くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

沖縄本島2019年5月(3)ダイビングとB級グルメとKinjoめぐり  5月12日(日) 宜野湾ボート+再ほねじる

2019-06-17 21:11:52 | 沖縄本島ダイビング
5月12日、日曜日。
朝のうちくもり。
けさもダイビングのピックアップは7時半。
Kinjoの朝食サービス、けさはおにぎり。
Kinjoスタッフの西南アジア系のお兄さんに、テイクアウトをお願いして、どこにも足りなさそな、小さな小さな油みそのおにぎりを2つもらって、車に乗り込む。
「ナニガイイデスカ?」と言われ、反射的に「あぶらみそ~!」と1種類しか言わなかったけれど、2種類奪ってくるんだったと、ちと後悔。

さて、きょうは、ひさびさに宜野湾ボート。


1本目 謝名瀬 コーラルガーデン
1本目は、謝名瀬(じゃなびし)。
コーラルガーデンなのに、ダイビングのはじめにめざすのは…。

ピカチュウのいる漁網。

漁網にはキンメモドキがツリーのように、タワーのように群れていて圧巻。
でも、あるのは105マクロ。


ロープのフィギュアだって、ちゃんと撮れないのに…。
まして、米粒大の、にじるピカチュウには…。







水底でずいぶん格闘したけれど、ピカチュウらしさは出ないし、ピンあわないし、挫折感をかかえたまま漁網エリアを離れて、ポイント名どおりのコーラルエリアへ突入。
この3日間、小さすぎるものばかり見てた反動で、105ミリには向かないブダイコレなんぞしてみる。
オビブダイ♂。


こちらは雌相?

オビブー男子の近くにいたけれど、別ブーかもしれない。

ハゲブー女子は、私が識別できる数少ないブダイ。


ベラコレ。
ムナテンベラ。


クラカケベラ。


カザリキュウセンかな?


シマタレクチベラ多し。





スズメコレ。
困り顔のクロスズメダイ幼魚。


ルリメイシガキスズメダイのアイシャドウのブルーが大好き。


イシガキカエルウオ。

ちょっと、加トちゃんぺになってる。




2本目 謝名瀬 東畑
スタートは、クサビライシがたくさん落ちてる(?)水底。


ニセネッタイスズメダイ。


やがてソフトコーラル群となり。
クラカオスズメダイ。


そしてハードコーラルの部。
モンツキスズメダイ。


ナガサキスズメダイ。


極小クロスズメダイ幼魚。







いたいけな感じが半端ない。

アサドスズメダイ。


オキナワスズメダイ。


アオバスズメダイ婚姻色ちう。


ベラコレ。
ヒレグロベラの若者。


ホクトベラの幼魚。


サンゴのかげもおもしろくて。
コバンハゼちょこん。




ヤリカタギの幼魚。


ルリメイシガキスズメダイに追われる身。

TG持ってたら、動画撮ったのに。
ここにいたいヤリカタギに、出てけ~なルリメイシガキスズメダイ。
終わることのないデッドヒートを繰り広げていた。

二匹とも、疲れを知らぬすごい身体能力。


目の前を、二匹がF1なみにビュンビュン通っても、涼しい顔のエビ。



ダイビング終了後のランチは…
海鮮みなと食堂 骨汁
海鮮横目に、きょうも骨汁。

お刺身もちょびっとついている。

おいしそ~♪

きのうのたいしょうドライブインとは、違うおいしさで、どちらも潜水案内さんのお墨付きだけあっておいしい。
きのうのほうが、パンチがあるかな?
また沖縄本島B級グルメのマストアイテムがひとつ増えて、限られた滞在日数、限られた胃袋キャパ、ダイエットしなくちゃなのに、悩ましいこった。

那覇に戻ったら、この旅3件目のKinjo。
またまた旭橋だけれど、こんどはもう勝手知ったる「Mr.Kinjo Violette」泊。
どんだけKinjog好きなんだ?
好きというよりは、安さと、やはり家電付きの利便性と、旭橋の地の利の良さだ。
その後、豊見城に行ったり、夜は時間が遅くなったので、エンゲル係数低めにおさえて、コンビニのおにぎり。
沖縄らしいおにぎりを、沖縄らしく部屋でチンできるのも、Kinjoのいいところ。


オリオンのThanks平成缶(ロング缶しかなかった)とともに。


翌朝用。

こうして、あっという間に令和初旅終了。

ゴールデンウィーク明けの沖縄。
ほぼ梅雨と思える天気の中着いて、ダイビング初日は、どう考えても梅雨だろ、と思える天気だけど梅雨入りしてなくて。
3日めのダイビングが終わったころには、すっかりいい天気で、慶良間諸島もくっきり。
もう1本潜りたいと思ったけれど、帰らなくてはならない悲しさ。
でも、いくら照っていても、西海岸道路から見る海は、「春の海」なたたずまい。
水中だって、年末年始ロクハンで潜ったし、大丈夫、と思ったけれど、寒かった。
出現が早いというアマミスズメダイKids第一陣は、やや大きくなってしまってはいたけれど、ほかの幼魚は、まだちらほら。
なにしろ、梅雨入り宣言していないくらいなんだから、夏はまだまだ。
いや、あっという間に夏は来るにちがいない。

沖縄本島2019年5月(3)ダイビングとB級グルメとKinjoめぐり  5月11日(土) 東海岸3ボートにもずくと骨汁

2019-06-10 21:36:27 | 沖縄本島ダイビング
5月11日土曜日。
朝のうちくもり…

石川のKinjoでも、朝食サービスが始まっていた。
でも、朝食スタート7時半、ダイビングのピックアップも7時半。
Kinjoから朝食テイクアウト説もあったけれど、土曜の朝はサンドイッチらしい。
きょうのランチ調達も「丸正おかず店」ということになっていたので、迷わずKinjoの朝食は放棄。
「丸正おかず店」のげんこつみたいなおにぎりをもぐもぐしながら、海中道路通って、いざ東海岸。


1本目 津堅魚礁
そもそも外洋ずきなので、魚礁と聞くと、人工物かぁ…と思ってしまう。
でも、ひとたび入ってみれば被写体満載で楽しい。

目下、ウミウシ大発生中とかで。
シラナミイロウミウシ。


コールマンウミウシ。

などなど、さまざま。

まあ、ウミウシ意識低めの私は、ウミウシはほどほどに。
本業(!?)スズメダイ。
まず、この魚礁のそこここでクロリボンスズメダイ幼魚が集っている。

5ミリくらいの、"地味かわ"な子たちが、小群れをなしているのだけれど、ササ―、ササ―と右往左往。
警戒心が強くて、なかなか寄らせてもらえなかった。
成魚も、カメラをむけると、そそくさと行ってしまう。


かわいいアマミっこ。  


ササっ子も。


とはいっても、結局のところ、好きなのは、ハナダイだったりする。


アカメハゼ。


クロヘリイトヒキベラコレ。
雄相。

雌相。


アンカーロープまわりにはニジギンポいっぱい。



2本目 浮原ノース
砂地の中に、ちょっとした根があり、そこを目指して泳いでゆくと…。
ハゲヒラベラ。


ちょこっとベラコレ。
シチセンムスメベラ。


根にたどり着くと、
セジロノドグロベラの子がゆらゆら。


そして、キンメモドキわらわら。


クロホシイシモチがテリトリーの侵害に、ペアでにらんでくる。


そして、ハナダイ。
ケラマハナダイ。どうしても背びれ全開のタイミングに会わず、赤いブチが撮らせてもらえない。


若いカシワハナダイ女子がいっぱいいて。


きょうもきれいだよーとほめながらとっていたら…。


来る子、来る子、つぎつぎとあくび?



あくびというより、蚊やり豚みたい。
しっかりカメラ目線だし、もしかしてハリウッドスマイル?

かくれていないウミシダウバウオ。

この白いウミシダは、東海岸に特有なんだそうだ。

コントラスト弱いアマミっこたちも。






シコクもいるよ。




いつものスザクサラサエビに


アカシマシラヒゲエビ


人相のよいウツボ。


ウミウチワにはガラスハゼ。


こじんまりとカラフルな根が楽しい。
そして、ここでいちばん感動したのは…。

えっ!?どこに何がいるの、てな具合の。
ヒゲモジャハゼ!
25パーセント増の水中でも、2~3ミリにしかみえないのに、しっかりヒゲ面。

探すの大変そうだったけれど、ぜひまた見たい。


もずく
2本目終わって、ランチで島上陸。
きょうは雨こそ降らないものの、空はあいかわらずどーんより。
南国感は皆無で、ビーチねぇ…と思ったけれど、それはそれでいいことがあるわけで。
この季節ならではのも・ず・く。

とれたて!


熱湯をかけると緑になるのは、とれたて限定とか。


もう、朝ごはんは一生獲れたてもずくの味噌汁と白いご飯だけでいい!と思える美味しさ。

さらに丸正おかず店で、好きなものだけをつめたお弁当♪


ささやかなグルメ。


3本目 サンドウェイ
名前のとおり、砂地ポイント。
ここでも、ちょこっとベラコレ。
アカオビベラ雌相。


ヤマブキベラ雌相。


こんどはケラマハナダイ幼魚にロックオン。












キンセンイシモチ、精一杯育児中。




ダルマハゼ。

こちらも実は卵守中だった。

シマオリハゼもくもく。


ピグミーシードラゴン。顔が写せない。




セジロクマノミも卵守中。




レモンちゃん。


そして、帰る頃に、やっと青空。



骨汁デビュー
さて、きょうは夕食に連れて行ってもらった。
場所は、ローカルな「たいしょうドライブイン」。

目指すは「骨汁」。
いつぞやの台風のときの残念夕食会で、一押しの「骨汁」が売り切れだったので、リベンジである。
マレーシアで肉骨茶を好んで食べに行くので、考えただけでも、おいしそうな響きのほ・ね・じ・る。
で、本日も「残り1食です」で、ぎりぎりセーフで骨汁にありつけることに。

骨のかさがけっこうあるけれど、これでもかというほどとれるお肉。
思ったよりも、ボリューミー。
味付けはマイルドだし、骨まわりのお肉はとりわけおいしくて、やみつきになりそう。
ツナっぽい食感のところもあれば、コラーゲンたーっぷりのところもあって、超滋養高い。
だけど、く…苦しい。
もう、ビールの入る余地もないほど、あした3食いらないんじゃないかと思うほど、腹十二分。
素敵すぎる、沖縄中部のソウルフード、骨汁。

あしたは宜野湾。