どのセブンにもTigerがないので、どうやらKKのセブンでは、Tigerのストックが切れてしまっているようだ。
そういえば、体の節々痛いし(主に足なのでたぶん歩きすぎ)、熱が出るかもしれないからとかわりに…

三脚标清热水。
何と読むのかは知らない。
マレー語では「Air Penyjuk Badan Cap Kaki Tiga」。
Airは水、Penyujukは冷やすこと、Badanは体、Capは印、 Kakiは足、Tigaは3。
英語では「Three Legs Cooling Water」
どのみち三脚印で、ボトルのサイに目が行きがちだが、上にある三本脚のマークだったのだ。
でも、私はサイ印と呼んでいる。
マメ知識。
なぜサイが採用されているかというと、中国ではサイのツノに解熱作用があるとされており、熱覚ましに効きますよという、イメージづけのためらしい。

風邪をひいたときは、これか、クダイコピのホットレモン(しぼったレモンにホットウォーターとグラニュー糖を混ぜたもの)で、けっこう復活できる。
Tigerで消毒したい(???)気もするが、Tigerはラウンジか機内でもらいましょ。


MH80 コタキナバル0050 成田0720
22時半をまわり、空港へ向かう。
帰りはMHUpgradeでビジネスクラスなので、ラウンジでゆっくりしようという算段。
MHUpgradeは、何を基準に選んでいるのかわからないが、対象航空券を持っている搭乗者には、出発数日前に、MHUpgardeしませんかというメールが来て、アップグレードできたらいくら払うかを設定して入札するシステム。
成田-KK線のビジネスは、フルフラットでもないし、たかが知れているが、月曜朝に到着して会社直行を思えば、少額でアップグレードできるのはありがたい。

空港につくと、チェックインエリアはチャイニーズで大混雑。
荷物をスクリーンする前にいたMAS(マレーシア航空)の職員に、上海ゆきはここ、とチャイニーズが言われている。
モルディブ帰り同様、ここも大陸のチャイニーズだらけ。
私はハンドキャリーだけなので、そのまま行けばいいものを、ボーッとしていたので「成田ゆきもここでいいか?」と尋ねたら、いいと言われた。
ふと、オンラインチェックインをしてあったことを思い出したので、モバイルボーディングパスを見せると、そのままゲートへ向かってよしと言われる。
免税手続きがしたいので、免税カウンターはどこかと聞くと、カウンター出口の方を指す。
出口寄りにいた職員に場所を聞けば、保安検査場の方を指す。
保安検査場に行くと、免税はむこうと、また来た方向を指す。
掃除していたお姉さんにたずねると、親切に教えてくれたが、それらしきものが見えてこないので、インフォメーションカウンターでたずねたら、車寄せから入って、左手のすぐ奥だった。
ったく、MASの職員め、180度ちがうぢゃないの。
これだけチャイニーズが多いと、免税大混雑かと思いきや、誰もおらず、すぐに手続き完了。
チャイニーズも、KKではそんなに爆買いするものがないのだろーか?
気を取り直して保安検査場を通り出国審査へすすむ。
けっこう並んではいたが、3~4分でブースに到達。
するとオフィサーが、「モバイルボーディングパスは使えないから、ボーディングパスをもらってこい」と。
「なーにー?保安検査場もモバイルで通したくせに、くせに、くせに。」
「They don't know。国際線には使えないんだ。」
ちゃんと周知しろ。
ボーディングパスはゲートで発行できないのか、荷物持って戻るのがいやだから、ここに置いておかせろとか、およそ無理なことをマレー語と英語ちゃんぷるーで抗議かつデマンドするが、もちろん問答無用である。
ぷりぷりしながらカウンターへ戻ると、カウンターはさらに長蛇の列になり、チャイニーズに加えてコリアンも参戦。
成田直行便があるというのに、この日本人の少なさはなんなの!?
カウンターをながめても、優先カウンターらしきものが見えない。
通常は、いちばん手前にあるはず。
でも、みんな行儀よく並んでいるので、ビジネスクラスの優先チェックインを聞こうにも、こんどはカウンターの外で案内をしているMASの職員がいない。
やっと離れたところに職員見つけて、「すみませーん」てなノリでビジネスクラスのカウンターの場所をたずねれば、成田ゆきは反対側。
しかも、反対側のカウンターの半分は、チェジュ航空なんてLCCだ。
やっとMASのカウンターにたどり着けば、あっという間に手続き完了。
最初に成田もここっていったMAS職員のガセで無駄な時間使ったわ!とさらにぷりぷり。
ふたたびイミグレーションに行けば、人びとの列がとぐろを巻いていて、もっとぷりぷり。
それにしても、並ぶ人々は、知らない人びとなのに、なぜか見覚えのある顔多数。
どうやら、さっきイミグレで並んでいたときに、私の前後にいた人々の多くが、私同様、モバイルボーディングパスで押し戻されたようだ。
MASの怠慢というか、人員不足すぎるのか。
MAS、前からリストラで職員が大幅に減らされたところに、おととしの2度の悲劇で経営が変わり、さらにリストラがすすんだようでサービス低下しすぎ。
この行列でもうぐったり。
ラウンジの時間が減ったじゃないと、これまたぷりぷりしながらラウンジへ向かうと、MASのゴールデンラウンジはいちばんすみっこで遠いわ、中は寒いわ。
深夜すぎるのか、スナックはあまりない。
コーヒーと小さなシュークリームだけもらって時間つぶし。


1時間くらい休んで、もう搭乗がはじまったゲートへ。


日本へ連れて帰ってくれる飛行機の横顔。


機内食はナシレマをチョイス。

はっきり言って、クダイコピのナシブンクスになっているナシレマや、エアアジアのナシレマのほうがおいしいかも。
そしてKKからでも、Tigerは搭載されておらず、黒ラベルかスーパードライ。
それでもビジネスクラスのよいのは、テタレを作ってくれること。
インスタントかもしれななー、と思ったけれど…。
クルーはまともな若男子とかわいい女子で、二人とも気配り上手だった。
成田には定刻より早く着いた。
KK直行便はしょぼいけれど、やはり便利だ。
お客さん少ないけれど…MAS頑張れ!
これに味をしめて、年2回は弾丸KKやりたいなぁ。
今回は、ミバサやヤムアイス食べていないし、マンゴスチンやランブータンの季節でもなかったのが残念。

今回の食い倒れ企画の反省点。
胃薬を持っていなかったこと!
そして、食い倒れなのに、ガヤストリートのホテルにしなかったこと!
胃薬あれば、最終日までもっと全開で食べられただろうし、IMAGO‐町まで片道20分程度を2往復、かつ町に出たら、歩き回っていたことで、消耗してしまった。
まあ、食い倒れ以前に、せっかくのKK直行便を活用して、シパダン行って潜らないと!

KK食べある記(2) 2016/11/29(火)

2016-12-12 09:53:52 | コタキナバル
朝、日の出とともに目が覚めた。
アコードリージェンシーの部屋からキナバル山見えないかなぁ~、と思って起き上がるが、山のほうは雲がかかっていて、どこがキナバル山なのかもわからないので二度寝を決め込む。
小一時間ほど惰眠をむさぼったあと、ミースープを求めて町に出る。
シンスラン、カンポンアイル、ガヤストリートのクダイコピは軒並み混雑。
とりわけサラワクラクサで人気の「怡豐茶室(Kedai Kopi Yee Fung)」はけさは超満卓。
ここのラクサは滞在中いちどは食べたいアイテムだけれど、外で突っ立ってウェイト中の人多数なので断念。
他の店も、出勤前にクダイコピで朝食とるローカルが多すぎて、なかなか入れそうにない。
ガヤストリートをさらに進むと、ショーケースのパンや中華まん、せいろから湯気もくもくに吸い寄せられる。

朝食① ケンワンヒンのカヤパフ
そこは「瓊萬興茶室(Keng Wang Hing)」。
ここ数年、昼下がりにカヤバン(ココナッツフレーク入りパン)を買うために寄る店だ。
この店の朝は、バン(パン)か、パオ(中華まん)、ディムサムか、ブブール(粥)なお店だ。
暑いから、お粥はちょっと…。
あと点心は調子に乗って頼んでいると、けっこう出費がかさむ。
小皿に饅頭やら点心を並べたい気もしたが、ここも満卓。
とりあえず、おなかがすいたので、「カヤバンくださいな!」
が、けさはカヤバンなく、「パフ!」と言われた。
妥協。
珈椰餅1.20リンギットなり。

朝食の前菜ということで。
外はサクッ、中はココナッツフレークぎっしりで幸せ。


朝食② クダイコピキナバルのミースープ
カヤパフをぱくつきながら歩いていると、「亜比茶餐室(Kedai Kopi Kinabalu)」ってのがあったと思い出した。
ガヤストリートから1本入っている場所なので、そんなに混んでいない。
クチンラクサがウリだけど、朝はやっぱりミースープ。
ミースープよりミーゴレンバサが食べたくなったが、「てぃあだ(ない)」と言われた。
じゃあ、ミースープシーフードで。

黄色い麺がよかったけれど、ビーフンスープじゃん。
まあ、与えられたものをいただきましょう。
トマトが入っている。
上品な塩味で、さっぱり、おいしゅうございます。
チャイニーズティーピンと全部で8リンギットくらいだった。

朝のココナッツウォーター
帰りがてら、ふたたびフィリピノマーケットへ。
テーブルの上には、ココナッツが飲んでくださいと並んでいる。


奥にもごろごろ。


ココナッツ売りのおじさんに、「冷たいココナッツをくださいな。」
「まだ冷えてないよ。」とおじさん。
氷の入ったボックスで冷やすという原始的なやり方なので、午前10時前ではいたしかたない。
「じゃあ常温で。」
10リンギット札を出したら、7枚おつりが来た。
3リンギット。
きのうはアイスキューブがRM2ってこと?
同じヤングココナッツなら、メリディアン寄りで、だな。





ランチ スリメラカでマレー料理
いちどコンドに帰って、午後、再度町に出る。
サバに来たら、絶対食べたいサユルマニス。
サユルマニスと言ったら、やはりスリメラカ(RESTORAN SRI MELAKA)。

午後2時まわって、店内がらがら。


「みぬむ?(ドリンク)」と問われれば、「テタレセジュッ!」@4リンギット。

この練乳の甘さと、濃い苦めリプトンの絶妙なバランス!

サユルマニス!Sサイズ12リンギット。

世界で一番好きな野菜炒めはサユルマニスと言えるほど、サユルマニスが好きだ。

いくらスリメラカがおいしくても、ビーフに関しては、日本のビーフの足元にもおよばないし、肉ばかり食べていても、と思い、シーフードにしてみる。
「ジンジャーオニオンスライスフィッシュ」@12リンギットってのを頼んでみた。

ジンジャーオニオンというより、甘酢じゃん。
オニオンはもりもり入っているし、ショウガも入っていても、スイートサワーじゃん?
でも、美味。
ここはフィッシュカレーやフィッシュヘッドカレーがおいしいけれど、一人でそうそう食べられないのが悔やまれる。
品数少なくても、ご満悦。

GST込みで31.25リンギット。
30リンギット超えで、KK的B級グルメ道的には、ちょっとぜいたく。


SEDCOチェック
スリメラカを出ると、満腹なのに、なぜか向かいのSEDCOスクエアを冷やかそうというアイデア。



ここはKKグルメの登竜門!
KK初心者の頃、必ず来たもんだ。
なにしろ、シパダン前泊だけだった時代のテリトリーは、夜遅ければ、せいぜいSEDCO、昼もセンターポイントくらいまでだった。
ここに来れば、どこかのレストランでサユルマニスが食べられる。
でも、ツーリスト値段だったり、高い海鮮を押しつけようとする傾向があるので、KK中級者になってからは、滅多に行かなくなってしまった。
今はローカル的なオーダーができる技術を習得したから、また使えるかもしれないけれど…。
真昼のSEDCOはがらがら。


むむ!まさかのココナッツプリンを大量に発見。

たいへん!
ひと玉13.7リンギット。
ココナッツプリンの前で立ち尽くしていると、店のお兄ちゃんがやって来た。
「重いし、夜買いにくる!」と立ち去ると、また別の店の冷蔵庫にも!

こちらはひと玉13リンギット。
ココナッツプリンがいとも簡単に入手できるようになったのはうれしいが、タワウの、あのレストランで食べるのが、なんとも特別感があってよかったとも思える。


ディナー FATT KEEで中華

3夜連続バクテを目論んでいたが、「發記(FATT KEE)」のレモンチキンを食べなければならないことに気づいた。
ここの厨房からは常にゴーーーと強い火力の音が聞こえ、その音を聞くだけでも食欲をそそられる
超人気店で、早い時間か遅い時間しかすぐには入れないので、17時半に入店。
ランチ後、スリアサバをだらだら冷やかしているうちに雨が降り、雨上がりのこともあって、まだ空いていた。
しばらくサユルマニスを見なくてよいと思えるように、ここでもサユルマニスを食べたかったが、きょうはないとのこと。
サユルマニスとなしぷてぃ(白米)といきたかったのに。
だったらナシゴレンシーフードいっとこう。
ナシゴレンは、スモーキーな焼豚入りがおいしい店が他にあるが、マレーシアにいる間にいちどはいっときたい。
ナシゴレンは、ムスリム料理屋の、冷凍ミックスベジタブルとせいぜい鶏肉入りのナシゴレンよりも、中華料理屋の圧倒的な火力で炒めたナシゴレンがおいしい。
ポイントは油少な目でお願いすること。


レモンチキン。


あとは、チャイニーズティーピン(アイス入りの中国茶)をすすっていたが、ふと壁の掲示が気になった。

燕の巣ドリンクやん…
気になる。
3.7リンギット、100円もしない。
となったら、こりゃ行っとくしかないっしょ。

天然健康飲料ですよ。
滋補養顔、ナリッシングビューティーってことらしい。
たぶん気休め…



ツバメの巣がとれるゴマントン洞窟の話や(ここのツバメの巣はそんないいもんじゃないとは思うが)、ツバメがツバメの巣を作るプロセスをリアルに思い浮かべるだけで、お腹がくだりそうだけど。
おいしくはないが、まずっ!ってわけでもない、ひたすらレモングラスなとろみ系。
ここも30リンギット近く食べてしまった。
もう少しお腹空かしてから入りたかったが、あっという間に店内満席になり、早く来て良かった。


夜食 ココナッツプリン
帰りにSEDCOに寄って、ココナッツプリンGET。
セコく13.7ではなく13リンギットの店に行ったら、単にGST表記がないだけで結局13.7リンギット払う。





毎日ココナッツプリンを食べる至福のとき。
きょうも飲酒はTiger1缶だけ。
残すは明日1日。
食べたいものは山ほどあれど、時間がないっ!

KK食べある記(1) 2016/11/28(月)

2016-12-09 23:31:02 | コタキナバル
ダイビング旅、じゃなくて、ダイニング旅
いつのまにかMHのKK直行便スケジュールが、月・木の成田朝発、KK深夜発に戻っていた。
やったー!KKに通いやすくなる~!
木曜発なら3泊5日、月曜朝帰ってきて会社直行。
月曜発なら2泊4日、木曜朝帰ってきて会社直行。
どうしても、帰ってきたらそのまま出勤にこだわる弾丸トラベラー気質。
本来はKK、その先のシパダンへと続けたいところだが、それがかなわぬ今、せめてKKだけでも、と思ったが最後。
KK食い倒れの神降臨。
急遽年休消化の一環で、2泊4日(厳密には2泊+デーユース&機中泊)、「爆食い」目的のKKゆきを決行。


成田シャトル初乗車
成田発は午前9時半。
チェックインが早くてたいへん。
最近運行開始した、大崎から出るWILLERの成田シャトル@1000円、午前6時発で空港へ向かう。
近いけれど、めったに行かない大崎という場所。
どの改札を出ればよいのかわからなくて、危うく乗り遅れるところだったが、5時59分にバス停到着。
さあ、ひさびさにスカイツリーでもながめるかと思ったら、銀座からのバスルートとは異なり、レインボーブリッジ経由だったし、途中から超濃霧。
エアポートリムジンの3分の1値段だけれど、WiFiもUSBポートもあって、快適、快適。


恒例の!?VS自動化ゲート
パスポートを切り替えたので、出国前に、自動化ゲートの再登録にチャレンジ。
乾燥肌のシーズン、乾燥肌の私には、指紋読み取りに困難が予想される。
去年は登録に成功したものの、超感じの悪いおばさん職員にさんざん威嚇されたトラウマ。
今年は打って変わって、すばらしく感じがよくて、すばらしく腰の低いおばさん職員が対応してくれた。
でも、感じはいいけれど、各指1回ずつだけトライして、「きょうはちょっと難しいみたいですね~」と笑顔でお断りされた。
面倒くさいから断ったのはわかってんだよー。
ま、自動化ゲートで手間取っているより、有人ブースで出国した方がよほど早いし、出国スタンプが押されることで出国日の記録が自分でわかっていいという説もあるから、よしとしよう。
去年の職員には、あまりの高圧的態度にどんだけカチンコチン来たかわからないが、登録成功にこぎつけてくれたので、断り上手な職員よりも、実はプロ意識が高く、今年の職員は職務怠慢といえよう。
どっちみち、役所って、と、民間人は苦々しく思う。
次は出国数日前から指先十分ケアしてゆこう。


11/28 MH81 成田0930 コタキナバル1500

MH81便は、第2ターミナルのいちばんはじっこにちょこんと止まっていた。

隣には、1時間後に出発するKLゆきのMHが駐機していたが、KLゆきは777、KKゆきは738で大人とこどもくらいの差があった。

本日のスペシャルミールは、乳製品・卵OKの、ラクト・オーヴォ・ベジタリアンミール。
MHにアジアンベジタリアンのリクエストをしたとき、MH81にはアジアンはないと言われた。
でも、結果オーライ。

ホウレン草入りフェットチーネ。
なかなか美味。
なによりもMHやSQって、アツアツに加熱してくれるのがよい。
ビールはマレーシアなのにTigerが乗っておらず、「結局飲んでる黒ラベル♪」
ターザンREBORNを見ていたが、睡魔を押してまで見続けたいわけでもなく、すいていたので食後は3席独り占めで横たわる。
体痛い…起きてシェードを空けたら、眼下には、もうボルネオ・グリーン。




そしてほどなくKK上空に突入。


KKは小さま町だ。
あっという間に滑走路が見えてきて。




毎度のごとくドロドロの浅瀬が近づいたら、

定刻より10分ほど早く着陸。

エアポートバス KKIA→CENTRE POINT
イミグレには一番乗り。
あれ?ブースにオフィサーの姿が見当たらないけれど、いったいどの窓口が開いてるんだ?
一瞬きょろきょろしていると、オフィサーが慌ててブースに入って来て、端末にサインインする始末。
さくっと入国。
まだ早いし、きょうはハンドキャリーだけで身軽なので、いったんバスで町まで行こう。
一度乗ってみたかったエアポートバス。
だって、エアポートタクシーのクーポンがRM40.00のところ、バスはRM5.00。

バス停は、ドリームテル裏のパダンムルデカ、ホライズンホテル前、センターポイントと限られるので、ホライズンに泊まるでもない限りは、使い勝手はよくない。
いずれのバス停からもかけ離れたKKタイムズスクエアにあるコンドに泊まるのだが、センターポイントで両替やら、ちょっと買い物をしてからチェックインしたい。

バスは15時30分。
出発まで15分くらいあるが、急ぐ旅ではないから全然OK!
バス券を売っている近くの扉を出て、車寄せを1本わたると、バス乗り場。





バスに乗り込むと、2人しか先客はいない。
出発時刻の15時30分になっても、まだまだ空席は目立つ。
ある程度お客を乗せてからでないと出ないのか、ほぼ満席になるまで待って、15時40分に出発。
急ぐ人にはおすすめしない。


4時のおやつ フィリピノマーケットのサテアヤム
せっかくセンターポイントに来たが、私が愛用していたレートのよい両替商はなくなっていた。
見つけやすい場所にある両替商のレートは、テナント料を反映してか、よくないものだが、今はリンギット安なので、それでもいっぱい来た感がある。
まだ16時。
コタキナバル市場まで歩いて、1リンギット分ココナッツ・フレークGET。



これは食べるためではなく、ココナッツスクラブを作るため。
せっかくここまで来たからには、ココナッツウォーターが飲みたい。
戻りがてらフィリピノマーケットのココナッツ玉コーナーへ向かう。
ハンディクラフトコーナーを過ぎたあたりに、飲食コーナーが出きていてココナッツが並んでいた。
前はもっと先というか、フィリピのマーケットのいちばん南寄りにあったのに、今は北寄りだ。
場所移動したのかな?、くらいに考えながら、「くらぱ むだ せじゅっ(冷たいヤングココナッツ)!」
「どぅどぅっら!(すわれ)」
「ぶらぱ?(おいくら万円?」
「りまりんぎっ!(5リンギット)」
たかだか5リンギット、約125円に対して、
「りま~!?まはる!(高い)」
というと、「すからん(今)…」どーちゃらこーちゃらと言っている。
ココナッツウォーターと、氷をコップいっぱいくれた。
これを入れて冷やせってか?
それにしても、くんくんくん、こおばしいいいにおいがしてくる。
いかんばかーる(魚のBBQ)とか、サテのにおい。
奥のほうで煙もくもくしているので、ココナッツは放置してにおいのもとへ。



このにおいをかいだら、食べずにはいられない。
エビも魅力だけど、今焼けてるサテがいい。
サテアヤムを3本@3リンギット、76円くらいでGET。
ココナッツウォーターとサテのおやつタイム!

ココナッツウォータは、中、ひたひた。

私にとっては、やはりバリのサテカンビンより、マレーシアのサテアヤムだな。
そして、やはりココナッツはボルネオに限る!
なんてくせもなく、ごくごく飲めるココナッツウォーターなんだろう。
もちろん氷なんか入れない。
中身を飲み干したら、果肉も丁寧に削り取って平らげる。
タクシーを拾うべく、センターポイント方面へ歩いていくと、なーんだ、ココナッツ売り場は、以前と同じ場所にもあった。
メリディアン前から、コンドのあるイマーゴまでは20リンギットと言われた。
「20リンギット?高いわね」
とさっきから、高い、高いを連発している。
それでも、エアポートタクシーでまっすぐ来たより、15リンギットも節約できた!?
われながら素晴らしいセコさだと思う。


夜 新記のバクテスープ
夜、ちんたら歩いてガヤストリートへ。
もちろん、夜は肉骨茶、バクテスープしか考えられない。
さ~て、佑記、新記、金記、どこにしよう?
3夜連続バクテでもいいな。
でも、毎晩ともなると、トリに佑記を持ってきたいから、今宵は新記にしましょ!


店の外でつっ立って待っているチャイニーズがけっこういたので、ローカルじゃなくて、大陸からのツーリストなのかな?
混んではいるけれど、中に空きテーブルがあるので、店のおっちゃんに「さとぅおらん(1人)だけど、入っていい?」と声をかけたら、即入れてくれた。
オーダーは、「さとぅばくて!ちゃんぷるー!」なのだが、メニューもガン見。

そしたら、冊子版が出てきた。




隣のテーブルは、小さな男の子連れの親子で、ココナッツウォータを飲んでいる。
もうひと玉行っとく?
でも、メニューにはのっていないし、店のどこを見まわしてもココナッツ玉は見えない。
店の人に、隣テーブルを指して、「ココナッツウォーターある?」と聞いたら、「Youはココナッツウォーターとプリンのどっちが欲しいのか?」という予想外の返答。
「え?プリンもあるの?じゃ、飲み物はチャイニーズティーピンにして、プリンを!」
そして、数分後にど~ん!

キャー!タワウのとおんなじやー。
てっきり、佑記がカップのココナッツプリン売っていたので、カップを想定していたら、まるまる1個。

薬味が来て…


バクテスープ。


お椀に盛って…。


バランスよく野菜もね。


仕上げのココナッツプリン。

KKでもこれがいただけるようになったのはうれしい。

おいしいサバでフードアワード2015に輝くとは、新記、やるな~。


やはり佑記のほうがおいしいけれど、新記のいいところは、この土鍋でぐつぐつなところ。


食べた食べたの33.90リンギット、KKのクダイコピで850円って、これまた、まはる!
ひとりで食べすぎってことである。
腹ごなしに、イマーゴまで、またまたちんたら歩いて帰る。
いつも2かけらだけ食べたいドリアンの誘惑。



でも、ビールが飲みたいから、がまんがまん。
さ、セブンで冷えたTigerを買ってかえりましょ。
と思って、イマーゴのセブンに寄ったら、Tigerがない!
地下のスーパーでTigerを1缶だけGET。
ラパスではビールのために食を控え目にしていたが、KKでは食を控え目なんてできないので、Tigerの入るスペースは、もう胃袋にほとんど残っていなかった。

ホテルキャピタル

2016-12-07 21:56:28 | コタキナバル
昔からそこにあったホテル・キャピタル(1994年、はじめてKKに来たときには、すでに古臭い佇まいだった)。
安くて好立地なホテル・キャピタル(ウィスマ・ムルデカ向かい)。
でも、これまで見向きもしなかったホテル・キャピタル(誰も泊まってないくせに、ぼろいと噂だった)。
最近、色が変わったホテル・キャピタル(白かったものが、薄紫とクリーム色に!?)。
リノベーションしたぞ、ホテル・キャピタル。
そしたら、人気急上昇のホテル・キャピタル。
外観がダサくったって、安い・きれい・便利、もう使うしかないホテル・キャピタル。
KK-成田の直行便は真夜中の0時50分発、だから、帰る日におためしデーユースなホテル・キャピタル。

KKで大人気のイタリアンレストラン、「Little Italy」の横に入り口があり、チェックインはサインだけ。
パスポートはチェックするけれど、デポジットもカードギャランティーも要求されない。
ルームナンバーは201。

室内。



ベッドランプが、スタバにぶらさがっているランプみたい。

カーテン開けると…


正面はウィスマ・ムルデカ。

由緒正しきコタキナバルの、ザ・ショッピング・センター。

右手にはウィスマ・サバ(手前)とガヤ・センターホテル(奥)。

ガヤ・センターホテルの右端にちょこっと見えるのが、いまどきのショッピングモール「スリア・サバ」。

予約のときに、ViewはOceanみたいなことが書いてあったけど…

レトロなウィスマ・サバとウィスマ・ムルデカの間のとおりのむこうに、わずかに海面が見えるだけ…
ここは日本で言うところの3階だけど、たぶん上層階に行ったって、たかが知れてる。
でも、昔ながらの変わらぬKKの目抜き通りの景色が、妙に好きだ。

そういえば、ウィスマ・サバと言えば、ちょっと来ないうちに外壁が塗り替えられ、壁画までできていた。


ズーム!

左上にキナバル山、右上には「tanahairku」。
そして、ロボットみたいなのにも、一文字ずつ「t」「a」「n」「a」「h」「a」「i」「r」「k」「u」。
tanah air(motherland)、ku(aku 私)、私の祖国的な…
テレビらしきものから出ている「M」「Y」は、私のmyではなく、MalaysiaのMYかな?
コンセプトは愛サバなのだろうけど、いまいち理解に苦しむ構成。
ラパスの壁画のほうが、私は好きだな。

夜景byコンポジット撮影でまた失敗。


レトロな備品…

このサイバー時代に、レターセット。
しかも昭和を感じさせる、ジ・エアメールな封筒。
いいねー。

バスルーム
洗面。


トイレ。いちおうTOTO。

トイレットペーパーが、やたら高くて遠いところに設置されてる…。

シャワーブース。



建物が古いだけあって、なかなか温水にならない。
温水に変わるのに3分以上かかった…
でも、いったん温水になれば、熱いお湯が安定供給された。

コンプリメンタリーは、ミネラルウォーター500ボトル2本と、調整コーヒー2スティックとポットだけ。

シンプルすぎるほどシンプルだけど、ビジネスホテルと割り切れば、支払った金額を思えば、悪くない。
総括すれば、ホテル・キャピタルは、「予算を押さえたいお客様の強い味方!」
だって、ホテル代もさることながら、近くには庶民的な中華系レストランが目白押しで、KKの食を満喫するにはもってこい。
両替だって、ウィスマ・ムルデカの海側にある両替商のレートがKKで最も有利。

KK着が夜遅くなるシパダン前泊なら、今後はここだな。

アコード リージェンシー サービスド アパートメント in KKタイムズスクエア

2016-12-06 22:59:53 | コタキナバル

Accord Regency Serviced Apartments
低予算でまあまあキレイな宿泊施設を探していたら、ここにたどりついた。
場所はKKタイムズスクエア。
私がはじめてKKに降り立った時代には、まだ海だったエリアだ。
ヨーロッパの旧市街が良いのと同じように、KKだってKKラマと言われる昔ながらの街並みが好きだ。
なので、埋め立て地、KKタイムズスクエアにはなんの関心もなかった。

ところが、5日前になって急に決めたKKひとり旅。
間際すぎて、町の中にある適当なホテルは、もう適当な価格ではとれなかった。
安くても窓がないのはいやだとか、狭いのはいやだとかやっているうちに、広くて眺めがありそうな物件発見!
それはアゴダでの口コミ評価がやたらと高いわりには、1泊6千円強とお手頃な「アコード リージェンシー サービスド アパートメント」。
コンドミニアムスタイルだから、広いことは広い。
ひとりで2ベッドルームってのに抵抗はあったが、何よりも、まだ新しくてきれいそうなところにひかれた。
町の中心からはちょっと離れるけれど、旅の目的は食い倒れ。
食い倒れをするからには、腹ごなしのために歩いたほうがいいんだ。
別に1人で2部屋あったっていいじゃない。
日替わりで違う部屋で寝よ~っと!


フロントのないコンド
宿泊の前日、アコードリージェンシーのスタッフからメールが来た。
・何時にKKに着くのか知らせてほしい
・着いたらロフトEのロビーに来るように
・われわれの営業時間は9時から17時まで、レセプションカウンターはないので、もし17時過ぎの到着なら電話をするように
…そんな内容だった。

ロフトEのエントランスは、日本でいうところの2階。



ロビーに入ると何人かの人びとがいたが、アコードリージェンシーの人がネームカードを持って待っているわけでもない。
とりあえず、座っとこう…と座った瞬間、「Japanese?」と20代前半のメガネ男子とひっつめ髪男子にたずねられ、「Yes」というと、そのふたりがスタッフだった。
ゲストカードの記入も、デポジットも、カードギャランティーも、パスポートチェックも不要。
名まえだけ確認して、部屋に連れて行ってくれるというかんたんチェックイン。


3ルーム2トイレのコンド
まず、ロフトEのリフトで5階へ。
割り当てられた部屋は5階の13号室。
ちぇ、縁起わりぃ数字…な~んて思いつつ。
そして、新しい建物のわりには、リフトは旧式な感じで、音はうるさいし、薄暗くて、テンション下がる。
リフトを降りて部屋までの通路は、だだっ広くて、殺風景で、これまたテンション下がる。

部屋の多くは、玄関が鉄格子のドアつきの二重扉になっていて、生活感があふれている。
おそらく、宿泊施設として提供されている部屋はごく一部で、大半は定住している人たちだ。
アコードリージェンシーの部屋には、もちろんそんな過重に扉はつけられていない。
部屋に入ると、リビング(全体の写真は撮り忘れた)。
リビングの先に2部屋。玄関近くにも1部屋ある。
2ベッドルームのはずが3ベッドルーム!?
私一人なのに…と引きつる。
玄関を背にして、左手にテーブル、その先に壁掛けの大型TVとソファ、そして右手にキッチンシンク。

室内をひととおり見せてもらうと、ルームキーとリフトキーが必要だと男子たち。
「君ひとりなの?」
見ればわかるだろ…「ひとりだけど、それが何か?」
「友だちがいるだろ?」
キーが1枚でよいかということらしい。
ショッピングモールへの行き方を教えるとのことで、キー1枚は電源に差したまま廊下へ出てもまだ、「君、KKに友だちいるんでしょ?」「だから一人だって…」「友だちいるでしょう」という不毛な会話。


キッチン
レンジ、ケトル、シンクだけで、超シンプル。
この部屋にはIH的なものはない…。
食材買い込んで、サユルマニス炒めるなんて技はとてもできる設備じゃない。


コンプリメンタリーは…

ミネラルウォーター500ボトルが7本、でもマグカップは5つ。
サバティーがないとは何事!?

冷蔵庫はTOSHIBA。


レンジはSHARP、ケトルはPanasonic。

レンジ下の引き出しに、シリアルボウル的な食器と、簡単なカトラリーが入っている。

リビングのトイレ。

実は天井に固定式シャワーもついている。
狭いし、トイレとの間に仕切りがなく、水浸しになること確実なので使わない。

玄関のドア…薄汚れてる…。



ROOM1 バルコニーつき
玄関を背にして左側のお部屋は1BED。

部屋の入り口は引き戸である。


ROOM2
玄関を背にして右側のお部屋は2BED。




トイレとシャワーつき。

シャワーは適温は長くは続かず、すぐにぬる~くなってしまう。
水回りがまずいらしく、シャワーを使うと(流し使用後のような気もしたが)、洗面前の床の排水溝から水上がりが発生し、日々、水たまりができる。
ダメじゃん…

左右いずれの部屋も、向かいのホテル、ミン・ガーデン(Ming Garden Hotel & Residences)ビュー。
下はハイウェイ。
夜、謎のコンポジット撮影失敗。


でも、朝は、左手に、かろうじてキナバル山のてっぺんが見えるのがうれしい。




右手には、カンポンのむこうにモスク。


ちなみにキナバル山は、最上階まで上がると、もう少しよく見える。
でも、厳かそうにとるには、超ズーム。



ROOM3
玄関入って右手には、陽の当たらない小部屋。

たった2泊で、ダイビングがないので荷物も少ないけれど、こっこは物置に決定!


洗濯機置き場
キッチンシンクの右手に、謎の扉がある。
なんだろう?
昔泊まったマリーナ・コンドミニアムは、そんな扉のむこうは、生ごみコーナーで、それはそれは鼻がひん曲がったものだ。
息を止めて、おそるおそる扉を開けたら…

ドラム式洗濯乾燥機が佇んでいた。
ここの電化製品って、メイドインどこかは知らないけれど、シーリングファンもドライヤーもパナだったり、日本のメーカー製がほとんとなのに、何ゆえLG?
さすがにパナのドラム式は高いから、オーナー様力尽きたか?
でも、これ便利♪


一筋縄では外に出れない?
さて、お隣のImago Mallに行ってみよう。
そのためには、リフトで3Aという謎の階層まで降りる。
3Aに着いたら、階段を数段降りて、扉を開けると、そこは一大パーキング。

このパーキング横にショッピングセンターへと降りるリフトがある。
隣の棟とはいっても、単純に地上に降りて、お隣の商業棟に入るってイメージではない。
なぜなら、住居棟ロビーに直接降りても…

そこは2階相当で、けっこう長い車寄せを歩いた挙句、スロープを降りないといけない。


IMAGO MALL

KKのショッピングモールの中で、名の知れたブランド数といった点では、ここがトップかも。
とはいっても、せいぜいスワロフスキーあたりで、ほぼカジュアルブランド。
ファッションは思い出せるところで、H&M、ユニクロ、エスプリ、リーバイス、カルバンクラインジーンズ、ハッシュパピー、ヴィクトリア・シークレット、ナイキ、プーマ、アディダス…
コスメはロクシタン、M.A.C.、シューウエムラ。
KKにもオネエが増えたなぁ~、と思うのがM.A.C。
髪の長い大柄なBA女子がいると思ったら、野太い声でしゃべっていて、よく見たらオッパイはなく、がっちりしたオネエだった。
オネエ、自分の化粧直しに余念がなく、お客のケアをしないといったところでは、日本のM.A.CのメンズBAに比べると、女子力ないっ!
そこに、ごく普通のおじさんペアがやってきて、一人がアイシャドウとか試していて、ああ、KKも時代は変わったなぁ、と思うのだった。
ここの百貨店パクソンには、ランコム、エステローダー、クラランスといった大手化粧品メーカーが一通り入っていて、そこそこ安い。
RM300だったか以上買えば、TAX REFUNDの手続きができるので、KKから直行便で帰る人は、KKIAの品薄な免税で買うより、こちらのほうがいいかも。
IMAGOで感心したのは、有料トイレではないこと。
スリアサバなんか、30センに値上がりしたのに。
地下にはスーパーマーケットも入っているが、輸入食材が多めなだけで、おもしろみはない。
IMAGO MALLに欲しいものはあまりないけれど、一通り巡回すると、かなり消耗できる。


IMAGO MALL食事処事情
部屋に電子レンジはあるものの、調理する、って感じではない。
さらに、IMAGOに入っているカフェやレストランは、KK的には(あくまでもKK的に)洗練されていて、おもしろみがない。
サーティーワンやスタバもある。
寿司ざんまいだとか、えびぞうといった和食屋など、和も充実。食べないけど。
が、ショッピングセンターは22時で閉まる。
しかもIMAGOの朝は遅く、10時にならないと、カフェもオープンしない。
隣のタイムズスクエアまで行った方が、ローカルのクダイコピなんかがあって、ローカルらしいものがいただける。



IMAGO TIMES SQUARE界隈
1ブロック先は、KKの中心のはじまり、ウィスマ・ワワサン。


でも、その手前には、川があり…

けっこう歩く。
そして、さらに海側は、ストゥラハーバーのゴルフ場がある。







まとめ
チェックアウトは、何時に出るか伝えておくと、その時間にキーを回収に来てくれる。
ハウスキーピングは、ハウスキーピングらしからぬ、チャイニーズ系男女3人の若者が来てくれた。
まだ新しい物件のわりには、バスルームの床の排水溝から水たまりができるとか、けっこうダメだ。
WiFi事情はHUAEIのルータはあるけれど、時々すごくスローになるとスタッフは言っていたが、まあ許容範囲だった。
仮に長期滞在しても、自炊には残念なキッチンの備品で微妙。
もっとも外食が安くておいしすぎるKKで自炊するなんて、ありえない。
家族や仲間でガヤガヤ、って言うんだったら少しは楽しいかもしれないけれど、始終部屋にいたいほど快適なわけでもない。
小さなお子様連れ…
どうだろう!?
おそらく別棟にある「INFINITY POOL」というのをウリにしているが、食べ歩きに忙しくて、プールをチェックするのを忘れてしまった。
プールで遊ぶなら、やはりシャングリラ・タンジュンアルーや、マジュランのほうがよさそうだ。
ショッピングモールがとりわけ素晴らしいわけでもないし、やっぱり不便だし…
あえて泊まる意義はあまり感じられなかった。
ここに心ひかれるものがあるとすれば…
洗濯機とキナバル山トップビューくらい!?
とは言っても、過去に泊まったプロムネードアパートメントやマリアナコートに比べれば、上等。
だけど、たぶん、リピはない。

Hotel Eden54

2014-06-16 09:32:54 | コタキナバル
ホテルエデン54
ガヤストリート54番地にあるから、ホテルエデン54。

こちらも近年のKKにありがちな、既存の雑居ビルをホテルに改装した系。
KKの街のおしまいにあるし、間口が狭く、アーケードに隠れているので、車だとなかなか見つけられない。
だから、ホテルの全体像の写真はない。
ホテルのWEBにすらない!!

中に入ると、1Fには小さなデスクと、2人しか座れない椅子がある。
デスクにはおじさんがいたりいなかったり。
おじさんがいない時間帯には、荷物を運んでもらえるが、いなければ自力になる。
ダイバーにはおすすめできない。

階段あがって2Fにレセプションと客室。
裕福なチャイニーズファミリーが経営しているよう。
予約をとったら、数日中にクレジットカード情報を別途知らせ、数日中に課金。
そして、それはNON-REFUHDABLE。
だから、デポジットなんてとられない。
チェックイン迅速。

あんまり雰囲気のない廊下。


お部屋に入れば、木目調で落ち着く。
カテゴリー「Smaller Compact D」のお部屋、129リンギット。

コンパクトな上にSmalleなので、かなり狭い。

カテゴリー「Compact D」のお部屋、149リンギット。

Smallerより20リンギット分だけ広い!?
まだまだ十分狭いが、Smallerのあとだと、かなりマシに感じる。

いずれもカーテンは開けちゃいけない。
開けると、部屋によっては、真ん前がゴミ集積所だったりする。

Luxuary for lessがコンセプト。
もちろんバスタブはない。
バスタオルなんかもボロい。
レセプション前にある広めのラウンジは、お茶でも出しそうな風情だが、そうしたムダな(?)サービスはいっさいない。
レセプション近くと、廊下の2か所に冷蔵庫が設置されていて、ゲストは名まえを書いて、持ち込み自由。
ただ、みんなホテルに数日滞在だけなのに、冷凍庫にいろいろ入っていて、どーするんだ?って思った。
それでも、コンプリメンタリーのサバティーやミネラルウォーターはしっかりある。


両脇は、トンヒンというそこそこの規模のスーパーと、フルーツや甘いものをメインに売るミニマート。
マレーシア的しては、高いスーパーだし、食事処満載のガヤストリートといっても54番地ははずれなので、ちょっと残念。

Trip Advisorでの評判は上々だけれど、私はまた泊まるかといったら「?」である。
まあ、1泊ならじゅうぶん。
ただし、荷物がなければ。