くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(246)ヨゴレアオダイ Paracaesio sordida

2016-07-30 08:05:51 | シパダン図鑑
フエダイ科アオダイ属のヨゴレアオダイ。


漢字は汚青鯛、Fishbase上の英名はDirty ordure snapper。
しかもordureは排泄物…
沖縄方言でもヒンガーシチューマチで、ヒンガーには薄汚れたという意味だそうだ。
まったくヨゴレ、ヨゴレって、とサカナが怒りそうな名前である。
たしかにさえない色味で、薄汚れた感は否めない。
別英名はFalse Fusilier。
インチキタカサゴってとこですか?
言われてみれば、色の悪いウメイロっぽい。
シパダンのあるマレーシアでもイカンコトル(kotor:汚い)がまさかついてないよね、と思ったら、大丈夫Sulit-tana perakだった。
このお魚の名誉のためには、さらなる別名、Blue snapperというのがいちばんよさそう。


実は美味らしい。
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マクタン・マクロ旅 2016年6月編(5)6月29日(水)帰国編 オーシャンクルーズホテル、タクシー備忘録

2016-07-28 14:44:44 |  旅行
オーシャンクルーズホテル
4泊5日したオーシャンクルーズホテル。
マリバゴブルーウォーターをとってはみたものの、おひとりさまには、どう考えてもムダである。
いっそホテルカリフォルニアかホテルサンフランシスコでチープにあげるか迷っていたところ、ダイビングサービスから、最近お客さんにコスパが良いホテルに、オーシャンクルーズホテルがあると紹介してもらった。

オーシャンクルーズホテルは、ホテルズドットコムやブッキングドットコムで知っていたけれど、外観のセンスがちょっと…で敬遠していた。

モルディブのサファリボートにくっついている、かっちょ悪いドーニみたい。
それに、韓国人オーナーなので、ホテルのサイトを見ても、ハングルばかりで、韓流無関心な私には万事休す。
でも、口コミはすこぶるよい。

セブに着陸した時は晴れていたけれど、その後はずっと曇り。
最終日の朝にして、やっと青空。

朝食は7:30〜8:30に、3階のテラス部分で。


晴れていると、朝とはいえ、オープンエアーでの食事は汗だく。
アメリカンブレックファストは、卵、ベーコン、ソーセージ、お野菜ちょびっと、あとはパンかライスを選ぶ。
ドリンクは、コーヒー、アイスティー、マンゴジュースから選ぶ。


4泊した部屋。
部屋は狭いけれど、こぎれいで問題なし。

ミネラルウォーターのボトル2本、インドカフェだったか甘いコーヒーと紅茶のパック、韓国製歯ブラシセットがコンプリメンタリー。
テレビはローカル放送だけ。
エアコンは温度調整が微妙で、寒いか暑いか。
wifiは微弱。
ベッドのへりに座ればつながるが、頭の方だとNGだったり。
カーテン開ければ、商店と民家ビュー。

そしてトイレ&シャワールーム。

トイレとシャワーの間はカーテンで仕切れるだけだけれど、バスルーム全体が水浸しになるようなことはない。
バスタオルとフェースタオルを2本ずつ、毎日支給。
難点は、シンクに清潔感がなく、汚水間から微妙に悪臭が漂うこと。
ダイビングから帰ってくると、しばらく臭っ!と思う。
それでも安いので、すべて大目に見る。
3階の部屋だったが、階段の段差が一か所、著しく大きいところがあり、毎度段差攻撃にドキッとする。
エレベーターはないが、荷物はスタッフが運んでくれるから大丈夫。
チェックアウト前には、「お荷物とりに行きましょうか?」と電話もくれる。
みんな礼儀正しいし、チップも要求しない。
RUDEなホワイトサンズなんかより、ここのスタッフのほうがずっとよい。

スーパーマーケット「Savemore」もすぐで便利。
ドライマンゴ買いに行ったら、今回は7Dがなかった。
魅惑の南国フルーツいっぱい。
今回は、帰る日まで寄る時間がなかったが、フルーツ、買いたかったな。



ドリアンをぷらーんとひっさげて帰るなんて、なんて素敵なんだろ?






白いタクシー
リピーターの方々によれば、今、タクシーはグラブタクシーのアプリで呼ぶものらしい。
アプリのない私はレセプションに、チェックアウトの12時にあわせてタクシーを呼んでもらった。
さて、白いタクシーに乗り込むとメーターが見えない。
「メーターはどうなってる?」と尋ねると、ミラーのかげに、せこくスーパーのチラシみたいなので隠してある。
メーターを使うように言うと、メーターを押す仕草をするものの、数字がよく見えないので、「行きの金額以上は払わない」と宣言。
ドライバーはへらへらしている。
こいつは疑ってかからなければ。
道中、「ここは何々で…」というように、場所を説明しながら喋べり続けるドライバー。
そして、空港につくとメーターの数字は1400ペソ。
「行きに150だったものが、そんなにんるわけないだろー!」とボルケーノ。
「じゃあ400。僕のガイド代。」
「何言っちゃってるの。何もあげたくないけど、通常メーター分に50やるから」と200だけつかませて立ち去る。

往きのドライバーが善良だっただけで、やはり油断もすきもない。
メーターは二重チェック、車番を控えることは怠らないようにしないといけない、と、セブビギナーは肝に銘じるのであった。
こういうところが、やはりフィリピンを好きにはなれないところだ。
そういうことのないボルネオってやっぱりいいわ~、とボルネオへの郷愁(?)は募るばかり。
でもボルネオには、もっとてごわい過激ムスリムがやってくるという難点も…。


SQ5088 セブ15:25 シンガポール18:55
白いタクシーにカッカしながらターミナルに入ると、出発までまだ3時間以上あるのに、もうチェックインは始まっていた。
そして、先客ら、超時間がかかる。
カウンターのスタッフは、「大変お待たせして申し訳ありません」の挨拶から。
でも私は、分殺で完了。

出発前、カフェでこの旅最後のサンミゲルとアイス。
不適切な取り合わせ。
午後1時をまわり、空腹感はあるが、機内食もあることだし…

鼻風邪は本格化し、空いている店内、人目もはばからずブーブー鼻をかむ。
ビールでさらに鼻もつまる。
wifiが来ないので、TG-4やGoproからiPhoneにデータ転送して暇つぶし。

やっと搭乗時間となり、機内に入ると、きょうはぱらぱらと空席がある。
去年の10月は、ダバオ経由だったが、今回はシンガポールまでノンストップ。
今日の機材は、機内wifiにつないで、自分のモバイルでエンターテイメントが見れる。
といっても、シルクエアー運航なのでプログラムは少ない。
そして今日も、往き同様、カイトサーフィンのイケメンを見るのであった。

機内食。
この旅のアジアンベジタリアンはこれでおしまい。

シルクエアーのクルーは、いまいち愛想がよくない。
が、ひとりたまたまコーヒーカップを回収に来た年かさのクルーは、ザ・接客のプロみたいな笑顔で、寝ようと思っていた私に「何かお飲みになりませんか?」と言ってくれるので、「じゃ、タイガー!」
そしてまた、鼻がつまる。


SQ636 シンガポール22:45 羽田06:45
チャンギのターミナル2に着くと、すぐにスカイトレインで、羽田便が出発するターミナル3に移動。
乗り継ぎ3時間50分。
おなかもすいていないが、19時すぎで、次の機内食にありつけるのは夜中だから、何かつまみたいと、ターミナル3のフードコートをうろうろしてみる。
ヤングココナッツもあるが、一玉500-600円でコタキナバルのマーケットの半分くらいの大きさのくせに8倍値とは何事、と思うと、絶対買いたくない。
麺も、コタキナバルのクダイコピが私のスタンダードなので、すべてが高い。
結局ケチってコンビニへ。
カップヌードルのラクサと、ココナッツウォーター。

やはりこっちのラクサの方が日本版よりパンチがあって美味。
ココナッツウォーター「if」は、タイ産で甘すぎだけど、クセはない。
まあ、アジアふうでまとまった。

食べ終わったら明日は会社直行なので、シャワーを浴びてからゲートへ向かう。
ゲートは、座るところを探さなければならないほど混んでいた。
機内は、眠るために窓側の席を指定。
この便のスペシャルミールは、ヴェジタリアンではなくフィッシュミールをリクエスト。
予想通り、1食めは、ホットツナラップ。
眠らなければいけないので映画を見ている場合ではないし、トイレに行きたくないのでビールも自粛。
イヤホンつけず、パーソナルスクリーンに「ジャングルブック」をつけっぱなしにしていたら、結局全部無声映画状態で観てしまった。
やっと眠ったと思ったら、2食めで起こされ…
スペシャルミールから先にサーブするので、他の人々より小一時間早く起こされ、うーん、午前4時。
こんどはサーモンオムレツ、起き抜けで味もしてこない。

そしてフライトは、定刻より50分ほど早く着いた。
これなら、会社に直行せずに家に帰れる。
家に7:40すぎにたどり着き、器材を浴槽に、洗濯ものは洗濯機に突っ込む。
ついでに無謀だなと思いつつ、シャワーまで。
梅雨真っ只中の東京。
結局、シャワーは愚挙以外のなにものでもなく、髪が完全に乾かぬまま出かけることとなり、風邪の上塗りとなった。
でも、仕事中眠くもならず、鼻をグズグズさせながら、次はいつセブに行けるかな〜、とさっそく画策を始めるのであった。
それよか、シパダン、どーしよー。
と、常に私を支配するのは、シパダンなことには変わりない。
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マクタン・マクロ旅 2016年6月編(4)6月28日(火)ハゼをたずねて深海へ

2016-07-25 22:19:45 |  ダイビング
最終日。
きょうはDEEPでDEEPなハゼワールド。
ポイントが遠いので、7時ピックアップ。
オーシャンクルーズホテルの朝食は7時半からなので、朝食抜きで出発。
DEEPとハゼを思えば、朝飯が食べられない、それがなんだ!

夕べはニワトリはトチ狂ってなかったけれど、こんどはエアコンにやられた。
SAMSUNGめ…
27度だと暑い、26度以下にするとパンダ室か?と思える冷え冷え。
寒くて切ると、すぐに暑くなる。
これを繰り返していたら、温度下げたまま、寝落ちしてしまった。
目覚めたら、微妙に鼻水がぐずぐず。
やっちゃった…


1st dive マッドマン
風邪気味になったものの、水に入れば快調。
40m以深まで、鼻もつままず耳スポスポ。
暗くて、視界の悪い、砂泥の水底にたどり着くと…

まずはイエロースポットタイルフィッシュ。

ボケボケ…
アオマスクの親戚。

イトカケホオカギハゼ?


しもぶくれっぷりが、か…かわいい。


テッポウエビSP。




どんどん、もくもく。


・・・・・


大好きなフトモイアンティアスもいたけれど、発色もしなければ、ちゃんと撮ることもできなかった。
もっともっとマッドマンにいたかった。
90分くらい、滞在したい…。


2nd dive サンドマン
潮通しのよい外洋で潜ることが多い私には、なじみのないヤツシハゼ属やらがいっぱい。
着底すると、次から次へとハゼ登場。
透明度悪いし、さっさと引っ込まれ、半身だけで、判別困難…


たぶんホワイトアイシュリンプゴビー。


ニュウドウダテハゼ。


スパングルドシュリンプゴビー。


スクリブルドシュリンプゴビー。

さっさとひっこまれて、このありさま。

お次も超警戒。ヤツシハゼの仲間かな?


唐突にトゲトゲウミウシ登場。引っ込まないからうまく撮れるってもんでもないんだけれど…


20mよりも浅い世界に戻ってきて、レイドシュリンプゴビー。


レッドマージンシュリンプゴビー。




申し訳ないが、どうでもよいと思っている、ヤマブキハゼ。


なぜかヒラメっこ。



遠くまで来たので、今日のランチは船上ラ王。

私がDECO消して上がってエキジットしたときに、タイミングよくできあがり~。
おいしー。

Nitrox50のチェーサーで万全だけど、明日のフライト、16時半だし、鼻がぐずぐず言っているし、2本にしておこう。
今回のマクタントリップは10ダイブにて完了。
3本目をパスしてバンカーボートでうだうだしていると、やっと晴れてきた。


サービスに戻ったら、器材洗ってもらって、干して…
近所の中学生(?)女子が、パピーを抱っこしてきた。
かわいい!


良く動き回る!


かわいいかわいいと喜んでいたら、干してあった私のウエットスーツに1滴だけオシッコもらした…。
あわてて、器材撤収!












夕食は、スペイン料理屋へ。
パエリャをたのんだら、砂だらけだったと噂の!?
きょう到着したご夫婦も合流して、大人数になったから、いろいろオーダー。














パエリャ、大丈夫だった。
マクタン、また来よう!
シパダンが恋しいことには変わりはないが、マクタンもMUST GOになった。
体はひとつ、お金もなしで、これは悩ましいことだ。
長い間、シパダン・モルディブでローテーションが確立していたのに…。
マクタンで潜ると、銀塩の終焉とともに決別した一眼をまた手にしたくなる。
もっともっと背びれのかっちょいいハゼたちをバッチリ撮りたい。
早よ当たれ、ジャンボ!ロト!、と買ってもないのに、願いをかける、虚しい旅の終わり…。
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マクタン・マクロ旅 2016年6月編(3)6月27日(月)ベラに翻弄されまくりの1日

2016-07-18 22:22:43 |  ダイビング
6月27日朝。
夕べは、なぜか24時前から、おんどりが一晩中コケコを叫び続け、睡眠不足。
きょうも天気は曇り。
オーシャンクルーズホテルの朝食は、きのうと付け合わせが変わっていた。

きょうも8時にピックアップで、元気にダイビング。


1st dive ティンゴ
朝はベラチャレンジ。
一眼時代でもたいへんだったのに、コンデジの大敵、ベラ。
クジャクベラとラボックラス狙い。

ティンゴの水底は、小指の先大のヤノウキホシハゼびっしりな印象。


そして、ベラいっぱい。
ラボックラスは、クジャクベラ系に比べると、のそのそしていると思う。




かんじんのクジャクベラ系…
開きはいまいち。

開いたと思えば、ボケボケ。


半開き…




眉間(?)に謎の物体をつけたフグ登場。

スジがみえないけれど、スジモヨウフグかな?
寄ってきたけれど、とってほしかった!?


2nd dive アグス
アオスジオグロベラ。


ホヤカクレエビ。


オトヒメエビ。


顕微鏡で迫りすぎたら、パラサイト写ってた…。


イソギンチャクにイソギンチャクモエビは鈴なり。




ヒメサンゴガニの一種かな?


ニチリンダテハゼもいっぱい。




キャンディケーン。


メガネベニハゼ。




シロオビイソハゼ。


どちらもいっぱい。


ウミウシさんたら。




別のウミウシさん。


バローズさんのyg。







3rd dive ネオ
朝のリベンジということで、ベラ再チャレンジ。
エントリーポイントからベラ地点まで、泳ぐ、泳ぐ。


こんどはベラたち、ギラギラとヒレを開きまくっていたけれど、ものすごい速度で泳ぎまくるので、ついてゆけない。


最後にそれらしきの。


またいつの日か、ベラチャレンジしたい。

ナイトロックスだのみの1日だった。

今夜は、新しくできたという日本食やで晩ご飯。
モダン焼きにしてみた。


あしたはもうダイビング最終日。
ディープダイビングの予定♪
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マクタン・マクロ旅 2016年6月編(2)6月26日(日)ディープとケーブとフラッシュライトフィッシュ

2016-07-13 22:45:33 |  ダイビング
オーシャンクルーズホテルの朝
10時間くらい眠った。
操作方法不明のセットトップボックスがあって、映る番組がほとんどなかったので、さっさと寝た。
とはいえ、爆睡したわけではない。
なにしろSAMSUNGのエアコンの動作がいけてなく、ちょっと涼しくなったと思うとすぐ止まって暑くなる。
温度を下げれば寒すぎる。
そして、明け方からニワトリがコーケコッコォォォーーー。
いやおうなく目は覚める。

きょうのピックアップは午前8時。
ホテルの朝食は7時半から。
7時に起き上がり、カーテン開けると、外は曇天。

朝食は、3階のテラスのような場所で。
7時半きっかりにゆくと、フィリピナのおばちゃんが「アメリカンブレックファストですが、パンとライスとどちらにしますか?飲み物は、マンゴジュース、ホットコーヒー、アイスティー?」と聞いてくれる。
1泊5000円程度で、暖かい朝食つきだから、贅沢は言えない。


ご飯食べたら、あっという間にピックアップ。
きょうはダイバー2名。

1st dive アグス
フカミヤッコをリクエストしたら、フカミヤッコは名まえどおり、深みの住人だった。
TG-4の防水プロテクタの最大深度をはるかに超えているが、TG-4を手に、いっきに潜降。

暗い暗い海の中、すぐにいたー!
フカミヤッコの幼魚、超かわー!!!
シャッター押せた!










フカミヤッコは遊泳力が高くて、苦労していると、さらになじみのないハナダイ、ルソンハナダイ登場。
深場で暗くて、光が届かない。
フカミヤッコと、シパダンでは見たことがない発色のアルファスズメダイとくんずほぐれつ。


ルソンハナダイ、撮れたもんじゃない…。


ふつうの深度に戻って、50%のナイトロックスをピックアップして、すーはー。

ウミシダにいたニシキフウライウオX3に10分ほどかかわっていたけれど、ぜんぜんうまく撮れない。


思わず手をつきそうになったフサカサゴ系。


ロックやコーラルの陰には、もれなくオシャレカクレエビ。



2nd dive マリゴンドンケーブ
エントリーポイントから、リーフエッジまでこんなに泳いだっけ?と思いながら、浅瀬を移動。
ズドンと落ちるカベも素敵なんだけれど、ケーブへ一直線。

ベンテンコモンエビ。


タートルカバーンに比べれば、シンプルな洞窟に見えるが、それでも奥は真っ暗。
闇のなかで、紹介してもらったのは、まず、シモフリタナバタウオの仲間、アーグスコメット。


すき間でもたもたしてそうな外見のわりには、なかなか素早くて、すぐお尻を向けられる。


でも、写るときは、しっかりカメラ目線。






シマクダリボウズギスモドキも、たくさん転がっていると思ったけれど、撮る間もなく、サクラテンジクダイにスポットライト。
パパ、ただいま必死に口内保育中。

このスケルトン感がたまらない。














あんまり見ていると、ポーンと育児放棄してしまうらしいが、きょうは育児続行。
パパ、ファイト!

そして、お墓付近にいた、ヤセムツの仲間。

深海魚らしい。
動きが早くて、お墓は写したくないしで、撮れないこと!
そうこうするうちに、大DECO発動!
うかつにも暗闇で、気づくのが遅れた!
一目散に、撤収!


カベ観察もそこそこに浮上!

浮上中にどんどん長くなってゆく浮上時間。

浅瀬へ着いて、長い長い浅瀬散策を強いられる。
ここの浅瀬のアマモの織りなす草原的景観がけっこう好き。
残圧も枯渇しはじめ、浮き気味。
アマモ、雑草みたいに根っこが強いんでない?なんて思って、アマモにすがったら、ぶちっと切れた。



3re dive ヘラクレオ
昼休憩のあと、DECOとは無縁のマイルドなダイビング。
一寸もないシロオビイソハゼだって、顕微鏡で見れば、なかなか立派な背びれ腹びれ。


ナデシコカクレエビはおなかに卵。


カミソリウオ発見。


ムチヤギを見ればホイップコーラルゴビーたち。
ガラスハゼ。


そして、オオガラスハゼ。




ブラックスポットダムゼル。つまらなそうな顔をしてる。


エソがにらみつけていた。
エソはいつも、一歩前進してにらみをきかしてくる。
だから何?な存在だが、せっかく寄ってきたから顕微鏡を向けてみた。

こえ~!
歯がぎざぎざで獰猛な面魂。
これだもの、一歩前進してくるわけだ。

ふたたびアカメハゼでホッ。


そして、どこにでもいるイソギンチャクモエビ。


どうしてもちゃんと撮れないイチモンジコバンハゼ。


オイランヨウジのペアがにょろにょろ。



4th dive ボンバーマン
4本目は、大好きなヒカリキンメナイト。
ヒカリキンメステージまでの移動中に、夜のイシモチのキレイさをはじめて認識。


そして、ライトを消すと、今夜もすごい数のヒカリキンメたち。
光嫌いのヒカリキンメ。
その穴があったら入りたい習性から、私たちのかげにも潜り込もうとするから、ウエット越しに、彼らがぷちぷち当たってきて、もぞもぞ。

ヒカリキンメは動画。
まずはTG-4。青っぽい光になる。


次はGopro Hero4 Silver Editionで。グリーンがかった光になる。




もう、毎年見たいイベント。


今宵はピザ。


調味料いっぱい。

ムシが多い店ということで、最初に虫よけを持ってきてくれるユニークな店だった。

本日水中にいた時間、4時間47分。
大深度潜水に洞窟にヒカリキンメで大充実。
あー、楽しかった。
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マクタン・マクロ旅 2016年6月編(1)セブまでの紆余曲折+1ダイブ編

2016-07-11 22:29:12 |  ダイビング
4泊7日セブの旅
土日休みに年休を3日たしてセブでダイビング。
最初からフィリピン航空に乗るつもりはなく、キャセイの香港乗り継ぎか、エバーの台北乗り継ぎをもくろんだものの、とったチケットは…。
 6/24 NH99 羽田21:00 関西22:10
 6/24 SQ615 関西23:30 シンガポール05:10+1
 6/25 MI566 シンガポール09:00 セブ12:45
 6/29 MI588 セブ15:25 シンガポール18:45
 6/29 SQ636 シンガポール22:45 羽田06:45+1

結局のところ、クリスフライヤーのマイルを優先したら、こうなった。
いつだって欲と二人連れ。
せめて、同じスターのエバーで、地図上の逆戻りのないルートにしたかったが、台北-セブは混み混みでとれなかった。
東京からセブは、直行便なら、飛行マイル2024マイル、所要4時間。
それが東京からシンガポールまで3312マイル、7時間飛んで、シンガポールからセブは1502マイル、3時間40分かけて戻って来る。
通常より2.5倍以上の距離と時間をかけて、アホくさ…と思う。

おまけに、今回はSQも関西発。
羽田‐シンガポールにすると高いチケットしかなく、関西-シンガポールは数万安かった。
そこで、羽田-関西はANAの特典でとって、旅費をケチったのだ。

でも、欲とケチばかりではなく、この遠回りの極意は、やはりたくさん潜れること。
もしフィリピン航空を使うとなると、往きは成田14:40発セブ18:40着か成田1945発セブ23:45着。
土曜に出たら日曜からしか潜れない。
帰りは、セブ08:00発成田13:40着かセブ13:00発成田18:45着。
24時間ルールに従うとしたら、帰る前日のダイビングは、早朝発のフライトならできなくなってしまう。

それを往復とも機中泊の夜這い便づかいにすることで、土曜日昼すぎにセブに着いたら即ドボン。
帰りも夕方の便なので、PRより効率よく潜れるのだ。
もちろん、金曜日は18時まで会社にいて、木曜日はふつうに出勤するのだ。
まわりにはいつも呆れられる体力勝負の世界だ。


VS.羽田ANA
金曜夜、20時すぎの国内線出発ロビーは閑散。
カウンターに並ぶ人の姿もなければ、待機しているスタッフも2人しか見えない。
営業終了準備モードのANA手荷物受付カウンターへ、大きなダイビングバッグを持って、えっちらおっちら。
「国際線乗り継ぎがあります♪」とEチケットを並べてみる。
ANA地上職員は乗り継ぎと聞いて渋い顔。
さらに、乗り継ぎが自社便ではなく、SQと知って、もっともっと渋い顔。

「申し訳ございませんが、お荷物は関西までしかお預かりできません。」さらりと言われた。
出発1時間前をきっていたし、ANAとSQのチケットが別冊なので、こんなこともあろうかと、薄々予感はしていた。
これで乗り遅れるようなことがあると…「安物買いの銭失い」という言葉が頭をよぎる。
でも、スターアライアンスは、たとえ別冊でも、双方のEチケットを見せればタッグをつけてくれるもの。
それに、このフライトで間に合うかどうか、ANAのコールセンターに問い合わせもしてあった。
「関空でSQに乗り継ぐのですが、羽田関西の御社便からSQへの乗り継ぎ時間を教えてください。」と尋ねたら、「お客様は23時半のSQをご利用でしょうか?それなら、羽田発21時の便で大丈夫でございます!」と明るく力強く答えてくれたのだった。(大丈夫でございます、は間違った言葉遣いなので、より印象深く...)
「あのー、コールセンターにも問い合わせして、乗り継ぎに問題ないって聞いたんですけど。」と言うと、「わたくしどもでは、別のチケットになっている場合、他社の予約内容が確認できませんので、スルーチェックはできかねます。」ですと。
「ここにSQのEチケット番号が書いてありますよね。スターアライアンス同士はスルーチェックできるはずですよね?」と応戦。
「ですから、別のチケットの予約内容が確認できかないので、お受けできません。」
「Eチケットの番号があって、フライト詳細も書いてあって、SQのオンラインチェックインもすませてあって、ボーディングパスもあって、これでSQの確認ができないとでも?なんのためのアライアンスなんですか?」
「SQの記録が見られないからです。」
敵は譲らないとみた。これは堂々巡りの予感。
これが「こんな時間に来やがってーーー!おせーんだよ!コラ!」と言ってくれれば、すごすご退散するのだが、私がのこのこと現れた時間のことではなく、あくまでもSQの予約が直接確認できないの一点張り。
そして、堂々巡りのゴングが鳴った。
「SQの予約は、SQに連絡しないと確認ができません。」とオウムのように繰り返すので、「それなら、SQに連絡して確認してください。」というと、「今の時間ではムリです。」と、ハナっから確認しようという姿勢はない。
羽田にはSQの空港事務所もあるし、羽田のSQ業務はNHが代行しているんだから、やる気をだせば、どうにでもなるはずだ。
なんなら24時間営業のシンガポールのコールセンターもありますけど…
そして、引き続き堂々巡り。
いちど断った手前、あとにはひけないのかなという感じもする。
「関空で荷物が出てくるのを待っていたら、SQのカウンタークローズになって、乗り遅れるかもしれないんですけど。荷物が出てこないがために乗り遅れるようなことになるのなら、そもそも関空まで飛びたくないので、この旅行自体とりやめにしたいんですけど。」
あーだこーだ、ねばって、やっと「聞いてはみますけれど、ムリだと思います。」と社内でなにやら確認の様子。
結局、ANA自体の上の人がつかまらないようで、「こうしているうちに、国内線のお荷物預かりも間に合わなくなってしまいます。」プライオリティタッグだけつけることしかできないと言って、保安検査場に追いやられた。

まったく融通が利かないんだからっ!
もともとANAぎらいなのに、さらに嫌いになった。
もっと嫌いなルフトだって、先のEチケットみせれば、タッグをつけてくれるのに!
この融通のきかなさは、石橋をたたいて渡る日本の会社らしい。


今宵もDELAYのANA
不機嫌にフライトに乗り込むと、葉加瀬太郎の「Another Sky」。
くどい旋律にいらつく。
さらにイラっとくることに、定時に搭乗開始となったわりには、出発からディレイ。
夜のANAがディレイしなかったためしはないと思えるほど、毎回だ。
ANAと私の相性が悪いんだろうか?
たぶん、羽田空港の混雑が原因の一端だと思うが、夜便の遅れはたとえ10分でも、公共交通機関に間に合わなくなるなど、命とりなんだから、もっと現実的なダイヤが組めないものだろうか。
これは国交省や管制もからむから、ANAだけのせいとは言えないが、しかし、いつもいつもほんとーに!!!
そして、関空は、伊丹に比べると、微妙に遠い。
いらいらいらいら。
それでも、なぜか、絶対に乗り遅れない自信はある。

15分遅れて関空に到着した時点で、SQのカウンタークローズの5分前。
だからー、荷物待ってたら間に合わないでしょ。


良くも悪くも日本らしいANA
SQのカウンタークローズに間に合わないことが明らかになった今。
問題は、カウンターに職員が残っているうちに到達できるかどうかだ。
まずは、ANAの地上職員に、SQカウンターに「今から行きます」連絡をしてもらえないか、声をかけてみることにした。
フライトを降りてすぐのところにいたプックリ女子に、「SQへの乗り継ぎがあるんですけれど…」と告げると、ああ、という顔をして、感じよく、「羽田から連絡が来ています。SQカウンターまでご案内いたします。」とのこと。
まあ、関空での乗り継ぎ手順は、よーくわかってはいるけど。
融通のきかなさといい、このあたりの気配りも、さすが日本の会社、ANAならではだ。
途中で別の女子が待機していて、こんどは愛想のない子だったが、バゲージクレームまで、スタスタスタスタ。
そして、立ち止まったカルーセルは、なぜか「福岡」の表示。
まだ到着したばっかりだから、情報が更新されていないんだなぁ、となんの疑いも持たない。
それにしても、荷物が1個も回ってこない。
やがて、耳に入ってきたアナウンスは、羽田からの到着の手荷物について、隣のカルーセルの番号言っているけれど、彼女はスルー。
目の前は「福岡」の文字のまま、隣を見やれば「東京」の文字。
「あの~、東京は隣じゃないですか?」「あ!」といった具合で、だめじゃん。
そして、荷物の出てこないこと。
最初の1個めからして、出てこないのだ。
やっと荷物が出たときには、もう22時40分。


関空
出発階にあがると、SQカウンターはいちばんすみっこだった。
私がカウンターにたどり着いた時には、外人女性が一人、チェックインをまさに終えたところだった。
愛想のないANA女子にお礼を言い、お引き取りいただいた。
関空のSQは、スターアライアンスなのに、チェックイン業務はJALが代行していた。
さらに、JALのひとびとは美人ぞろいで(おっさん目線)、しかも感じがよい。
が、対応したのが新人ちゃんらしく、先輩社員が、「こうでしょ?」みたいな感じで指導をしていたので、さらに時間がかかった。
わざわざ保安検査場の優先入り口から入れるようついてきてくれる親切さ。
ゲートへたどりつくと、トイレに寄る間もなく、ボーディングが始まっていた。


セブのむこう、シンガポールへ 機中泊ナイト
SQの機内はほぼ満席。
ミールはきょうもアジアンベジタリアン。


ナンとパパドをどけてカバーをとると…

お味はまあまあ。
ナンも温めてだしてほしい…。

関西発の夜便は、食事の際のアルコールもすすめず、さっさと寝かせたい模様。
トレーを片づけると、さっさと消灯。
まあ、私も眠る努力をしなくちゃ。
あしたは定刻につけば、すぐにダイビングだし、映画もTiger Beerも封印。
夜中、ボルネオの西を飛んでいると目が覚めた。
ああ、KKにゆきたい。


チャンギ トランジット4時間
定刻より10分早い午前5時、チャンギに到着。
日本からの使用機材がA380以外だと、ターミナル2に着くのか、3に着くのか、飛んでからでないとわからなかったりするSQ。
幸運にもきょうは、ターミナル2に着いた。
体力温存のために、早く座って仮眠したいのでラッキー。
それが、仮眠する場所をさがしてほっつき歩いているうちに、どうしても本屋に立ち読みに入ってしまう。
ユーロ2016を放送しているが、今は寝たいので、うるさいだけ。
それに寒くて、座ってじっとしていたら、風邪ひきそう…
熱いコーヒーが飲みながら座りたくて、スタバに行くが、こんな早朝から行列。
並んでまで、スタバのコーヒー飲みたくない…。
それならコーヒービーンズと思って、ずんずん歩いてゆくが、コーヒービーンズも混んでいた。
仕方がないので、セブンイレブンでドリンクをGETすることにした。
ついつい、Tiger Beerを手に取りそうになって、あ、もしかしたら昼から潜るんだっけ…、危ない、危ない。
ミネラル・ウォーターだけ買って、寒くない場所、サンフラワーガーデンに出ることにした。
その時、時計はもう6時をまわっていた。あーあ…
睡眠不足で潜ると、サイナス抜けなかったり、いーことないのに…。

日本の夏とちがって、シンガポールの6時は真っ暗。
確か、夏と冬で日没が10分くらいしか違わない国だもの。
闇に照らされる眠れぬヒマワリたち。

しばしベンチに座ってみるが、ぬるいし湿気満載でダミダコリャ。
中に戻って、いつものLANコーナーにすわって、スマホいじったり、うとうとしたり…。


シンガポール-セブ 3時間45分の逆戻り
シルクエア―566便は、シンガポール09:00発、セブ12:45着。
日本―シンガポールの飛行時間の半分以上かかるのだから、遠い…。
前回、セキュリティチェックも、ボーディングも、異常に時間がかかったので、きょうはゲートオープン時間にゲートへGO!
が、すでに行列ができていたので、ゲート近くのベンチで一休みすることにした。
列が落ち着いたのを見計らってゲートに進むと、もう20分前。
間もなくボーディングが始まり、後部座席だったので、さっさと乗り込む。
フィリピン人の人たちは手荷物いっぱいなので、時間がかかるのだ。
しかも満席。
さっさと乗ったので、リュックサックを自分の席の頭上のオーバーヘッドコンパートメントに入れることに成功したが、あとから来たフィリピン人のおばちゃんが、でかいピギーバッグを持ってきて、すでに満タンだった。
クルーが私のバッグを手に、誰のですか~と言ってるので、おれんだ的に反応すると、足元においてくれとのこと。
なんで私が自分のバッグを足蹴にしながらいかなきゃならないのー???
北米の会社並に、機内持ち込みを厳しく取り締まってほしいと思うのだった。

さて、ミール。


ひたすらカレーなアジアンベジタリアン続きだと、げんなりするので、この便はレギュラーミール。
マレー料理なお魚。
ココナッツミルクが効いている。
もっとあつあつだったらおいいしいかも。
シルクエア―は頭上のモニターに映る無音のビデオ放送しかない。
よくあるマジック番組のあと、ちょうどもぐもぐ食べている頃には筋肉番付をやっていた。
食事が終わって寝ようと思ってたら、「Red Bull King of the Air 2015」が始まった。
南アでのケープタウンで行われたカイトサーフィンの世界大会。
イケメン率が高く、目が冴えてしまった。

そうこうするうちに、フィリピンの島々上空に到達し…
セブ島上空へ。



2周くらい旋回してなかなか降りられなかったが、ほぼ定刻。
セブまでの長い道のりがやっと終わった。


マクタン空港
遠回りの甲斐あって、前回に引き続き、白昼のイミグレはガラガラ。
去年の4月に、PRの夜便で着いた時には、インチョンからの到着とかぶって大渋滞だったが、シルクエアーは満席だったにもかかわらず流れのよいこと!
並ぶことなく、すいすい。
出口付近の両替所で両替。
きのうはUKのEU離脱が決定して、円高が懸念されていたが、その通り!
いつもよりペソがいっぱい来た。
ツーリスト的にはありがたい…

あとは白タク勧誘をかわして、白いタクシーのりばへ。


まじめだった白いタクシー
タクシー乗り場は行列。
子ども連れの人びとには、プライオリティレーンがあって、ときどき抜かされる。
でも、回転はいいので、暑いけれど、待ちにはそんなにストレスはない。
ストレスなのは、予想されるタクシードライバーとの攻防戦だ。
乗ったら、メーターチェックと、四の五の言わずに+50ペソで行けぃ~!と言わなくちゃと、肩に力が入る。
順番が来てタクシーに乗り込むと、メーターはしっかり初乗りの40.00を示している。
よしよし。
「メーター+50でマリバゴぷりーず。」
今回のホテルは、オーシャンクルーズというホテル。
ホワイトサンズの近くにある。
ドライバーは、余計なことは言わず、珍しく良さそうな人だ。
ただ、ホワイトサンズの向かいと言って地図を見せたのに、ホワイトサンズに入ろうとするので、「反対側だよ!」と言うと、もういちど地図を見て、「Sorry, 自分にはわからないから、誰かに聞いたほうが早いから」と言って、地図を手に車を降りて行った。
すると、ちっこいフィリピン人が乗ってきて、あやしい日本語を駆使。
「ワタシガアンナイスルネ」的な。
乗って10秒も走ったら、もう船型のホテルが見えた。
メーターは155になっていたが、+50にしたときの端数がないので、「ごめんなさい、200で許してね!」でドライバーさんは、異存なし。
10秒間同乗した案内人は、「ワタシヘノチップハ?」「Nah!ないよっ!」と一蹴。
こーゆーのが、フィリピンのいやなところだ。
本当に、マレーシアは、そういうのがないから楽だ。
ああ、サバに行きたい…
しかし、オーシャンクルーズホテルのこのダサさって…


ホテルに入ると、丁寧なローカルの女性スタッフが対応。
コリアン系列のホテルだけれど、フィリピノ従業員の姿しか見えず、皆、フレンドリー。
ロビーでダイビング器材出して、これだけちょっとここに置いとかせてね、と部屋へ入り、ダイビングサービスに「今着きました」とメッセンジャー。
すぐに、「今からそちらに迎えにゆきます。14時すぎになると思います。」
時計は13時50分。ひゃー!
慌てて準備して、ロビーに行くと、ソファーで子どもとくつろいでいたスタッフが、扇風機の風が自分たちではなく、私に当たるようにしてくれた。
が、すぐに迎えが来たので、即出発。
サービスに着いたら、「お昼食べてないですよね?」と和食のお弁当。



ハウスリーフで90分
本日のゲストは私1人。
サービスは、ナイトとあわせ2本のつもりでいたようだが、バンカーボートが壊れていて、ナイトのポイントまで行けず。
きょうはサービスのハウスリーフで潜ることになった。
ヒカリキンメは逃げないから、今日じゃなくても、全然オッケー!

4月の沖縄、6月の銭洲とロクハン続きだった今日この頃。
海に飛び込むと、ぺらっぺらの元3ミリでも、ぬる~い幸せ。
まともに寝てないわりには、耳抜きも超快調。
鼻つまむこともなく、スポっスポっスポっ。

まず最初に視界に飛び込んできたにはイシヨウジ。

マクタンらしい…。

ニセクロスジギンポ。


シパダンではなじみのないニラミギンポ。





ニラミギンポ属のカエルウオちゃんたちは、もれなく好みなのだが、本家(?)ニラミギンポはでかかった。
ニラミギンポは穴に入ると、顔にぴきぴき模様が出るらしい。

きれいなウミウシ。









調べたら、名まえは「ヒュプセロドーリス・エマ」さん。
覚えられないね。

メガネベニハゼさん。


オオガラスハゼ。


顕微鏡で迫ると、背びれを立てたり寝かせたり。


ガラスハゼ。




顕微鏡でどこまでも。


イソギンチャクにはもれなく、イソギンチャクモエビ。


バブルコーラルには、バブルコーラルシュリンプ。


ザラカイメンにはクシノハカクレエビ。


そして、大笑いボヤを紹介してもらった。


まあ、笑うこと、笑うこと!



夕食は夜桜のまかないごはん。

鮭ざんまいで、ぽそぽそしてて、いまいちだった。
遅い昼食を引きずっていただけかもだけど。

さっさとホテルに帰り、睡眠、睡眠。






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まりん・らいふ・いん・しぱだん(245) ナミフエダイ Lutjanus rivulatus

2016-07-08 09:22:19 | シパダン図鑑
スズキ目フエダイ科のナミフエダイ。


英名は、Blubberlip snapperで、分厚いくちびるに注目したネーミング。
漢字で書けば並笛鯛。
平凡なフエダイかと思いきや、頭にブルーの波状の模様が入っていることに由来するそうで、当て字は並でも意味は波だった。

こちらも60~70cmの大きな図体で、シパダンのカベ沿いをぬぼーっと泳いでいる。
ダイビング中に見ると地味だけれど、撮ってみれば、けっこうイエローが主張している。
大味そうな風体だが、かなり美味らしい。

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まりん・らいふ・いん・しぱだん(244) イッテンフエダイ Lutjanus monostigma

2016-07-07 11:30:15 | シパダン図鑑
スズキ目フエダイ科のイッテンフエダイ。


一点笛鯛は、英名もOnespot snapperで、ご覧のとおり、ボディにある黒い点がポイント。
「目赤いですよ、なんかついてますよ。」と忠告したくなるけれど、イッテンフエダイは、みんなこう。



60センチにもなるでかいボディで、島回りの壁沿いをのっそり。
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(243)ブチアイゴ Siganus punctatus

2016-07-06 07:35:44 | シパダン図鑑
スズキ目アイゴ科のブチアイゴ。


全身ぶちぶちでブチアイゴ。
斑藍子、斑阿乙呉。
えらぶた後方の暗褐色の大きな斑も特徴。
日本の図鑑によれば橙色のブチ、英語になれば、Goldenspotted rabbitfish。
セレベスエクスプローラの食卓によくあがる「Rahhitfish」だ。
どのRabbitfishを出しているのか、ゴマなのかブチなのかわからないけれど…

成魚はペアでいることが多いという、夫婦愛アイゴ。
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まりん・らいふ・いん・しぱだん(242)ツマグロマツカサ Myripristis adusta

2016-07-05 08:38:58 | シパダン図鑑
キンメダイ目イットウダイ科アカマツカサ属のツマグロマツカサ。


尾びれ、背びれの端っこが黒くて、ツマグロ、Shadowfin solderfish。
夜行性の大きな目と、松かさのようにウロコが目立つのも特徴。
こちらも、昼間は、地味にひっそりとたたずんでいる。




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