C/E(セレベス・エクスプローラー)が「シパダン・ウィーク」と銘打って、シパダンで毎日潜れる週を設定してくれたのはありがたかった。当初、C/Eにあまり予約が入らないので、急遽シパダン・ウィークをつくってみたという背景らしいが、「シパダン・ウィーク」にしたら予約殺到で、こんどは予約がとれなくなったらしい。そりゃそうでしょ。シパダン毎日ダイブは今後も定着するといいな。
シパダンの海
しかしながら、せっかく毎日シパダンに潜れても、海はぬる~く、浮遊物が多く、栄養分がありそうな水のわりには、魚影が薄かった。バラクーダは、潮によって群れのサイズが大きくなったり小さくなったりするが、むこうが見えないほどの群れ、ってのはなく、バラクーダとバラクーダの間に水が見えていた。トムとジェリーは、「10年前のシパダンにはサカナがいっぱいいたけれど、今はそうでもない。」と言う。10年前は、ちょうどサンゴの白化現象が最悪だった頃で、PSRの前に奇跡的に枝サンゴの群生が残っていた以外は、どこのリーフトップも砂漠だったから、今のほうがサカナにとって棲みやすそうな環境なのに。その10年前には、すでにそれ以前よりサカナが減ったと言われていた。今回、カンムリブダイの群れが小ぶりだったが、だいぶ前にカンムリブダイがいろんな場所で死んでいたそうだ。彼らに何が起こったのだろう。10年前のサンゴのダメージぶりを思えば、今のリーフトップは、そんなことは嘘のような、美しいコーラルリーフになっているが、この水温だと、またサンゴに悪い影響が出ないか心配だ。9月には、すでに白くなりかけたサンゴやイソギンチャクが出始めていた。体は楽だけど、やはり水温は28度が理想。冷たい水に入り込んでもらうか、ひと嵐来て、シパダンの深海の水があがってこないかなあ。それにこうぬるくては、ハンマーヘッドがおでましにならない。
シパダン島
初日の朝、シパダンのJETTYにサインしにゆくと、再圧チャンバー撤去部隊が、とーっても重そうにチャンバーを動かしていた。入れ物だった小屋が取り壊され、ビーチに吹きっさらしにされていて、それでも使えるという噂だった、備えあれば憂えなしのチャンバーがついになくなってしまった。
C/Eの船上
C/Eは、某旅行会社がチャーターしたため(ツアー代金がとても高かった…)、前半は全員日本人オンリー。さらに、初心者ダイバーの進出(?)も目立つ。「Decoが出るっていけないことなんですか?」というせりふを聞いてくらくら。もう一度オープンウォーターやってきてください。中性浮力がとれないのにデジカメ持参の20本ダイバーもいた。ショップツアーなどでケアしてくれる人がいるならまだしも、おひとりさま参加はどうだろう。初心者に加え、船上でも捕食を展開する肉食女子もいっきょに二人登場。リゾートではスタッフの追っかは珍しくないが、C/Eスタッフは、若手ダイブマスターもいなければ、お世辞にもイケメンクルーもいないので、今までそんな人を見たことがない。ところが、今回、一挙に二人もやってきた。ふたりとも狙う獲物はいつも一緒、狙った獲物に逃げられると、翌日は別の獲物を狙うのだが、結果、毎晩違うスタッフを追いかけわすことになった。ふたりともアラサーで、おひとりは、なぜか夜も上半身はホルターネックの水着で過ごし、巨乳みせでスタッフに迫る伊集院光似のおデブちゃん、もうひとりは、とても地味で、人はみかけによらない、の典型。他のゲストはひたすら彼女らが繰り広げる光景にびっくり。彼女たちが繰り広げる光景は面白かったけれど、そんなこんなで、いつもとはちょっと趣きを異にする船上だった。
個人的には2年ぶりに記念ダイブにあたった。昔は食べられたもんじゃなかったセンポルナ産のケーキが、なんとか食べられる味に進歩したことは感動。記念ダイブなんて、しょせんは通過点に過ぎないが、100本ダイバーの頃より、私の記念ダイブは必ずといっていいほどしょぼい。今は、せいぜい年間50本潜るのがやっとで、それでも2年に1度はやってくる記念ダイブ。2000ダイブまであと400本、シパダン1000ダイブまであと300本。そこまでは、ダイビングを続けたい。あと8年続けるためには、器材を買い換えないとダメな感じになってきた。つらいなあ。
胃拡張で1から出直し
9月のシパダンで1日5食に慣れたまま食欲の秋に突入、そしてそのまま冬が来る。夏前の発芽玄米食やら、トレーシーメソッドが台無しである。トレーシーのダンス編は、振りを忘れたかもしれない。また新たな気持ちで一から頑張ろう。すべての本当に太っている女子と、自分は太っていると思いこんでいる女子に伝えたいが、トレーシーメソッドはとてもよく効く。どんな腹も凹ませますというのは嘘じゃない。ただ、腹筋ヴァージョンは、産後の女性をメインターゲットにしたうえで、産後でない人にも、ってコンセプトであるが、子育てに忙しい人や働く女子に、週に4~6回もあれをやれというのは、あまり現実的ではない。どうも寒くなると、ダイエット気分ももりあがらない。こんどはじわじわ効くと噂の貴乃花親方のシコアサイズをやってみよう。
私のダイビング仲間には、超アクティブ・ダイバーが多い。みんなまだまだ、伊豆だ、大島だ、海外だ、とさわいでいるが、私は9月にして早くも今年のダイビングはおしまい。来年、また人にたいして気づかれない程度にやせて、シパダンへ行って、潜って、食べて、飲んで、太って、帰ってきて1ヶ月くらいたって、あわててトレーニングをして、またシパダンへ行って、食べて、を繰り返すことでしょう。学習しないな。
シパダンの海
しかしながら、せっかく毎日シパダンに潜れても、海はぬる~く、浮遊物が多く、栄養分がありそうな水のわりには、魚影が薄かった。バラクーダは、潮によって群れのサイズが大きくなったり小さくなったりするが、むこうが見えないほどの群れ、ってのはなく、バラクーダとバラクーダの間に水が見えていた。トムとジェリーは、「10年前のシパダンにはサカナがいっぱいいたけれど、今はそうでもない。」と言う。10年前は、ちょうどサンゴの白化現象が最悪だった頃で、PSRの前に奇跡的に枝サンゴの群生が残っていた以外は、どこのリーフトップも砂漠だったから、今のほうがサカナにとって棲みやすそうな環境なのに。その10年前には、すでにそれ以前よりサカナが減ったと言われていた。今回、カンムリブダイの群れが小ぶりだったが、だいぶ前にカンムリブダイがいろんな場所で死んでいたそうだ。彼らに何が起こったのだろう。10年前のサンゴのダメージぶりを思えば、今のリーフトップは、そんなことは嘘のような、美しいコーラルリーフになっているが、この水温だと、またサンゴに悪い影響が出ないか心配だ。9月には、すでに白くなりかけたサンゴやイソギンチャクが出始めていた。体は楽だけど、やはり水温は28度が理想。冷たい水に入り込んでもらうか、ひと嵐来て、シパダンの深海の水があがってこないかなあ。それにこうぬるくては、ハンマーヘッドがおでましにならない。
シパダン島
初日の朝、シパダンのJETTYにサインしにゆくと、再圧チャンバー撤去部隊が、とーっても重そうにチャンバーを動かしていた。入れ物だった小屋が取り壊され、ビーチに吹きっさらしにされていて、それでも使えるという噂だった、備えあれば憂えなしのチャンバーがついになくなってしまった。
C/Eの船上
C/Eは、某旅行会社がチャーターしたため(ツアー代金がとても高かった…)、前半は全員日本人オンリー。さらに、初心者ダイバーの進出(?)も目立つ。「Decoが出るっていけないことなんですか?」というせりふを聞いてくらくら。もう一度オープンウォーターやってきてください。中性浮力がとれないのにデジカメ持参の20本ダイバーもいた。ショップツアーなどでケアしてくれる人がいるならまだしも、おひとりさま参加はどうだろう。初心者に加え、船上でも捕食を展開する肉食女子もいっきょに二人登場。リゾートではスタッフの追っかは珍しくないが、C/Eスタッフは、若手ダイブマスターもいなければ、お世辞にもイケメンクルーもいないので、今までそんな人を見たことがない。ところが、今回、一挙に二人もやってきた。ふたりとも狙う獲物はいつも一緒、狙った獲物に逃げられると、翌日は別の獲物を狙うのだが、結果、毎晩違うスタッフを追いかけわすことになった。ふたりともアラサーで、おひとりは、なぜか夜も上半身はホルターネックの水着で過ごし、巨乳みせでスタッフに迫る伊集院光似のおデブちゃん、もうひとりは、とても地味で、人はみかけによらない、の典型。他のゲストはひたすら彼女らが繰り広げる光景にびっくり。彼女たちが繰り広げる光景は面白かったけれど、そんなこんなで、いつもとはちょっと趣きを異にする船上だった。
個人的には2年ぶりに記念ダイブにあたった。昔は食べられたもんじゃなかったセンポルナ産のケーキが、なんとか食べられる味に進歩したことは感動。記念ダイブなんて、しょせんは通過点に過ぎないが、100本ダイバーの頃より、私の記念ダイブは必ずといっていいほどしょぼい。今は、せいぜい年間50本潜るのがやっとで、それでも2年に1度はやってくる記念ダイブ。2000ダイブまであと400本、シパダン1000ダイブまであと300本。そこまでは、ダイビングを続けたい。あと8年続けるためには、器材を買い換えないとダメな感じになってきた。つらいなあ。
胃拡張で1から出直し
9月のシパダンで1日5食に慣れたまま食欲の秋に突入、そしてそのまま冬が来る。夏前の発芽玄米食やら、トレーシーメソッドが台無しである。トレーシーのダンス編は、振りを忘れたかもしれない。また新たな気持ちで一から頑張ろう。すべての本当に太っている女子と、自分は太っていると思いこんでいる女子に伝えたいが、トレーシーメソッドはとてもよく効く。どんな腹も凹ませますというのは嘘じゃない。ただ、腹筋ヴァージョンは、産後の女性をメインターゲットにしたうえで、産後でない人にも、ってコンセプトであるが、子育てに忙しい人や働く女子に、週に4~6回もあれをやれというのは、あまり現実的ではない。どうも寒くなると、ダイエット気分ももりあがらない。こんどはじわじわ効くと噂の貴乃花親方のシコアサイズをやってみよう。
私のダイビング仲間には、超アクティブ・ダイバーが多い。みんなまだまだ、伊豆だ、大島だ、海外だ、とさわいでいるが、私は9月にして早くも今年のダイビングはおしまい。来年、また人にたいして気づかれない程度にやせて、シパダンへ行って、潜って、食べて、飲んで、太って、帰ってきて1ヶ月くらいたって、あわててトレーニングをして、またシパダンへ行って、食べて、を繰り返すことでしょう。学習しないな。