くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

沖縄本島 2020年8月(1) 1日だけの渡名喜遠征

2021-02-03 22:25:21 |  ダイビング
沖縄本島8月の巻。
と思っていたら、たまたま渡名喜に遠征する日にあたり、1日だけど、渡名喜で潜った。
久米島からのクジラ船は、よく渡名喜の海域に突入するし、久米島フェリーは渡名喜経由なので、島にはよく近づいていたものの、なんと潜るのは、20世紀以来!!

むか〜し、駆け出しダイバーだった頃、
むか〜し、恵比寿にあった「 VIGOROUS DIVING」のショップツアーで、
むか〜し、宜野湾にあった「サウスワード・パッセージ」でボートチャーターして以来かな?
しかも引率は、パラオがえりだった時代の長野さん!(あのスプラッシュ、AN‘S、アクアマジックの。)
あれは尾崎豊が逝ってしまった日。
前線通過で、1日はダイブクルーズ転じて、まだ整備されていなかった真栄田岬初体験!

そんな、なかなか濃い思い出は置いといて…

ひさびさの、真夏の外海に、わくわく。


8月21日 JAL921便 羽田 16:00発 →那覇 18:30着
緊急事態宣言は解除されていたものの、世間では旅行を控える人が多く、夏休み期間中というのに、羽田-沖縄の航空券が安い!
中でも最安値は、このJAL921。
昼下がりの中途半端な時間帯のフライトはいつも狙い目だけれど、今回は破格の7000円台!
これに乗るため、迷わず半休取得。

ランチは、羽田空港第1ターミナルの「カレーダイニング アビオン」で、彩り野菜カレー。

ヘルシーでおいしいが、カレーは600-700円に押さえたい私には、1000円超えで、ちょっと高い。

さらに無駄遣い。
DEAN & DELUCAの季節限定「ストロベリーミルクフラッペ」。

暑いし、どーしてもスルーできなかった。
まあ、無難においしいけれど、頭キーンとなったし、やめときゃよかった税抜き580円。


きょう連れて行ってくれるJALさんぷっくり。


きょうはよく晴れて、気持ちのよいフライト。
格納庫見るの大好き。




静岡県上空で、むむ? 近いよ、ANA!


沖縄上空に入ると、きょうはクロワッサンアイランド、水納島がきれいに見えた。


着陸近くになっても、海はペタペタ。

8月の沖縄には台風不安がつきものだけれど、これなら安心。


ホテル・トリフィート那覇旭橋
きょうは、はじめて利用するトリフィート。
消防署通りを歩いていたときに、新しいホテルができてる!、と気がついた。


タイミングがよければ、1泊5000円台で、さいふに優しいし、やっぱり新しいのは魅力。
お部屋は、いちばん安いカテゴリー。
狭いけれど、好みの色調で、気に入った!


部屋に荷物を置いて、午後7をまわり、ゆうぐレッド。


あしたの朝は早いから、さっさと腹ごしらえして寝なくちゃ。
旭橋からホテルに向かう途中、新たに気になるタコスやさんができたので、のぞいてみたが、きょうはもう売り切れだった。
でも、トリフィートの、道路をはさんで向かいには、定食屋「三笠」の好立地。
てゆうか、三笠がまん前ってのも、このホテルを選ぶ理由。
コロナが終息して24時間営業に戻れば、朝から三笠でがっつりいけるもの。

今宵は焼肉定食を。


部屋に帰ってきょうの限定缶は、一番搾り。






8月22日(土)筆ん崎 3ダイブ
7時出航なので、暗いうちにピックアップ。
明るくなっても、渡名喜についても、なんだかなぁ…な、空の色。






なんと、本日午前9時、台風8号発生!!
でもまだ大丈夫。
あしたはいいだろうけど、この先、どうなることやら?

空がどんよりだって、海に入れば、すっこーん。
渡名喜ブルーが広がり、爽快そのもの!


ダイバー皆、リラックス。


さんごびっしり。


ハナダイが吹雪のように待っていて。


カスミチョウチョウウオの群れも。


コンデジの限界で、きれいには撮れない。


そして、砕ける波も素敵。








いちおう外海らしく…



地味だけど…


マクロの部。
きょう持って入るつもりはなかったけれど、ガンガン攻めるスタイルの潜り方ではなく、Nexusも一緒。

わー、ひさしぶりー。シパダンのドロップオフ以来?
大好き、アカホシハナゴイ! よく撮れなくたって、趣味の世界。












ハナゴンべの子も、深場にはたっくさんいたらしい。


イシガキカエルウオ。映えるところを知ってると見た。


タテスジハタの子。


子どもだけれど、しっかりハタ顔。


あっという間に3ダイブ終了。
私の、この夏の渡名喜も終了。


恩納村に向かう真栄田に、那覇で噂のゴンチャをGET。


とってもおいしい。



なかどまinn 301
夕方には雨しとしと。
ずいぶん遅くになかどまinnに着くと、「あしたは潜れるけれど、あさっては潜れませんねぇ。」って言われた。
台風に備え、建物にネット張るそうで、馴染みの1人部屋ではなく、3階の手前の部屋を用意してくれた。









台風の名はバービー。
青い空、青い海を夢見て来たのに…
明日からの運命は、いかに!?

レッドビーチwith スピッツ 2020年12月29日

2021-02-01 22:38:17 | 沖縄本島ダイビング
ことしも年越しは沖縄本島で、そう決めていた。

COVID-19。
1年前にはまだ、この単語さえ、存在していなかったんだ。
私もまともにそのあおりを受け、給与カットで、苦境が続いている。
潤沢にあるのは、出勤日数減と年休消化勧奨による休みだけ。
それを神様がくれた潜るチャンスととらえ、この1年、緊急事態宣言期間以外は、かつてないほど沖縄本島に出入りした。
そして、皮肉なことに、ダイビング的には充実の1年。
まあ、これで精神的バランスをとってたんだろーな。

いわゆる仕事納めの12月28日まで出勤して、29日に沖縄入り、30日から潜ろう!と思っていた。
今年は、ピークシーズンの8月の航空券が異常に安かったので、油断していたら、12月29日の航空券の高いこと!
安めのチケットが残っていたのは、28日の15時半発のANA便だったので、仕事納めの日、半休をとった。

そんな航空券を買った時から時は流れ、コロナウィルスの感染再拡大。
GoToトラベルが中断され、旅をキャンセルする人続出というニュース。
このご時世に、旅に出ることをよしとしない風潮だけれど、私は予定どおり出発。

ランチはとらずに羽田に向かうが、きっともう、空弁の供給も減ったにちがいない。
空港でのランチ難民化の予感がするので、きょうは空港地下のクリスピークリームドーナツの牛さんでしのごう!

来年の干支にちなんだ期間限定「ハッピー ウシ ミルク」。
モー、来年はコロナを放逐してくださいとパクリ。
まあ、ドーナツ。
でもかわいさ満足。
そうだ、那覇についたら、ステーキを思い切り食べよう!

出発階に上がると、例年なら激混みの羽田空港も、すいていた。
パワーラウンジは、そこそこ密だったけど…


12月28日 NH477 羽田15:30-那覇18:20
乗ってみれば、機内前方は超密。

出てきたばかりの月。満月はあさって…

月の出がこの時間だと、ナイトダイビングの時間には月高くて、明るいじゃん…
って、晴れるといいな。

そして、まだ4時前だというのに、このサンセット感。


離陸すると、弱い冬の西日に照らされて、下界は琥珀色でなんか幻想的。


富士山に、工業地帯の煙突から煙もくもく、なんかシュール。


きょうの富士。




JALのトイレにはアルコール除菌ボトルがあるのに、ANAにはない!


CABIN&HOTEL ReTIME ファミリールーム
那覇に着いたら、ゆいレールで旭橋へ。
ゆいレールも、「嘘でしょ?」ってくらいにすいている。
きょうの泊りは、ひさびさのCABIN&HOTEL ReTIME
那覇のホテルの予約を忘れていて、きょうになって予約した。
Go Toなしと、自粛傾向のあおりか、「50%OFF★おひとり様宿泊でのびのびプラン!3密対策◎」というプランで、ファミリールームが安かったので、今回は、このホテル的には広々。



ひとりでむなしいと思える広さではない。


豚々ジャッキー
チェックインそうそう、気持ちはジャッキーステーキハウス。
ジャッキーのある通りに入ると、小さな事務所の中で、おじさんたちが一杯やっていたりする。
御用納めの日って感じ。
そしてジャッキーに近づくと、店の前にはけっこうな人の数。
あしたは始発の高速バスに乗るので、早く寝たいし、待つ時間が惜しい。

なら、チープに三笠でがちまやステーキ!
切り替えて、消防署通りにゆくと、ガーン、月曜定休。

気持ちは牛だったが、切り替えて豚!
ジャッキーちがいの…

豚々ジャッキー

いつも混んでいるので、どうかな〜、と思ってゆくと、今夜は先客2組だけ。

きょうは、前から気になっていた「山本彩香先生の豆腐よう」をオーダー。

山本彩香先生は、琉球料理の第一人者だそうだ。
泡盛が効いて、大人の味。

トンカツ!

やはりここのトンカツ、相当レベル高い。
ロースカツの脂身が絶妙なバランス!
絶対、赤坂のランチタイムに行列できる某店より美味しいって。
ガラガラすぎてコロナの影響がここも深刻、と思っていたら、その後、どんどんお客さんが入ってきた。
さすが人気店。


12月29日 レッドビーチ3ダイブ
ReTIMEもファミリールームなら、カーテンでの仕切りではなく、鍵がかかってプライベート空間保てていいな、と思っていたら…
実は壁が薄くて、隣の部屋の話し声がうるさくて、なかなか眠りにつけなかった。
夕べは大浴場は混んでいたので、部屋の狭いシャワーだけ。
ReTIMEにはサウナだけ利用しに来る人もいるくらいで、せっかく設備がありんだからと早起きして早朝サウナ。
うーん、なかなか快調。

貸し切りサウナを楽しんでたら、あっという間に時間がたち、あわててバスターミナルへ。
きょうは、ひさびさにスピッツダイブセンターの世古さんにガイドをお願いしている。
世古さんは、ウミウシイントラ。
あらかじめ、「レッドで極小ウミウシを撮るつもりで」という引導を渡されていた。
始発の高速バスで金武インターまでゆき、再会。

どんより、レッドビーチ。


レッドの施設も空きすき。

きょうはレッドビーチ的には透明度まぁまぁ。
ロクハンでも、耐えられる水の冷たさ。
ひさびさに世古さんについて泳ぐと、さすがの安定感。
まあ、1990年代からお世話になってるんだから、ほっとするものが大きい。
そして、次から次へと、お皿を出すように、ウミウシの乗った小さなロックを持ってきてくれる。


ウミウシの部。
カンムリハラックサウミウシ。か、かわいい…。


イボヤギミノウミウシ。名前通りだな。


パンダツノウミウシ。




ハナミドリガイ。




ユニデンティア属の一種 、シテンサンドラウミウシなの?


ヨワタマゴガイ 。


でも、いまいち極小がいなかったとのこと。


魚類の部。
え?なにがいるんですか?


テングギンポハゼ。


シマオリハゼ。


ニュウドウダテハゼ。


サラサハゼ。


ハチマキダテハゼ。

みーんな、すぐ引っ込む。
泥ハゼは、水温23℃ぐらいまで下がると、引っ込みがちらしい。


貝の部。
キヌヅツミガイ



甲殻類の部。
シャコの仲間。


コマチコシオリエビ。


ナデシコカクレエビ。


オトヒメエビ。


キミシグレカクレエビのペア。


イソバナエビ。


ムチヤギカクレカニダマシ。


ガラスハゼの仲間も棲んでる。


カイカムリの仲間。


シカクイソカムリ。


シパダンやモルディブといった外洋ドロップ志向の私は、人工物や、砂泥は苦手科目だけれど、楽しかった〜。
鉄塔を一つずつのぼりながら、何がいるかな?って探すのも楽しい。
きょうでレッドのイメージ、だいぶ良くなった。


なかどまinn
1週間ぶりのなかどまinn。
きょうは203号室。



室内に洗濯機も乾燥機もないけれど、やっぱりここが好き!


我空我空
年末年始は、なかどまinn1階の我空我空(ワンカラワンカラ)が毎日営業で。

毎日食べたい「いきなりもず〜く」。


うむくじ(紅芋)天ぷら。


本当は、数名でシェアする仕様だろうけど、もずく200g、つゆにつけて食べるの、うますぎ。
うむくじ天ぷらは、お菓子感覚。
早朝サウナに、ダイビングに、沖縄料理に。
いい1日だな。

でも、このささやかな幸せは、そうは続かない。
なんせ、あしたはいよいよ、数年に一度レベルの寒波襲来の予報なんだから!