くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(251)シロタスキベラ Hologymnosus doliatus

2017-11-28 12:12:35 | シパダン図鑑
ベラ科、シロタスキベラ属、シロタスキベラ。


バラクーダポイントの内側で会ったカマスのような細身のベラは、シロタスキベラ♀。
英名はPastel Ringwrasseというそうで、♀はパステルカラー。
成魚雄相は、パステルというよりはヴィヴィッドな色合い、えらぶた後方に、白いタスキをかけたような模様が入り(たぶんこれが英語脳だとリングになる)、体高ももっと高くなる。
ガレ場すれすれでは、幼魚、若魚、成魚♀と3ステージは見たけれど、♂はまだ会えていないのか、単に気づけていないのか…。

若魚。


そして幼魚。


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まりん・らいふ・いん・しぱだん(250)クロフチススキベラ Anampses melanurus

2017-11-24 09:41:09 | シパダン図鑑
ベラ科、ススキベラ属、クロフチススキベラ。


ひとつ前に紹介したホクトベラ♀と似ている。
水中でささっと泳がれたら、私は、「あ!ホクトベラ!」と思ってしまう。
でも、White-spotted wrasseで、ホクトベラのドットよりおおざっぱな感じだし、Black Tailで黄色い尾の縁は黒いのが違い。
その尾っぽの縁が黒いので、クロフチススキベラ。
目つきもちがう。
そして、ホクトはインリーフ派だし、クロフチはドロップオフ派である。
バラクーダポイントで、ホクトはリーフの内っ側の、浅めのガレ場の白っぽいエリアで会ったが、クロフチススキベラは、外洋に面したリーフエッジで会ったというように、住む場所も違う。

成魚♂は、顔の点々が線となり、体のセンターの点々2~3列ぶんくらいが黄ばみ、婚姻色ともなればレモン色に輝くようだ。
数少ないシパダンでのダイビングチャンスがあれば、頑張って探してみよう。
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(249)ホクトベラ  Anampses meleagrides

2017-11-22 19:16:34 | シパダン図鑑
ベラ科、ススキベラ属、ホクトベラ。


Spotted wraseeやDotted Wrasseで黒いボディに白い点々と、Yellowtail wrasseで黄色い尾びれが特徴。
ドットずきにはたまらなかったりして!?
でもこの特徴は♀相。
成魚♂は、全身が茶色がかった色彩となり、青いウロコが目立ってドットは消え、顔にMarble wrasseと呼ばれるのもうなずける大理石状の模様が出る。
たぶん、シパダンで見ていないように思う。見過ごしているだけか…。

それにしても、目まぐるしい泳ぎで、見かけても、なかなか思うようにこちらを向いたショットが撮れない。
バラクーダポイントでなんとか1枚撮るも、TGじゃついていけない。
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(248) タレクチベラ Hemigymnus melapterus

2017-11-21 09:03:44 | シパダン図鑑
ベラ科タレクチベラ属のタレクチベラ。

英語ではBlackeye thicklip wrasse、黒い瞳と分厚い唇が特徴。
とはいえ、目がぐりんぐりんと黒目がちなのは、これよりもう少しお子様な頃。
老成してくると、もっとウロコが目立ったり、雄相は緑がかってきて、目も小さくなる。

こちらはバラクーダポイントのインリーフ側のスロープのあたりで見かけた個体。
Half-and-half wrasseとも呼ばれ、白黒のツートンカラーからだろう。
Fishbaseによれば、学名Hemigymnusはギリシャ語で、hemiがhalf、gymnosはnaked、半分裸。
魚類学者のイマジネーションってすごい。

シパダンでもよく見かけるけれど、一瞬で泳ぎ去られるか、口から砂をポロポロって姿のどっちか。
特徴的な唇で、砂をほじくったり、ガレ場の死んだサンゴをどかしては、底生の甲殻類や小魚をポリポリ。


宜野湾で見た幼魚は、サンゴの間にかくれる大きさでかわいかった。
シパダンでは幼魚を見たことないけれど。
夜は横になって寝るという。
シパダンでのナイトは、今となっては夢のまた夢だけど。
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(247) アカテンモチノウオ Cheilinus chlorourus

2017-11-20 11:24:44 | シパダン図鑑
ベラ科モチノウオ属のアカテンモチノウオ。


こんな鈍い色合いですが、「花のベラ」ですよ。
英語でのコモンネームはFloral Wrasse!
あとはMaori wrasseとも呼ばれ、Dotted Maori、White-dotted Maori、Yellow-dotted Maori Wrasse、Yellow-spotted Maori Wrasseなどなど、まあ点々ニュアンス、
成魚は頭部に多数の赤い点があり漢字の赤点持之魚となる次第。

バラクーダポイントのインリーフのガレ場で遭遇した、点々が白いこちらはまだ若者。

Thicklip Wrasseとも呼ばれ、カニの足をひと噛みでちぎるほど強いアゴを持つという。

成魚男女にいつか会えるかな?
図鑑を見る限り、成魚の男女ともフラワー感は感じられなかったけれど。
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バリ2017(2) ホーム21バリ 2017/9/16-21

2017-11-17 22:03:41 |  ダイビング
HOME21 Bali
聞いたこともないという表情の、まだ若いドライバー。
「じゃらんむくてぃさりにあるホテル。」と答えても、伝わらない。
「地図あるよ。」と地図を渡すが、それでもわからないらしく、タクシーカウンターから車寄せまで歩く途中、ドライバー君は、ベテランぽいおじさん達に「HOME21ってどこや?」と聞きまくっている。
新しいホテルなので、そんなこともあろうかと思って、Google mapをプリントして、所在地にマーカーつけて、住所も「Jl. Mukti Sari No.11, Sanur Kauh, Sanur」とわかるようにしてきたのに。
地図みて、おじさん達は、なんとかかんとか言っているが、果たして、わかって話しているのかどーか。

空港からの、見覚えのある道を走り、サヌールエリアに入ると、またまた「どこか?」と尋ねてくるドライバー。
「じゃらんむくてぃさり!」を連呼する私。
どうやら、Jalan Mukti Sari自体がどこかわかっていないと見た。
そんなにマイナーなストリートなのか?
空港タクシーのドライバーたるもの、リゾートエリアのホテル名とストリートネームくらいは熟知しているべきだー!

場所がわからず不機嫌そうなドライバー。
地図まで用意してきてるのに、わからんのかいと不機嫌な私。
地図なんども見て、なんとかJalan Mukti Sari到達。
そして、通りに入ったら入ったで、「どこだ?」というので、地図から目星はつかんのかいと思う。
住所の「すぶらす(11)!」を連呼しても、外国人で言葉が通じないものとハナっからスルーなのか、本当にわかっていないのか。
通りを2往復してもホテルを見つけることができず、ドライバーも私も、双方イラってぃんぐ。
ついには、HOMESTAYと書いてあるところで、「HOMEと書いてある」と降ろそうとするドライバー。
冗談じゃない。誰がこの知らない通りを炎天下の中、28キロのダイビングバッグとキャリーケース引っ張って歩くか。
WiFiレンタルはしていないし、ローミングもしないので、財布からコインを探して、電話代払うから電話で確かめろ、と言おうと考えはじめたら、ようやくタクシー会社に電話をかけて、やっと場所が判明した様子。
やはり今回も、空港タクシーは腹立つ乗り物だった。
ブルーバードもUBERも空港敷地内には入れない規制というのが腹立たしい。

で、HOME21 Bali。


取り扱いカードはVISA、MASTERとなっていたが、AMEXも使えた。
クレジットカード手数料が3%加算されるが、5泊でRp.2,758,926也。
割り当てられた部屋は3階。


屋根のてっぺににはバリ鳩ポッポー。


エレベーターはないので、大きな荷物は従業員の男の子2人が、えっちらおっちら運んでくれる。
このホテルスタッフは、みんな感じがよい。

ルームナンバーは304。
ツインベッド。

カーテンを開けると、まる見えだけれど…。

好きなタイプのデザイン。


調度品の数々がおしゃれ。

毎日ミネラルウォーターが2本支給され、コーヒー、紅茶がある。
冷蔵庫(空っぽ)ももちろんある。

あひるかわいー!




バスルーム。
洗面。


クローゼットはバスルームにあって、セーフティBOXもある。
タオル掛けは、簡単に持ち運べるので、重宝。


シャワーのみ。





続いて、1階のパブリックスペース。
エントランスは小さく、レセプション兼カフェ仕様な感じ。

朝食はここで。




プール。

プール前の部屋は落ち着かなそう。
といっても、全室引き戸のガラス張りなので、カーテン必須。







プールサイド。










プールの奥へすすむ。




サーフボード置き場。

オーナーがプロサーファーということで、サーファー仕様。
ついでにダイビング器材洗い場と干場を作ってください!
もっとも、2階以上の部屋は、西陽がガンガン当たるので、部屋の前に干しておけばよくかわく。



なんかいろいろ、いちいちかわいい。










景色。
海は見えないけれど、サヌールらしい家並みが続く。













このホテルのいいところは、お手頃だけれど、きれい、スタッフの感じがよいこと。
海や、ツーリストむけのレストランや店のあるエリアからは離れており、ローカル色濃いのもなかなか良い。
近くにスーパーもあるので、日用品調達には困らない。
ホテルのななめ向かいの道端で、毎日サテが焼かれ、ローカルが行列するだけあって、おいしいサテもすぐそば。
難点は、タクシーにわかってもらえないこと、そして、モーターの音(水をタンクに組み上げる)がうるさいこと。

場所もわかったし、また泊まってもいいかも。
実際には、サヌールバイバスからジャランティルタナディという通りがジャランムクティサリにちょうどぶつかったところにある、サヌールのはずれに位置するものの、けっこうわかりやすい場所にあるのだった。

まあ、ホテルのサインは目立たないし、車にのっていれば、壁にかかれた大きな文字は見えないな…
いずれにしても、海が好きな人は、視覚的にこのホテル、気に入ると思う。
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