10/9(金) SQ635 羽田2255 シンガポール0500+1
SQの羽田便は成田便よりしょぼくて、USBポートもなければ、エンターテイメントの種類も少ない。
スマホに充電できないのは不便だけど、飛行時間合計10時間50分かけてセブに着いたら即ダイビングの予定なので、映画見てる場合じゃない。
少しでも寝なくちゃ。
でも、しっかり機内食。
まずはミッドナイトカレー。
そしてアーリーモーニングナン。
エコノミークラスで熟睡できるはずもなく、夜明け前のシンガポールに到着。
ターミナル3から、ターミナル2へトレインで移動。
トレイン内には、置いてかないでのコロコロバッグちゃん。
私も頭がぼーっとしているが、そんなにトレイン内にころころ忘れる人が多いんだろうか?
10/10(土) MI566 シンガポール0900 セブ1245
明るくなったら、今なおヘイジーな空。
ちょうど4週間前に降り立ったときから、まったく良くなっていない。
今年の煙害は深刻だ。
30分前にゲートに行くと、もうボーディングがはじまっていた。
ふだんはしばらくベンチに座って待つのに・・・
それもそのはず、列がいっこうに進まない。
たぶん、ボーディングに時間がかかるデスティネーションなのだろう。
私の前には、ご家庭では英語しか話さない富裕層らしきフィリピン人母子がいて、9才、8才くらいの年子と思われる兄弟がYMCAを歌って踊っている。
「YMCA…What does YMCA stand for?」とひとりのお子様。
もうひとりが、「Y…いえろー」
つづけて「M…もんきー」
CAはまったく想像できないらしい。
YMでとまって、ふたりとも「いえろーもんきー」と繰り返してケタケタ笑ってる。
ママが上品に静かにしなさい、と言っても、YMCA♪
産卵に上がってきたカメくらいの速度で、ボーディングでDELAYするんじゃないかと思ったが、定刻に出発。
そして、またまたカレー。
アジアンベジタリアンをオーダーしたのは自分。
でも、さすがに12時間以内に3回インド料理で、しばらくインド料理を見たくない・・・。
長く感じた3時間45分のフライト、やっとセブシティが見えてきて。
ぬるそうな海に早くつかりたい。
ヒカリキンメざんまい、マクロざんまいのマクタン
睡眠不足で、セブに着いたときは、もう、とにかく座りたかった。
タクシー乗り場まで荷物を引っ張る気力もなく、多少高いが、その場で乗れる白タクと、料金交渉して町へ。
白タクでカイザノマクタンモールに行き、そこからダイビングサービスにピックアップしてもらい、器材出したら、ボートに乗って、ENTRY。
お世話になるのはアクエリアスさん。
まず1ダイブ、軽く65分潜って、そのあと、日没を待つ。
なんと今滞在中、アクエリアスさんのゲストは私ひとりで、タクちゃんとティティンさん貸し切りの贅沢。
水面休息中に、フラッシュライト会場が設営され…
大きなロックにライトをあてて、その前をヒカリキンメが右往左往すると、ちゃんと魚の形が見えるという、フラッシュライトフィッシュショーのためのステージなのだ。
これだけライト使ってる。
水底は、ガンガゼゴロゴロで、気をつけないと、チクっ、イテっ。
ヤドカリは視線感じるけど、ガンガゼにはそれがない。
三脚立ててGoProはほぼまわしっぱなし、少し離れてTG-4手にひたすら観察。
TG-4の自然光で撮ると、ホラーなことに。
こんな地味のお魚の目の下の発行バクテリア集団がきらきら光るなんて…
2日めは、エントリーしたら、いかたちが活発。
あらら。
不覚にもGoProのメモリがフルになっていたので、TG-4でもっぱら動画撮影にいそしむ。
ライトを嫌うヒカリキンメたちは、途中からコーラルの下に逃げこんでしまい、シパダンのタートルカバーンで見たようなワールドに。
正面を向いたときに、ウルトラマンの目みたいにつり上がって見えるのが好きだ。
2夜連続、ヒカリキンメのイルミネーションに大満足。
もちろん、昼のダイビングも楽しい。
とにかく、ていねいにちまちまマクロを見て行くので、写真の数が膨大になり、収集がつかないのだー。
そして、ナイトのあとは、日々、しっかり食べて、これまた満足。
トラブル続き、セブのホテル
ホテルは、マリバゴブルーウォーター。
4月はホワイトサンズを使ったが、最悪だった。
通された部屋は古かったし、バフェもほめたものではなく、決してリピしたいしろものではなかった。
日本人オヤジグループにもれなくローカル女性という図式と、コリアンの二大勢力で、ダイバーにはしっくりこない。
まあ、セブのホテルは、どこも多かれ少なかれ、そんな感じなのかな?
そこまでは目をつぶるとして、詐欺まがいのことをするホテルだということが、チェックアウトのときに判明した。
ハウスキーピングが最終日、ツインの部屋にハンドタオルを1枚しか置かなかったくせに、ハンドタオルが1枚ミッシングだから、金払えとチェックアウトで金を請求された。
しかも、レセプションの女性の態度がおそろしくrudeだった。
「誰があんな、裏の透けて見えるような、うす汚いハンドタオルを持って帰るか~」と、友達と二人でプープー抗議したら、渋々引っ込んだ。
あとからAgodaのレビューを見たら、同様の被害を報告するコメント発見。
日本人を甘く見てるけしからんホテルで、もう二度と泊まらない。
でも、ダイビングのピックアップの関係で、マリバゴエリアのホテルにしなくては。
今回は、アップルワールドが、Agodaよりも、Hotels.Comよりも、EXPEDIAよりも、どこよりも安くマリバゴブルーウォーターを出していたので、マリバゴブルーウォーターにした。
ナイトのあと、夜桜でごはん食べて、21時をまわってホテルにやっとたどり着いたら・・・
「オーバーブック」を告げられ、今夜はアナザリゾートで、トゥモローモーニングはブレックファストをサービスするとのこと。
目下改装中で、その改装がはかどらず、部屋が足りなくなったということらしい。
怒りを感じるよりも、ほぼ不眠の私は、早く寝たかったので、とにかくだったらアナザリゾートに連れて行ってくれ~と思うのであった。
リゾートってどこなのよ、と思いながらホテルのバンで連れて行かれたのは・・・
コスタベリャ トロピカル ビーチ ホテル
4月に来たとき、アクエリアスのヘビーリピーターの方々が泊まっていたところなので、良さそうだ。
マリバゴビーチのレセプションの女性がついてきて、チェックイン手続き。
あした7時50分に迎えに来ますと言われ・・・
通された部屋は、だだっ広いベッドがでーん。
古いけれど、雰囲気は悪くない。
バスタブも古臭い。
夜が明けると、ふたむかし、みむかし前な感じのリゾート。
プライベートビーチ。
朝のバフェはいまいちー。麺だけいただく。
レセプションの鶏。
エントランス。
寝て起きて麺食べたら、もうさよなら。
マリバゴブルーウォーター
2日めの、これまた夜遅くに、マリバゴブルーウォーターへ。
きょうは部屋はあった。
「お詫びにビーチのお部屋にアップグレードしました」というけれど、そんなええもんか?と思う。
でも、レセプションから部屋までは、カートで連れて行ってくれるし、従業員はみな礼儀正しい。
ゲストはここもやはりコリアンメイン。
セブはチャイニーズは少ないが、コリアンが多い。
ビーチコテージ。
やはり古っちい。
お部屋の前には、水がめ。足についた砂を落とす。
ビーチ。
お子様用バスケゴール。
きょうの潮汐掲示版なんかもある。
集合住宅型(?)棟。
いろんなところにイルカが使われている。
10/13(火) MI566 セブ1335 シンガポール1855
マリバゴ・ビーチ・ホテルは、オーバーブック禍はあったものの、ちゃんとしている。
(ちなみに、帰国後、アップルワールドにオーバーブックの件で、格下のコスタベリャに1泊したことで差額の返金はないかと、淡々と問い合わせをしたら、ちゃんと返金してくれた。マリバゴでは考えれない安値だったので、無理かな、と思ってはいた。このあたり、アップルワールドはしっかりしていて、エクスペディアなんかより対応いいなと思った。)
チェックアウトをしようと外に出ると、ちゃんとカートが待っていて、荷物と私を乗っけてくれる。
チップを要求することもない。
そして、チェックアウト時にタクシーを呼んでもらうと、車番を書いたメモをくれる。
メモには、タクシーとホテルは無関係という趣旨のことと、メーターを倒すかチェックすること、法外な値段を要求するようなことがあったら、レポートをするようにということが書いてあった。
たタクシーに乗り込み、値段を聞くと、案の定ふっかけてくる。
「とにかく先にメーターたおしてちょーだい。」
相手がへらぐらいってても、とりあえずメーターを倒させて、なおもふっかけてくるところに、「メーター+50で行ってね。」と。
タクちゃんから聞いた技だが、いともあっさり納得。
セブ空港、何もないので、WiFiがつながるコーヒー・ビーンズで休憩。
いらんちゅうに、あれこれ食えと言われるが、お断り。
さよならセブ、また来るね。
さて、離陸して1時間弱、あっという間にダバオ到着。
ダバオ。
ここはミンダナオ、サザンフィリピン。
シパダン海域に来る誘拐犯の根城、アブサヤフ、山岳ゲリラ、過激ムスリムの温床・・・。
しかし、空港のランプで働いている人びとは、平和に陽気そうだ。
この人たちも、この笑顔の裏に、過激思想があるのだろーか?
なんて思いながら、ダバオをぐぐったら、フィリピン一、治安のよいところらしい。
しかもスモークフリー。
公共での喫煙まで禁じられているとか。
緑の島、ダバオ。
ダバオを発てば、ふたたびカレー。
10/13(火) SQ636 シンガポール2235 羽田0635+1
羽田から職場直行になるので、きょうもチャンギでシャワーを浴びてから搭乗。
明日は仕事だから、寝ないといけないが、またまたしっかり食べる。
帰りはアジアンではなく、洋風にしてて、美味しくはないが、ちょっとホッ。
アイスとビールの取り合わせはいただけないけれど・・・
寝るにこしたことはないけれど、ついつい飲む。
そして、ちょっとうとうとしたと思ったら、もう朝食。
さて、羽田に着いたら、国内線ターミナルへ、夜の那覇行きのチェックインをしにゆく。
はじめて乗る、シャトルバス。
思ったよりも、時間がかかる印象。
ANAご自慢の、自動手荷物預け機に初挑戦。
ダイビングバッグを預け機に押し込んで、重量OK、タグOK。
でも、扉がしまらない。
ダイビングバッグの横幅がギリギリなので、どこかがひっかかるようだ。
スーツケースだったら、こんなことにはならないのだろうけど、国内線の無料手荷物許容量におさめるためには、ソフトタイプのバッグにせざるをえなかった。
再度荷物を押し込むと「重量が変わりました」と自動音声。
な~に~?と、またまたタグ出し。
またタグをつけなおして、またしまらない。
そして、「重量が変わりました」
いらっ!
3度目の正直で、なんとか預け入れ成功。
時間短縮どころか、有人カウンターのほうが、よほど早く手続きすんだといえよう。
家経由、会社に行けそうな気もする時間だったが、会社に直行することにした。
誰も、シンガポール→羽田→那覇の乗り継ぎのあいだの、トランジット出勤とは思うまい。