くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

沖縄本島 2018年11月編(2)ホーシューx2 ヘルフリッチに謁見

2018-11-27 22:56:47 | 沖縄本島ダイビング
11月11日、日曜日。
ツールドおきなわの日。
そして、チンアナゴの日であることもお忘れなく。

レッドビーチデビューの朝。
誰もがレッドビーチはにごにごというので、初ポイントが楽しみなんだか憂鬱なんだか微妙。
でも、8時にスピッツさんに会うと、思っていたよりも、海況がよくなったので、万座もいけるといううれしいお知らせ♪
こうして、あっさり、私のレッドビーチデビューは無期延期となった。

一方、万座といえば、私が苦手な、足裏痛い、ホーシューエントリー。
でも、ホーシューのエントリーポイントは、まだまだ波ザバザバということで、アポガマからのエントリーになった。
アポガマはタイドプールでのギンポ観察でときどき入るが、きょうは潮が満ちているので、ビーチが狭く感じる。
エントリーは楽勝だけれど、ホーシューのドロップまで、浅瀬を長距離泳ぐ、泳ぐ。
楽してホーシューには入れない。ボート以外は。

最近のホーシューといえば、ヘルフリッチ。
シパダンのタートルパッチ以来、長らくお目にかかっていないので、是非、見たい!
でも、ボートダイビングの人たちで混んでいるかもとのことで、1本目はアケボノハゼ3匹狙い。
が、アケボノはいなかった!
ピグミーもいなかった。
これって出物はいなかったけれど、ホーシューの色はキレイだな。



ウミシダウバウオ。


頭テンテンヘビギンポ。


ダンゴオコゼ。


エキジットは、ウドゥイガマへ。
難所は少なめだけど、タンクしょってロクハンでは、楽じゃない。


2本目は、予定どおりヘルフリッチに謁見。
まあ、DARTFISH、ダーツ型したキレイなハゼなだけなんだけれど、その色合いが、平安貴族を思わせて、やんごとない殿だか姫に会うような錯覚。
これまでヘルフリッチって、ほぼオーバーハングで見ていたけれど、ここは、WALLにむき出しでいる。
水深40mから見上げる感じで、けっこう大きい子だった。



あの台風24号、25号も乗り越えたという子だから、定住してね~。

シマギンチャクフグ。


イシガキカエルウオ、失敗したけど、目つきがおもしろい。


シロイソハゼも失敗。


2本目も、ウドゥイガマからのろのろエキジット。

沖縄本島の11月、けっこう楽しめる。
もっともっと潜りたいし、撮りたいけれど、明日朝のフライトで帰るので、ダイビングは2本でストップ。


ダイバーにやさしい「花村そば」
きょうのランチは「花村そば」。
ダイバーにやさしい沖縄そば屋である。
だって、ダイバーにはジューシーのサービスがあるし、ウエットのままでOKのお店なのだ。
野菜そばも、三枚肉そばも食べたかったので、野菜そばに三枚肉のトッピング。

お野菜たっぷり♪
ツールドおきなわには、ファミリーむけの、恩納村ファミリーサイクリングというのもあって、自転車がときどき走ってゆくのを横目に、もりもり食べる。

そして、石川ICから高速バスで那覇へ戻り、Mr.KINJO VIOLETTE東町へIN。


ダイバーにおすすめ「Mr.KINJO VIOLETTE東町」
先月に続き、またここ。
台風25号の夜のトラウマが軽くよみがえる。
でも、きょうは昼の到着、雨風ないので、落ち着いて観察。


まず、わずか1か月で、クレジットカードが使えるように、進化していた。
そして、KINJOでははじめて日本人のフロント対応だった。

きょうの部屋は201号室。
玄関入って見渡すと、手狭な感じ。


で、実際、狭い。




この部屋、ソファは追いやられてるし、先月の部屋はソファが2個あったが、ここは1個だけ。さらに狭い。


やはり、トイレと洗濯機が同居していて…(ってとこが、いけてない)


その右手の扉を開けるとバスルーム。


浴槽と洗い場が独立しているのが、KINJOのいいところ。

いちおう、シャンプー、トリートメント、ボディソープがある。
なによりも、乾燥機能があるのがよい。
ダイバーのラッシュガードや短パンも、翌朝には楽勝でぱりっぱり。

ベランダに出ると、年季の入ったアパートやビルのビューで、生活感ありすぎて写しちゃいけなそうな感じ。
前回は5階だったけれど、まあ、どっちみち眺めのよい立地ではない。
でも、ベランダには蛇口もあって、ダイバーには便利。

たまたま隅っこの部屋で、隣に水が流れることもないので、完璧な器材洗いを。
日のあるうちはベランダで、日が暮れてからは、浴室の乾燥機能を使えば、数時間でからっから。

IHキッチンは…

土地のおいしいものを食べ歩きたい私には、宝の持ちぐされ。

でも、シンクが、シンクが、ハウジングやらの潮抜き会場に都合がよくて、ダイバーむけ!?


この部屋も、流しの隣に洗面台というのが、ちょっと嫌だけれど…。
備品たち。ハンドソープもある。

アメニティは、綿棒、ボディスポンジ、ヘアゴム、ひげそり、歯ブラシセット…そんなとこか。

通路。


エレベーターホール。




狭いとディスっても、ビジネスホテルほどではない。
トイレと洗濯機が同居しているとディスっても、ビジネスホテルのようなユニットバスではない。
ホテルのような慇懃な対応は期待できないが、コスパ抜群の1泊5400円。
旭橋から近く、ジャッキーも近く、今後は、空きがある限り、ここがいい。
私はあまりないけれど、もし、那覇スティでダイビングなら、迷わずここだな。


豊見城タコス
沖縄本島ダイビング時恒例の、ヘアカットに、豊見城までゆく。
その足で、こだわりのタコスやさんと評判の豊見城タコスへ。



店の推しメニューは、ソーキののったソーキタコライス。
でも、昼の三枚肉の下地もあるし…
タコライスかタコスか悩む!
でも、にはメニューには、幸い、タコスとタコライスのセットがあった!



国際通りの「チャーリー多幸寿」のソフトシェルも好きだが、ここのハードシェルも最高!
とにかく、丁寧に作られている感があるし、お米も、具の素材もおいしい。
レンタカーで動くならば、ここまで足のばす価値ありのタコスやさん。


今宵の限定缶


**************************************
11月12日(月)
JALの始発便で帰るために、逆算して、5時30分にアラームをセットした。
午前3時半に目が覚め、あと2時間眠れるけど、果たして5時半に起きて、浴室に干してある器材や洗濯ものを、15分でパッキングできるかなぁと悩みはじめたら、目がさえて眠れなくなった。
あきらめて4時半にベッドから起き上がって、パッキング。
時間は十分にあるので、三笠へ朝食をとりにゆくことにした。

三笠久米店も歩いて数分の「Mr.KINJO VIOLETTE東町」はなんて便利なの!とその利便性を痛感。
が、早朝の通りは妙に暗く、黄色い看板が見えてこない。
変だなぁ、と思って近づくと、無常にも、24時間営業のはずの、年中無休のはずの三笠食堂が、まさかの休業。
隣のauショップの前では、おっさんがくだをまいており、三笠食堂の前にはネコが横たわっているだけだった。

すごすごとKINJOに戻り、ちょっと休憩して、始発のゆいレールで那覇空港へ。
けさの車内は、ゆいレール営業開始日(昔、そんな日に、たまたま乗ったのだ)を彷彿させる大混雑。
これもツールドおきなわの影響っぽい。
ぎゅうぎゅうになっているところに、さらにバイクパックをもって乗り込もうとするサイクリストもいて、カオス!
通勤の人は、気の毒だ。

JALでチェックインをすませたら、A&Wで、朝っぱらから、チーズバーガーのコンボ。

カーリーフライポテトとルートビアで満足。
でも、さらに、いつもどおり、搭乗間際にブルーシールの紅いもソフトで、秋の沖縄旅終了。
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沖縄本島 2018年11月編(1)北部3ダイブ 〜ナカモトイロワケハゼに会った日編

2018-11-23 22:36:47 | 沖縄本島ダイビング
なんでもない秋の日の週末に、スピッツダイブセンターさんで沖縄本島ダイビング。
ダイビングは、11/10~11、土日の2日間だけ。
9日金曜の最終便で那覇入り→翌朝恩納村へ移動、で計画したら、連休でもないのに、なぜか那覇のホテルは混雑&高騰。
なんで!?
那覇マラソンは来月だし、中国人旅行者が増える国慶節や旧正月でもないのに。
なんで?
アムロちゃんのラストライブのときは、ホテルがとれなかったと聞いたので、なにかイベントがあるに違いないと、「11月、沖縄、イベント」でググっても、特にそれらしきものはヒットしてこない。
いずれにしても、混んでるらしい那覇。
ふだん5~6千円のホテルに、1~2万も出したくなくて、金曜夜から恩納村入りすることにした。
そして、恩納村にたどりつけるバスのある時間単に着くために、半休とって、
11/9(金)JAL916便、羽田1610 那覇1855
ってので、那覇に飛んだ。

ことしは、徳之島、屋久島、沖縄本島、久米島と、JAL系の利用が増えたので、クリスタルというなんとなくなステータスをGET。
だって、クリスタルじゃたいした特典もないし、なんとなく乗っていたら、なんとなくなってしまった感しかない。
モルディブやシパダンに行けないでいるうちに、STARGOLDからは失墜し、もう修業はやめにしたけれど、まさかのワンワールドで中途半端な。

でも、羽田で使えるラウンジクーポン10枚ってのは悪くない。
というわけで、ひさびさに、外の見えるサクララウンジで、昼下がりの黒ラベル。
残念ながら、外は雨。

東京は雨だけれど、今週末の沖縄は、夏日の予報。

那覇に着いたら、少しでも早いバスに乗りたいところ。
でも、荷物の出は渋め。
いつもこんなに時間かかるっけ?と思っていたら、「自転車のとりおろしに時間がかかっております。今しばらくお待ちください。」のアナウンス。
じてんしゃ!? 頭の中では、ば~いしこー、ば~いしこ~♪とフレディが歌い始めた。
私の荷物が出てきたのは、最短で乗れることを期待していた高速バスの発車時刻。
ダメもとでバス停に行くと、そこにはかつて見たことがないほど(と言っても、2回しか使ったことないけど)の、バス待ちの人。
しかも、自転車持参の人ばかり。
そして、ここではじめて、「ツールドおきなわ」とかぶったことを認識。
この「ツールドおきなわ」に参加する人びとで、きっとホテルも混んでいるんだ…。
目視でざっと30名以上いるから、これはまだバス来ていないとみた。
でも、数分たってもバスは来ない。
ここ始発だし、もしかしてこの人たち、前のバスに乗りっぱぐれたんでね?
これだけ自転車もちの人がバスに乗るとしたら、自転車積むのにも時間がかかりそうだし、私のダイビング器材、持ち込み困難になるかも、と不安になったので、急がば回れな路線バスにすることにした。
いつもの「なかどまINN」のある前兼久まで、ちんたらちんたら。
今夜は国際通りの停留所で乗り込む買い物帰りの中国人が多く、乗るにつけ、降りるにつけ時間がかかる。
中国人は皆、もれなく北谷で下車したが、そのあともバスには数名人が乗っていたので、琉球村界隈の夜道が、対向車もほぼなく、真っ暗でこわいのもいくぶん緩和。
でも、もっとこわい、ちっこいごきぶりがいた(*_*;


なかどまINN
宿についたときには、21時半をまわっていた。
鍵もらって、2階の部屋にたどりつくと…
ぎょっ!通路にカマキリ先生…。

益虫なんだし、部屋に入らなければ、まあ、よろしい。
さっきのバスにいてくれればよかったのに!?
部屋に入れば、いつものアロマな香りに、やっぱりなかどまINNっていい。



我空我空(ワンカラワンカラ)
夜も更けての到着だし、とりあえず、1階の「我空我空」で、軽く食べよう。
紅芋ともずくが食べたい!と…
うむくじ天ぷらと…。


もずく天ぷら。

まあ、自らのチョイスだけれど、揚げ物祭りで、軽く、ではすまず、ずっしり!
オリ生片手に、ふはふはつまんでいたら、スピッツさんからのメッセンジャーが来て、「きょうまでは海はべたべただけど、明日からは北風に変わるので、真栄田や万座はNGで、北部で潜る」とのこと。
先月は台風、今月は北風、ついてない。
というよりは、もう11月だし、北風になるのも不思議はない。
季節は確実に冬に近づいている…。
で、北部は遠いので、7時25分ピックアップというのに、軽く衝撃。
8時を想定していて、たかだか30分程度なのに、早っ!という印象。
三線の生演奏・生歌がはじまったので、ついついオリ生ジョッキ2杯飲んでるけど、早く寝なきゃ。


11月10日 北部3ダイブ with スピッツダイブセンター
なかどまINNの朝は、シーサイドレストランのスープで始まる。
部屋を出て鍵をかけようとすると、うぎょぎょ、カマキリ先生、人さまの部屋のプレートに!

こわいんですけど。
でも、マクロ魂で、ちょっとズーム。

カマふり上げられるかと、びくびくしたが、おとなしい。
シーサイドレストランから戻ってきて、ダイビングに出かけるまでの間、カマキリ先生は部屋番号のプレートにスタックしていた。


1本目&2本目 トラフポイント
1時間半弱走って、最初のダイブサイトに着いた。
採石場が痛々しい景色の国道沿いに車とめて、セッティング。
午前中は、トラフポイントで2ダイブ。
タンクかついで、国道わたって、堤防は整備はされているけれど、やはり手ごわいビーチエントリーにもたもたエントリー。
そして、1本目の目的地は「ナカモト牧場」。
5月に魚治さんで、ナカモトモドキを紹介していただいたが、今回は、正統派ナカモトイロワケハゼ。
実は、お初にお目にかかる。
で、その「ナカモト牧場」は沖にあり、他のダイバーさんたちと協議の結果、エア節約のために、ナカモト牧場のある位置まで、水面移動をすることに。
長い長い水面移動のあと(よく日は筋肉痛になった…)潜降すると、ボトルが何本かころがっていて、そこにひっそりと暮らすナカモト夫妻を、まず遠巻きにパチリ。


寄ると、すぐおひとりに。
そして、まるで「中は見ちゃダメ!」と言わんがごとく…。


ツーショットのシャッターチャンスは、けっこう希少。


そして、別瓶へ。






出産まぢか。


ほかにもトンガリハゼやエビの仲間を紹介してもらった。




数ミリなんだけれど、不思議な眼と…


脚の模様がなかなかしゃれている。


2本目も、引っ込み思案すぎる黄色いジョーの子とか、ヤシャハゼとか、ゆっくり撮りたいコたちはいっぱいいたけれど、みんな警戒心が強くて、遠巻きフォトに終始、思い残すことが多かったトラフポイント。
エキジットで、ブロックよじ登るで、またもたもたしたし、ポイント自体地味だけれど、悪くない。
また来たい。


御食事処 紀乃川
本日のランチは、本部では人気店らしい定食屋さん「紀乃川」に連れて行ってもらった。
まわりに何の店舗もない住宅街にあるお店だ。


メニュー見て、あれこれ悩んだ結果、ベタにゴーヤチャンプルーにした。

ゴーヤがふんだんに使われていて…。

なんだか、私がこれまで食べたゴーヤチャンプルーの中では、最高品質だった。
東京の沖縄料理屋の10倍ゴーヤが使われていると言っても、過言ではないっ!


3本目 ウニパラ奥

ここの堤防の内側のサンゴはとても美しく、ぷち宜野湾って感じだ。
こんなに人の暮らしが近いところで、すぐに美しいサンゴがある沖縄本島って、すごい。
でも、エントリー前にバッテリー交換したとき、カメラのセッティングがまずくて、ギアがかんでなかったようで、ネクサスは単なるお荷物。
ウミタケハゼ系や、ニュウドウダテハゼ、ケショウハゼ、イソコンペイトウガニ等いろいろいたのに。
まだまだネクサスになじめていない。
またカメラ持ってリベンジしたい。
過去の11月の沖縄は、寒かった記憶で、2ダイブでいいかな~?と思っていたけれど、しっかり3ダイブできた。
まあ、きょうは予報通り夏日だったので、ありがたい。


あしたも「ツールドおきなわ」の交通規制が始まる前の早朝出発でよければ、北部に行けると言われたが、あしたは早めに那覇に戻りたいので、北部はやめとく。
風の関係で、あした潜れそうなのは、万座ボートか、ビーチエントリーなら、レッドビーチのどちらかだという。
乗合のボートは、ゆっくりできないのもあるので、「ビーチでいい、ビーチがいい!」と、あえてにごにごと噂のレッドビーチを選択。
有名だけど、私はまだ潜ったことがないし。

帰り道、名護あたりから、サイクリストがいっぱい。
皆、下見走行しているっぽい。
今後、11月に沖縄本島で潜るのならば、「ツールドおきなわ」の日程は要チェックと学んだ。
ダイバーは、この日は避けたほうが無難とみた。

帰って来たら、カマキリ先生はいなくなっていた。


余談 オリオン限定缶
夜、サンエーでオリオンサザンスターとオリオンいちばん桜をジャケ買い。

サザンスターのザトウ缶に、冬の到来を感じる。
オリオン生の季節限定醸造いちばん桜も、まだ季節先取り感はあるけれど、冬の商品だし…。
きょうは夏日だったけれど、風は北東、もう冬は近い。
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