1月22日(土)
23:25発のSQ451便シンガポールゆきを、ひたすら待つ1日。
これはもう、マレに行くしかない。
朝食後、あまり時間をおかずして、ドーニがマレへ出ることになった。
和美さんは、オフィスワークのためにマレへゆく。
新人マルコは、モルディブ就労者必須のメディカルチェックのために、そしてネットを求めてマレへゆく。
カズちゃんは、バケツを買いたいと、そしてやはり、ネットのためにマレへ行く。
唯一のゲストとなった私は、カレーを買うため、そしてあわよくば、iPhone、Wi-Fiにつながれ!とマレへゆく。
母船からマレまで、目と鼻の先と思えるわりには、ドーニでけっこう走る。
水につからない日は、海の上にいても本当に暑い。
フルレ空港あたりは、ジェット機がキーン、水上飛行機がブーン、ドーニがぽんぽんぽんぽん・・・。
かなりの騒音だ。
さらにマレ沖には、大型クルーズ船も停泊している。
「Costa Luminosa」と書かれた船体に、5~6階だてのホテルが乗っかっている感じで、その大きさは圧倒的。
私の目には、その巨大さゆえにモルディブの景色に溶け込めず、エレガントさも感じられずで、写真はとらなかった。
マレに着くと、まず最初に、再集合場所となるカフェ、「Jade Bistro」の場所をチェック。
それからみんなでフィッシュマーケットへ向けて歩き出す。
途中、No1 Jettyの近くで、普通のリゾーターとはちょっと趣きの異なる白人と中国人の一団がガイドつきで観光していた。おそらく、「こすた・るみの~ざ」から降りて来た人々であろう。
和美さんは、中国語を話すモルディブ人をはじめて見た、と感心していた。
そんな人びとを尻目に歩いてゆくと、突然、われわれの頭上に水が降ってきた。
頭上ではビルの窓掃除…。
みんな、ひゃー、と小走りになるが容赦なく、水も滴るいい男・女に。
まあ、ちょっとなんだけど、ひどい。
ほどなくマーケットに到着し、魚市場見学。
水揚げ品はカツオ、キハダといった、外洋性のヒカリモノがほとんど。
魚を一通り見てから、青果の部へ移動すると、バナナやマンゴなどが売られている。
そして、モルディブのチリは、ピーマンに近い形なのを知った。
市場では、マレでのお目当てのカレー粉も売っている。
ほんとうは、市場の方が安いし、英語もよく通じるが、なんとなく踏み切れず、市場をあとにした。
これで私にとってマレ唯一の観光=市場見学が終了し、和美さん&マルコと別れ、かずちゃんとスーパーへ移動。
スーパーは、STOトレードセンターというビルに入っていて、「Peoples Choice Supermart」という。
このスーパーも7年ぶりだが、全然変わっておらず、カレー粉コーナーへ一直線。
カレー粉、ダル豆、チリ…どれもうれしい安さだ。もう成城石井では買えない。
カレー粉には、いろんな種類があるが、黄色いFish Curry Powder、朱色のKandukukulhu Curray Powder、そしてなにやらつぶしがききそうな茶色のTasty Currey Powderの3種類をチョイス。
チャパティ用の粉も迷うが、練り作業に挫折しそうなのでやめておく。
ついでにモルディブらしいカツオチップスも買っておこう。
(後日譚:味つけがしてなく、かつぶしをまんま食べてるような味。職場に持っていったら、一部コアなファンを獲得していたが、私は苦手。)
私がカレーをあれこれ物色しているうちに、スーパーでの用がすんでしまったかずちゃんと別れ、その後もたいして広くない店内をくまなくチェック。
シャンプー、ボディソープは、いけないんだけど、キャップを開けて、くんくん。
アジアでよく見るパームオリーブのバニラの香りのシャンプーがあったので、バニラというだけでGET。
バニラと言っても、根底にあるのは、ハーバルエッセンスや花王のシャンプーなんかにありがちな、安っぽい香りなのだが、甘々で日本にはない、いい香り。
カレーとシャンプー、相反する香りの強い品物ばかりを持ってレジへすすむ。
もちろんモルディブ・ルフィヤ建てなので、USドルを出すとモルディブ・ルフィヤでお釣りが来る。
外国の硬貨って、もてあますことが多いけれど、モルディブは、カメやサカナのデザインのものがあり、ダイバー的にはモルディブコイン萌えなのである。
スーパーを出ると、サーフショップで、ボートショーツやリゾートウェアを物色。
商売気がないので、とても冷やかしやすかったが、特に買いたいものも見つからず、そのまま出てきた。
サーフショップの近くには、アイスクリーム屋もある。
これまでは、いつマレに来てもタイミング悪く、閉まっていたが、今日は営業中。
船のランチ、ディナーで、デザートが出るに決まっているが、このアイス3種盛りの看板を、どうしてスルーできよう?
店の女の子の愛想はよくない。
アイスの盛りもあまりよくない。
そして、オーダーしたココナッツアイスの味はふつう。
さて、アイスクリームショップを最後に、もう寄りたい店もなくなってしまった。
そういえば、マレのツーリストむけのみやげもの屋には、足を踏み入れたことがない。
これからもきっと入らないことだろう。
早いけれど、Jade Bistroで涼もうと、もと来た方向に歩いていくと、ふと、フィッシュパパド(揚げせんべい)を買い忘れたことに気づき、またまたスーパーへ逆戻り。
フィッシュパパドは、4つしか残っておらず、ご自宅用と、友だちへのお土産用に、在庫一掃してきた。
こうして、モルディブ警察や、墓地の前を不要に往復してしまった。暑い。
Jade Bistroに一歩足を踏み入れると、お客はゼロ。なんてsleepyな店なんだ。
ここのウェイトレスの女の子も、笑顔もなく無愛想。
この店で、10ドルだか12ドル以上オーダーすると、Wi-Fiがフリーになるらしく、メールのチェックやオンラインチェックインをしたかったが、メニューには、そんな金額になるほど、飲みたいもの、つまみたいものが見当たらない。
ウェスタンスタイルの店ではあるが、ここはモルディブ、少しはローカルな、スパイシーツナフレーク入りドーナツ的スナックとか、悪甘い紅茶なんかも出せばいいのに。
食べたくないものをオーダーしてまで、Wi-Fiを使いたいわけでもないので、マンゴシェークだけオーダーした。
ほどなくかずちゃんが着き、しばらくすると、スキンヘッドの白人が、ぱらぱらと入ってきて、店はだんだんにぎわってきた。
皆、サングラスを額に、いかにも、「俺、リゾートでSCUBAのイントラやってます♪」って風体のスイス系やジャーマン系。
そして、もれなくラップトップ。
かずちゃんはネットしながら、マレでの戦利品を見せてくれたが、オークリーのサングラスやボードショーツなど、なかなか買い物上手。
と、感心しているうちに、和美さんもやってきた。
かずちゃんは、まだまだネットを使いたいとカフェに残り、私は和美さんと先に母船に戻ることに。
BS2のドーニがマレに迎えに来るのかと思いきや、お隣の人工島フルマーレまでは、公共のドーニで移動。
Jade Bistroの斜め向かいにあるフェリーのりばから乗ったドーニは大型で、中型のバイクを引いて乗り込むローカルも多い。
ドーニを降りると、南中時のフルマーレは、灼けつく暑さ。
コンクリ打ちっぱなしのところとか、照りっ返しがものすごい。
しばらく焦げていると、BS2のドーニがやってきた。
船に戻ると、早くもランチタイム。
和美さんと、最後の正餐。
クルーたちは次のゲストを迎える準備で、船を洗ったり、あちこち清掃したり、バタバタしている。
器材はほぼ完璧に乾き、ゆっくりパッキングをして、ラウンジに置いてある「旅のディベヒ語」を熟読。
ディベヒ語は、ボキャは少ないらしいが、そもそも、ターナ文字が読めないので、覚えられそうにない。
やがて陽が西に傾き、最後のタイガー・ドラフトのオーダー&精算は、シェフが担当してくれたので、昼間買ったダル豆のカレーのレシピをたずねてみた。
シェフによれば、必要なのは、ガーリック、オニオン、チリ、サフラン。
ダル豆を3-4回洗い、他の材料と一緒に煮て、水分減ったらココナッツミルク、塩は最後に加えればよいんだそうだ。
ざっくりすぎて、わかりやすい。
やがて日が暮れ、みんなで最後の晩餐。
そして、風強めの中、記念撮影をしてドーニに乗り移り、20時半頃、フルレ空港へ移動。
セキュリティエリアに入る直前、「ラパスにもキテクダサイ!」
最後にマルコにしっかりラパスのプロモーションをされた。
しっかりしてるねぇ。
さて、マレの空港は、ひとたびチェックインエリアに入ったら、もう外には出してもらえなかった。
なので、チェックインを完了したら、さっさと2階にあがり、出国。
モルディブのMAX30m&1日3ダイブでは、まったく疲れを感じていなかったが、いつもこのフルレで出国すると、どうしようもない疲労感が襲ってくる。たぶん、これで休みが終わり、と思うと、気が抜ける、心理的なものだろう。
それでも、ついつい免税店パトロール。それも、各店二巡はしてみた。
マーレの免税店といえば、ダイビング器材やQuiksilverがあるので、ダイコンとボードショーツが欲しい私は、ちょっとだけ期待してみる。
まずは、ブティックからスタート。
前に、Roxyのスィムウェアを3点ほどまとめ買いしたことがあるが、まったく置いておらず、がっかり。
次のお目当て、ダイビング器材は、電化製品店にある。
Sea&Sea、Suuntoの文字はあるけれど、Suuntoのケースには、かろうじてスポーツウォッチがひとつだけ…。
ま、D9なんて、高額商品は置くわけないか…。
置いてくれればいいのに。
ダイビングギアは申し訳程度にあるが、すでにMy器材を持っているダイバーの購買意欲をそそるようなものはない。
続いて、ザ・免税店的な、香水・化粧品・タバコ・洋酒コーナーも、品揃え豊富なンガポール乗り継ぎをする以上、用はないのだが、いちおう通り抜けてみる。
続いて入った、ハンディ(?)クラフト系の店は、中国人であふれかえっていた。
トロピカルフィッシュをかたどったマグネット、キーホルダー、ポストカード、図鑑、リゾートガイドなどが置いてある。
バリでよく売っているアロマオイルの瓶に「Maldives」とだけはっつけたようなものもある。いったいどこ産?
最後に、香辛料やお菓子の店もチェック。
カレー粉は、空港よりはるかに安いスーパーで仕入れ済なので用はないが、この店はいつも、買っても買わなくても、カレーのレシピを書いた紙をくれるのだ。ところが、今回は、私にはくれない!まあ、家に帰れば、どっかにとってあるからいいんだけど・・・。よほど、貧しそうに見えるのか。
チョコレートや紅茶のパックにはモルディブの島の写真や、パウダーブルーサージョンフィッシュの絵がほどこしてあるが、チョコやクッキーは、アメリカ、オーストラリア、マレーシア産、紅茶はスリランカ産。漁業以外の産物にとぼしいモルディブには、Made in Maldivesのお土産なんてまずないね、と朦朧とする頭で思っていたところに、モルディブらしい小さなココナッツの実が並んでいるのが目に飛び込んできた。これって観葉植物用?なんて、およそありえないことを考えながら、ひとつGET。
寒い日本で、この実を見て、島崎藤村「椰子の実」のように、遠い南国に思いをはせよう…。
結局、ココナッツ以外には買うものもみつからないので、1Fの搭乗ゲートに降りることにした。
ゲート前のセキュリティチェックはチャイニーズで大混雑。かつて、モルディブ=ヨーロピアンリゾートで、チャイニーズニューイヤーに、台湾人や香港人が、数日間押し寄せる程度だったのに、時代は変わったなあ、なんて思っていたら、一人の女子が、私に上海ゆきのボーディングパスを見せて、中国語でなにか質問してくる。筆談ならなんとかなりそうだけど、音は全然わかんない。彼女のボーディングパスを見て、中国東方航空や南方航空まで、モルディブに乗り入れるようになったことを知った。ロシアからも飛んで来ているようだし、ヨーロピアン主流のリゾートの雰囲気も、だいぶ変わったことだろう。
搭乗ゲート手前のセキュリティチェックを通過して、ゲートに到達すると、疲労感はピークに達した。20代の頃から、ゲートでも搭乗まちの間はベンチに座ってるのもしんどいほど。人目もはばからず、ゲートのベンチで横になりたかったが、混んでてそれもできない。
げっそりしながらSQ451便を待っていると、ふと、買ったココナッツの実は、観葉植物用ではないことに気がついた。
外殻は除かれて、内殻だけじゃん。
いったい、何年、南の島に通って、ココナッツ見てるんだ?
どんだけ、ボルネオに行ってるんだ、な、ボケぶりである。
しかも、ふるとチャポチャポ言ってて、中身、思い切り液体じゃん。
これって、料理用?それとも、飲食用?
その後、ボーディングから、シンガポールまでの記憶はない。
通路側に座った気はする。
機内食、なんか食べたっけ?
1月23日(日)
朝7時をまわったところで、シンガポール到着。
こんどは夜21時50分までトランジット。
本来なら、朝の成田ゆきに乗り継いで、夕方には帰れるものを、好んで選んだナイトフライト。
フライトの予約をした頃、というか、8日前までは、たまにはブランド品購入に、お一人さま飲茶に、お一人さまハイティー、そしてスパ、あわよくばアンダーウォーターワールドでもいちどジュゴンと、シンガポールにさまざまな野望があったのだ。
ところが、8日前、アンダーウォーターワールドでジュゴンが見れなかったことですっかりテンションが下がり、あとは足が棒になっただけの記憶しかなく、ふたたびシンガポールに入国しよう、とはさらさら思わない。
あした、羽田について、家に荷物を置いたら出勤なので、チャンギでしっかり休息をとっておこう。
まずは、ターミナル3のトランジットホテルのレセプションにゆき、午前9時半チェックインで予約。
3時間ごとのチャージなので、6時間も休めばよい。
チェックインまで2時間強時間があるが、その間に朝食と買い物第一弾だ。
ホテルからフロア続きにあるフードコートで、BK(バーガーキング)か麺か、なんて迷っていたら、1週間前に、サマセット店に行った、キリニー・コピティアムのチャンギターミナル3店を発見。
先週、うっかり買ったカヤジャムは没収されたことだし、もいちど、カヤトースト、いっとこう。
ここは、サマセット店とは違い、メニューがセット化されていて、もれなくドリンクと温泉たまごがついてくる。
ドリンクは、Kopi(コーヒー)とTeh(ティー)とYin Yang(インヤン=陰陽)から選べる。
「Yin Yangってなに?」と尋ねると、コーヒーと紅茶のMixだという。
トーストをちぎり、なくてもいいと思っているどろどろ温泉たまごにつけて食べる。
ふ~ん、これがローカル風食べ方なのね。悪くない。
Yin Yang、無駄に甘いけど、これも悪くない。
超スローにトーストを食べた後、ターミナル2へゆき、本屋で立ち読み。
この本屋には、トランジットのたびに立ち寄っているので、入ってもよおすようなことはない。
Asian Diver、Lonely Planetなどなど、いろいろチェック。
そして、暇なM.A.Cでは、しっかりメイクされた。
おかげで、あっという間にトランジットホテルへのチェックインタイムが近づき、急いでターミナル3へ戻る。
ホテルの部屋に入ると、即シャワーで、せっかくのM.A.Cメイクも、あっという間にさよなら。
そしてテレビもつけず、6時間眠り、午後3時半にチェックアウト。
こんどはターミナル1へ行ってみる。
まあ、ターミナルの1も2も3も、基本、同じ店の繰り返しなのだが、微妙に品揃えが違ったりすることがある。
ターミナル1に着くと、スナックコーナーみたいなのがあり、カヤジャムの瓶が並んでいるのが目に飛び込んだ来た。
ヤクン(Ya Kun)という、キリニーと同様、るるぶで紹介されていた有名カヤトーストの店。
ヤクンは、豊洲のららぽーとにあるというので、できればキリニーのがほしいが、ターミナル3のキリニーでは売っていなかったので、重いけど、え~い、買っちゃえ!
プラスチックバッグには、ちゃんとシールしてもらった。
ターミナル1でも本屋をチェック、またまたキース・リチャーズ自伝を探すがない。
かわりに、フェルナンド・トーレスの本を見つけ、パラパラとめくったら、美しいのでGET。
大きな文字の英語で書かれている。
せっかくなら、スペイン語の方が、勉強できてよかったのに。
ターミナル1には、ドクターフィッシュのフットスパ(小さな魚たちが、足の角質を食べてくれる)なんかもある。
そして、ターミナル1に飽きると、またまたターミナル2へゆき、夕食にバクテ。
おいしくないっ!
バクテだと思うからおいしくないのだ。
ラーメンのスープだと思えばよいのだ。
こんなハーブっ気の感じられない、白バクテは物足りない。
そして、ターミナル3にもどり、ドラッグ・ストアのガーディアンをチェック。
ドラッグストアずきとしては、各ターミナルのガーディアン、ワトソンズチェックははずせない。
ガーディアンで、アメリカ製の、ココナッツのシャンプー&トリートメントをGET。
こちらも、プラスチックバッグにはしっかりシールしてもらった。
ミニミニココナッツの実に、カヤジャムに、化粧品に、シャンプートリートメントが加わり、液体祭り。
そしてAppleストアを冷やかした後、またまた本屋へ寄ると、キースのかわりに、エリック・クラプトン自伝を発見。
じつは、私は、ギターヒーロー崇拝なのだ。
私にとって、クラプトンは神であり、You Tubeで見た若きリッチー・ブラックモアがカリスマ、エディ・ヴァン・ヘイレンが、高校生の頃からのギターヒーロー。
今は、カサビアンのサージが好きなギタリストである。
でも、今、読みたいのはキースだ。フェルナンド・トーレスの本もあるし、ペーパーバックばかり増えても、そうそう読めないので、クラプトンはまたの機会に見送ることにした。
そして、最後は、セブンイレブンへ。
チャンギのセブンイレブンは、チープお土産の宝庫だったりする。
タイガービールはロング缶ばかりだけれど、同じくターミナル3にあるタイガーのバーで飲むより、はるかに安い。
ザ・免税品仕様のパッケージになっていない、小売店仕様の包装で、チョコレートも安い。
しかも、なぜか、日本・台湾・韓国のお菓子も売っているので、ご自宅用に、台湾のパイナップルケーキを買いあさった。
無駄に長いトランジットタイムも、こうして終わりを告げ、SQ636便、羽田ゆきのゲートにゆく。
液体ポチャポチャ言ってるココナッツ玉は没収かと思いきや、さすがにおとがめなく、無事搭乗。
定刻5:15着のフライトは、時間より少し早くに羽田に着いて、やってきた京急は、品川までノンストップ。
ありがたい。
家には6:20には着き、シャワーを浴びて、冬にはつらい器材洗いもすませ、朝ごはんも食べて、らくらく出社。
総括。
シンガポールには、がっかり。
フェリドゥ・ミームは、楽しい!
羽田って超便利!
23:25発のSQ451便シンガポールゆきを、ひたすら待つ1日。
これはもう、マレに行くしかない。
朝食後、あまり時間をおかずして、ドーニがマレへ出ることになった。
和美さんは、オフィスワークのためにマレへゆく。
新人マルコは、モルディブ就労者必須のメディカルチェックのために、そしてネットを求めてマレへゆく。
カズちゃんは、バケツを買いたいと、そしてやはり、ネットのためにマレへ行く。
唯一のゲストとなった私は、カレーを買うため、そしてあわよくば、iPhone、Wi-Fiにつながれ!とマレへゆく。
母船からマレまで、目と鼻の先と思えるわりには、ドーニでけっこう走る。
水につからない日は、海の上にいても本当に暑い。
フルレ空港あたりは、ジェット機がキーン、水上飛行機がブーン、ドーニがぽんぽんぽんぽん・・・。
かなりの騒音だ。
さらにマレ沖には、大型クルーズ船も停泊している。
「Costa Luminosa」と書かれた船体に、5~6階だてのホテルが乗っかっている感じで、その大きさは圧倒的。
私の目には、その巨大さゆえにモルディブの景色に溶け込めず、エレガントさも感じられずで、写真はとらなかった。
マレに着くと、まず最初に、再集合場所となるカフェ、「Jade Bistro」の場所をチェック。
それからみんなでフィッシュマーケットへ向けて歩き出す。
途中、No1 Jettyの近くで、普通のリゾーターとはちょっと趣きの異なる白人と中国人の一団がガイドつきで観光していた。おそらく、「こすた・るみの~ざ」から降りて来た人々であろう。
和美さんは、中国語を話すモルディブ人をはじめて見た、と感心していた。
そんな人びとを尻目に歩いてゆくと、突然、われわれの頭上に水が降ってきた。
頭上ではビルの窓掃除…。
みんな、ひゃー、と小走りになるが容赦なく、水も滴るいい男・女に。
まあ、ちょっとなんだけど、ひどい。
ほどなくマーケットに到着し、魚市場見学。
水揚げ品はカツオ、キハダといった、外洋性のヒカリモノがほとんど。
魚を一通り見てから、青果の部へ移動すると、バナナやマンゴなどが売られている。
そして、モルディブのチリは、ピーマンに近い形なのを知った。
市場では、マレでのお目当てのカレー粉も売っている。
ほんとうは、市場の方が安いし、英語もよく通じるが、なんとなく踏み切れず、市場をあとにした。
これで私にとってマレ唯一の観光=市場見学が終了し、和美さん&マルコと別れ、かずちゃんとスーパーへ移動。
スーパーは、STOトレードセンターというビルに入っていて、「Peoples Choice Supermart」という。
このスーパーも7年ぶりだが、全然変わっておらず、カレー粉コーナーへ一直線。
カレー粉、ダル豆、チリ…どれもうれしい安さだ。もう成城石井では買えない。
カレー粉には、いろんな種類があるが、黄色いFish Curry Powder、朱色のKandukukulhu Curray Powder、そしてなにやらつぶしがききそうな茶色のTasty Currey Powderの3種類をチョイス。
チャパティ用の粉も迷うが、練り作業に挫折しそうなのでやめておく。
ついでにモルディブらしいカツオチップスも買っておこう。
(後日譚:味つけがしてなく、かつぶしをまんま食べてるような味。職場に持っていったら、一部コアなファンを獲得していたが、私は苦手。)
私がカレーをあれこれ物色しているうちに、スーパーでの用がすんでしまったかずちゃんと別れ、その後もたいして広くない店内をくまなくチェック。
シャンプー、ボディソープは、いけないんだけど、キャップを開けて、くんくん。
アジアでよく見るパームオリーブのバニラの香りのシャンプーがあったので、バニラというだけでGET。
バニラと言っても、根底にあるのは、ハーバルエッセンスや花王のシャンプーなんかにありがちな、安っぽい香りなのだが、甘々で日本にはない、いい香り。
カレーとシャンプー、相反する香りの強い品物ばかりを持ってレジへすすむ。
もちろんモルディブ・ルフィヤ建てなので、USドルを出すとモルディブ・ルフィヤでお釣りが来る。
外国の硬貨って、もてあますことが多いけれど、モルディブは、カメやサカナのデザインのものがあり、ダイバー的にはモルディブコイン萌えなのである。
スーパーを出ると、サーフショップで、ボートショーツやリゾートウェアを物色。
商売気がないので、とても冷やかしやすかったが、特に買いたいものも見つからず、そのまま出てきた。
サーフショップの近くには、アイスクリーム屋もある。
これまでは、いつマレに来てもタイミング悪く、閉まっていたが、今日は営業中。
船のランチ、ディナーで、デザートが出るに決まっているが、このアイス3種盛りの看板を、どうしてスルーできよう?
店の女の子の愛想はよくない。
アイスの盛りもあまりよくない。
そして、オーダーしたココナッツアイスの味はふつう。
さて、アイスクリームショップを最後に、もう寄りたい店もなくなってしまった。
そういえば、マレのツーリストむけのみやげもの屋には、足を踏み入れたことがない。
これからもきっと入らないことだろう。
早いけれど、Jade Bistroで涼もうと、もと来た方向に歩いていくと、ふと、フィッシュパパド(揚げせんべい)を買い忘れたことに気づき、またまたスーパーへ逆戻り。
フィッシュパパドは、4つしか残っておらず、ご自宅用と、友だちへのお土産用に、在庫一掃してきた。
こうして、モルディブ警察や、墓地の前を不要に往復してしまった。暑い。
Jade Bistroに一歩足を踏み入れると、お客はゼロ。なんてsleepyな店なんだ。
ここのウェイトレスの女の子も、笑顔もなく無愛想。
この店で、10ドルだか12ドル以上オーダーすると、Wi-Fiがフリーになるらしく、メールのチェックやオンラインチェックインをしたかったが、メニューには、そんな金額になるほど、飲みたいもの、つまみたいものが見当たらない。
ウェスタンスタイルの店ではあるが、ここはモルディブ、少しはローカルな、スパイシーツナフレーク入りドーナツ的スナックとか、悪甘い紅茶なんかも出せばいいのに。
食べたくないものをオーダーしてまで、Wi-Fiを使いたいわけでもないので、マンゴシェークだけオーダーした。
ほどなくかずちゃんが着き、しばらくすると、スキンヘッドの白人が、ぱらぱらと入ってきて、店はだんだんにぎわってきた。
皆、サングラスを額に、いかにも、「俺、リゾートでSCUBAのイントラやってます♪」って風体のスイス系やジャーマン系。
そして、もれなくラップトップ。
かずちゃんはネットしながら、マレでの戦利品を見せてくれたが、オークリーのサングラスやボードショーツなど、なかなか買い物上手。
と、感心しているうちに、和美さんもやってきた。
かずちゃんは、まだまだネットを使いたいとカフェに残り、私は和美さんと先に母船に戻ることに。
BS2のドーニがマレに迎えに来るのかと思いきや、お隣の人工島フルマーレまでは、公共のドーニで移動。
Jade Bistroの斜め向かいにあるフェリーのりばから乗ったドーニは大型で、中型のバイクを引いて乗り込むローカルも多い。
ドーニを降りると、南中時のフルマーレは、灼けつく暑さ。
コンクリ打ちっぱなしのところとか、照りっ返しがものすごい。
しばらく焦げていると、BS2のドーニがやってきた。
船に戻ると、早くもランチタイム。
和美さんと、最後の正餐。
クルーたちは次のゲストを迎える準備で、船を洗ったり、あちこち清掃したり、バタバタしている。
器材はほぼ完璧に乾き、ゆっくりパッキングをして、ラウンジに置いてある「旅のディベヒ語」を熟読。
ディベヒ語は、ボキャは少ないらしいが、そもそも、ターナ文字が読めないので、覚えられそうにない。
やがて陽が西に傾き、最後のタイガー・ドラフトのオーダー&精算は、シェフが担当してくれたので、昼間買ったダル豆のカレーのレシピをたずねてみた。
シェフによれば、必要なのは、ガーリック、オニオン、チリ、サフラン。
ダル豆を3-4回洗い、他の材料と一緒に煮て、水分減ったらココナッツミルク、塩は最後に加えればよいんだそうだ。
ざっくりすぎて、わかりやすい。
やがて日が暮れ、みんなで最後の晩餐。
そして、風強めの中、記念撮影をしてドーニに乗り移り、20時半頃、フルレ空港へ移動。
セキュリティエリアに入る直前、「ラパスにもキテクダサイ!」
最後にマルコにしっかりラパスのプロモーションをされた。
しっかりしてるねぇ。
さて、マレの空港は、ひとたびチェックインエリアに入ったら、もう外には出してもらえなかった。
なので、チェックインを完了したら、さっさと2階にあがり、出国。
モルディブのMAX30m&1日3ダイブでは、まったく疲れを感じていなかったが、いつもこのフルレで出国すると、どうしようもない疲労感が襲ってくる。たぶん、これで休みが終わり、と思うと、気が抜ける、心理的なものだろう。
それでも、ついつい免税店パトロール。それも、各店二巡はしてみた。
マーレの免税店といえば、ダイビング器材やQuiksilverがあるので、ダイコンとボードショーツが欲しい私は、ちょっとだけ期待してみる。
まずは、ブティックからスタート。
前に、Roxyのスィムウェアを3点ほどまとめ買いしたことがあるが、まったく置いておらず、がっかり。
次のお目当て、ダイビング器材は、電化製品店にある。
Sea&Sea、Suuntoの文字はあるけれど、Suuntoのケースには、かろうじてスポーツウォッチがひとつだけ…。
ま、D9なんて、高額商品は置くわけないか…。
置いてくれればいいのに。
ダイビングギアは申し訳程度にあるが、すでにMy器材を持っているダイバーの購買意欲をそそるようなものはない。
続いて、ザ・免税店的な、香水・化粧品・タバコ・洋酒コーナーも、品揃え豊富なンガポール乗り継ぎをする以上、用はないのだが、いちおう通り抜けてみる。
続いて入った、ハンディ(?)クラフト系の店は、中国人であふれかえっていた。
トロピカルフィッシュをかたどったマグネット、キーホルダー、ポストカード、図鑑、リゾートガイドなどが置いてある。
バリでよく売っているアロマオイルの瓶に「Maldives」とだけはっつけたようなものもある。いったいどこ産?
最後に、香辛料やお菓子の店もチェック。
カレー粉は、空港よりはるかに安いスーパーで仕入れ済なので用はないが、この店はいつも、買っても買わなくても、カレーのレシピを書いた紙をくれるのだ。ところが、今回は、私にはくれない!まあ、家に帰れば、どっかにとってあるからいいんだけど・・・。よほど、貧しそうに見えるのか。
チョコレートや紅茶のパックにはモルディブの島の写真や、パウダーブルーサージョンフィッシュの絵がほどこしてあるが、チョコやクッキーは、アメリカ、オーストラリア、マレーシア産、紅茶はスリランカ産。漁業以外の産物にとぼしいモルディブには、Made in Maldivesのお土産なんてまずないね、と朦朧とする頭で思っていたところに、モルディブらしい小さなココナッツの実が並んでいるのが目に飛び込んできた。これって観葉植物用?なんて、およそありえないことを考えながら、ひとつGET。
寒い日本で、この実を見て、島崎藤村「椰子の実」のように、遠い南国に思いをはせよう…。
結局、ココナッツ以外には買うものもみつからないので、1Fの搭乗ゲートに降りることにした。
ゲート前のセキュリティチェックはチャイニーズで大混雑。かつて、モルディブ=ヨーロピアンリゾートで、チャイニーズニューイヤーに、台湾人や香港人が、数日間押し寄せる程度だったのに、時代は変わったなあ、なんて思っていたら、一人の女子が、私に上海ゆきのボーディングパスを見せて、中国語でなにか質問してくる。筆談ならなんとかなりそうだけど、音は全然わかんない。彼女のボーディングパスを見て、中国東方航空や南方航空まで、モルディブに乗り入れるようになったことを知った。ロシアからも飛んで来ているようだし、ヨーロピアン主流のリゾートの雰囲気も、だいぶ変わったことだろう。
搭乗ゲート手前のセキュリティチェックを通過して、ゲートに到達すると、疲労感はピークに達した。20代の頃から、ゲートでも搭乗まちの間はベンチに座ってるのもしんどいほど。人目もはばからず、ゲートのベンチで横になりたかったが、混んでてそれもできない。
げっそりしながらSQ451便を待っていると、ふと、買ったココナッツの実は、観葉植物用ではないことに気がついた。
外殻は除かれて、内殻だけじゃん。
いったい、何年、南の島に通って、ココナッツ見てるんだ?
どんだけ、ボルネオに行ってるんだ、な、ボケぶりである。
しかも、ふるとチャポチャポ言ってて、中身、思い切り液体じゃん。
これって、料理用?それとも、飲食用?
その後、ボーディングから、シンガポールまでの記憶はない。
通路側に座った気はする。
機内食、なんか食べたっけ?
1月23日(日)
朝7時をまわったところで、シンガポール到着。
こんどは夜21時50分までトランジット。
本来なら、朝の成田ゆきに乗り継いで、夕方には帰れるものを、好んで選んだナイトフライト。
フライトの予約をした頃、というか、8日前までは、たまにはブランド品購入に、お一人さま飲茶に、お一人さまハイティー、そしてスパ、あわよくばアンダーウォーターワールドでもいちどジュゴンと、シンガポールにさまざまな野望があったのだ。
ところが、8日前、アンダーウォーターワールドでジュゴンが見れなかったことですっかりテンションが下がり、あとは足が棒になっただけの記憶しかなく、ふたたびシンガポールに入国しよう、とはさらさら思わない。
あした、羽田について、家に荷物を置いたら出勤なので、チャンギでしっかり休息をとっておこう。
まずは、ターミナル3のトランジットホテルのレセプションにゆき、午前9時半チェックインで予約。
3時間ごとのチャージなので、6時間も休めばよい。
チェックインまで2時間強時間があるが、その間に朝食と買い物第一弾だ。
ホテルからフロア続きにあるフードコートで、BK(バーガーキング)か麺か、なんて迷っていたら、1週間前に、サマセット店に行った、キリニー・コピティアムのチャンギターミナル3店を発見。
先週、うっかり買ったカヤジャムは没収されたことだし、もいちど、カヤトースト、いっとこう。
ここは、サマセット店とは違い、メニューがセット化されていて、もれなくドリンクと温泉たまごがついてくる。
ドリンクは、Kopi(コーヒー)とTeh(ティー)とYin Yang(インヤン=陰陽)から選べる。
「Yin Yangってなに?」と尋ねると、コーヒーと紅茶のMixだという。
トーストをちぎり、なくてもいいと思っているどろどろ温泉たまごにつけて食べる。
ふ~ん、これがローカル風食べ方なのね。悪くない。
Yin Yang、無駄に甘いけど、これも悪くない。
超スローにトーストを食べた後、ターミナル2へゆき、本屋で立ち読み。
この本屋には、トランジットのたびに立ち寄っているので、入ってもよおすようなことはない。
Asian Diver、Lonely Planetなどなど、いろいろチェック。
そして、暇なM.A.Cでは、しっかりメイクされた。
おかげで、あっという間にトランジットホテルへのチェックインタイムが近づき、急いでターミナル3へ戻る。
ホテルの部屋に入ると、即シャワーで、せっかくのM.A.Cメイクも、あっという間にさよなら。
そしてテレビもつけず、6時間眠り、午後3時半にチェックアウト。
こんどはターミナル1へ行ってみる。
まあ、ターミナルの1も2も3も、基本、同じ店の繰り返しなのだが、微妙に品揃えが違ったりすることがある。
ターミナル1に着くと、スナックコーナーみたいなのがあり、カヤジャムの瓶が並んでいるのが目に飛び込んだ来た。
ヤクン(Ya Kun)という、キリニーと同様、るるぶで紹介されていた有名カヤトーストの店。
ヤクンは、豊洲のららぽーとにあるというので、できればキリニーのがほしいが、ターミナル3のキリニーでは売っていなかったので、重いけど、え~い、買っちゃえ!
プラスチックバッグには、ちゃんとシールしてもらった。
ターミナル1でも本屋をチェック、またまたキース・リチャーズ自伝を探すがない。
かわりに、フェルナンド・トーレスの本を見つけ、パラパラとめくったら、美しいのでGET。
大きな文字の英語で書かれている。
せっかくなら、スペイン語の方が、勉強できてよかったのに。
ターミナル1には、ドクターフィッシュのフットスパ(小さな魚たちが、足の角質を食べてくれる)なんかもある。
そして、ターミナル1に飽きると、またまたターミナル2へゆき、夕食にバクテ。
おいしくないっ!
バクテだと思うからおいしくないのだ。
ラーメンのスープだと思えばよいのだ。
こんなハーブっ気の感じられない、白バクテは物足りない。
そして、ターミナル3にもどり、ドラッグ・ストアのガーディアンをチェック。
ドラッグストアずきとしては、各ターミナルのガーディアン、ワトソンズチェックははずせない。
ガーディアンで、アメリカ製の、ココナッツのシャンプー&トリートメントをGET。
こちらも、プラスチックバッグにはしっかりシールしてもらった。
ミニミニココナッツの実に、カヤジャムに、化粧品に、シャンプートリートメントが加わり、液体祭り。
そしてAppleストアを冷やかした後、またまた本屋へ寄ると、キースのかわりに、エリック・クラプトン自伝を発見。
じつは、私は、ギターヒーロー崇拝なのだ。
私にとって、クラプトンは神であり、You Tubeで見た若きリッチー・ブラックモアがカリスマ、エディ・ヴァン・ヘイレンが、高校生の頃からのギターヒーロー。
今は、カサビアンのサージが好きなギタリストである。
でも、今、読みたいのはキースだ。フェルナンド・トーレスの本もあるし、ペーパーバックばかり増えても、そうそう読めないので、クラプトンはまたの機会に見送ることにした。
そして、最後は、セブンイレブンへ。
チャンギのセブンイレブンは、チープお土産の宝庫だったりする。
タイガービールはロング缶ばかりだけれど、同じくターミナル3にあるタイガーのバーで飲むより、はるかに安い。
ザ・免税品仕様のパッケージになっていない、小売店仕様の包装で、チョコレートも安い。
しかも、なぜか、日本・台湾・韓国のお菓子も売っているので、ご自宅用に、台湾のパイナップルケーキを買いあさった。
無駄に長いトランジットタイムも、こうして終わりを告げ、SQ636便、羽田ゆきのゲートにゆく。
液体ポチャポチャ言ってるココナッツ玉は没収かと思いきや、さすがにおとがめなく、無事搭乗。
定刻5:15着のフライトは、時間より少し早くに羽田に着いて、やってきた京急は、品川までノンストップ。
ありがたい。
家には6:20には着き、シャワーを浴びて、冬にはつらい器材洗いもすませ、朝ごはんも食べて、らくらく出社。
総括。
シンガポールには、がっかり。
フェリドゥ・ミームは、楽しい!
羽田って超便利!