くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

沖縄本島 2017梅雨明けwithスピッツさん編  2017/6/26~28(2)

2017-08-30 17:22:13 |  ダイビング
6月28日、いい天気~♪

朝は沖縄限定のカップ麺とさんぴん茶。
なかどまinnのロフトタイプ、上の部屋に熱湯入ったカップ麺運ぶのが、ちょっとこわい。

でも、夕べはあんなにザーザーぶりだったから、川は増水してきっと無理。
気持ちはもう、シシマイギンポとタイドプールで塩水モード。
が、ピックアップが来ると、「とりあえず川行ってみましょう。」との沙汰。
たぶん、私が川に行きたがってたから、気を使ってくれてるんだ、シシマイギンポに未練たっぷりなので「むしろ真栄田水深3mまででいいよぉ~」ってなノリだったが、結局、川。

1本目 北部のとある河口
名護方面へ走って、まずは、河口に近いあたりで1本。
場所は企業秘密らしい。
川面。

海と変わらぬ水の様子にほっとする。
まあ、汽水域だから…。

水中に木漏れ日。


川の中央は白砂で、海っぽい。




砂紋がすごい。


一方、川岸はどろどろ~。

そのどろどろエリアには、スミゾメスズメダイのこどもがいっぱい。



ピンは合わず…


すぐ背を向けられる。


いくら粘ってもうまくいかないと思っていたら、シャッター押した瞬間、ウツボが出てきてにっこり。


サツキハゼもたくさんいたけれど、ドロドロもくもくで撮れなかった。
もくもくの中には、アマミテンジクダイ(かな?)。




インコハゼ。






マツゲハゼ。


ハゴロモハゼ。



尾びれを全開にしているところはとれず。

オイランハゼも、背びれ開いてよぉぉ~。




ハゼ観察の敵、オキフエダイの幼魚たち。

ハゼがせっかく穴から出てきているときに限って、群れでハゼ上空をササーっと走ってゆき、ハゼをひっこめてくれる。
どっちみち、見るハゼ、見るハゼ、ぜんっぜんわからない。
図鑑照合も挫折。


ホシハゼ属っぽい。

1時間10分くらい潜っていた。


2本目 さらに北部のとある川 ヨシノボリ属とのひととき
車でさらに北上。
やんばるのとある川。
ここも場所は企業秘密らしいので、川面。


川に入る準備をしていると、世古さんが「アカショウビンが鳴いてる」とぽつり。
そう聞いたら、「見たぁ~い!」と反射的に答える。
我ながら、かなり頭悪げなリアクションだな。
アカショウビンは写真やイラストで姿かたちは知っている。
美しいカワセミの仲間だけど、よだかの星のよだかの仲間でもあるんだよな~。
なんて、宮沢賢治の「よだかの星」に思いをめぐらせていたら、世古さんが、「あ!飛んだ!」
「えーーーー!?」と空を見上げたら、赤い物体が飛んで行った。
まさかの見ちゃった。
声はしても、姿は見せない幻の鳥だそうで、ラッキーなことだそうだ。

そして、マスクとシュノーケルだけでいざ川へ。
木々が生い茂る川を上流に向かって歩いてゆく。
深いところでもひざぐらいまで。
川の流れは、さらさら。
水は冷たいが、寒くも心地よくもある。
カニが歩いているのをみえ、頭の中は、「ヨタカの星」から「やまなし」にスイッチ。
川の中を覗いている間中、クラムボンがかぷかぷ笑っているように思えた。

さて、このひんやりとした世界で、最初に教えてもらったナンヨウボウズハゼ。

メタリック感が素敵。

その後は、ヨシノボリ属が続く。
ヨシノボリと名がつく川ハゼたち、はじめてヨシノボリを見る者にとっては、皆、同じ風体に見える。
ぽってりと現れるたび、また君かぁ~と、またか感が強い。
でも、めったに来ない川での一期一会。
またかぁ、なんて思っちゃいけないねと思いつつ…
みんな同じに見えていたヨシノボリたちだが、撮った写真を見比べたら、頭はボンっ!
2日目でまだなじまないTG-5でボケた写真だって、皆、違う特徴を呈している。
「日本のハゼ」を参照したら、シマヨシノボリ、クロヨシノボリ、アヤヨシノボリ、キバラヨシノボリ…
頬に水色の点々があるだとか、ないだとか…
赤い模様があるだとか、ないだとか…
尾の付け根に八の字があるだとか、ないだとか…
みんな同じ顔、表情なのに、写真を見ると微妙に異なるデザイン。
これは、クロちゃんかな、アヤちゃんかな、と思っても、なんだか微妙に違う気がして、どれひとつ自信がもてない。
というわけで、識別はギブ!

この子は目の下に青いライン入れて、頬は水色のそばかす。


この子は頬が水色そばかすがいっぱいだけど、目の下のシャドゥはない。


ぬお~ん。


まったり。






写真写り、常に怠惰な感じである。


不健康メイクでけだるくガン見してくるものあり…
顔はうりなのに、こちらは水色のラインもそばかすもなく、目の下の紅が目立つ。


こちらは顔に水色味はまったくなく、尾の付け根の八の字も完璧にない。


そして、八の字なしで、目の下に青いラインくっきり。


ぼけてもなかなかの面魂。


続いてコンテリボウズ♀。

残念ながら、メタリックな瑠璃色が美しい♂は撮れなかった。

ものかげからこちらを伺うものあり…




それはルリボウズハゼ。

絶滅危惧IB類ですと。

そしてふたたびナンヨウボウズハゼ集落に入り…


こういう姿を待っていた!


このダートゴビー系のヒレを見せてくれてこそ!

なんだけど、ほんの2〜3秒。

色彩変化が楽しい。






正面顔、好きなのに、ボケボケ。

ボウズさんたちは、動きが速いので、コンデジつらい。





ボケたって、貴重なヒレ全開シーン。








川ハゼは、メタリックな光を放つが、エビさんたちは地味だ。




私をやまなしワールドにいざなうカニも、地味だ。


最後に、おたまじゃくしがいっぱい。

足が出てる子はこわい。



なんだかんだ1時間40分くらいた。
いちばん見たかったヨロイボウズハゼは、見るには見たけれど撮れなかった。
またいつか、玉虫色系にギラギラと輝くボウズハゼに会いに来たい。
ヨシノボリは、奥深すぎる…


やかそば
川をあとにして、ランチは名護でそば、という話になった。
が、お目当てのそば屋は定休日のよう。
宜野座まで走って「やかそば」なる店。


メニューの多さにどうしよう…

そばは魅力だが、なんせ暑い。
もやし炒めに小そばにしとこう。

もんりもりであった。
おいしいけれど、超ボリューミーに苦戦。
川ハゼ同様、やかそばさんも、一期一会と完食。
もう夜はいらない。

時計は14時。
帰りのフライトは19時20分。
まだまだ時間はあるのだけれど、急ぎ気味で恩納村へ。
あんなに晴れていたのが嘘のような、泣き出しそうな空になっていた。
スピッツさんの店に着くと、雨がポツリ、ポツリ。
車のドアを開けたら、見たことのない色のバッタが飛びこんできた。
外に出ていただき…

あわててパッキングして、ゆうパックで送ってもらうように託し、16時20分石川ICからのバスに乗る。
空は大泣きはしなかった。


ANA476 那覇19:20 羽田21:40
空港に着いて、冷やかしで入ったつもりのDFS…。
ミイラとりがミイラになり。
アイシャドウ、ジャケ買い@3400円。

ロクシタンの「ディヴァインハーモニーマイクロコンセントレート」なるセラム@19500円とクリーム@18000円発見。
なんだか仰々しい箱に入っているし、ロクシタンにしては高額だ。

でも、イモーテル×海藻というのにひかれ、手の甲に塗ったら、ハリ感が半端ない。
店員さんいわくクリームは国内未販売というので、迷わず購入。

20代前半から長きにわたり海で肌をいためつけてきた私にとっては、焼石に水とうすうすわかっていので、あー、やっちまたと思いつつ、ラウンジで一息。
久米仙にひかれながらも…

オリオンにしとく。


昼のやかそば効果で夜はいらないが、しっかり紅ソフトを食べてから搭乗。
ちょうどいい感じのサンセット。




きょうも25分遅れ。
19:45発となり、21時台に東京にはたどり着けなさそうだ。
梅雨明けの沖縄から、梅雨の東京に帰るのは気が重いが、次の沖縄は再来週♪


***
「ディヴァインハーモニーマイクロコンセントレート」後日談
日々使っているとたいしたことない。
だいたい、超上げ底的ボトルである。
ボトルが二重構造で、レフィルを詰め替えて使えるエコ設計と知ったが、レフィルを買ってのリピはないな。by乾燥肌。
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なかどまINN 200編

2017-08-18 15:53:38 |  旅行
2度目のなかどまINN。




17ルーム、すべてが異なるデザインというなかどまINN。
今回は、シングルルーム。
2階の通路を歩いて…

階段数段あがったところにある200号室。


シングルは2階構造でちょっと素敵。
ドアを開けると左手に階段があって、上が寝室、下のフロアには流しと浴室。




ガラガラっと開けると、「お風呂場」という表現がぴったり。

バルコニーがあるのでガラス張りでも外からは見える心配はない。
バルコニーは上階にもあるが雑だし、海は見えるが低層なので、そう見晴らしは良くなく、とにかく電線だらけで、ちょっと残念。



階段あがると…


寝室。




超シンプル。




スリッパ履いていると、ちょっと降りるのがこわい階段。


コンプリメンタリーコーナー。



MJBアーミーグリーン、さんぴん茶、日東紅茶。
安っちい味わいだけど、私はMJBアーミーグリーンがけっこう好きだ。
冷蔵庫もあるんだから、小さなダイニングテーブルとチェアくらい欲しいところ。

シンク。




備品・調度品がことごとくかわいい。








電子蚊取り器は貝でデコラ。


ふだん階段のない生活をしているので、階段は新鮮であり、面倒でもあり。
寝室部分が質素すぎるが、嫌いじゃない。
室内はアロマの香り、外は夏草の香り。
innの裏は草むらに林で、夜は虫の鳴き声、朝はクマゼミがシャーシャーで、自然が感じられる。

どこまでも打ちっぱなしななかどまinn。
また違う部屋に泊まってみたい。






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沖縄本島 2017梅雨明けwithスピッツさん編  2017/6/26~28(1)

2017-08-17 11:39:50 |  ダイビング
2年ぶりに梅雨明け直後の沖縄へ。
いつもの羽田20時発ANA479便で那覇へ飛ぶ。
那覇に着いたら、夜遅くとも、お一人様でも気合いでB級グルメ。
那覇泊は、もうおなじみのホテルユクエスタ旭橋。
翌朝、バスで恩納村へゆき、泊りはなかどまinn。
ダイビングサービスも毎度のスピッツさん。
いつもと同じ弾丸トリップ。
例年那覇1泊+恩納村日帰りが、那覇1泊+恩納村1泊にステップアップ(!?)したこと(とはいえ沖縄滞在は、フライト到着から出発まで44時間45分)と、川に行くことを除いては。
スピッツさんには、「1日目は、シシマイギンポが見たいです、サンゴの養殖場が見たいです」としっかり潜水、「2日めは川でヨロイボウズハゼ見て、あわよくばタイドプールで遊べたらうれしいなぁ…」的リクエストにしてみた。
弾丸なので、深度下に身をさらさずに、最大限生物観察をしようという目論見。



ジャッキーステーキハウス
フライトは定刻の22:35よりちょっと遅れて那覇に着いた。
ゆいレールのホームに向かうと、ときどき稲光。
心の中は、天気の心配より、何食べよう…。
飛行中、隣の席になったにいにいはずっと仕事をしていたが、私はドリンクサービスもスルーするほど眠っていたのに空腹。
羽田のANAラウンジでつまんだおかきとビールでは、腹の足しになっていない。
三笠のちゃんぽんにしようかな~、と人より早く出てきた荷物を手に、さっさとゆいレールへ。
旭橋に着くと、ホテルまでの徒歩2分間、数百メートル先に見える赤いネオンに誘われて…

こんな時間にいけないことと思いながらも、やっぱりこれだけジャッキー近かったらジャッキーだよなぁ。
ユクエスタを選んだ時点で、すでに確信犯かも。
チェックインだけして、部屋にはゆかず、レセプションに荷物は預かってもらい、いざ。


この時間帯はさすがにすぐに入れる。


まずはお決まりのオリ生。


ここでオーダーするのは、いつもテンダーロインSのミディアムレアと決まっている。
そういえば、前回、Sと言ったのに、Lが出てきて、さすがの私も苦しんだ覚えがある。
カツゼツ意識して、「Sで」と言っても「Lですね!」
ん!?「Sでお願いします!」「ハイ!Lですね!」ってなやりとりで、三度目にやっとSと復唱してもらった。
私、そんなにL食べそうに見えるんだろーか。

何年たっても変わらぬスープ、変わらぬ味わいのドレッシング。


Sサイズ。

コショウだけかけて、肉の味を楽しむ。




ジャッキーは大衆的だけど、やっぱりおいしい。
それに夜中のステーキな背徳感がたまらない。
ジャッキー出たら、雨が降り始めた。


ホテルユクエスタ旭橋
いつもながら狭いユクエスタの部屋だけど、1泊なら十分。







6/27 那覇バスターミナル→石川インター
朝6時半すぎ、旭橋のバス停から高速バスで石川へ。
空は薄曇り。
早起きして、24時間営業の三笠で腹ごしらえしようかな~、と思ったけれど、夕べの深夜ステーキへの反省から自粛。
ウィダーインゼリーだけにしておく。

石川インターでピックアップしてもらうと、「真栄田岬」と告げられる。
シシマイギンポが見たいというリクエストに応えるためらしい。
シシマイが棲んでいるのは、真栄田とホーシュー、どっちにころんでも、最近鍛えていない私はちょっとびびる。


6/27 1本目 dive 真栄田岬
朝も早からとっても混んでる真栄田岬。
夏休み前の平日なのに。
といっても、大半はチャイニーズ。
もちろん去年の海の日ほどではないけれど、ひと昔前の真栄田が懐かしい。

まずは水底まで行ってハゼ観察。
ネジリンやヤシャを撮ろうと、ハナハゼがひょろひょろ漂っているところを私が探そうと思うや否や、世古氏が次々と、あえて極小な個体をみつける。

ヤシャbaby。

今ここで、TG-5をおろしたが、思うようにズームがきかない(気がする)。
TG-4と操作性ちがうはずないのに、なんか違う。
なのに、見つけてくれるのはチビチビばかりでたちうちできない。

ヒメオニハゼ。

ダイコンが異議を申し立てるので、そうそう長く水底にはいられない。

深度をあげてアカメハゼ。


キイロサンゴハゼもとりわけ小粒。


そして…本日のはまりもの第一弾、念願のシシマイギンポ!

小指の先ほどもない穴に棲息する小顔ギンポで、警戒心が強くてすぐに引っ込んでしまう。
TG-5の使用感に翻弄されながらも獅子舞のような歯までわかるのは、顕微鏡の妙。
ずっと水深5m以浅にいるが、1時間以上潜っていて残圧も減り…
すぐに浮上できるいつでも上がる気配ないので、浮上サイン。
水面に顔を出すと、階段は見えない。
考えてみたら、水中ひと気もなく、エキジットポイント界隈ではないわけだ。
「エキジットポイントどこ?」と聞いたら、「ずっとあっち、どうしたの?」と問われ、「エアなくなるぅー」と言ったら、ああ、ともう一度潜って、エキジットポイントに向かう。

エキジットポイントにたどりつくと、ダイバー、シュノーケラー入り乱れ…
でも、圧倒的多数はチャイニーズ。
裸足にフルフットなので、ギョサンに履き替え、ちゃっちゃと上がろう。
と思って気持ちは焦るが、ギョサンがぬげた。
ギョサン回収して体勢立て直す間、渋滞のもとになるので、後ろのチャイニーズたちに先に行くよう言っても、仲間うちでハイテンションに談笑していて聞いちゃないし、英語も伝わらないので、ええい、もう裸足であがってしまえ~。
階段下のゴロタは、人が歩きすぎてか、もうつるつるだから痛くもない。


6/27 2本目 東海岸のとある場所
大混雑の真栄田は1本で終わり。
2本目は東のポイント。
場所は企業秘密のよう。
東は2度くらい水温が低いそうで、うえーんと言いながら入るが、大丈夫だ。

マツバギンポがこんにちわ。


アイスズメダイygがいると聞いて、黄色い子を探すが見つからず。
かわりにソラスズメダイ属の1種2かな?


フタホシタカノハハゼは警戒心強い。


そして、本日のはまりもの第二弾、ツマジロオコゼyg!


かわいすぎて、ライトあてまくったり、ごめんなさい。




ミヤコイシモチ。


クロリボンスズメダイの幼魚たち。


何さしてんだかよくわからないけど…


ライトをあてれば、オクヨウジ。


テングギンポハゼ。


トゲトゲウミウシ。


美乳ではないけれど、おっぱい星人してみる。
寄りすぎてボケボケ。


なおも寄る。


そして、本日のはまりもの第三弾。
カエルアマダイの幼魚。まだ数ミリ。











おんなの駅
ランチはおんなの駅。


朝の薄曇りが嘘のような納得の夏空。
タコライス。

すみっこの宝くじ売り場を見て、閃いて宝くじ買った。
(当たらなかった)

恩納村に戻って、午後の乗り合いボートまち。

あぢ~!


6/27 3本目 山田ポイント




トウアカがぐいぐい迫ってくる。


謎のシードラゴンとか…


キマダラコチョウ見て。


そしてサンゴの養殖場へ。
恩納村漁協のプロジェクト。
枝サンゴずきとしては、どうしても一度、寄っておきたかったのだ。
園芸屋さんみたい。



















サンゴすくすく、ピキピキ。


6/27 なかどまINN
3ダイブ終え、なかどまINNへ入ると、一転にわかに掻き曇り…

夕べの恩納村は雷雨で、北部の川のあるエリアには洪水警報が出ていたそうだ。
きょうも夜は雨の予報で、増水具合では明日の川は無理かもとのこと。
でも、きょう3ダイブ、いろいろ見せてもらって、川はどうでもよくなりつつあった。
今はシシマイリベンジしたい。
「シシマイギンポとタイドプールでいいよぉ~。川はまた来るよ。」と言って別れたが、どうなることやら。
シシマイのいるところだったら浅いから、窒素の影響をほぼ受けずに飛行機に乗って帰れる。


我空我空
恩納村泊の不便なところは、外食は観光客向けの店がほとんどということ。
雨が上がったスキに、ムーンビーチ方面に散歩に行ったが、コンビニだけ寄って、さんぴん茶とビールGET。




今宵はなかどまinn下の我空我空(ワンカラ)で夕ご飯にした。
宿泊者は10%割引になる。
超ベタに、オリ生@480円、ゴーヤチャンプルー@680円、アーサ汁@150円、ライス@150円。



基本だけどおいしい。


夜になっても、外はときどきザーザー降り。
こりゃあしたも海だね!と思いながら就寝。
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マクタンマクロ旅(6)帰り道 5/31(水)~6/1(木)

2017-08-07 12:16:05 |  旅行
朝、部屋を出ると、もんわわわわ~ん。
湿気がすごい。
夕べナイトまでしっかり楽しんだツケで、もちろん器材はかわいちゃいない。
あらためてレギュやらマスクやらをテーブルのうえに並べていると、スタッフが物干し台を持って来てくれた。
陰干しじゃ間に合わないので、器材にゃ良くないが、直射日光があたるところにウエットとBCを移動。
ウエットを地べたにべろりんと広げていると、通りかかったスタッフが話しかけてくるので、こんなところに置いちゃいけません!ととがめられるのかと思ったら、「朝食は?」だった。
ウィダーインゼリーチューチュー後だったし、惜しい朝食ではないのでノーサンキューと答えると、今朝も「いらないのぉぉ?なんでぇ~???」と2度聞き返されたがノーサンキュー。

プライベートビーチまで出てみるが、人っ子一人いない。
あぢ~、と言いながらも、いちおうカランチョの狭い敷地内を一周してから部屋に戻ると、隣室のテラスで白人女性とフィリピノのカップルが何やらdiscuss。
テーブルの上の朝食はほぼ手つかずのままで、通りかかったスタッフにもうさげるように言っていた。
スタッフが「ぜんぜん手をつけていないのでは?」と聞くと、「I don't like」とぞんざいに言い放っていた。
まあ、このホテルの食事は美味しくないということで。


Savemore Market
器材が乾くのを待つ間、恒例の、ちーぷおみやげを求めてスーパーへ。
レセプションを通ると、暑さで犬は床にぺっとり。

カランチョ前の通りを渡ればSavemore。
せっかくスーパー近の立地ながら、かんじんのSavemoreは20時閉店で、けさまで寄る機会がなかった。

さてSavemore。
今さらビールやカップ麺の買い出しでもないので、会社でばらまく義理みやげ探しが目的だが、いまいちこれって品がみつからない。
いちばんてっとり早いセブみやげ、7Dのドライマンゴを置いていなくて、使えね~、と思う。

そんな中で、お買い物は、ピーターポール社のココナッツオイル。
ボトルはプラだし、安いからどうかな~、と思いつつ、3本購入。
(帰ってきて食べてみたら、その安値を思えば上物!フィリピンに行ったらマストアイテムかな。ちなみに日本の通販で売っている1本分の値段で、3本は買える!)
Savemoreから帰ってきたら、まだ一部しっとりした器材をパックして、シャワーして、帰る準備万端。


初Uber
チェックアウト期限の12時ジャストめがけてレセプションへ。
デポジットの1000ペソを返してもらって、チェックアウト完了。
カランチョは、チェックイン時のデポジットはCASHしか受け付けないので、この後におよんでペソがまた増えて、セブ愛が足りない私は、あーあ、と思う。
カランチョは、いろいろ不便だ。
こぎれいだけど薄暗い部屋、建てつけが悪くて開かなくなる鍵、熱湯かぬるま湯のシャワー、ハウスキーピングの入らない部屋、まずい朝食等、難点は多いホテルだった。
もう二度と泊まらない?
わからない…
犬たちはかわいかった。
スタッフはカジュアルだけど、ホワイトサンズのような悪意は感じない。
それにしても、マリバゴエリアのホテルって、どこも残念だ。
セブ旅が、気持ち的に盛り上がらないのは、ホテルスティの楽しみもないし、ローカルフードの楽しみもないってのもある。
さらに、セブ旅の最大の難所はタクシーだ。
毎回タクシーが、なんらか旅の思い出に汚点を残すのだ。
でも、きょうはタクシーをUberで呼んでいたので、いくぶん平静。
ゆうべ、「セブにはちょくちょく来たいけど、タクシーがいやで…」と言ったら、Uberにするとよいとすすめられた。
さっそくアプリを入れて、12時10分に来てもらうよう配車リクエストしておいた。
おひとり様なのに、TOYOTAフォーチュナが来てくれることになっている。
ちょうどチェックアウト時間の12時直後なので、レセプションのソファの人口密度が高く暑苦しい感じ。
それでも、あいているところに腰かけて、12時10分にタクシーが来るのを待つ。
アプリは、車があと7分で来ることを示していた。
ソファーの背もたれと壁の隙間でビーグルが昼寝していたが、「You lazy Boy!」とか他のゲストにちょっかいだされて、迷惑そうに出てきた。
そしてなぜか私の足元にやってきて、ぴっとり。

足が暑いよぉ~。
でも、せっかくなついているし、かわいいので、がまんがまん。

パーキングにSUVが止まり、すわ!と思うが、色が違うし、他のゲストの送迎車。
ソファでひしめきあっていたゲストは、三々五々送迎車に吸い込まれてゆき、そして誰もいなくなった!
天気雨も降りだした。
アプリ見ると、あれれ?なんかホテル前過ぎちゃったぞ。
そして、大嫌いなホワイトサンズあたりで、しばらくアプリ上の車は停止。
そこじゃないってと思いつつ数分。
いったん車の方向がこっちを向いたので、よしよしと思ったら、また方向転換。
ああ、フォーチュナがどんどん離れてゆく…
別になんの幸運もないけれど、幸運が逃げてゆくようなイメージで、なんだかやだ。
そして、キャンセル表示に変わり、まぢでぇぇぇぇ~!?

レセプションのお姉ちゃんに「タクシー呼んでちょーだい」とたのんだら、「Uber!」とスマホ見せてにっこり。
「今、Uber呼んだけど、通り過ぎてキャンセルになっちゃった。」と伝えたら、「ああ、きっとウチの看板、見えなかったのよ。」と、カランチョあるある的リアクションに脱力。

そして、10分も待たずにセダンが来た。
天気雨の中乗り込むと、新車のにおい。
「もう雨季が始まるから、君はいいタイミングで帰れるね。」と笑顔のドライバー。
なんでも、仕事をやめてUberドライバーに専念するために、車を買い替えたばかりだそうだ。
Uberドライバーは、ユーザー評価がものを言うので、終始感じよく振る舞ってくれる。
白いタクシーを降りる時には、「これ以上びた一文払わねぇ」とカッカカッカしながら降りることがほとんどだが、きょうは「釣りはいらねぇ」的に下車。
それにたいして、「本当によいのですか?」と謙虚。
本来、アプリでカード決済を設定して、現金のやり取りをする必要がないので、チップも払わなくてよいというUberだが、ホテルの人のアプリで配車してもらったのでCASH払いしかない。


セブ空港
シルクエアーのカウンターは、いつもながら渋滞していた。
毎回感じるが、どうしてみんなこうもチェックインに時間がかかるのだろう?
STAR GOLDでいるうちの特権、すぐにチェックインの順番は来たが、私のチェックインは人さまと比べれば瞬殺といえる。
朝のウィダーだけなので、さっさとラウンジで何かつまみたいが、空港税支払い窓口でスタック。
窓口はすいていたが、毎度行列運のない私は、どうやら中国人団体のツアーリーダーの後ろに並んでしまった。
空港税の支払いとは思えない札束を、職員が一生懸命数えている。
数十名分の支払いだったようで、ハングリーなのでアングリーな私は、いらいらいらいら。
続いて出国審査も、すすみが遅くて、いらいらいらいら。

やっとフィリピン出国に成功すると、免税店エリアにMACが出店していて、ここもBAさんはオネエ。
商売っ気のないオネエで、May I help you?はおろか、Hiもなく、客のことはシカト。
あまりにやる気がないので、買うものも買わないことにした。

プラザプレミアムラウンジに入ると、セブの空港のサイズだから仕方ないけど、かなりちっぽけ。
ぐるりと見まわし、空腹を満たすものは、麺コーナーと、パンくらい。
麺コーナーは、パスタとアジアふう。
パスタがアルデンテなわけないだろうから、麺にしとく。
麺はその場でゆがいてくれるが、味にパンチなし。

そして、この旅最後のサンミゲル。

ついでに、コーヒーとバナナチップもいっとく。



SQ5477 セブ1525 シンガポール1855
さあ、きょうもシルクエアー運航便で出発。


窓から建築中の建物が見えるが、セブ空港もキレイになるのかな?


快晴だけど、フィリピンへの思い入れがないので、特に名残惜しさもなく。


さよなら!ぬるそうな海。


ちょっとモルディブっぽい。


飛行機虹もかかる。


機内食はアジアンベジタリアン。

さっきの麺とビールの下地があるので、ちょっと苦しい。

そういえば、シルクエアーは、機内エンターテイメントは、スマホやタブレットにアプリダウンロードして見るタイプだったが、すっかり忘れていたので、3時間退屈しながらやりすごす。


チャンギ国際空港
シルクエアーを降りたら、さっさとラウンジで休むべくターミナル3へトレイン移動。
が、まずはザラで安服の物色。
ここの店員、全員愛想悪いので、逆に見やすい。
お客が商品見ている真横につかつかとやってきては無言で陳列品を並べ替えたり態度も悪い。
ケイトスペードもやる気なくてよろしい!?
いっぽう、化粧品コーナーやガーディアン、ワトソンズは商売っけたっぷりなので、そそくさ退散。
ブランド化粧品やワイン・リカーショップは2階構造になり、ぱっと見お高い感じになった。
ルイ・ヴィトンも開店予定で、ターミナル3での乗り継ぎが長いと、ゆとりもないのに散財ポイントになりそうだから要注意だな。
なんだかんだひやかして小一時間歩き回ってからやっとラウンジへ。
目的はタイガービールと軽食、シャワー。

が、まずビールサーバーは泡しか出てこず。
「すみませ~ん、ビール補充してくださ~い」とリクエスト。

サンドイッチも、ケーキも、かなりまずい。
エスプレッソマシーンで入れたコーヒーもたいしたことはない。

さらに、ターミナル2も3も、ラウンジ内にシャワーもなくトイレもないていたらく。

SQは、ビジネスクラス顧客と、単なるスターゴールドメンバーのラウンジ住み分け化により、単なるスターゴールドのラウンジのしょぼさは衝撃。

この程度のラウンジと、プライオリティチェックインのために、私はマイル修行はしないと決意。
そして結局、プラザプレミアムラウンジで有料シャワーを浴びるのであった。


SQ636 シンガポール2250 羽田0645+1
羽田行きの便のドアクローズをした頃、外は大雨。
管制の指示で、雷雲が過ぎるまで出発できないという。
シンガポール→羽田の夜這い便はこれまでの経験上、毎回定刻よりかなり早く着いてくれていたので、多少の出発時刻遅れはあまり心配しないけれど、東南アジアなんだし、これしきの雨と思う。
そして、小一時間遅れて出発。

1食目のフルーツプレート。

積極的に食べたくないキウィ…
いちごは大好物だけど、シンガポールで乗るイチゴはおいしくない。
プルーンはうれしい。

寝なくちゃと思うが、眠くないので、映画。
「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。」
ほっこり。

2食目のフルーツプレート。

瓜系の多さに閉口しつつ、しっかりたいらげる。

羽田着いたら、憂うつな空。
もう6月1日。
まもなく梅雨入りかぁ。
でも、梅雨が明ければ、待っているのは沖縄!
あっという間さ。
とセブロスなどなく、気持ちは次の旅にもうシフト。
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