くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

年越し沖縄本島2020(2) 2020年12月31日 泥ハゼタイム in レッドビーチ

2021-06-30 20:47:41 | 沖縄本島ダイビング
2020年おおみそか。

午前6時過ぎ、まだ月こうこう。

雨じゃなくて良かった。

けさもなかどまinnの朝食をいただいたら・・・。

ダイビングに出発。
きょうはもう、レッド一択な感じで。
きのうのゴリチョや石切場を思うと、普段から透明度の悪いレッドは、どんだけひどいんだろ?とブルーくなりながら。

レッドに着けば、いつものように、海は穏やか。
そして、ポイント難民化したひとびとで、きょうはレッド混雑。
器材セッティングしていると、海から「透明度いいっ!」とエントリー中の人の声が聞こえてきて、うそでしょ?
で、入ってみたら、確かに、レッド的には、見えている部類だった。

それでもやっぱり、透明度が悪い中、ひたすらハゼ探し。


























ほぼゴビー、ゴビー。
クサリミノは、せっかくこっちににじり寄って来たから、撮ってあげよーか、って感じ。


ミミックオクトパスもいた。



マクロで撮るには、ちょっとデカかった。

昼は、ひさびさに来れてうれしい「並松そば」。
寒いから迷わずカレーそばを平麺で!

写し方は雑だけど、かわらぬ美味しさ。
これがきっと今年の年越しそばがわり。

今年も、年の瀬感が薄いけど、金武の通りには、大きな謹賀新年特設コーナーもできていた。


3ダイブ後、いったんなかどまinnに帰って休憩。
前兼久沖は、まだシケシケ。




さあ、今年も残すこと数時間、そしてもう1本を残すのみ。
なかどまinnでビールなしの、豆腐ちゃんぷるーといきなりもずーくの夕食をいただき・・・

潜り納めのナイトダイビングへ!



年越し沖縄本島2020(1) 2020年12月30日 年末寒波とイボオコゼ

2021-06-26 07:19:51 | 沖縄本島ダイビング
天気予報は、「沖縄地方の年末年始はグッと冷え込み、荒れた天気になるでしょう。」
しかも、数年に1度レベルっていう枕詞つき。
先週の砂辺も、きのうのレッドも、十分寒かったのに。

そして、2020年12月30日、水曜日。
それははずれることなく、年越寒波襲来!
朝、なかどまinnの部屋から見える真栄田岬にZoom!

げ!ここ、沖縄?
この東シナ海冬景色に、気持ちが折れる。
もう、きょうは海に行きたくないな〜。

でも、朝食いただいたら・・・

予定通り、ダイビングに出発。
サービス変わって、きょうからはwithゴリラハウス。

朝9時にゆるっと出発して・・・
1本目は泥ハゼエリアを探索。



水温下がって、警戒心マックスで、開きも悪いし、すぐ煙幕ボッ!で引っ込む。

カニ殻コレ。

撮れ高ないままエキジット。

ランチは有名な「きしもと食堂」で。



美味。でも、沖縄そば食べたくらいじゃ、体は暖まらない。


2本目は、ゴリラチョップ。
駐車場でセッティングをしていると、強風すぎて、どこかのショップの水槽が飛ばされてきたり、カオス!
誰もがガクブルしている。
さて、われわれがエントリーしようと思った頃には、もうエキジットする人ばかり。



それもそのはず、エントリーすると、いつもは平和なゴリチョも、きょうは砂嵐。
テンジクダイたちが、うねりに押し出されて、地吹雪の中にいるような珍しい光景が・・・。
でも、私もうねりに翻弄されるので、コントロールできず、そんな珍しいとシーンは撮れない。

さて。
ペリクリメナエウス・ストォルチィ。




エントリー前に聞いていたイボオコゼ。
黒いものが、砂地のゴロっと落ちている感じ。


















一応、ルメンガニィも訪問。


ゴリチョの水中がえらいことになっていたので、3本目は石切場へ。
でも、入ったら、水中ドロドロ。
断念して恩納村へ帰ることに。


めげて帰って来て、夜、なかどまinnで。
もずくてんぷらに、


ブダイのお刺身をちょびっといただいた。


あとは、沖縄そばの海鮮塩ダレ焼きそば、これ美味しい。


そして、絶品のじーまみー豆腐。

あとはもちろん、オリ生。


おおみそかの天気予報も雨に強風。
どうなることやら。

沖縄本島北部秋ログ(6) 2020年10月20日(火) ゴリラチョップ ライトトラップ

2021-06-24 07:24:09 | 沖縄本島ダイビング
2020年10月20日、夜のゴリチョ。

まずレプトセファルス登場。
くるくるしたり、


輪っかになったり、


伸びたり、

見ていて飽きない。

顔は透明ボディごし。


せっかくこっちを向いたら顔にピン来ない・・・




頭がハレーション起こしがちでむずい。また出て来てね!



ついで、ボケボケだけど、エビ。幼な子でもハサミもりもり。




スズメダイの子かな?



ヨウジウオの仲間は長くて画角に収まらない。





そして、浮遊系ではないのに、なぜか今夜は、モンハナジャコが浮遊。





こんなに泳ぎ続けて、疲れないのかな?


最後はトリクチス幼生。




あー、楽しかった。


あくる10月21日。
なかどまinn、けさは洋食。


そしてきょうは、JALで帰る。A350型機、大好き。


バルクカーも、沖縄らしくてかわいいな。


さよなら恩納村。


そして本部。


さよなら沖縄本島。辺戸岬、見えないや。


空から見ても、どう見ても秋の空。
風も北東で、北部しか潜れなかったけれど、水中では、まだまだ夏のなごりが感じられて、良い3日間のダイビングだった。

沖縄本島北部秋ログ(6) 2020年10月20日(火) ゴリラチョップ

2021-06-23 07:22:31 | 沖縄本島ダイビング
2020年10月20日、火曜日。

カーテン開ければ、けさも晴れ。

部屋から真栄田岬が見えているのに、真栄田岬で潜れぬもどかしさ。
好天だって、風は北東。
よって、きょうも北部。

けさのなかどまinnの朝食は、

撮り方雑だけど、もずく、海ぶどう、ジーマミー豆腐、じゅーしぃ、にんじんしりしりー、アーサ汁と、沖縄テイスト満載でうれしい。

さあ、きょうも夏日のゴリチョで3ダイブ。

でも、ラジオから聞こえてきたのは、「あしたが夏を感じる最後の日になるでしょう」って天気予報。
きょうがこの旅最終日。
つまり、私にとって、夏を感じる沖縄本島でのダイビングは、今シーズン最後、ってことだ。

夏を感じるうちに、かわいい探し!

浅瀬では、チョウの子探し。
今回は、スミツキトノサマダイ率高し。


スズメの子の部は・・・。
浅瀬では、デバkidsが爽やか。


ミスジリュウキュウスズメダイ。


ヒレグロスズメダイの幼魚。


サンゴとの対比で、ちびぶり表現。


クマノミ。


ニセネッタイスズメダイ。ソラは背後霊のごとく。



ハゼの部。
アカメハゼ増殖の季節には、アカメハゼ遊び。




何もそんな吹き溜まりから顔出さなくても・・・


ウミタケハゼたちに・・・




毎度のオキナワベニハゼ。



エビの部。
ヒトデヤドリエビonアオヒトデ。


サンゴモエビの一種かな?



ベラの部。
きょうは、オビテンスモドキの幼魚を何匹か見かけた。



キンギョハナダイ。







ブレニーの部。
フタイロカエルウオ。セミ止まりしてて、背鰭がよくわかる。


ヒトスジギンポ。




タテジマヘビギンポ。



3ダイブ終わって、秋の日はつるべ落とし。
暮なずむゴリチョ。


当初の計画では、最終日は3ダイブのつもりだったけれど、浮遊系に未練が・・・
きのうのリベンジ、今宵もやっぱり、ライトトラップ!

沖縄本島北部秋ログ(5) 2020年10月19日(月) ゴリラチョップ

2021-06-15 21:13:51 | 沖縄本島ダイビング
2020年10月19日のログ続き。

石切場で2本潜ったあと、ゴリラチョップへ移動して・・・。

いつものヘコアユ。


いつものテングカワハギ。


撮りやすく止まっていたコバンハゼ。


カマスの群れが来たけど、マクロしかなくて・・・



そのあと、日が暮れたら、ライトトラップ。
ウェットスーツでのライトトラップは、今シーズン最後かな?

暗闇に突然現れた、アケボノチョウチョウウオの子。

もうトリクチス幼生期じゃないんだから、こんな時間にウロウロしてちゃいけません!

でも、とんがっていて、ぐいぐい迫ってくる。

撮りやすいけどね。

あとはエビ。ピンが合わなかったけれど、青目が綺麗。




続いて、テンス属の子。顔にピンが来ないし、ハレーション起こしてるし・・・。


なーんか、今宵はあまり出会いがなく、不完全燃焼。
あしたも、浮遊しようかな・・・。








沖縄本島北部秋ログ(4) 2020年10月19日(月) 石切場

2021-06-14 22:10:53 | 沖縄本島ダイビング
2020年10月19日。

きょうも晴れそう。


本日の「なかどまinn」の朝食。毎朝楽しみ、毎朝満足。



さて、きょうも北部へ向かい、1本目は石切場。
・・・とは言っても、11時をまわっていたけれど。
テトラを降りたところで、どこからともなく、コガネアジの幼魚みたいなのが登場。


ガイドさんの足腰をストーキング。BCDに潜り込もうとまでしてるwww


ずっとチョロチョロしてるな〜と思いながら、ダイビング。

黄色いガラスハゼ。




ちゃんとペア。


そうこうする間も、コガネアジはついてきて・・・


ナガサキスズメダイ幼魚。いい色合い。


ヒトスジギンポが接近中。


親愛? それとも、どけ、コラァ?


そして、コガネアジはエキジットまでついてきた。



こいつ、2本目も、エントリーしたら、ガイド目がけて、一目散にやってきた。
ゴリラハウスが好きすぎるコガネアジ。

2本目は、うまくいかないミヤケテグリ撮影。














オキナワベニハゼ。


エソも。


ハナヒゲウツボ。頭というか、首というか、になんかついてて、こわいんですけど。


クロヘリイトヒキベラ。


若いオジサンとインドヒメジ。



石切場2ダイブ終了。
3本目はゴリチョへ。



沖縄本島北部秋ログ(3) 2020年10月18日(日) ゴリラチョップ(3)

2021-06-12 13:26:35 | 沖縄本島ダイビング
10月18日、ゴリチョ3本目。
またまたスズメコレ。

ナミスズメダイ。


そこだけ南国、デバスズメダイ集落。色、出ない。


そして、デバ抜き、デバボケしたかったフタスジリュウキュウスズメダイ。




こんどは黄色いウミシダに、保護色ニセネッタイスズメダイ。






ソラスズメダイはギンポの頭上…


チョウチョウコショウダイ幼魚。ちょっと大きめ。


開口しながら脱糞・・・


そして放心状態!?



本日の、趣味のチョウの子は。
ミスジチョウチョウウオ。


スミツキトノサマダイ。



キンギョハナダイ♀、いつもお綺麗で、と思ったのに…


ぶほっ!



西陽の強いなかどまInnの部屋に入り、つかの間のサンセットタイム。


夕陽を見ながらバスタイムできる。






ディナーは1階「我空我空」で。
「いきなりもずーく」と、


豆腐ちゃんぷるー。


あしたもきっと晴れ。

沖縄本島北部秋ログ(2) 2020年10月18日(日) ゴリラチョップ(2)

2021-06-10 08:40:14 | 沖縄本島ダイビング
2020年10月18日のゴリチョ2本目。
オドリ住宅街散歩から。
オドリハゼの巣穴は、色が変わっているので、すぐにわかる。


勤勉なブドウテッポウエビ。

一度に、こんな多くの砂を運んでいるのね。
日中はずっとこれ。重労働に敬意。

見張り役のオドリはビビリで、すぐに撤収するので、出待ちになる。
せっかく胸びれ、尾びれがオシャレなのに、だいたいは半身しか見えず、労働再開待ちきれないブドウさんに押し出されたときくらいしか、全身晒さない。


毎度のオキナワベニハゼ。


スズメコレ。
ハマクマノミが、「むむ、なんか来た!」


可愛くヘッディングでどかしてた。




もうちょっと小さい子。


クマノミがぷぉ。




ウミシダをからめてミツボシクロスズメダイの幼魚を撮りたかったけれど・・・


全然思うような位置に来てくれなくて・・・


明るさも色も出なくて。




うーん、と粘っていると、何やってんだ?って感じで見るヒトスジギンポ。


同じウミシダX光星クロスズメダイでも露光変えると、ちょっと不気味。

また出直し。




沖縄本島北部秋ログ(1) 2020年10月18日(日) ゴリラチョップ(1)

2021-06-09 20:54:08 | 沖縄本島ダイビング
GoToトラベルな日々。

2020年10月17日午後、夏の残像求めて、秋の沖縄へ。
東京は氷雨。
それも、けっこうな降りようで・・・
JALさんゴォォーーー!


ANAさんもゴォォーーー!

凄まじい水しぶきをあげて滑走中。

羽田はもう、びちょびちょー。


離陸後も、秋雨前線とエンジンで下界は見えず。


羽田空港で期間限定で展開していた東京ミルクチーズ工場の、ミルクパイを食べたりして。

搭乗前に、空港の吉牛で、吉牛的には高級な「黒毛和牛すき鍋膳」食べたんだけどなぁ・・・。

日もすっかり短くなり、那覇に着いたら、もう暮れていた。
1泊目は、今回も、最近の常宿、トリフィート那覇。
GoToトラベル効果で、那覇空港は、ひさびさに人だらけ。
ゆいレール混んでそうと魔がさして、珍しく、タクシーで移動することにした。
が、タクシー待ちも、ぱっと見100人くらい並んでいるんじゃないかと思える大混雑。
待ったら、大型車来ちゃうし、うみそらトンネル通られたおかげで、高くついた。

トリフィートのウェルカムドリンク、バタフライピー。


レモン入れたら紫に。

なんか小学生の頃の色水を思い出したけれど、スッキリ飲みやすい。

チェックインの時、土曜限定ですと、アイスクリームをくれた♪


今宵のオリオン。

琉球ゴールデンキングス缶と、夕方、不要にパイを食べたこと、タクシー利用への反省から、じゅーしぃおにぎりだけ。

翌朝、チェックアウト前に、早朝アイス試みたら・・・

冷凍室、弱!

気を取り直し、高速バスで、石川インターに着いたら、いい天気。
でも、季節はもう秋。
ダイビング会場は、基本、北部の季節。
というわけで、石川インター着いたら、さらに北上、ゴリラチョップでダイビング。


10月18日、晴れのゴリチョ。
海に入れば、かわいい被写体には事欠かない。
1本目。
チゴベニハゼ。


アカメハゼ。


アカメハゼがプカプカ浮いている下には、ネッタイスズメダイ。


ソラスズメダイについてゆくニセネッタイスズメダイ幼魚。






クロメガネスズメダイ。




微笑みかける(?)のは・・・


アツクチスズメダイ。




カイメンパッチワークワールドを漂うのは、ノドグロベラ系なの?






雲霞の如く沸いていたのは、実はエビ。


ゴリチョの浅瀬コーラルには、テングカワハギyg。


そして、趣味のチョウの子探し、きょうはヤリカタギ幼魚。



エキジットしたら、早くも午前11時。
浅瀬に来ると、まだビキニだけで泳いでいる外人はいるわ、ビーチではしゃぐ若者もいて、ここにはまだ、ちょびっとだけ夏っぽさが残っている。





夏先取り 沖縄本島2021年5月(4) HOTけNIGHT編

2021-06-06 22:17:40 | 浮遊系ダイビング
5月17日月曜日。
連日、灼熱の干潟で焦げたり、タイドプールでゆだったりしていたら、早くも夏バテの予感。
月曜朝、だるいし、いくらでも寝ていられる。
ダイビング最終日、天気がいいのもわかっていたが、昼間の予定は入れず、ライトトラップの予約だけにしていた。
すぐにドロドロ眠くなるのは、きっとコロナうつ。
そして、日中はKinjoで怠惰の限りを尽くす。
昼に、「石川の駅」へ定食(日替わり)食べに行った以外は、引きこもり。

なのに、なーんにもしないのに、あっという間に夜になり・・・

きょうも真栄田でライトトラップ。
海に入っている間は、だるさも何もなく、超快適。
どれがなんだかわからないけれど、夏の夜の海で漂うのが、本当に好きだ。








今宵はシャコの子(かな?)がやたら多くて。


カマスちゃん。


セミエビの仲間なの?


きょうもボウズギスのチビには翻弄されて終わったし、未練たらたら。
また夏のうちにリベンジしなくちゃ。

まぁ、まだ夏は始まったばかり。

ホントに始まったのかな?

だって、翌日、5月18日、帰りのフライトで、上空から見るに、雲はまだ夏してない。
空港のファミマで買った「宮平牛乳使用 牛乳シュークリーム」(チープなのに美味)で、沖縄らしさにすがりつつ・・・


あっという間に、沖縄本島最北端、沖縄の終わり。

何回沖縄に通っても、沖縄の終わりは、いつもさびしい。
来る時は、沖縄の始まりで、いつも「海だー!」とうれしくなる場所。

与論島はくっきり。


そんなつかのまの夏空は、沖永良部まで。


徳之島上空はもう、梅雨前線の分厚い雲に覆われてしまった。
こうして、ひとときの現実逃避が終わった。
ひとときでも、夏を感じられたことに感謝。