くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

夏先取り 沖縄本島2021年5月(1)

2021-05-28 21:16:06 | 沖縄本島ダイビング
2021年5月14日、金曜日。
JAL最終便で沖縄本島へ。
在宅勤務はできない仕事ゆえ、退勤後、夕食難民を確信しつつ羽田空港へ。
空港の出発案内板は、ほぼ赤。
夜のフライトは、那覇行き最終便を除いて、ほぼ欠航。
便がないから、飲食店も、売店も、早々にクローズしている。
わずかに開いている売店は、弁当完売の札が出ていて、パンがなければお菓子を食べることになった。
離陸前に、ゲート近くの売店でGETした、古典的なアマンドのパウンドケーキとジャガビーを、さっそくパクついていたら、気の利くJALのCAさんは、お手拭きを持ってきてくれた。

那覇につけば、晴れ。
ことしは早々と梅雨入り宣言だったけれど、滞在中は晴れの予報という嬉しい誤算。

今宵のオリオンは、サザンスター。
新ジャンルは、基本飲まないので、完璧ジャケ買い。

SDGs、赤土流出防止プロジェクトに共感。
それに、ひまわりと鯨と爽やかなブルー、おしゃれだし、好きな要素が詰まっている。


あくる5月16日朝。
始発のバスで石川インターへ。

バスを降りればそこはもう、青い空、南風。
いっきょに夏へ領域展開!

そして去年の8月以来、首を長〜くして待っていた夏の真栄田である。
せっかくだから、水底のハゼに会いにいきたいですぅ・・・ということで。
もう、器材セッティングしているうちから暑い!
カメラ?自分で持てますよ〜♪と、テケテケ階段降りてエントリーしたら、水が冷たく感じない!

まずは超浅場のヒナギンポ。




コンシボリウミウシ。


沖に出ると、海は真っ青。
津波古さんが「梅雨明けの青」とスレートに書く。

クマノミなどを見ながら…


水深25m超えたあたりから、水、冷た!
そして、水底まで降りたけど、ハゼ撮れ高わろし。
オニハゼ。

ネジリンボウペアも、ヤシャハゼペアも健在だけれど、♂にすぐ引っ込まれる。
ハゼ幼はまだ。6月に入ってからみたい。

ダイコンもうるさいので、浮上。
ヒレグロベラ幼魚。


リングアイは遠巻きに。


アマミっこいっぱい。




イシガキカエルウオ幼。


快適な海をエキジットすると、やはり昇りの階段はつらい。
去年より、呼吸が戻るのに時間がかかる。
またワークアウトしなくっちゃ。


そのあと小一時間、つばめの根で素潜り特訓して、真栄田岬をあとにした。

車は金武に向けて出発。
途中、「ざまみ食堂」で腹ごしらえ。
津波古さんのブリーフィングで、チキン南蛮が人気、うどんもいけるとのこと。


で、そこはやはり、津波古さん一推しのチキン南蛮定食。

700円で、この豪華さ!
チキンの上げ具合が絶妙!
朝、ゼリー飲料だけで貧血起こしそうだったので、生き返った。

ざまみ食堂むかいのローソンで、ポカリ1リットルGETして、いざ干潟。
干潟夏のは、「トントンミー」に会いに来たのだ。

トントンミー観察は、泥地を歩くと聞いていたので、ビビってスマホだけで行く。

河口に降りたつと、マングローブの芽がそこらじゅうにあって、かわいい。




茶色い干潟には、白いものいっぱい。
おー、みーんなシオマネキ!

みんなハサミ振りかざしている。



この砂紋は、コメツキガニの後だそうで。

うーん、かんじんのコメツキガニの姿がない。

でも、どんどん歩を進めてゆくと、いたいた!


丸っこくて愛嬌がある。


そして、干潟のお目当て、トントンミーエリアへ。




水がチョロチョロ、っとあるエリアに、保護色状態で、貼り付いている。






トントンミーって、木の枝に止まっているイメージだけど、今は最干なので、枝の高さにいない。マングローブの根っこで。


汽水域の樹木の根っこ、おもしろい。


言われるほど埋もれなかったので、一眼持ってくれば良かった。
そうそう訪れることのない干潟。
沖縄では老若男女誰もが知っているというトントンミーは、怠惰な感じがかわいかった。
シオマネキもコメツキガニも、すぐ穴に逃げ込むけど、いとも簡単に捕まえられる。
みんな、もっさりしててかわいい。
でも、そんな彼らが棲む干潟が、どんどん埋め立てられてゆくという。
彼らの姿にほっこりしたけど、ちょっと現実を突きつけられた気がした。

沖縄本島北部ダイビング 2020年11月24日 ゴリラチョップ

2021-05-25 21:17:28 |  ダイビング
11月24日、朝。
けさもなかどまinnの朝食で始まり、

そしてまた北部へ。
季節がら、もう北部メインなのは、いたしかたない。

趣味のベラコレ。
ギチベラ。黄化ちう。


タコべラ。


クロヘリイトヒキベラ。


シマタレクチベラの幼魚。


アカテンモチノウオ。デカすぎて顔だけ。


マナベベラの若者。



趣味のスズメあつめ。
クロメガネスズメダイ。


ヒレナガスズメダイ。


ニセネッタイスズメダイ。



趣味のハゼコレ。
サラサハゼ雌。ヒレ閉じ閉じで、誰?って感じ。


チゴベニハゼ。


なんらかベニハゼ。



その他の面々。










きょうものんびり3ダイブ、終了。
そして、4日間の晩秋沖縄ダイビング、終了。
夏の華やかさはないけれど、ところどころで幼魚も見つかり、平和な水中。


きょうは火曜日。
北部から帰れば、もう夜。
「我空我空」はお休みなので、シーサイドドライブインへ買い出しに。


このご時世、テイクアウト。


今日はむしょうに黄色いカレーが食べたくなって・・・。

辛口派の私には、とりとめもない感じ我する甘口だけど、野菜多めで、昭和のご家庭風味にほっこり。

あとは、お決まりのクラムチャウダー。


今宵のオリオンは、早くも「一番桜PREMIUM」。

もちろん、ジャケ買い。
桜の花びらを使用していて、ほんのり緋寒桜色なプレミアムビールというのがウリなんだけど、プシュッと開けたときにはそんなことは忘れ、そのまま缶からぐびぐび飲んじゃった。


あくる11月25日。
午前中に那覇で用事があって、夜明け前になかどまinnを出発。
那覇に着いたら、いちぎん食堂へ。
まだ7時前、早朝すぎて食欲不振なので、ちゅるっと「名護そば」。


おまけ。
牧志で会ったネコ。



16時40分発のNH472で沖縄を離陸すると、もはや夕暮れ。

もう南国感はかげを潜め、さびし〜い感じ。
ま、こんな秋冬には、食材も傷まないので、沖縄料理用食材をマックスバリュでGETした。

ちゃんぷるー用に、島豆腐にもやしまで買って帰ってきた。
GoToトラベルの恩恵で、ブルーシールのウベと紅いもアイスも、いもいもしく箱買い。
これで沖縄ロスなく、次の沖縄を待てる!?




沖縄本島北部ダイビング 2020年11月23日 ゴリラチョップ

2021-05-24 21:41:27 | 沖縄本島ダイビング
2020年11月23日、勤労感謝の日の朝は・・・
鉛色の空に、虹。

雨上がり。

けさのなかどまinnの朝食。

きょうもおいしくいただいたら、北部へGo!

きょうもゴリラチョップ。
そして、きょうもピグミー・シーホースこと、キオネミクティス・ルメンガニィにつき刺さる。
絞ってみたり、




開けてみたり。





なかなかのカメラ目線。


それから、スローシャッター遊びしてみよ〜、ってことになり・・・。
ハダカハオコゼのゆらゆらを表現したかったのにフツー。




もう手当たり次第にトライ!







うーん、みんな残像レベルで、これは失敗。

その後、ハダカハオコゼは嫌がって砂地に降りてた。
でも、ストーキング。





ストレス与えて悪いことしたな、って心から思うけど、ハダカハオコゼファンなのだ。


趣味のスズメダイあつめ。
きょうは、マルの極小GET!と喜んだものの・・・

ほんとうに愛くるしいんだけど、チビすぎてシャイすぎて、撮影困難。

フタスジリュウキュウスズメダイとニセネッタイスズネダイ。



はぜロリ。
アオギハゼ。


クロユリハゼ。



ロリつながりで、趣味のチョウの子。


きょうもスミツキトノサマダイ。



その他の面々。
コブシメさん。


普通のヤドカリ。


トラギス。


イシヨウジのペア。


テンクロスジギンポ。


クマドリ。


そうそう、こんな晩秋なのに、サンゴが産卵していた。


きょうもいっぱいシャッター押した。撮れ高はどうあれ。



ダイビングから帰ったら、いそいそと「我空我空」へ。
コロナ下にあって、土日祝日しか営業していないので、この旅、わんからラストチャンス!
お決まりのいきなりもず〜くにオリ生、今日は紅豚 手作り餃子


そして、じーまみー豆腐。

朝も夜も、本当に美味しい。

さあ、明日がダイビング最終日。

沖縄本島北部ダイビング 2020年11月22日 ゴリラチョップ

2021-05-19 20:05:42 | 沖縄本島ダイビング
11月22日、朝。

きょうもいい天気。

なかどまinnで、毎朝楽しみ、そして毎朝大満足な朝食をいただいたら、

北部へ出発。

きょうはゴリラチョップで3ダイブ。

水中には、いつもの面々。
タテジマヘビギンポ。


オキナワベニハゼはグリーンがお好き。




ルメンガニィ。


ベンケイハゼかな?


スミツキトノサマダイ?の幼魚。


シライトゴカイで飾られた入り口からキンセンイシモチ。


この目つきは、ニセスズメの仲間かな?キセンイシモチ撮ってたら、割って入って来た。


コールマンウミウシ。


マルスズメダイ。こんな季節になっても、幼な子がいてうれしい。


季節がら、アカメハゼいっぱい。



1ヶ月前には、まだまだシュノーケリングで賑わっていたゴリチョも秋めいて。
水も冷たくなったけれど、マルの極小や、チョウの子って、かわいい要素もまだまだ残っている。


そして、今宵も「我空我空」で、いきなりもず〜く。

今夜もライトトラップあるというけれど、私はパスしたので、心置きなくオリ生とともに。

じゅーしぃ。


そして、にんじんしりしりー。



つづく


沖縄本島北部ダイビング 2020年11月21日(2) ライトトラップの部

2021-05-12 20:01:30 | 沖縄本島ダイビング
パルプンテ14での2ダイブ→キャプテンカンガルーでのランチ後、ドルフィンキック号は那覇に向けて出発。
もはや缶チューハイを飲む人も…
みんなすっかりアフターダイブな昼下がりだけれど、私にはまだ夜がある。
恩納村で落としてもらって、なかどまinnへIN。

常宿だけれど、天気のよい昼下がりに、部屋にいることはレア。
たまには明るいお部屋でのんびりも悪くない。






快晴の昼下がり。
ダイビング日和。


何かのミラクルで、真栄田岬に1日くらい入れないかなぁ・・・。


天気もよいし、いったん器材干して、夜を待つ。


きょうは土曜日。
コロナの影響で、今は土日だけ営業の、なかどまinn併設「我空我空」が営業しているので、ナイト前の腹ごしらえ。
ゴーヤチャンプルーに、


いきなりもずーく。

200gひとりじめ!
このつけ麺ふうに食べるもずくが好きすぎる。


そしてふたたび北部へ。
ダイビングサービスはドルフィンからゴリラへ、装備はロクハンからドライへ。
今シーズン初ドライ。
はぁー、冬が始まる。
ゴリラチョップの階段を降り、海に入れば、蹴っても蹴っても進まない感。
ドライになると、ぜんぜん泳げない。

で、今宵は、出物もイマイチ、写真は全滅。








ドルさんの那覇発は超早で、ゴリラのライトトラップ帰りが超遅だから、長い長い1日だった。

ひるまの浮遊2021春(4) 魚類編

2021-05-05 12:27:27 | 浮遊系ダイビング
3月末の与那国で出会った稚魚たち。

アンコウの仲間や。




わからないチビや。


ゴージャスすぎるユキフリソデウオの仲間とか。


外腸。



他にも、珍しいものいっぱい。
プランクトンからカジキまで、神回の連続だった。
3月終わりの与那国は、ロクハンでも寒くなく、昼間はけっこう蒸し暑くて、初夏さきどり。
4泊5日で内容の濃い、ゴリラハウス主催のダイブトリップだった。



ひるまの浮遊2021春(3) 与那国だもん♪ みんな大好き大物編 with マクロレンズ

2021-05-04 12:46:19 | 浮遊系ダイビング
与那国の海を、ひたすら浮遊生物求めて漂っていると…
ときに…
「何やってんだ〜?」ってな感じで、ハンマーヘッドも覗きにくる。

今回の旅の目的からすれば、Youは外道!
ふだんは人間と会えば、みんな必死の形相で追ってくるから、ハンマーも違和感を覚えるに違いない。

だいたい、60ミリマクロレンズだし。
でも、まあ、撮っておこうかな…










頭の構造、よくわかった!


メールブルーのかおさんの浮遊生物眼もすごいけど、やはりハンマー発見時の反射神経すごい。


さすがに、群れれば、みんなダッシュ!

マクロレンズで群れはつらいよぉ〜。


そして、レアモノ登場。
シロカワカジキ!!



2日連続の遭遇で、超ラッキー。
われわれを一瞥して、去ってゆく。


サワラもいたよ。




つづく

ひるまの浮遊2021春(2)甲殻類編

2021-05-03 21:07:59 | 浮遊系ダイビング
与那国4日間で、撮れた甲殻類。

タルマワシの仲間。エイリアンのモデルと言われる・・・
















図鑑によれば、オリタタミヒゲ上科の仲間。


あとはもう、よくわからない。
ユウカラヌス科の仲間!?










つづく

まひるの浮遊2021春(1) 無脊椎動物編

2021-05-02 21:36:01 | 浮遊系ダイビング
3月のおわり、ことしも与那国で浮遊してきた。
まだまだハンマーが回っているシーズンだけれど、お目当ては、稚魚。

でも、稚魚よりも、圧倒的に多いのが、無脊椎動物。
クラゲ、貝、ウミウシ、サルパ・・・
あんまり乗り気でない領域なうえに、「美しい海の浮遊生物図鑑」「世界で一番美しい海のいきもの図巻」「日本のウミウシ」しか持っていないので、大半が何が何だかわからない。

無脊椎のヒットは、ゾウクラゲ。
クラゲと名乗っていても、クラゲではなく、巻貝の仲間だそうで。
パオーンとゾウさんの鼻みたく、ふりあげたり・・・


鼻(?)を下げたり。めっちゃ軟体。


つぶらな瞳が可愛い。


巻貝の幼生。


マサコカメガイ。名前が覚えやすいので認識。



なんと!浮遊性のウミウシ。

コノハウミウシ科・・・。




カンテンカメガイ族の1種。


さて、わからないものが続く。もう、たいていはカメガイ系に見えてしまう。








ベニクラゲモドキ。


アミガサウリクラゲ、綺麗。


オタマボヤきいろ。


オタマボヤしろ。


オタマボヤとクラゲの対峙。なんかシュール。


ハウスつき。












今まで、透明のものがプカプカ浮いてくれば、単純にクラゲだと思っていたので、ちょっと目からウロコ。
海ん中、多様すぎる。

つづく