くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(189)ナミハタ Epinephelus ongus

2014-05-30 09:27:39 | シパダン図鑑
スズキ目ハタ科マハタ亜科マハタ族マハタ属のナミハタ。

波羽太。
英名はSpecklefin goruper。
speckleは、表面いっぱいにある小さな斑点の意だそうで、たしかに、全身ぼつぼつ…。
ぎょろ目な風貌に似あわず、しかも獰猛といわれるハタなのに、警戒心が強くてそそくさとコーラルの陰へ…。


まりん・らいふ・いん・しぱだん(188) ヒレグロハタ Epinephelus howlandi

2014-05-29 08:59:02 | シパダン図鑑
スズキ目スズキ亜目ハタ科マハタ属のヒレグロハタ。

鰭黒羽太。

砂地というと、反射的にマクロ!と思ってしまうが、砂地にはハタのように図体のでかい子たちもいる。
岩かげはハタの休憩所。
おなかをつけてまったりしているところを失礼。
奥にはユカタハタも休憩中。
 
私はハタを見たら、だいたいは「ハタ」ですましてしまう。
ハタはおいしい、でも、観賞意欲はいまいちなので、個々の名まえをよく知らないし、どれも点々や斑があって似通っているので、図鑑で判別するのも一苦労。

「日本の海水魚」に記されたヒレグロハタの特徴は、「瞳孔より小さな黒色小斑点がある」で、この写真のハタっぽい。
そして、「体の背びれに沿って2~3個のやや大きな黒色斑」で、この写真のハタにも少なくとも2つある。
これが英名の「Blacksaddle grouper」のゆえんなのかな?
「REEF FISHES of the World」によれば、小斑点はみんな同じサイズで、若いうちは大きな白色斑つき。
ということで、この個体は比較的若いんだと思う。

TapouT XTはじめます

2014-05-28 23:05:44 | ホームフィットネス
レスミルズ・コンバットからTapout XTへ
6月からTapouT XTにチャレンジ。
去年の10月にはじめたレスミルズ・コンバットが好きすぎて、やめるにやめられず、60日×4回転した。
夏が来れば、ブラジル・バット・リフトもやらなくちゃ、と思う。
でもこの夏は、TapouT XT。

TapouT XTを知ったのは、アメリカの教えて系サイトや、アマゾンのコメントで、Insanityとよく比較されているから。
概してInsanityのほうがきついとされ、全体的な評価も高い。
まがりなりにもInsanityを60日間やりとげたからには、評価の低いものを選ぶのもどうかと思ったが、レスミルズ同様、MMAベースというところにひかれた。

入手経路
でも、TapouT XT公式サイトからは、日本への販売は行っていない。
USアマゾンも日本には送ってくれず、めったに海外発送する出品者がいないので、ずっとあきらめていた。
最近になって、たまたま「TapoT XT」でググったとき、ダイレクトテレショップで9800円で入手できることを知った。
(ちなみに私は、ダイレクトテレショップを見たことはない。)
さっそく買おうと思ったら、ワークアウトが8種類しかないことに気がついた。
TapouT XTにはもっとDVDがあったはず、と思って、tapoutxt.comをチェックすると、本家は12種類ある。
何が足りないのか?と思って調べてみたら、ダイレクトテレショップのやつには、「バンズ&ガンズ」「スプロール&ブロール」「ムエタイ」「リップドコンディショニング」が入っていないのだ。
バーピーが大嫌いな私は、「スプロール&ブロール」はいらないけど、レスミルズ・コンバットが大好きな私は、もちろん、「ムエタイ」はいる。
バンズ?ヒップも大事だから、「バンズ&ガンズ」もいる。
リップドは、永遠のテーマだから、「リップドコンディショニング」もなきゃダメじゃん。
というわけで、やはり全部欲しい!
日本の通販サイトでも、いくつか出品されていたが、いらないマルチリージョンプレーヤーがついてきたり、パチモンを扱っているという評価が多い店だったり、なかなか購入にふみきれない。
アマゾンがダメならeBayだ。
eBayで評価高い店から、brand newとなっているのを、USD54.99+送料USD22.00でオーダーしたが、まあ、時間のかかったこと。
4/15にオーダーして、手元に届いたのが5/29というていたらく。
ショップはオーダーから24時間以内に発送をしてくれて、到着予想日は4/25だったけれど、実際に手元に届いたのは5/28。
パラオに行っていて、いない間に不在票が入っていたわけで、40日はかかっている。
途中までは「遅い!」と評判のUSPSで、そのあと、さらに「遅い!!」と評判のi Parcelに引き継がれたからだ。
もう来ないんじゃないかと思っていた。

レスミルズ・コンバットの成果
こんなふうに、ちょうど6月からはじめろと言わんばかりに届いたので、大好きなレスミルズ・コンバットは中断。
さて、60日間を4巡したレスミルズコンバットの成果はいかに?
TANITAに乗ってみたら筋肉量が著しく増えていた。
すなわち、残念ながら、2キロの体重増。
へそ上はいい感じだが、へそ下はまだまだ気に入らない。
でも、筋肉量が増え、代謝率もアップし、高めの平熱も復活したので、レスミルズ継続で一定の成果はあがったと思う。
結局、動いた分以上、食べている気はする…。
それと、春先からは、ワークアウト前に、ナンバーバナナを食べるようになったのが、体重増の一因か?
カーディオの日には赤の燃焼系、HIIT系の日にはスタミナ系、ダンベル系の日には筋力系と食べ分け。
これはもしかすると余分かな?
あと、筋量が増えたのは、ワークアウト後に明治スポーツミルクを毎日飲んでたからかもしれない。

TapouT XTいよいよ始動
ひさびさにビーチボディ以外のワークアウトだけに、続けられるか自信がない。
自信がないわりには、早くもTapouT XT2をどうやって入手しようかと考えてみたりもする。
ちなみに、2月からリカバリ対策にとりあげたTai Chengは3月前半のモルディブを機に中断したことで、ふたたび挫折。
ついつい、別に今でなくても…と思ってしまうのがいけない。
よいワークアウトなので、またいつの日か、再開したいと思っているが…

さて、TapouT XTは、ただただ、真っ黒いだけのBOXに入ってきた。
新品は新品だけれど、アウトレットくさい。
DVD12枚+5minutes knock out & power strikeというおまけの1枚、レジスタンスバンド、レッグバンド3本、ワークアウトカレンダー、タオル(いらない…)、TapoutXTステッカー(もっといらない…)、ミールプラン(使わない…)、フィットネスガイドが入っている。
ビーチボディの付属品もちゃっちいが、TapoutXTのレジスタンスバンドやレッグバンドはもっとたよりなげ。
これでこんどこそ、ものすごい効果がありました、ってレポートができればいいのだけれど…。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(187) フタスジヒメジ Parupeneus trifasciatus

2014-05-24 09:25:09 | シパダン図鑑
スズキ目ヒメジ科のフタスジヒメジ。

Doublebar goatfish、フタスジと、日英ともにわかりやすいネーミング。
ロックやコーラルの下によくいて、長いひげをもごもごしながら。水底近くをうろうろ…。
眼は赤いし、ヒメジ系はやっぱり苦手。
ちなみにヒメジの漢字は、なんで?な「比賣知(非買知)」から、なんだかあでやかな「緋女魚」、かわいらしく「姫魚」、妖しく「遊女魚」と、キレ味の悪い見た目に反して、さまざまに表現されてるもんだ。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(186) オオスジヒメジ Parupeneus barberinus

2014-05-23 08:56:43 | シパダン図鑑
スズキ目ヒメジ科のオオスジヒメジ。

砂地はけなげな小物だけじゃない…
60cmにもなる図体のでかいヒメジ、オオスジヒメジもいる。
白砂や、ちょっとガレたところでは、いつもぶおー、ぶおーとお食事中。
だからこいつがいるところ、いつも透明度が悪い。
ごはんは砂中の甲殻類やワームで、エビカニはよしとして、水中のナメクジの類だとか、ワラジムシだとか、有孔虫だとか、なかなかこわいものも食べている。
あごひげから「Dash-and-dot goatfish」とその模様と風貌どおりの名まえ。
はっきり言って苦手…。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(185) ツマグロサンカクハゼ Fusigobius melacron

2014-05-22 08:45:10 | シパダン図鑑
スズキ目ハゼ科サンカクハゼ属のツマグロサンカクハゼ。

白砂の住人、ツマグロサンカクハゼ。
非常にわかりにくい写真だけれど、ツマグロサンカクハゼ。
撮った本人にしかわからないけど、ツマグロサンカクハゼ。
Blacktip sandgobyで、背びれの先端が黒いのだ。
撮った本人には、そのブラックチップが見えるのだ。
コーラルガーデン~ホワイトチップアベニューで、オドリの家を探しに行くと、ほぼこの子たちが門番のようにいる。
白砂に白ボディと保護色で、三角形なだけのハゼなので、ついついスルー。
だから、こんななんだかわからない写真が1枚だけ…。
せっかく頑張って背びれを振って警戒してくれているのだから、こんどはもう少し丁寧に観察しよう。
たぶん…

まりん・らいふ・いん・しぱだん(184)ヤマブキハゼ Amblyeleotris guttata

2014-05-21 08:47:39 | シパダン図鑑
スズキ目ハゼ科のヤマブキハゼ。

西表のミスターサカナによる「目がサッカーボール」というブリーフィングで覚えやすいハゼ。
Spotted prawn-gobyやOrange spotted shrimp goby、ヤマブキにしても、ボディの点々が名まえに採用されている。
こんなにサッカーボール眼なのに…。

オーバーハング内の砂地にぼこぼこいる。
とりわけ、ドロップオフやウェストリッジに多い。
他のハゼ目当てでオーバーハングに侵入すると、真っ先にサッカーボールがふたつ、目に飛び込んでくることがほとんど。
警戒しているけど、なかなか引っ込まないので寄れる。
コンデジでも寄れる。ボケたけれど…。

執着できないハゼだけに、たまーに撮ってもピンはあわない。

そしてなかなか腹黒い!?



まりん・らいふ・いん・しぱだん(183)ヤノダテハゼ Amblyeleotris yano

2014-05-20 08:49:45 | シパダン図鑑
スズキ目ハゼ科ダテハゼ属のヤノダテハゼ。

こちらもバラクーダポイントの砂地の住人。
ヤノダテハゼといえば、尾びれがキレイなハゼなのに、そのFlag-tail shrimp Gobyといわれるゆえんのテールがかくれてる。
キレイなテッポウエビさんも穴の中。
尾びれ、背びれ全開に、テッポウエビつきだと、なかな見がいのあるハゼなのに、こんなふうにしゅっとなっていると地味。
こちらを警戒する視線を感じたとき、このヤノダテハゼに形が似たやつ、なんだ?と思って見ていると、そのうちテールが開いて、あ~、ヤノさんハゼだ!とはじめて気づく。

でも、残念ながら全開な感じの写真がない…。


背びれに薄いブルーのラインが入っていたり、地味なようで、さりげなくカラフル。


まりん・らいふ・いん・しぱだん(182)ヤセアマダイ Malacanthus brevirostris

2014-05-19 08:54:40 | シパダン図鑑
スズキ目キツネアマダイ科のヤセアマダイ。

バラクーダポイントの砂地でよく見かけるのに、ずっとずっと、「ハゼ」、オグロクロユリハゼの親戚かなんかだろうと思っていた。
今回、何ハゼ?と思って調べていたら、ハゼじゃなかった。
その名も、見たまんまな形容詞をひっさげて、ヤセアマダイ。
痩甘鯛。
虚弱そうな名まえにププっ…。
アオマスクやオキナワサンゴアマダイの親戚とは思えぬスリムさ。



ひゅ~どろどろ~と、夕暮れどきの卒塔婆のたった墓地が似合いそう。
英名はなんでQuakerfishなのか、わかりかねるところ。

ちなみに近所のドン・キホーテの水槽に2匹いる。
水槽の前にゆくと、必ず寄って来るフレンドリーさ。
ではなく、テリトリー意識が強いのか、好奇心が強いのか…
そして、にらめっこ状態になると、光の加減によって、目の縁のブルーが実はとても美しかったりする。
バラクーダポイントでは地味な存在だけど、みんな、スルーしないでね。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(181)マダラトラギス Parapercis tetracantha

2014-05-16 08:59:51 | シパダン図鑑
スズキ目トラギス科のマダラトラギス。


Blackbarred sandperchかReticulated sandperchというように、ハワイトラギスとはちがい、あみあみ模様が発色しないし、さらに目がすわっていて、20センチ超えの図体もちょっと大きいので、ふてぶてしささえ感じる。
真正面から見ると、しもぶくれでなかなかユニークなんだけど、人を恐れぬわりには、なかなか真ん前には来てくれない。
だから撮影意欲がわかないおさかな。