C/Eからのボートは、きょうもシーフェスト・ホテル前に着いた。
C/E乗船代といっしょに、「センポルナJetty使用料」なる名目で10リンギットを事前徴収されているが、私はこれを、新しいJettyの使用料だと思い込んでいた。
だって、新しいJettyを使ったときには、なぜここで?なテングザルの写真のついたレシートをくれたもの。
でも、今回は、行き帰りともNew Jettyを使っていない。
Jetty使用料が、New Jettyの利用時のみかかるのか、センポルナからボートを使う場合には、無条件に課せられるものなのかは知らないが、ボロボロでもシーフェスト前の方が便利だし、ま、いいか。
さて、今回は白タクらなくてすむように、C/Eの送迎車を予約してある。
いつもならJettyにボートが着いた時には、車が待機しているのに、今日はいない。
ジェリーも下船。明日からのホリデーを前に、きょうはセンポルナでランドリー・イブニングらしい。
明日の朝、いったん船に戻って、ゲストを見送ったら、長距離バスでKKに帰るんだそうだ。
センポルナの町へゆくジェリーとバイバイ、ボルネオ・グローバルの前で、「遅い!」とプリプリ言っているうちに、数分で、ワンボックスがやって来た。
ドライバーが窓から顔を出し、「そーりー、そーりー!」と叫んでいる。
車に乗り込んだとき時計を見たら、17:33だった。
センポルナ到着は17:30と言われていて、その時間にあわせて、トムなりが陸と連絡をとっていてくれたわけだから、C/Eからのボートが早く着いてしまっただけで、送迎側はほぼ定刻にやってきたわけだ。
送迎車には先客ありで、どこかのリゾートのスタッフと思われるローカルが乗っていた。
通常のパッケージどおりのスケジュールなら、タワウまでの送迎は、C/Eのパッケージ代に含まれるが、わざわざ夕方タワウに移動する変則スケジュールには、エキストラがかかるのだ。
そこにタダ乗りしているのに、RUDEなやつで不快指数急上昇。
ついでに自分のことをかっこいいと思っているのがみえみえの、C/Eのタンクボーイも乗ってきた。
センポルナを出た頃には、すっかり日も西に傾き、夕日に照らされる椰子の木農園を飽きもせず眺めていた。
きょうのサンセットは、金色がかっていて、とてもきれい。
サンセットタイムに、この道を通ることはあまりないので、サンセットと椰子の木の写真でも撮っておきたいが、車は常時100キロ超で走るから、iPhoneじゃピンが合わない。
のろのろ走るタンクローリの後ろについたとき、追い越しチャンスをねらう間だけスピードダウンするが、そんなときは、夕日はタイミング悪く、椰子や山の影に入ってしまう。
こうして、徐々に日は暮れて、タワウまでの1時間半でとっぷり暗くなった。
タダ乗り2人組は、最初は、どこぞやのカンポンに帰るために乗って来たんだろう、途中で降りるだろう、と思っていたが、とうとうタワウまでやってきた。われわれが降りてもまだ乗っていた。夜遊び?
プロムネード・ホテル・タワウ
きょうは、おととし開業のプロムネード・ホテル・タワウに泊まる。
町の中心からは離れているし、アゴダのレビューでは、賛否両論なだけに微妙だなあ、と思いつつ。
KKのプロムネードと同じ系列だから、きっと同レベル。
それに新しいから、たぶん、そう悪くはないはず。
車がホテルに着くと、やたらと急なファサードに違和感がある。
でも、ベルボーイはすぐに荷物を運んでくれるし、ロビーはモダンできれい。
チェックインも、あっという間に完了したので、ここまで好印象。
しかし、部屋は、思ったより広さがなく、細長い印象。
ぱっと見、こぎれいではあるが、リネンとかがいまいち。
さらに、バスタブがないことに衝撃!
器材洗いのために泊まったといっても過言ではないのだから。
それでも、シャワーで頑張って器材洗浄。
バスルームには、バスタオル、フットタオル、コップしかない。
KKには、一応、フェイスタオルもあるし、一通りのアメニティがあるのに。
古くても、マルコポーロにしときゃよかった。
サビンド
部屋中のさまざまな備品を使い、ありとあらゆる工夫をこらして器材を干したら、待望のグルメタイム。
安くておいしいものをさがしに、屋台の並ぶ、サビンドに行ってみようと思う。
ホテルからサビンドまで、歩いて歩けないことはないが、ちょっと遠いので、タクシーで移動。
当然、ホテルの真ん前からタクシーに乗れるものと思ったら、タクシーの影もない。
ベルボーイが呼んでくれるのかと思ったが、ベルボーイがたまたまいなかったので、レセプションにたずねると、タクシーは隣のショッピングモール前から乗れるらしい。
普通、タクシーってホテルから乗れるものなのに、このホテル、やっぱり残念かも。
スタッフが、タクシーのところまで連れていってくれたが、モール前といっても、レーンを2本程度はさんだところだから、雨のときは、傘いらずとはいかない。
さて、サビンドに、特にお目当ての店があるわけではなく、とりあえず的な感じだったので、タクシーは、私たちを、サビンドで一番有名だというチャイニーズ・レストランの前で落としてくれた。
タクシー代は、ホテルからサビンドまで10リンギット。
ふーん、金陵さんが、No1なのね。
人気店というだけあって、栄えている。
この店には朝、2~3回、来た記憶がある。
かなりおいしいけれど、飲茶などをどんどんすすめるので、けっこうお金がかかるのだ。
といっても、払う金額はしれているが。
サビンドには、たくさんの飲食店があるので、いろいろチェキらすることにした。
いいにおいがすると思うと、焼き手羽をそこここで売っている。
日没頃には、いろんな屋台からけむりもくもく、にぎわっているが、夜8時にして縮小モードで残念。
かわりににぎわっていたのが移動遊園地。
入場料は、2リンギットらしい。
昔のデパートの屋上に毛がはえた程度の素朴さが、ほほえましい。
海昇海鮮楼「オーシャン・シーフード・レストラン」
サビンドの屋台街をぐるっと見て回ったが、やはりココナッツプリンが食べたい、という話になった。
でも、きょうは土曜日。
ココナッツ・プリンのオーシャン・シーフード・レストランは、週末だと、ローカルチャイニーズの結婚披露パーティのために貸し切りで、入れないことが多い。
それでも、いちかばちか、よりおいしくて、より高いオーシャンシーフードレストランにゆくことに。
入れなかったら、肉骨茶にすればよいということで。
サビンドから10分弱歩いて、オーシャン・シーフード・レストランに到着。
案の定、今宵も何かの宴をやっているようだ。
「だめかも。」と言いながら店の外から覗いていると、ウェイターがドアを開けて招き入れてくれた。
今夜は、レストランの中央に仕切りがあって、そのむこうでは、宴たけなわのようである。
パーテーションのむこうでは、風船が飛び交っているし、こどもが多いようだ。
二人ではさびしすぎる大きな円卓につくと、いつもの中国人のご高齢の店主がオーダーをとりにきた。
まずは茶葉選びをせまられる。
ウェイトレスにどれが一番よいのかを聞くと、2種類のmixという。
言われるままに、透明のビニールに入った花みたいなやつと、紙袋に入った茶葉にしてもらった。
そして、海鮮せんべいと、ザーサイのお通しと、チリ&ガーリックソースが出て来た。
メニューを見せてほしいと頼むが、メニューの用意はないという。
前はあったのに。
野菜だけ、「サユルマニスガーリック!」と指定。
あとは、肉は、味付けだけジンジャーであえてほしいと伝え、白身魚は、もうおまかせ。
そして、一番大事な「ココナッツプリンをひとつ!」
すると店主が、すまなそうに「ココナッツプリンはありません」
動揺する私たち。
「え~、売り切れ?」とか、「明日また来ればある?」とあわあわしていると、ウェイトレスがささっとやってきて、「ひとつだけあるわよ!」と店主に耳打ち。
タワウでのメインイベントのひとつ、ココナッツプリンに無事ありつけることになった。
隣の円卓には、チャイニーズのおじさんのグループがいて、われわれをガン見。
さすが日本人遭遇率の低いタワウだけある。
素敵な茶器。
おいしい中国茶。
そして、Tiger Beerを飲んでいる間に、じゃんじゃん皿がやってくる。
サユルマニス。いつ食べても、おいしい。
肉
お魚
これに白い御飯で、けっこうな食べっぷり。
でも、おいしいから、もうちょっとなんか行っとこか?ということで、おまかせでスープをオーダー。
これが予想を上回る具沢山っぷりだった・・・。
う~、満腹。もう無理。
しかし、もう一品。
毎度おなじみ究極の別腹アイテム、ココナッツプリン。
さて、食べているうちに、パーテーションのむこうの人々は、どんどん帰宅開始。
そのうちパーテーションも撤去され、こどもが何人か走り回ったり、風船で遊んでいるほかは、ご婦人たちが数名、お茶を飲んでいるだけになった。
セッティングから、どうやら、誕生パーティーを盛大にもよおしていたようだ。
やがて、誕生会組は全員帰り、スタッフらが手際よく、テーブルクロスをとりかえ、明日の宴の準備。
あっという間に、店はガラガラ。
隣のチャイニーズも、数名を残していなくなり、すっかり閉店モード。
ココナッツプリンを無事完食した私たちも、帰ることにした。
こんなにおいしくて、こんなにたくさん食べて、こんなに苦しくなったのに、しめて76.60リンギット!
ビールは1本しか空けなかったけど、2人で2000円しない。
伝票を見ると、牛だと思って食べていた肉は、鹿肉だった。
おいしかったし、まあ、いいや。
レストランのエントランスからプロムネード・ホテルが見えているので、ドアを開けてくれたウェイターに、「プロムネードまで歩ける?」と聞くと、「ぼれー(CAN)」とのこと。
ちょうど隣のテーブルのチャイニーズが、ランクルで帰るところで「たっぼれ~(Cannot)、送ってあげるよ。」と言うが、丁重にお断り。
歩道に出ても、「お嬢さんたち、お乗りなさい」と声をかけてくるがお断り。
昼の炎天下に歩くのはきつい距離だが、夜なら、腹ごなしにちょうどよい散歩な感じだ。
プロムネードに無事帰り、シャワーを浴びると、なぜだかBEERを飲む気にもなれず、お茶だけ飲んで、なんとなく喉に違和感をおぼえつつ、おやすみなさい。
C/E乗船代といっしょに、「センポルナJetty使用料」なる名目で10リンギットを事前徴収されているが、私はこれを、新しいJettyの使用料だと思い込んでいた。
だって、新しいJettyを使ったときには、なぜここで?なテングザルの写真のついたレシートをくれたもの。
でも、今回は、行き帰りともNew Jettyを使っていない。
Jetty使用料が、New Jettyの利用時のみかかるのか、センポルナからボートを使う場合には、無条件に課せられるものなのかは知らないが、ボロボロでもシーフェスト前の方が便利だし、ま、いいか。
さて、今回は白タクらなくてすむように、C/Eの送迎車を予約してある。
いつもならJettyにボートが着いた時には、車が待機しているのに、今日はいない。
ジェリーも下船。明日からのホリデーを前に、きょうはセンポルナでランドリー・イブニングらしい。
明日の朝、いったん船に戻って、ゲストを見送ったら、長距離バスでKKに帰るんだそうだ。
センポルナの町へゆくジェリーとバイバイ、ボルネオ・グローバルの前で、「遅い!」とプリプリ言っているうちに、数分で、ワンボックスがやって来た。
ドライバーが窓から顔を出し、「そーりー、そーりー!」と叫んでいる。
車に乗り込んだとき時計を見たら、17:33だった。
センポルナ到着は17:30と言われていて、その時間にあわせて、トムなりが陸と連絡をとっていてくれたわけだから、C/Eからのボートが早く着いてしまっただけで、送迎側はほぼ定刻にやってきたわけだ。
送迎車には先客ありで、どこかのリゾートのスタッフと思われるローカルが乗っていた。
通常のパッケージどおりのスケジュールなら、タワウまでの送迎は、C/Eのパッケージ代に含まれるが、わざわざ夕方タワウに移動する変則スケジュールには、エキストラがかかるのだ。
そこにタダ乗りしているのに、RUDEなやつで不快指数急上昇。
ついでに自分のことをかっこいいと思っているのがみえみえの、C/Eのタンクボーイも乗ってきた。
センポルナを出た頃には、すっかり日も西に傾き、夕日に照らされる椰子の木農園を飽きもせず眺めていた。
きょうのサンセットは、金色がかっていて、とてもきれい。
サンセットタイムに、この道を通ることはあまりないので、サンセットと椰子の木の写真でも撮っておきたいが、車は常時100キロ超で走るから、iPhoneじゃピンが合わない。
のろのろ走るタンクローリの後ろについたとき、追い越しチャンスをねらう間だけスピードダウンするが、そんなときは、夕日はタイミング悪く、椰子や山の影に入ってしまう。
こうして、徐々に日は暮れて、タワウまでの1時間半でとっぷり暗くなった。
タダ乗り2人組は、最初は、どこぞやのカンポンに帰るために乗って来たんだろう、途中で降りるだろう、と思っていたが、とうとうタワウまでやってきた。われわれが降りてもまだ乗っていた。夜遊び?
プロムネード・ホテル・タワウ
きょうは、おととし開業のプロムネード・ホテル・タワウに泊まる。
町の中心からは離れているし、アゴダのレビューでは、賛否両論なだけに微妙だなあ、と思いつつ。
KKのプロムネードと同じ系列だから、きっと同レベル。
それに新しいから、たぶん、そう悪くはないはず。
車がホテルに着くと、やたらと急なファサードに違和感がある。
でも、ベルボーイはすぐに荷物を運んでくれるし、ロビーはモダンできれい。
チェックインも、あっという間に完了したので、ここまで好印象。
しかし、部屋は、思ったより広さがなく、細長い印象。
ぱっと見、こぎれいではあるが、リネンとかがいまいち。
さらに、バスタブがないことに衝撃!
器材洗いのために泊まったといっても過言ではないのだから。
それでも、シャワーで頑張って器材洗浄。
バスルームには、バスタオル、フットタオル、コップしかない。
KKには、一応、フェイスタオルもあるし、一通りのアメニティがあるのに。
古くても、マルコポーロにしときゃよかった。
サビンド
部屋中のさまざまな備品を使い、ありとあらゆる工夫をこらして器材を干したら、待望のグルメタイム。
安くておいしいものをさがしに、屋台の並ぶ、サビンドに行ってみようと思う。
ホテルからサビンドまで、歩いて歩けないことはないが、ちょっと遠いので、タクシーで移動。
当然、ホテルの真ん前からタクシーに乗れるものと思ったら、タクシーの影もない。
ベルボーイが呼んでくれるのかと思ったが、ベルボーイがたまたまいなかったので、レセプションにたずねると、タクシーは隣のショッピングモール前から乗れるらしい。
普通、タクシーってホテルから乗れるものなのに、このホテル、やっぱり残念かも。
スタッフが、タクシーのところまで連れていってくれたが、モール前といっても、レーンを2本程度はさんだところだから、雨のときは、傘いらずとはいかない。
さて、サビンドに、特にお目当ての店があるわけではなく、とりあえず的な感じだったので、タクシーは、私たちを、サビンドで一番有名だというチャイニーズ・レストランの前で落としてくれた。
タクシー代は、ホテルからサビンドまで10リンギット。
ふーん、金陵さんが、No1なのね。
人気店というだけあって、栄えている。
この店には朝、2~3回、来た記憶がある。
かなりおいしいけれど、飲茶などをどんどんすすめるので、けっこうお金がかかるのだ。
といっても、払う金額はしれているが。
サビンドには、たくさんの飲食店があるので、いろいろチェキらすることにした。
いいにおいがすると思うと、焼き手羽をそこここで売っている。
日没頃には、いろんな屋台からけむりもくもく、にぎわっているが、夜8時にして縮小モードで残念。
かわりににぎわっていたのが移動遊園地。
入場料は、2リンギットらしい。
昔のデパートの屋上に毛がはえた程度の素朴さが、ほほえましい。
海昇海鮮楼「オーシャン・シーフード・レストラン」
サビンドの屋台街をぐるっと見て回ったが、やはりココナッツプリンが食べたい、という話になった。
でも、きょうは土曜日。
ココナッツ・プリンのオーシャン・シーフード・レストランは、週末だと、ローカルチャイニーズの結婚披露パーティのために貸し切りで、入れないことが多い。
それでも、いちかばちか、よりおいしくて、より高いオーシャンシーフードレストランにゆくことに。
入れなかったら、肉骨茶にすればよいということで。
サビンドから10分弱歩いて、オーシャン・シーフード・レストランに到着。
案の定、今宵も何かの宴をやっているようだ。
「だめかも。」と言いながら店の外から覗いていると、ウェイターがドアを開けて招き入れてくれた。
今夜は、レストランの中央に仕切りがあって、そのむこうでは、宴たけなわのようである。
パーテーションのむこうでは、風船が飛び交っているし、こどもが多いようだ。
二人ではさびしすぎる大きな円卓につくと、いつもの中国人のご高齢の店主がオーダーをとりにきた。
まずは茶葉選びをせまられる。
ウェイトレスにどれが一番よいのかを聞くと、2種類のmixという。
言われるままに、透明のビニールに入った花みたいなやつと、紙袋に入った茶葉にしてもらった。
そして、海鮮せんべいと、ザーサイのお通しと、チリ&ガーリックソースが出て来た。
メニューを見せてほしいと頼むが、メニューの用意はないという。
前はあったのに。
野菜だけ、「サユルマニスガーリック!」と指定。
あとは、肉は、味付けだけジンジャーであえてほしいと伝え、白身魚は、もうおまかせ。
そして、一番大事な「ココナッツプリンをひとつ!」
すると店主が、すまなそうに「ココナッツプリンはありません」
動揺する私たち。
「え~、売り切れ?」とか、「明日また来ればある?」とあわあわしていると、ウェイトレスがささっとやってきて、「ひとつだけあるわよ!」と店主に耳打ち。
タワウでのメインイベントのひとつ、ココナッツプリンに無事ありつけることになった。
隣の円卓には、チャイニーズのおじさんのグループがいて、われわれをガン見。
さすが日本人遭遇率の低いタワウだけある。
素敵な茶器。
おいしい中国茶。
そして、Tiger Beerを飲んでいる間に、じゃんじゃん皿がやってくる。
サユルマニス。いつ食べても、おいしい。
肉
お魚
これに白い御飯で、けっこうな食べっぷり。
でも、おいしいから、もうちょっとなんか行っとこか?ということで、おまかせでスープをオーダー。
これが予想を上回る具沢山っぷりだった・・・。
う~、満腹。もう無理。
しかし、もう一品。
毎度おなじみ究極の別腹アイテム、ココナッツプリン。
さて、食べているうちに、パーテーションのむこうの人々は、どんどん帰宅開始。
そのうちパーテーションも撤去され、こどもが何人か走り回ったり、風船で遊んでいるほかは、ご婦人たちが数名、お茶を飲んでいるだけになった。
セッティングから、どうやら、誕生パーティーを盛大にもよおしていたようだ。
やがて、誕生会組は全員帰り、スタッフらが手際よく、テーブルクロスをとりかえ、明日の宴の準備。
あっという間に、店はガラガラ。
隣のチャイニーズも、数名を残していなくなり、すっかり閉店モード。
ココナッツプリンを無事完食した私たちも、帰ることにした。
こんなにおいしくて、こんなにたくさん食べて、こんなに苦しくなったのに、しめて76.60リンギット!
ビールは1本しか空けなかったけど、2人で2000円しない。
伝票を見ると、牛だと思って食べていた肉は、鹿肉だった。
おいしかったし、まあ、いいや。
レストランのエントランスからプロムネード・ホテルが見えているので、ドアを開けてくれたウェイターに、「プロムネードまで歩ける?」と聞くと、「ぼれー(CAN)」とのこと。
ちょうど隣のテーブルのチャイニーズが、ランクルで帰るところで「たっぼれ~(Cannot)、送ってあげるよ。」と言うが、丁重にお断り。
歩道に出ても、「お嬢さんたち、お乗りなさい」と声をかけてくるがお断り。
昼の炎天下に歩くのはきつい距離だが、夜なら、腹ごなしにちょうどよい散歩な感じだ。
プロムネードに無事帰り、シャワーを浴びると、なぜだかBEERを飲む気にもなれず、お茶だけ飲んで、なんとなく喉に違和感をおぼえつつ、おやすみなさい。