くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

メモリアルダイブ

2008-06-30 21:28:34 |  ダイビング


ログブックって、飲みながらつけることが多い。
だからときどきおかしなことになっている。

あと20本弱で1500ダイブ到達、この夏休みでいけるかな?と思ったら、どうも微妙な本数だ。
この期におよんで記念ダイブでもないけれど、100本ごとの節目、それは通過点にすぎなくとも、やはりお気に入りの場所で迎えたい。
私は長い間、ちゃんとしたログブックを持っておらず、旅行先のスーパーで買ったエクササイズブックに適当に書いているので、ごちゃごちゃ。
日本人はほとんどバインダー式のものを使っているので、ローカルに「アナタビンボウ」といわれてしまうのだ。

パラパラと今のログブックをめくってみたら、途中、本数がとんでいたり、だぶっていたり。
これは・・・、と、古いログをひっぱりだしてみたら、案の定、ずれているところが何ヶ所かあった。
飲んでいたから?
日にちとポイント名しかないようなログは、ダイビングがごく普通だったか(つまらなければつまらないと書くので)、飲みが盛り上がっていたか!?

ズレは二百ン十本の段階ではじまり、400本めは、大好きなヴァドゥハウスリーフだと思っていたのが、実はラブアン(サバ州沖、ブルネイがもう手にとるように近くにある場所。WW2で日本が沈めたオーストラリアやアメリカの本格的レックがある。)だったのは、大ショック。
後にも先にも1回しか行ったことのないラブアン、しぶすぎる。

他の100本ごとのダイビングは、モルディブかシパダンで、日時とポイントにズレがあっただけで、同じダイブサイト内だから、まあ、いいか。
でも、悪意なき虚偽の申告でGETした、日付のずれた記念Tシャツや、ケーキがあるわけで・・・。
最終的には、私がカウントしていた本数より、実際の本数が5本多かった。
本数は行きつ戻りつ状態のところと、とんでいたところがうまい具合に(?)入り乱れていたので、ログに入れないとの説もあるレスキューダイバーコースの5本を引けば、帳尻はぴったりあうからよしとしよう!?

世の中には、記念ダイブでジンベイなんかを当てるうらやましい人もいるが、私の場合は、だいたい何事もなく終わる。
出てもせいぜいマンタだ。
ボルネオダイバーズの記念Tシャツは、昔は亀仙人といわれたウェインの絵。
今は、誰か知らないが、絵のうまい人はかわらずいるらしく、日本的ではないカメのイラストがとってもよい。
サザンクロスのウェイターさんデザインの記念ケーキも、とっても好きだ。
なんといっても1000本記念でもらったSDCのハンマーTシャツは、色がグリーンで、みんな修正用ホワイトで、書きにくそうにメッセージを書いてくれた。
スタッフの絵はないかわりに、それぞれ毒舌たっぷりの祝福メッセージが、かえってうれしかった。

きっと、1500本も、きっとシパダンで、ゆる~く通過していくことだろう。
これからは、カウントはしっかりしたい。できるといいな・・・。

Sipadan Graffiti~ログブックのイラストから

2008-06-29 23:40:07 |  ダイビング

18冊目のログブックが終わった。
そして、これまでのダイビング本数のカウントが、どこかでズレてしまっていることに
なぜか気づいてしまった。そこで気合いを入れて、古いログをオープンウォーターの
海洋実習1本目からひっくりかえし、データを地道にExcelに入れてみた。

「ログブックは老後の楽しみのために・・・」なんて言ってた人もいるが、とても老後まで
もちそうもないほど、古いPADIのログブックは黄ばみが進行。そして近年は、ログを
単なるノートに書いていたので、使っているうちからボロボロになってきている。

日付、潜水地、時間、深度、といったデータは、PCにいくらでも残すことができるが、
ログにある、いろんな人のサイン、いろんな人のプリクラ、いろんな人のスタンプは、
ログにあるものこそが唯一だ。ただ、一期一会で、思い出せない人が大半だ。私の
サインもきっと、「これ誰?」な存在として、誰かのログブックに黄ばみながら、残って
るんだろうな。

いわゆるカリスマインストラクターと呼ばれる人から、ショップツアーで1回だけバディ
アップした人まで、サインやメッセージをくれた人たちには、イラストを描いてくれる人
も少なくない。イラストはとてもうれしい。そんな中、シパダンのダイブマスターたちに
よる、名作・迷作・珍作をたくさん見つけた。どれもおもしろくて、いい味だ。

まず、初シパダンのログの最後にあった絵。

log_94.jpg
シパダンでの初ボートダイブでハンマーヘッドシャーク、2本目でマンタが出た。
今思えば、ラッキーなスタートだ。
「タートルメイティングは、午後1時半!」といわれていたほど、昼下がりのドロップオフ
の水面では、しょっちゅうタートルメイティングが繰り広げられていた。
ダイバーは、NIKONOS VにSEA&SEAのYS300で写真をとっていた、90年代半ば
の私なんだろーか!?
この絵はこう見えても、実は、なかなかシュールにシパダンをギューっと凝縮して表現
している。ボルネオダイバーズの真下から、垂直にドロップオフ、途中、ハードコーラル、
ソフトコーラルあり、ボトムにはガーデンイール。間違いなく、シパダンだ。


bumpheads.jpg
Bumpheads!!カンムリブダイ。
北東風が強く、ダイビングもパスしがちだったとき、ログブックがスカスカだったところに
描いてくれた。多分、シパダンでなかったら、カンムリブダイと思わなかったかもしれない。
ナントカシシガシラなるキンギョっぽくもあるなぁ。でも、ほほえましくって、気に入っている。


log_hammerheads.jpg
こちらは、ハンマーヘッドの群れが出たときの絵。
迫力ないハンマーヘッド。でも、かわいいので、これも気に入っている。
このくらいでもいいから、久々に群れがみたい。


leaffish.jpg
ハダカハオコゼ。生真面目で、職人肌のダイブマスター作。そんなキャラが反映されている。


lionfish.jpg
ミノカサゴ。ダイブマスターが、ミノカサゴに刺された日に、自虐的に描いた絵。


lionfish1.jpg
クリーニングシュリンプ、ミノカサゴ、ハダカハオコゼ。
人によって、同じハダカハオコゼも、ミノカサゴも、ずいぶん違った表現だ。


gardeels_jacks.jpg
なんらかのパイプフィッシュ、ガーデンイール、ギンガメ、ツバメウオ、カンムリブダイ。


mandarin.jpg
ニシキテグリ。今は知らないが、PSR前のガレ場のところに、ニシキテグリが棲んでいた。
「サンセットで見せるから、ついて来い」、といわれ、のこのこ潜りに行ったが、現れず。
見ていないのに、ログには、幻のマンダリンが加えられたのだった。


flashlightfishes.jpg
フラッシュライトフィッシュ=ヒカリキンメと、種別不明のウミウシ。
ヒカリキンメは全然似ていないけれど、脱力系な感じがよいな。
夜のタートルカバーン・・・。カバーンの入り口で、水中ライトを消すと、ヒカリキンメのイルミ
ネーション大会になっているのだ。発光ダイオードもびっくりの、フラッシュぶり。二度と同じ
形は見られない、天然のルミナリエにはまって、ナイトダイビングに毎日行ったものだ。
ヒカリキンメ自体は、茶色い地味なサカナで、下まぶたの下に、発光性バクテリアを共生
させているというユニークな存在。彼らがまばたくことにより、フラッシュ効果が生じ、それは、
彼ら仲間うちでの信号的な役割を果たすらしい。(マイケル・オー氏の写真集、「SIPADAN」
の182ページ参照。または、美ら海水族館にいるらしい。)
今はもう潜ることの出来ない夜のシパダン。
今、こうしているうちにも、フラッシュライトフィッシュは、イルミネーション大会なんだろうなぁ。
はぁー。


nobarracudas.jpg
こちらは、どうしてもバラクーダの群れに遭えなかったとき。おふざけで描かれた絵。
ナポレオンは別のダイブマスター作。頭についているのは、コンパスかダイコンか?
永遠の謎。


そして、シパダンがクローズする日に、記念に描いてくれた3点。
log_sipadan_close2.jpg
総集編1、な感じ。

mantarays.jpg
マンタが出たので、マンタも・・・

sipadan_closing1.jpg
総集編2・・・


みんな図鑑も見ず、それぞれの心の中にあるままを描いてくれた。
なのに、みんなみんな、生き物の特徴をよくとらえていて、とっても上手だ。
きっと描いてもらったときは、「サンキュ~!」で終わっていると思うけれど、
こうした絵から、みんなのことも、ダイビングのことも、鮮明に甦り、思い出し
笑いをしてしまう。

つらいことがあったときには、古いログを見てみよう。




つよいぞxD

2008-06-23 19:36:02 |  ダイビング

先日のセレベスエクスプローラーでの初日、1本目のダイビング後、
防水プロテクタを開けたら、水滴が一滴。
「?」・・・これはもしや、やってもーたかな?
でも、Oリングにホコリもついていないし、キズもみあたらない。
きっと、フタを開けたとき、フタについていた水気がとんだんだ。
そういうことにしておこう。

2本目のダイビング、暴挙かな、と思いつつ、そのままカメラを持って入った。
なんとなく液晶に写る画像が不鮮明だけど、透明度が悪いからだと思ってた。

3本目もそのままカメラを持って潜降。ふとレンズ側を見ると、プロテクタの内側に、
キラリと光るものが一粒。むむ!プロテクタの底を見ると、すでにシリカゲルが
ひたひたになっていた。あー、やっぱり。

結局、深度下にて全浸水。それでも上部に2センチくらい空気の層があったのが、
ニクタラシイ。
船に戻ると、xDカードを一応取り出してみた。xDカードは、すでに端子のところに、
腐食がはじまっていた。とりあえず潮を落とすために、xDカードの水洗いという
暴挙に出てみた。

だいぶ日数がたってから、ヨドバシのデジカメプリントコーナーに、xDカードを入れて
みたら、データは生きていたので、CDロムに焼いてきた。 xDカードを入れるスロットは、
完全に浸水したのに、データがこわれないなんて、強いなあ。
でも、どの写真も、微妙に中央部分に紗がかかったかかったような感じで、どうも
2本目の段階で、ばりばり結露してたらしい。そのときに、気づけよ、とわれながら
思うのだった。

napoleon_wta.jpgbumpheads.jpgjacks.jpg
greenturtle.jpgbarracudas.jpgpulausipadan.jpg




Jesselton Hotel

2008-06-23 07:07:02 |  旅行

ジェッセルトンホテルは、コロニアルな風情の、こぢんまりとした、いい感じのホテルだ。
場所は、ガヤストリートという通りにあり、ウィスマムルデカから近い。
小さなホテルなので、レセプションの人が、ゲストの顔と部屋番号をすぐに覚え、何もいわなくても、
部屋のキーが出てくるようなアットホームなホテルだ。

1954年創業なので、古いが、全体的に、こぎれいだ。
客室も、シンプルだが、落ち着く空間だ。
標準的なお部屋は、一人か、カップルでないと、ちょっと狭いかも。
    bilikjesselton.jpg

ただ、プールもないし、インターネットもできない。
また、部屋からのビューは、「通り」しかない。

こちらは、KKBypassという通り側の部屋からの眺め。
ホテルのタンクと、向かいのバックパッカーむけ宿泊施設のビュー。
     bypass.jpg

ガヤストリート側は、商店街ビューだが、街路樹が繁って、グリーン。
このホテルでは、この景色が、いちばんよいのかも。
     gayastreet.jpg

そして、海側からの縦の通り側は、オフィスビルビュー。
     corner.jpg

ホテル自体が低層だし、結局、どの部屋に泊まっても、とりわけ眺望のよい部屋はないのだ。

サバツーリズムのホームページでは、ジェッセルトンは☆☆となっているけれど、☆☆☆と評価
されている、町のシャングリラよりむしろ快適だし、内装もきれい。
KKのホテル全体が、数年前とは、比べ物にならないほど、値上がりをしてしまった昨今では、
コストパフォーマンスは、悪くない。

私にとっては、バクテを食べにいくには、とりわけ便利なホテルといったところ。
ホテルのまん前に、KKでNo1のバクテを出す、佑記茶室がある。
他にも、すぐ近くには、源利茶餐室、金明茶室といったバクテ屋がならぶ。




マレーシア チープおみやげ

2008-06-17 00:26:21 |  旅行
20080611.jpg 
 アポロケーキ。
 24個も入って、たったの5.9リンギット。200円しない。
 1個あたりは・・・ものすご~く安い。

 味は洗練されてはいないが、なんだかおいしいのだ。
 
 空港の免税店の、おみやげ仕様のお菓子は、値段のわりには
 ハズレだったり、単なる欧米のメジャーなメーカー製だったりする。
 スーパーマーケットでロングセラーのお菓子は、その国の人に
 長く受けいられている=おいしいのだ。

20080615.jpg緑は、パンダンリーフという、椰子系の植物の葉の色。
これはパンダン×ココナッツ風味だが、ほかにパンダン
だけのパンダン風味、チョコ味などいくつかある。箱は
鼻セレブをやや大きくした程度で、軽い、安い、日本には
ちょっとない味。マレーシアらしくって、いいおみやげだ。


ココナッツマニア~ココでホリデー

2008-06-15 06:40:33 |  未分類


思わず、「いただきま~す!」と言いたいところですが、
cocotricho.jpg  

non-edible.jpg
Lushからの警告がはいっています。
  「おいしそうに見えますが食べられません!」
手前が「ココへおいで」というボディソープで、
奥が、ソリッドシャンプー「トライコマニア」です。


coco2.jpg  
ヘア・コンディショナー「南の島のココ」は、
まるで、ピニャコラーダのようです。
ジェリータイプのボディソープ「ココ夏ホリデー」は、
色からあんまり食べたい感じはしませんが・・・。

この4点が、その名も「ココでバカンス」という
ギフトセットになって、3180円でした。
cocodevacace.jpg  
こんなかわいいラッピングを「ご自宅用」とは
もったいなくもむなしくもあるのですが、
このココナッツマニアのツボにはまるセットは、
どうやってもスルーできません。
特に、いちばんおいしそうな「ココへおいで」は、
単品販売がなく、その色形からも
使って形がくずれていくのが悲しいですが、
どうしてもほしいアイテムです。

Lushのココナッツアイテムは、そのままかぐより、
洗い上げたあとに甘さが増すような気がします。
忘れた頃に、ときどき、ふわ~っと甘い香りが
たちのぼってくると、アロマなのです。
特に、予期せぬ小雨に打たれたときなどに、
いきなりいい香りにみまわれることがあります。

ココでバカンス・・・
ココナッツだらけのボルネオから帰ってきたのに、
早くも気持ちは次のホリデー。




佑記茶室の佑記肉骨茶

2008-06-13 07:07:38 |  旅のグルメ


ジェッセルトン・ホテルの向かいの通りにある佑記茶室。
佑記はヤオキーと発音するらしい。
KKのバクテ屋のなかで、もっとも人気がある店。
ダイブマスターに聞いても、タクシードライバーに聞いても、みな佑記がいちばん、と言う。
他の店のバクテより、よりストロングな味わいのスープ、よりコラーゲンたっぷり感があり、よりシンプルな構成だ。




タワウも肉骨茶

2008-06-12 23:58:44 |  旅のグルメ

土曜日、シパダンで3ダイブを終えると、セレベスエクスプローラーは、まるで逃げるかのように、
さっさとシパダンを撤収。シパダンからセンポルナまで、セレベス・エクスプローラーの船足では
6時間かかるとキャプテンはおどすが、4時間ほどで着いた。
本来、日曜下船のところ、ものずきな私は、今回も船がセンポルナに着くと、即下船し、タワウへ。
タワウのホテルに着くと、荷物を置くやいなや、即、食べ物を求めて外出。

タワウでは、屋台のシーフード、KEDAI KOPIのミーゴレン、ミースープ、露店で売っているお好
み焼きのようなやつ、山東餃子、ココナッツプリンが食べたい。あれも食べたい、これも食べたい、
でウィッシュリストに限りはないなのだ。もう食いだおれてしまいたい。一時的に胃拡張になってし
まいたい。たとえ、それで太ったとしても、増えたものは、また減らせばよいのだから。そうは思っ
ても、食べられる量に限界があるのが残念だ。

街が、蒼い夕闇に包まれると、タワウのKEDAIは皆、うすぼんやりとした灯りの中で営業している。
目をこするような照度が、ノスタルジックな感じで味がある。適当に歩いていたら、KKのNo1バク
テ屋と同じ名前の、「佑記茶室」があった。「あだばくて~?(バクテアリマスカ~?)」と、言いながら
店に入ると、やさしそうなメガネの店主が、「アリマス~」と片言の日本語。気の強そうなヨメが、
「さゆーる?(野菜は?)」と聞いてくる。何の野菜かと聞くとこれ「これ」、と見せてくれたが、何菜か
はわからない。店主が「オイシイデスヨ~」とまた日本語。あまりに感じがいいので、サユールも
頼んでみた。

バクテの構成は、KKの佑記茶室と、まったく同じ。これは、ご親族かな。
豚のいろいろな部位が入ったスープの茶碗と、具のないスープだけの茶碗、中国茶、チリだけの
シンプルな構成。KKの佑記の方が、スープの味は、より強いが、このタワウの佑記のバクテが、
これまで食べたバクテの中で、いちばんおいしいような気がした。「オイシーデスヨー」の野菜炒めも、
本当においしかった。

サユルとバクテとテでRM9.70だから、300円ってところかな。
なんとなく腹8分目な感じなので、ココナッツプリンをテイクアウトしようかと、いつものオーシャンレス
トランに向かった。行ってみたら、何かの15周年会合をやっており、そんな感じでもないので、すご
すごひきかえした。オーシャンレストランは、夜は、けっこう高い確率で、貸し切られているなあ。

あー。もっといろいろなローカルフードが食べたい!と、思いつつ。タワウの短い滞在は終わった。




シアミル Si Amil

2008-06-11 00:46:44 |  ダイビング
水曜のセレベス・エクスプローラーは、シアミルでダイビング。

シアミルは、シパダンを中心にとらえると、シパダン、マブール、カパライ、そしてその隣が
シアミルという位置関係にあるそうだ。

         celebes_explorer072.JPG

シアミルは、椰子に覆われた小さな島だ。むかいにはダナワンという島がある。ダナワンは、
切り立った岩肌の、赤茶けた島だ。

シアミルをかこむように、ダイビングポイントが6か所ある。私は2回しか行ったことがないが、
2回とも、イーストポイント、マラトゥアリーフ、セレベスリーフの3か所のみだった。いずれも
水底は白砂で、フィッシングで荒らされてしまい、ガレているところと、ソフトコーラルの美しい
場所が交互に展開する。

          celebes_explorer075.JPG

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先週ここで出会えたレアものは、ホタテツノハゼとハナイカだった。(写真なし)
ホワイトマンタが通ることもあるらしいが、マクロな場所と思って行った方がよい。
様々なウミウシが海底を這い、ウミウチワにはピグミーシーホース、バブルコーラルに
オランウータンクラブ、あとはカエルアンコウ、マンティスシュリンプあたりがレギュラー。
透明度も、カパライやマブールに比べると、ずっとよいという印象。
さらに、セレベス・エクスプローラーならでは行けるポイントのため、いつも貸切。

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          celebes_explorer095.JPG

また、ナイトダイビングでは、バンブーシャークがウリだ。

クルーズのスケジュールは、水曜早朝にマブールからシアミルに移動し、その日はシアミル沖
で停泊。翌朝、夜明けとともにマブールに戻る。島にはミリタリーが常駐し、上陸すると、彼らが
案内してくれるらしい。上陸したアメリカ人グループは、猿や美しい蝶がいると喜んでいた。
蚊はいない、というが、虫さされ被害にあいやすい日本人が行ったら、どうだろうか?

シアミルは悪くはない。でも正直、積極的に行きたいとも思わないのだ。