くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

生ヤングココナッツ玉@いなげや

2016-01-27 10:10:33 |  ココナッツマニア
それはある日突然、青果コーナーの見切り品ワゴンに現れた。
「なんだ?あのぴちょんくんみたいな物体は?」
見たことない根菜かと思って近づけば、なんと、ヤングココナッツ。
見切り品で半額、なんとなくかわいそうと、並んでいた2個とも引き取ってきた。
レジのおばさんに「これなんですか?」と聞かれ、「ココナッツなんですよ」
おばさん、「へー」とひとしきり関心。
「どうやって使うんですか?」ってな会話になり、「カボチャ切るより大変ですよ」と言ったら、「私かカボチャ切るの大嫌い!」と。
まあ、うちにはドールで入手したココナッツ穴あけがあるのさ。


まわりが削ってあるにしてもとっても小さい。
でも1個598円+税。

産地はベトナム。
どんなにヤングココナッツが好きでも、今は冬・・・
ココナッツに穴あけるのが面倒くさいのと、寒いのとで、忘れるともなく忘れ、その後、冷蔵庫のこやしになること1ヶ月。
キンキンに冷やしたビールは飲んでたのになぜ?
再び店頭で見て、あーーー!と思いだしたらら、回りがあまりにも緑っぽくカビっぽくなっていたので、断腸の思いで廃棄。
ああ、ごめんなさい!
もっとかわいそうなことをしてしまった。

その後1ヶ月、店頭ではやはり598円で並んでいる。
もうちょっと暖かくなってから、また買おうと思う。
さすがに、いつもはKKで120円くらいでもっと大きいのを飲んでるのに、こんな高いもんは、見切り品にならなきゃ買わないけど。
願わくば、もっと大きくて、高品質なボルネオ産をドカドカ輸入してほしい。
マレーシア経済の復興のためにも。

マクタン マクロざんまい (3) マリゴンドンケーブ編

2016-01-26 17:17:04 |  ダイビング
アクエリアスのjettyからすぐのマリゴンドンケーブ。
垂直のカベが素敵。


入り口に、フチドリハナダイがうようよ。








ケーブの中から外を見る。


シマクダリボウズギスモドキ。
テンジクダイ科のお魚なので、ホントは口内保育を拝みたいところ・・・。




ぬぼーっと漂っているように見えるが、接近すればそそくさそくさ。


後追いになる。


なかなか名まえが覚えられないので、英名なんていうのかなぁ、と思ったら、Paddlefish Cardinalfishで、fish fishとくどいお名前。
ただ、ひれを目いっぱい広げると、たしかにパドルみたい。






日本の海水魚によれば稀種。
絶対、タートルカバーンにもいるに違いない。
今度探してみよーっと。

そしていかにも、暗がりの住人な目をしたドウクツシマベニハゼ。




も一丁、暗がりまなこのサクラテンジクダイ。

こちらも口内保育をしてるとこをとらえたいところ。
スケルトンボディもちゃんと写せてない。



レオパードトビー。

可愛らしいけど、毒そう。
夜はヒカリキンメ、昼は昼で楽しい洞窟。

マクタン マクロざんまい(2) マングローブダイビング

2016-01-23 22:47:05 |  ダイビング
10月のアクエリアスでは、マングローブダイビングにも連れて行ってもらった。
ダイビング人生において、過去にただ1度だけ、マングローブダイビングの記憶がある。
西表だったか、サンガラキだったか・・・
ひたすらぴきぴき珊瑚礁ずきな私が行ったダイブサイトで、マングローブダイブができそうとしたら、この2か所くらい・・・。
それは、ぬるくて、にごっていて、地味なハゼしかいなかったという漠然とした印象しかないから、サンガラキだったんだと思う。
だって、西表のガイドさんだったら、懇切丁寧なブリーフィングで、なんかポイントをおさえるはず。

貸切で、最終日(といっても2.5日しかなかったけれど)どこに行くかという話になったとき、マングローブを提案してもらった。
そのとき、木に登るハゼがいると聞いて、マングローブゆき即決!













バンカーボートを止めたあたりは、空地にぺんぺん草的な水中景観。


やがて枯野原。


背が立つ深さをずっとゆく。


見るもの、みんな初対面。


やがてマングローブの根っこが現れ・・・。


やっぱ、浮遊物たっぷり。











立ち上がれば、話に聞いた木で休むハゼ。
もー、見た瞬間に心を奪われる。
でも、TG-4 、水面で水滴ついてるし、指でふいてもちゃんととれないし、曇ってちゃんと撮れない。


このとぼけた顔がなんともいえない。

近づくと、水に飛び込み、水面を飛ぶように去っていってしまう。
もっともっと見ていたかった。
ミナミトビハゼは、今回の大ヒット!






ミナミトビハゼ以外、どれひとつ、名まえも覚えていないというていたらくだけど、マングローブ、楽しい。
これまたタイドプールのような中毒性があるかも。

マクタン マクロざんまい(1) スズメダイ編

2016-01-22 15:09:05 |  ダイビング
ヒカリキンメpowered by アクエリアスに魅せられて、ナイトめあてで、4月についで10月にマクタンに来たのは言うまでもない。
でも、昼は昼で楽しいマクタン。
近年、やっと私もシパダンでスズメダイに目を向けるようになった。
シパダンに棲む子たちくらい、全員(?)名前と顔を一致させようと思って、シパダンで出会ったスズメダイで、図鑑でわからなかった子たちをググっていたら、アクエリアスのブログにたどり着いたのがきっかけ。
しかも、もう見ることはないと思っていたヒカリキンメまで見られたという驚き。
そんなこんなで、2015年は、年2回のマクタンとなった。
アクエリアスゲストは、マクロ一筋かつ本格派フォトダイバーが主流で、いわゆる通好みのするダイビングサービスという印象。
そして、アクエリアスはレアものから普通種までていねいに観察するので、TG-4しか持ってない私でも、膨大な数の写真を撮ってしまった。
スズメダイの幼魚は、ホントーにかわいくて、スズメダイロリロリ。

まず、クロミスと呼ばれるスズメダイたち。
アンボンクロミス、まんまアンボンスズメダイ。


ツインスポットクロミスことタイワンスズメダイ。

タイワンスズメダイは、いつもものかげにいるけれど、なかなかこっちを向いてくれない。

ブラックバークロミスことクロオビスズメダイのこども。


イエロークロミスことヒマワリスズメダイ。


ブルーグリーンクロミスことデバスズメダイ。



続いて、クロミスより大きくて、強気なダムゼル系。
ゴールデン・ダムゼルことヤマブキスズメダイのこどもたち。


さらにちび。


スリーバンド・ダムゼルことクラカオスズメダイ。

こちらも珍しく温和だそう。

ホワイトベリー・ダムゼルことナミスズメダイ。


ヤマブキ、クラカオ、ナミは、みなクラカオスズメダイ属で、背びれテンパって泳いでる感じが良く似ている。

チャコールダムゼル。

こちらはなにげにウンコ中。

ジュエル・ダムゼルことルリホシスズメダイのちび。

ちびには寄りたいのに寄れない。
成魚はたのまなくても攻撃に寄ってくる。

ホワイト・ダムゼルのこども。


バローズ・ダムゼルのこども。


アンボンダムゼルことニセネッタイスズメダイ。






成長するにつけ、色もぼぼけ、ニセ目も小さくなり…


成魚はパッとしない印象。

しかし、仲間の顔を見分ける能力があると知って、最近は一目おくようになった。

レモンダムゼルことネッタイスズメダイ。

よくサンゴの中から顔出していて、シャイと見せかけて、実は強気らしい。

ネオンダムゼルことソラスズメダイ



こちらも強気。


ダスキラス系。
ミツボシクロスズメダイの赤ちゃんたち。ずいぶん痛そうなところにお住まいですね。


単体の子は、ウンコ中・・・。



続いて、ドゥモワゼルと呼ばれる子たち。
ダムゼルもドゥモワゼルもシノニムだけど、なぜにお嬢さん?
ローランズ・ドゥモワゼルのこども。






おとなになると地味だけれど、気も強くなるとか。


タルボッツ・ドゥモワゼル。










おとなになっても大化けはしないけれど、萌えポイントの目の二本線が消える。
こどもの方が目は強気だが、これも、目力を失った大人になるほど気ぃ強め。


ブラックバンデッド・ドゥモワゼル。


スプリンガーズ・ドゥモワゼルのちび。

幼少の頃から目がすわっているけれど、温和なスズメダイなんだそうだ。

地域ごとに模様が異なるというけれど、セブヴァージョンの成魚はかっこいい。





もちろんアネモネ系もいるし、ここにいるのはスズメダイファミリーのほんの一部。
しかも大かた幼魚で、スズメダイロリロリっぷりが否めない。

オクトーバー・ナイト週間 (3) 2015/10/9-10/16 弾丸久米島BWD編

2016-01-19 15:35:13 |  ダイビング
10/14(水) NH479 羽田 2000 那覇2235
昼間、仕事をしていて、ふと気がついた。
そういえばブラックウォーター2ダイブ。
水中ライト1本しか持っていないけれど、充電式なので、1本じゃ足りないじゃん・・・
昼休み、わざわざビックカメラに行ってみたが、私が使っているリチャージャブルバッテリーは取り扱っていなかった。
あわただしいけれど、18時に仕事を終えたら、品川のmic21経由、本日2度目の羽田空港へ。
どちらかというと、赤いmicより青いAQROSだけど、渋谷に行ってる時間はない。
mic21で、今持っているライトはスポットかワイドかと聞かれ、スポットと答えたら、ワイドも1本持ってるといーですよ、とのセールストークで、まあ、それもそうだなとワイドをGET。
BWDにはスポットだろうと思いつつ。
ああ、痛い出費・・・。

今宵はジャッキーステーキハウス♪
そう心に決めて、搭乗前、ゲート横のおにぎり屋でおにぎり1個だけ。
那覇に着いたら、今夜は仮眠だけだから、ダイビングバッグを大型コインロッカーへ預けて、身軽になってゆいレール。
ジャッキーに寄ってから、チェックインしよう、って算段。

深夜の那覇。
日中は28度くらいあるようだけれど、夜は超涼しい。
久米に先立って、3連休には那覇でブラックウォーターダイブを開催していたが、それに参加した知人は寒さにめげて途中退場し、送迎も待てず、タクシー呼んでホテルまで帰ったと言っていた。
この涼しさだと、ぺらっぺらの3ミリウエットの私は、あしたからのダイビングに一抹の不安。


ホテルユクエスタ旭橋
ホテルユクエスタ旭橋にしたのは、ほかでもない、ジャッキーの近くだから。
夜中だって、終電がなくなったって、タクシーいらずの徒歩2分♪
でも、旭橋に着いたのが23:30。
ミッドナイトステーキ、と思っていたのに、寝る直前にステーキ食べてる場合じゃないでしょ、と太りたくない神がささやいた。
まあ、帰りもあるさ。

ユクエスタ、安いし、フロントは感じいいし、部屋は狭いけれど、清潔で快適だし、気に入った。







10/15 早朝吉牛タコライス
せっかく沖縄に来たら、なるべく沖縄らしいものを食べたい。
噂に聞く、沖縄吉牛限定のタコライスを一度食べてみたい。
ユクエスタをチェックアウトしたら、空港までまっすぐ行かず、ゆいレールを隣の壷川駅で途中下車。
朝からサルサねぇ・・・と、もちろん思うが、この機会をのがしたら、いつ食べられるかわからない。

ソースは自分でかける。

味は普通。


10/15 RAC871 那覇0740 久米島0810
きょうは、ダイビング日和なとてもいい天気。
雲に邪魔されることなく、慶良間諸島がとてもキレイに見える。 


あっという間に久米島到着。




ハロウィン前、ターンテーブルになごむ。

荷物を取ったら、エスティバンのピックアップで、本日のやど、「民宿なんくるないさぁ」へ。
なんくるないさぁではすぐに部屋に通してもらえ、速攻ダイビングの準備。
与えられた時期は20分。


10/15 1st dive トンバラ
さて、ダイビングは、しょっぱなからトンバラ。
トンバラで初めて潜ったのは、30本めのダイビング。
途中、イントラが引っ張ってくれたという、超初心者時代。
30本でトンバラに出会ったからこそ、ダイビングのおもしろさがわかり、今日にいたるまで、ダイビングを続けているといえる。
ときに鯉のぼりになるような激流の記憶もあり、いつもここに潜るときは妙な緊張感が走る。
私にとってトンバラは、ある意味、聖地なのだ。

ENしたら、27℃の水は冷たく感じるけれど、海は青く、とてもキレイ。


巨岩ごろごろの懐かしい地形。





キンギョハナダイ、カスミチョウチョウウオ、ウメイロモドキ、昔と何も変わってはいない。
ここにイソマグロでもぶんぶん走ってもらいたいところだけれど、なんせ流れなっしんぐ。
泳いでも、泳いでも、魚との距離が縮まらなかった。


10/15 2nd dive 鳥の口

もしかしたら、はじめて潜るポイントかも・・・。
地形とスズメダイ系観察とのブリーフィング。

確かに地形がおもしろい。




























ブリーフィングで言われていたが、クマノミたちのアグレッシブなこと。
みんな面魂がただものではない。
クマノミもこわければ、


ハマクマノミもこわい。


まだ数ミリの幼魚がかわいいので、のぞきこむとどつかれる。
数ミリのおチビちゃんを撮ろうとすれば、もう、それはものすごい剣幕。
ちょっと大きくなった子を撮るのがやっと。


ルリホシスズメダイも怒りっぽいが、ここではクマノミの方が手ごわい。


怒らない子達も、もちろんいる。
アサドさんなんかは、ぜんぜん平気。


シコクスズメダイygも、かわいくやさしい。


レモンスズメダイ。




フィリピンスズメダイygとか、


ベニツケタテガミカエルウオ。

もっと見たい子たちは、引っ込み思案。

とにかく、ハマクマノミもクマノミも、超こわかった。

2dive後、いったんなんくるないさーに帰る。
ココストアで夕食調達してから昼寝。

しかし、2ダイブで冷えた体が温まることもないまま、ブラックウォーターダイビングの迎えの時間は来るのであった。


10/15 ブラックウォーター2本@鳥島沖
ブラックウォーターダイビングは、produced by 写真家の峯水亮さんである。
まず、峯水さんのブリーフィングがあって、日が暮れるのを待つ。




スタッフたちによって水中にライトがセットされ、ひとつずつ点灯してゆく。

全部で31灯。車1台買えるほどの高額ライトらしい。

とっぷり暮れたら、

いよいよエントリー。



はじめて見る、ライトに照らされた水中は素敵。
が、とてもぼんやりと見とれてはいられない寒さ。
それでも1本目は皆と同じ80分をなんとか乗り切る。
水面休息、つめたいじゅーしーおのぎりで、体は冷え冷え。
船にポットあるから、カップ麺にすればよかった。
2本目は入った瞬間から、いつ上がろうかとブルブル。
70分頑張って、ギブ。
人びとより先にエキジット。
コンデジ、内蔵ストロボオンリー、寒さでぶるぶるで集中力もなく、ちゃんと写せない。
そして、見たものすべて、いったいなんの幼生なのか、まったくもってわからない。
みんな存在自体が小宇宙。












妙になつっこい子がいて、写真にとりたくても手にきてしまい、しまいには手乗り化してしまった子。




さっきの手乗りちゃんには、ストーキングされ続けた。


ぼけぼけだけれど、この宇宙船ちっくさがたまらない。


なんだろう?
この切り離し後のロケットみたいな生きものは。


タコも子供ならかわいい。




きもい。


思いっきり寄れたと思ったら、ボケボケ。また一眼、欲しくなるとき。


















夜風は冷たく、みんな早く上がってこないかな~と思いつつ。


久米島の夜は更け・・・



なんくるないさぁに帰ったのが、23:30すぎ。
冷えた体で、真夜中の器材洗いはつらい。
ユニットバスからなかなか出られず、布団に入ったのが1:30。
BWDは大変だ。


10/16 朝オリオン@イーフビーチ
なんくるないさぁの朝食は7:30からなので、7:30に起きる。
なんだか睡眠不測との戦いな旅だったなぁ・・・
そしてチェックアウトは、9:30と早い。
きょうは、エキジット時間とのかねあいで、那覇まではフェリー。
とまりんと空港の移動もあるので、荷物はゆうパックにした。
エスティバンの港への送迎が1145なので、ヒマを持て余す。
おろしスーパーで、久米島もずくと島ぞうりをご自宅用にGET。
オリオンビールも買って、イーフビーチでモーニングビア。

ビーチで遊ぶ人はなく、あずまやの下に4~5人だけ。
午前中のビールは、いい具合にまわる。
酔いもさめないうちに、エスティバンへ精算にゆき、居合わせた、とても感じの良い峯水さんにサインをいただく。
そして、きょう帰る人を3人のっけて、エスティバン車で港へ。


10/16 久米島そば@兼城港「ほたる」
兼城港に着いたら、ランチタイム。
とってもレトロな食堂に吸い寄せられる。





昭和にタイムスリップしたよう。
いや、昭和でも、われわれがもの心ついていた頃には、古臭い感じだったのではなかろうか。
久米島そば。

ここのもとてもおいしい。汗だく。
夕べ食べたかった。
テレビでは、京急の車掌が北品川駅で置き去りにされ、新馬場までダッシュしたというニュース。
みんなクスッと笑っていた。
食後、待合室でTG-4の写真をiPhoneに転送して時間つぶし。


10/16(金)久米島フェリー 久米島兼城港1400 那覇泊港1740





20代の頃は、節約と1本でも多く稼げるよう、よく高速船を使っていた。
高速船ブルースカイ亡き今、フェリーはなかなか立派に見える。
船内、きれい。





トイレはウォシュレットつきだし・・・

出港まで、デッキに出ると、見晴らし良好。











ぶぉーっ。
出航して堤防の外に出ると、白波ちゃぷちゃぷ。

こんなにいいお天気でも、台風24号は確実に近づいている。
しぶきもかかる。
それでも、ものずきにデッキで海を見る人数名。
私も、トンバラ岩までは頑張ろう。

両足ふんばってトンバラ岩に挨拶したら、船内へ。
しまんちゅのおじいが、「海が時化ちゃって大変なんですけど、薬がなくなるんで、19時前にそっちに行ってもいいですか?」なんて電話をしている。
椅子席のスクリーンは、韓流ドラマの病院もの。
韓流に無関心の私は、退屈。


10/16の晩ごはん「じんごや」のゴーヤチャンプルー
渡名喜経由で3時間40分かけてとまりんに着くと、もう夕暮れ。

ゆうぐレッド。
ひさびさにオレンジレンジが頭の中をぐるぐる。
次々と車がフェリーから降りてくる。
品川とは違い、品揃え豊富なmic21を冷やかしてから、美栄橋まで歩き、今度こそジャッキーと旭橋へ。
が、無情にもジャッキーは混んでいた。
待ちたくないので、即断念。
ジャッキーまでの道すがら、気になった店に入る。

「じんごや」さん。

定番中の定番、ゴーヤチャンプル定食&オリオンビール。
ゴーヤいっぱい、お豆腐おっきい、東京にはない気前のよさとおいしさが素晴らしいしい。
また来よう。


10/16(金) NH478 那覇 2050 羽田2300
沖縄を飛び立つ前には、いつもブルーシールの紅いもアイスがお約束。
よしときゃいいのはわかっちゃいるけどやめられない。
そして、きょうも羽田ゆきANA最終便はディレイしよる。
ANAの最終便が定刻より早く着いたためしが、私の経験上はない。
しかも着いたら、東京は氷雨・・・
京急で品川に出て、そぼ降る雨に打たれながら、傘もささずに25分てくてく。
金曜夜の酔っ払いだらけの終電前の山手線に乗るのがいやで、荷物がないので、えーい、歩いちゃえ、ということで。
歩いても、歩いても、体温上昇してこない。
きのうから寒がってばかりで、セブのぬるさはすっかり忘れ、なんだか寒かったという印象ばかりが残ったナイト強化週間・・・。
でも、ブラックウォーターのコスミックな感じはやみつきになりそう。
だけど、寒いのはもういや。
次は真夏にしよう。
願わくば、猛暑日に。

オクトーバーナイト週間(2) 10/10-10/13 マクタン編 ヒカリキンメまみれ

2016-01-14 12:07:35 |  ダイビング
10/9(金) SQ635 羽田2255 シンガポール0500+1
SQの羽田便は成田便よりしょぼくて、USBポートもなければ、エンターテイメントの種類も少ない。
スマホに充電できないのは不便だけど、飛行時間合計10時間50分かけてセブに着いたら即ダイビングの予定なので、映画見てる場合じゃない。
少しでも寝なくちゃ。
でも、しっかり機内食。
まずはミッドナイトカレー。


そしてアーリーモーニングナン。


エコノミークラスで熟睡できるはずもなく、夜明け前のシンガポールに到着。


ターミナル3から、ターミナル2へトレインで移動。
トレイン内には、置いてかないでのコロコロバッグちゃん。
私も頭がぼーっとしているが、そんなにトレイン内にころころ忘れる人が多いんだろうか?



10/10(土) MI566 シンガポール0900 セブ1245
明るくなったら、今なおヘイジーな空。

ちょうど4週間前に降り立ったときから、まったく良くなっていない。
今年の煙害は深刻だ。

30分前にゲートに行くと、もうボーディングがはじまっていた。
ふだんはしばらくベンチに座って待つのに・・・
それもそのはず、列がいっこうに進まない。
たぶん、ボーディングに時間がかかるデスティネーションなのだろう。
私の前には、ご家庭では英語しか話さない富裕層らしきフィリピン人母子がいて、9才、8才くらいの年子と思われる兄弟がYMCAを歌って踊っている。
「YMCA…What does YMCA stand for?」とひとりのお子様。
もうひとりが、「Y…いえろー」
つづけて「M…もんきー」
CAはまったく想像できないらしい。
YMでとまって、ふたりとも「いえろーもんきー」と繰り返してケタケタ笑ってる。
ママが上品に静かにしなさい、と言っても、YMCA♪
産卵に上がってきたカメくらいの速度で、ボーディングでDELAYするんじゃないかと思ったが、定刻に出発。
そして、またまたカレー。

アジアンベジタリアンをオーダーしたのは自分。
でも、さすがに12時間以内に3回インド料理で、しばらくインド料理を見たくない・・・。

長く感じた3時間45分のフライト、やっとセブシティが見えてきて。



ぬるそうな海に早くつかりたい。


ヒカリキンメざんまい、マクロざんまいのマクタン
睡眠不足で、セブに着いたときは、もう、とにかく座りたかった。
タクシー乗り場まで荷物を引っ張る気力もなく、多少高いが、その場で乗れる白タクと、料金交渉して町へ。
白タクでカイザノマクタンモールに行き、そこからダイビングサービスにピックアップしてもらい、器材出したら、ボートに乗って、ENTRY。
お世話になるのはアクエリアスさん。

まず1ダイブ、軽く65分潜って、そのあと、日没を待つ。

なんと今滞在中、アクエリアスさんのゲストは私ひとりで、タクちゃんとティティンさん貸し切りの贅沢。

水面休息中に、フラッシュライト会場が設営され…

大きなロックにライトをあてて、その前をヒカリキンメが右往左往すると、ちゃんと魚の形が見えるという、フラッシュライトフィッシュショーのためのステージなのだ。
これだけライト使ってる。

水底は、ガンガゼゴロゴロで、気をつけないと、チクっ、イテっ。
ヤドカリは視線感じるけど、ガンガゼにはそれがない。


三脚立ててGoProはほぼまわしっぱなし、少し離れてTG-4手にひたすら観察。


TG-4の自然光で撮ると、ホラーなことに。


こんな地味のお魚の目の下の発行バクテリア集団がきらきら光るなんて…




2日めは、エントリーしたら、いかたちが活発。






あらら。




不覚にもGoProのメモリがフルになっていたので、TG-4でもっぱら動画撮影にいそしむ。
ライトを嫌うヒカリキンメたちは、途中からコーラルの下に逃げこんでしまい、シパダンのタートルカバーンで見たようなワールドに。

正面を向いたときに、ウルトラマンの目みたいにつり上がって見えるのが好きだ。
2夜連続、ヒカリキンメのイルミネーションに大満足。
もちろん、昼のダイビングも楽しい。
とにかく、ていねいにちまちまマクロを見て行くので、写真の数が膨大になり、収集がつかないのだー。

そして、ナイトのあとは、日々、しっかり食べて、これまた満足。









トラブル続き、セブのホテル
ホテルは、マリバゴブルーウォーター。
4月はホワイトサンズを使ったが、最悪だった。
通された部屋は古かったし、バフェもほめたものではなく、決してリピしたいしろものではなかった。
日本人オヤジグループにもれなくローカル女性という図式と、コリアンの二大勢力で、ダイバーにはしっくりこない。
まあ、セブのホテルは、どこも多かれ少なかれ、そんな感じなのかな?
そこまでは目をつぶるとして、詐欺まがいのことをするホテルだということが、チェックアウトのときに判明した。
ハウスキーピングが最終日、ツインの部屋にハンドタオルを1枚しか置かなかったくせに、ハンドタオルが1枚ミッシングだから、金払えとチェックアウトで金を請求された。
しかも、レセプションの女性の態度がおそろしくrudeだった。
「誰があんな、裏の透けて見えるような、うす汚いハンドタオルを持って帰るか~」と、友達と二人でプープー抗議したら、渋々引っ込んだ。
あとからAgodaのレビューを見たら、同様の被害を報告するコメント発見。
日本人を甘く見てるけしからんホテルで、もう二度と泊まらない。
でも、ダイビングのピックアップの関係で、マリバゴエリアのホテルにしなくては。
今回は、アップルワールドが、Agodaよりも、Hotels.Comよりも、EXPEDIAよりも、どこよりも安くマリバゴブルーウォーターを出していたので、マリバゴブルーウォーターにした。

ナイトのあと、夜桜でごはん食べて、21時をまわってホテルにやっとたどり着いたら・・・
「オーバーブック」を告げられ、今夜はアナザリゾートで、トゥモローモーニングはブレックファストをサービスするとのこと。
目下改装中で、その改装がはかどらず、部屋が足りなくなったということらしい。
怒りを感じるよりも、ほぼ不眠の私は、早く寝たかったので、とにかくだったらアナザリゾートに連れて行ってくれ~と思うのであった。
リゾートってどこなのよ、と思いながらホテルのバンで連れて行かれたのは・・・


コスタベリャ トロピカル ビーチ ホテル
4月に来たとき、アクエリアスのヘビーリピーターの方々が泊まっていたところなので、良さそうだ。
マリバゴビーチのレセプションの女性がついてきて、チェックイン手続き。
あした7時50分に迎えに来ますと言われ・・・

通された部屋は、だだっ広いベッドがでーん。


古いけれど、雰囲気は悪くない。


バスタブも古臭い。


夜が明けると、ふたむかし、みむかし前な感じのリゾート。


プライベートビーチ。










朝のバフェはいまいちー。麺だけいただく。




レセプションの鶏。


エントランス。


寝て起きて麺食べたら、もうさよなら。


マリバゴブルーウォーター
2日めの、これまた夜遅くに、マリバゴブルーウォーターへ。
きょうは部屋はあった。
「お詫びにビーチのお部屋にアップグレードしました」というけれど、そんなええもんか?と思う。
でも、レセプションから部屋までは、カートで連れて行ってくれるし、従業員はみな礼儀正しい。
ゲストはここもやはりコリアンメイン。
セブはチャイニーズは少ないが、コリアンが多い。

ビーチコテージ。


やはり古っちい。






お部屋の前には、水がめ。足についた砂を落とす。


ビーチ。




お子様用バスケゴール。


きょうの潮汐掲示版なんかもある。






集合住宅型(?)棟。


いろんなところにイルカが使われている。



10/13(火) MI566 セブ1335 シンガポール1855
マリバゴ・ビーチ・ホテルは、オーバーブック禍はあったものの、ちゃんとしている。
(ちなみに、帰国後、アップルワールドにオーバーブックの件で、格下のコスタベリャに1泊したことで差額の返金はないかと、淡々と問い合わせをしたら、ちゃんと返金してくれた。マリバゴでは考えれない安値だったので、無理かな、と思ってはいた。このあたり、アップルワールドはしっかりしていて、エクスペディアなんかより対応いいなと思った。)
チェックアウトをしようと外に出ると、ちゃんとカートが待っていて、荷物と私を乗っけてくれる。
チップを要求することもない。
そして、チェックアウト時にタクシーを呼んでもらうと、車番を書いたメモをくれる。
メモには、タクシーとホテルは無関係という趣旨のことと、メーターを倒すかチェックすること、法外な値段を要求するようなことがあったら、レポートをするようにということが書いてあった。
たタクシーに乗り込み、値段を聞くと、案の定ふっかけてくる。
「とにかく先にメーターたおしてちょーだい。」
相手がへらぐらいってても、とりあえずメーターを倒させて、なおもふっかけてくるところに、「メーター+50で行ってね。」と。
タクちゃんから聞いた技だが、いともあっさり納得。

セブ空港、何もないので、WiFiがつながるコーヒー・ビーンズで休憩。
いらんちゅうに、あれこれ食えと言われるが、お断り。



さよならセブ、また来るね。




さて、離陸して1時間弱、あっという間にダバオ到着。





ダバオ。
ここはミンダナオ、サザンフィリピン。
シパダン海域に来る誘拐犯の根城、アブサヤフ、山岳ゲリラ、過激ムスリムの温床・・・。
しかし、空港のランプで働いている人びとは、平和に陽気そうだ。
この人たちも、この笑顔の裏に、過激思想があるのだろーか?
なんて思いながら、ダバオをぐぐったら、フィリピン一、治安のよいところらしい。
しかもスモークフリー。
公共での喫煙まで禁じられているとか。
緑の島、ダバオ。



ダバオを発てば、ふたたびカレー。



10/13(火) SQ636 シンガポール2235 羽田0635+1
羽田から職場直行になるので、きょうもチャンギでシャワーを浴びてから搭乗。
明日は仕事だから、寝ないといけないが、またまたしっかり食べる。
帰りはアジアンではなく、洋風にしてて、美味しくはないが、ちょっとホッ。


アイスとビールの取り合わせはいただけないけれど・・・

寝るにこしたことはないけれど、ついつい飲む。

そして、ちょっとうとうとしたと思ったら、もう朝食。


さて、羽田に着いたら、国内線ターミナルへ、夜の那覇行きのチェックインをしにゆく。
はじめて乗る、シャトルバス。
思ったよりも、時間がかかる印象。
ANAご自慢の、自動手荷物預け機に初挑戦。
ダイビングバッグを預け機に押し込んで、重量OK、タグOK。
でも、扉がしまらない。
ダイビングバッグの横幅がギリギリなので、どこかがひっかかるようだ。
スーツケースだったら、こんなことにはならないのだろうけど、国内線の無料手荷物許容量におさめるためには、ソフトタイプのバッグにせざるをえなかった。
再度荷物を押し込むと「重量が変わりました」と自動音声。
な~に~?と、またまたタグ出し。
またタグをつけなおして、またしまらない。
そして、「重量が変わりました」
いらっ!
3度目の正直で、なんとか預け入れ成功。
時間短縮どころか、有人カウンターのほうが、よほど早く手続きすんだといえよう。

家経由、会社に行けそうな気もする時間だったが、会社に直行することにした。
誰も、シンガポール→羽田→那覇の乗り継ぎのあいだの、トランジット出勤とは思うまい。

オクトーバー・ナイト週間 (1) 2015/10/9-10/16 マクタンナイト+弾丸久米島BWD

2016-01-04 09:10:23 |  ダイビング
夜の羽田空港が好きだ。
青や緑の誘導灯がキラキラ、ピカピカしているのが大好きだ。

JALとANAが見合ってるのが、萌えポイント。

10月9日、金曜日。
肌寒いのに、羽田空港の展望デッキで、しばしたたずむ。
これから、キラキラ、ピカピカと光る水中生物を見にゆくというのに、私って、もしかして、そうとうなヒカリモノずき?

2004年12月31日のシパダン島クローズを機会に、ナイトダイビングを封印した。
シパダンスティが再び解禁されるまで・・・
もしくは、フラッシュライトフィッシュがいる海を見つけでもしない限り、もうナイトはしない、と決めていた。

きのうのことのように思い出すクローズの日も、はやひとむかし前のこと・・・。
シパダンで夜ごとピカピカしていたフラッシュライトフィッシュをまた見たい。
シパダンのリゾートをクローズした当時は、国が民間のリゾートを締め出して、いずれ、ラヤンラヤンのような政府主導のリゾートができるとまことしやかにささやかれていたものだ。
10年もたったら、そんな日も来るだろうとふんでいた。
が、そんな気配はいまのところない。
いずれはそうした日が来るのかもしれないが、サザンフィリピノの過激ムスリム問題が終息しない限り、難しいだろう。
シパダンのナイトはおろか、いまや、マブールのナイトすらできなくなってしまった。

どこかにフラッシュライトフィッシュが見られる海がないものかしら?
「ヒカリキンメ」でググったら、あっさりセブがヒット。
そして、4月にセブへ行き、これまたあっさりナイト解禁。
それでも、タートルカバーン級の群れは見られないだろう・・・となめてかかっていた。
が、マリゴンドンケーブでやつらは、かなり感動的にきらっきらっしていた。
4月に1回見ただけでは足りなくて、体育の日の3連休に代休がくっついたシフトを利用して、ことし2度めのセブ旅を決意。
4日だけでは、セブ直行便利用だと中2日しか潜れない。
時間を最大限に使うためには、羽田深夜発のマニラ乗り継ぎなのだが、どーしてもマニラ乗り継ぎをしたくない。
結果、SQ&シルクエアー利用のシンガポール周りと言う、あえて遠回りなフライトをとった。
 10/9(金) SQ635 羽田2255 シンガポール0500+1
 10/10(土) MI566 シンガポール0900 セブ1245
 10/13(火) MI566 セブ1335 シンガポール1855
 10/13(火) SQ636 シンガポール2325 羽田0635+1
PRセブ直行便に比べると、時間が倍以上かかる。
しかも、帰りのセブ-シンガポールは、ダバオ経由なので、ここだけで成田-セブより時間がかかるじゃん・・・。
どうみても物好きとしかいいようがない。
まあ、マイルのこともあるし、SQでいいのだー。

土曜午後にセブに着いたら、あわよくば、午後のダイビングとナイト。
日曜は普通にナイトまで潜って、月曜は昼間だけダイビング。
火曜日にセブを出て、水曜早朝に羽田に着いたら、家に荷物を置いて、会社にゆこう。
これで私がセブに行くとは、誰も気づくまい。
こうしてセブ・ショートで終わるはずだった。

ところが、この旅を決めたずいぶんあとになって、同時期に沖縄本島でBWD(ブラックウォーターダイブ)があることを知った。
暗闇にメタリックな光を放つ水中生物たちの写真を見て、いちどやってみたかったBWD。
10月の久米なら、私の3ミリでもまだもぐれそう。
昔、3ミリシーガルで潜った記憶がある。
でも、そこ、セブの日程とかぶるんだよなぁ・・・。
フラッシュライトフィッシュをあきらめてまでBWDとは思わないから、今年は見送るか・・・。
と思っていたら、沖縄本島のあとに久米島でもBWDが開催されるのを知った。
そーだ。羽田に帰ってきたら、そのまま乗り継いで、沖縄へ行こう!
と、無茶旅に発展。

いや、待て、しかし。
ナイトからエキジットして、翌日の最終便に乗るとしても、最低でも2日、休みをとらなきゃだめだ。
そのまま乗り継いで、と思ったが、夜這い便で羽田に着いて、那覇、久米島と乗り継いで、夜いきなりドボンでは、さすがに具合が悪くなりそうだし…。
9月に12連休とった手前、あんまり連続休暇を目立たせたくないというセコい考えもある。
そんなこんなで思いついたのが、1日トランジット出勤をすること。
14日羽田に着いたら、会社になにげなくゆき、1日働いたら最終便で那覇に飛ぶ。
翌日、朝一便で久米に入れば、昼間のダイビングもできるじゃん。
そこで・・・
 10/14(水) NH479 羽田 2000 那覇2235
 10/15(木) RAC871 那覇0740 久米島0810
 10/16(金) 久米島フェリー 久米島兼城港1400 那覇泊港1740 
 10/16(金) NH478 那覇 2050 羽田2300
これで私がとるのは、単なる謎の2連休。
17日はつらいけど、半日だけ出勤だー。
だからこそ、10/13の休みが振られてるんだから、しょうがない。

というわけで、不慣れなセブ旅、寒いかもしれないBWD、DELAYしたら会社にばれる、などなど、一抹、いや、さまざまな不安材料を抱えて、秋の夜長のナイトダイビング強化週間のスタートだ。