くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(110)ドクウツボ  Gymnothorax javanicus

2013-08-30 09:02:50 | シパダン図鑑


ウナギ目ウツボ科のドクウツボ。毒うつぼ。
もともとウナギの仲間は、個人的に、食べるのも見るのも嫌いだ。
ウツボに噛まれたら大変だし、ドクウツボはシガテラ毒もちだし、キケン。
ドクウツボは、いつもは口をガオーってあけていて、にくらしさ満載。
ヨーロピアンからはウツボ観察をおすすめされるが、めったに写真に撮らない。
たまに撮ってみたら、にくらしさ、ふてぶてしさといったウツボらしさのない仔犬顔な1枚。
目のまわりがキレイな青だったりする。
目のまわりが青いのが毒ウツボで、黄色いのがゴマウツボと見分けるそうだ。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(109)コバンザメ Echeneis naucrates

2013-08-29 09:40:47 | シパダン図鑑
スズキ目コバンザメ科のコバンザメ。
英語ではレモラ(Remora)というのが一般的だけど、Sharksuckerとも呼ばれている。
そのSucker=吸盤がきもくて、大きらい。
ボリフシ・ハウスリーフ(モルディブ)の沈船のところには、フリーのコバンザメがたくさんいて、人に着こうとするのががウリだったけど、忘れたい1ダイブ…。

シパダンではサメに、カメにくっついている。

邪魔そう…


重そう…




うざそう…


まりん・らいふ・いん・しぱだん(108) ヒメイトマキエイ Mobula diabolus

2013-08-28 09:00:04 | シパダン図鑑
エイ目トビエイ科のヒメイトマキエイ。
ローカルはピグミーマンタと呼ぶけれど、ピグミーというには大きい気が…。
マダラトビエイより、むしろこのモブラの方があった回数は多い。
でも、なぜかしょぼい動画しか残ってない。
マンタよりも出会った回数は少ないかも。
再生する方はあまりいないと思うけど、ミュートにしてくださいませ。








Focus T25 アルファサイクル終了!

2013-08-27 14:18:11 | ホームフィットネス
海の日の翌日に始めた「Focus T25」。
ミンミンゼミとアブラゼミの合唱にいつしかツクツクボウシが加わり、お盆が終わり、アルファサイクル5週間もあっけなく終わった。
もうアルファをやらなくてよいと思うと、心からうれしい。
しかーし…。
アルファの終わりはベータのはじまり…。
新しいワークアウトは楽しみなものなのに、今回はぜんぜん。
むしろ憂鬱…。
それだけアルファがしんどかった。

このしんどいT25のベースキットはDVD9枚組で、ストレッチを含むワークアウト11種盛り。
アルファで使うDVDは、ワークアウト5種類とストレッチ。
月~木曜は毎日1本、金曜は2本、土曜休み、日曜はストレッチデー。
自重だけで基礎を築くアルファ。
その中身は…

CARDIO
テーマは「脂肪燃焼と発汗」。
マーチ的なニーリフトからはじまって、ジョグ、ジャック、ランジ、マウンテンクライマー、ジャンプロープ、ハーフタックジャンプ(太ももが両手に当たる高さまでぴょんぴょん)、スクワット、スプリント、キック、スピードニーなどなど。
ホップやジャンプが多すぎる、いかにもショーンTなカーディオ。

SPEED 1.0
ペースの速い有酸素運動。
基本のホップ、ジャック、スクワットをさまざまにアレンジして、フック、アッパーカット、ジャブといった拳法の動きが加わる。
P90XのKempoXの動きが速すぎる版?
随所にストレッチが入るので、前半はさほどきつさを感じないが、後半になるとばてばて。

TOTAL BODY CIRCUIT
ジョグ、ホップ、ジャンプ、スクワット、ランジ、スプリントといった動作をさまざまにアレンジ。
それと、腕立ての姿勢から発展するさまざまな運動。
プッシュアップは、P90Xに比べれば少ないのがせめてもの救いであるが、パイクアップ、スパイダープッシュアップ、オブリークプッシュアップと、この負荷のかけかたがショーンTっぽい。

AB INTERVALS
誰の、どのワークアウトでも、「AB」の二文字にはいつも目がキラーン。
そして、このワークアウトこそは、という過大な期待とともに始める。
AB INTERBALSは「Equipment:Beachbody miniMAT」となっていて、ビーチボディ製と登録商標名入りなのがにくい。
手持ちのヨガマットで代用したら、どうも都合がよくなく、二つ折りにして使っている。
でも、マットとは無縁の、ホップしたりダッシュしたりしてるカーディオタイムが半分くらいある。
私にとっては、このアブ・インターバルがアルファ・サイクルではいちばんきつい。
それどころか歴代アブ系ワークアウトの中で、いちばん嫌い。
だからと言って、決して難しいことをやっているわけではないが、単に思うようにできない。
中でもいちばんいやなのは、頭を持ち上げたままの姿勢での腹筋。
首が痛いっつーの。
さらに、腹部にフォーカスのはずなのに、毎回、なぜか脚がいかれる。
1週目は、内またにも、ふくらはぎにも、プルプル感があって脚全体に力が入らなくなった。
2週目は、足がひたすらダルいし、かつて筋肉痛を感じなかった場所が痛んだ。
3週目は、Total Body Circuitに続けてだったので、カーディオ部分で足があがらない。
キナバル山登山の帰りを思い起こす、ふんばりのきかなさ。
これは、T25のアブって、何か特別かもしれない。
特別だといいな…。
実際のところは、V字腹筋でよほどムダな力が入ってのことかと思うけど…。
さすがに4、5週目ともなると、いやななりにいくぶん慣れてきたけれど、これはアルファでおしまい。
下っ腹に効きそうな感覚があるが、とても憂うつなプログラム。

LOWER FOCUS
タイトルどおり、下半身を鍛える。
ジャック、スクワット、ランジと、平凡な項目が並ぶが、これがまた、さまざまなヴァリエーションでやってくる。
ふくらはぎを鍛えるためのカーフ・レイズは、バランス感覚が要求されたり、ホップしたり。
でも、T25の中では、このLower Focusはかわいいもんだと思う。

STRETCH
ストレッチだからリラックス~と取り掛かったら、はじめはスクワットの応用。
途中からは、ダウンドッグ、キャットカウ、ピジョンなどなど、ヨガの応用。
T25は、ワークアウト進行中の25分間はきついけれど、終わればすぐに復活するし、翌日に疲れを引きずる感じもないせいか、このストレッチで回復を感じることもなければ、別に気持ちよくもない。
ストレッチはベータでも継続だけれど、質的にはP90Xのほうが、はるかに良い。
あと、ストレッチの日は、さすがにゲリラ発汗もなければ、息もあがらない。

たかが25分、されど25分
「25分」をウリにしているわりには、クールダウンが別途2.5~3.5分あるので、トータルでは27分半~28分半かかる。
25分に「フォーカス」して、NO REST、ぶっとおしで動き続ける。
なんと、水分補給タイムも汗拭きタイムもない。
他のワークアウトが45~60分かけてやることを、25分にぎゅーっと濃縮しているのだ。
他のワークアウトなら、まだまだウォームアップをやっている頃、T25ではすでに汗だく。
そして、他のワークアウトが佳境に入っている頃には、T25ではクールダウン。
よいところは、とにかく、25分だけだからもちこたえられる。
スタートした瞬間から、画面左下にあるカウントダウンのバーが1秒ごとに短くなるのが心の支え。
あとはラストの「4、3、2、1、タ~イム」というショーンTのかけ声にむかって、ひたすら頑張るしかない。
おまけに、回数をこなせばこなすほど、各ワークアウトは、よりしんどさを増すように思えた。
ワークアウト後半ともなると、滝のような汗で足元は水たまりになる。
まさにこの5週間、外はゲリラ豪雨、私はゲリラ発汗。
腕立てやバーピーの体勢をとったとき、手のひらがすべってキケンデアリマス。
それに、シューズもキュッキュキュッキュ鳴ってうるさい。
さらに、流れ落ちる汗は目に入り込み、ワークアウト後は、しばらく目がしょぼしょぼ。

いやなところは、ストレッチ以外、ホップ・ジャンプ系が多すぎる。
元祖ヒップホップアブス以外、ショーンTって、ジャンピングジャックとか、クリスクロスとか、ぴょんぴょんさせすぎ。
足が痛くならないのが不思議なくらい。
でも、集合住宅には困りものである。
幸い、隣近所が夜遅くならないと帰ってこないのをいいことに、私はドタドタやらせてもらっているけれど…。
夜予定がある日は、早起きしてもやるが、そんな日には、はねなくていいモディファイアーにするしかない。
あと、ショーンTのバーピーずきにもまいる。
ランジやスクワットは楽ではないけれど、古くはシンディやクラウディア、最近は、P90Xやブラジルバットリフトと、だいたいのワークアウトにランジ・スクワットはつきものなので、たいして苦にはならない。

とある金曜日の昼休み、エナジードリンクのMonsterを配っていたのをきっかけに、ダブルデーの金曜日には、Red Bullだとかそれに類したエナジードリンクを、もれなく飲む悪しき習慣がついてしまった。
実際の肉体的疲労よりも、きょうはしんどいT25を2本もやらなければならないという精神的疲労に負けている。

非情なタニタ
さて、かんじんの減量効果。
ゲリラ発汗のわりには、タニタの体重計は1キロ増減を行ったり来たり、不毛な感じ。
5週間終わったところで、この春夏のMAX体重から1.8キロ減。
T25のレビューの中には、はじめてのワークアウトでなければT25で劇的に体重が落ちることはないというコメントもあり、こんものなのかな。
腹部は未だに、筋肉と贅肉のコラボレーションな感じ。
体重面はがっかりでも、Focus T25で得たものもある。
まず、服はサイズダウン♪
(もしかしたら、これはブラジルバットリフトがもたらしたものかも…)。
次に、持久力。
そしてこの半端ない発汗はデトックス効果絶大。
生理前の吹き出物が、出なくなった。
転んでもタダでは起きない!?

T25の人びと
余談。
T25には、ショーンTが同性婚したダンナのスコットと、ショーンTのワークアウトにことごとく出演しているアジア系女性のターニァが出ている。
ターニァは、ヒップホップアブス全シリーズ・ロッキンボディ・インサニティにも出ていたショーンTのマブダチだそうで、ターニァ・ザ・マシーンと呼ばれているらしい。
ヒップホップアブスやロッキンボディではローインパクトなモディファイアーをやっているが、インサニティでは、ことによっては男性より運動能力も高く、時に雄叫びを上げることで、カスタマーレビューで「ターニァうぜぇ~」と炎上していた。
そんなターニァをまた起用するショーンT。
きっとそれだけ評価すべき能力があるんだろう。
出産で激太りののち、T25で16ポンドしぼっての再登場のよう。
今回はターニャよりもずっとスッキリしているスーザンという女性が、ことあるごとに「ありえないわ~」とう感じで首を横に振るしぐさに妙にイラッとする。
ショーンTの好きな人たちを集めた感はあるが、全体的に地味なヴィジュアル。

アルファ、ベータ、そして…
はっきりいって、Focus T25は好きになれない。
これはインサニティ明けと同じ気持ち。
これからはじめるベータもきっとしんどいんだろうなぁ…。 
ところで、アルファとベータだけかと思ったら、実は、別売りのガンマというのもあるのを知って軽く衝撃。
されにゆくゆくデルタも出るとか…。
まだベータもはじめてないのに、アルファだけでもいやいややり遂げたのに、ガンマをどうしたものかと早くも悩んでみる不思議。
それだけ、ショーンTは、モティベーションづけがうまいのだ。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(107)マダラトビエイ Aetobatus narinari

2013-08-27 11:33:38 | シパダン図鑑
エイ目トビエイ科のマダラトビエイ。


モルディブではしょっちゅう見るけれど、シパダンではレア。

マンタより出会った回数は少ない。

Spotted eagle ray。
シパダンのは、点々が少なく、点々の入り方も違うようにも見える。
でも、図鑑で点々のあるトビエイは、マダラしかみつからなかったから、マダラトビエイということで。
シパダンのマダラトビエイは小型で、みーんな尻尾が超長い。
サカナとは思えぬ変な顔しているところは、モルディブのマダラトビエイと一緒。

KKの市場でも、ときどき見かける。
エイはアンモニア臭くてまずいという。
あるとき、サッカー嫌いで物静かなイタリアンスキンダイバー(シパダンをファンダイバーとともに30メートルまで楽々潜る)と、ブルネイの自分が医者であることを超鼻にかけてる上から目線の小太りダイバー男子といった、変人ぞろいでSEDCOへディナーへ行った。
なぜだか、選ばれたのはマダラトビエイで、一度だけいただいたことがある。
あつあつのをすぐに食べれば臭みもなく、普通においしかった。
また食べたいとも思わないけれど。

マレー語ではIkan pari、イカン・パリ(ちなみにマンタは単純にイカン・パリ・マンタ)。
Pariとは妖精のことで、形容詞だと優美な、ってな意味。
泳ぎは確かに優美だけど、トビエイの顔って妙だと思う。
海底あるあるでは、マダ郎とトビ男の、表はネガティブ、裏はポジティブと二面性ある性格
マダラトビエイも、ちょっと取り残されたりすると、いつまでもえ人をガン見してゆく傾向にある。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(106)オニイトマキエイ Manta birostris

2013-08-26 08:46:09 | シパダン図鑑
トビエイ目トビエイ科のマンタ。
シパダンボートデビューの日にマンタに出会ったので、普通にいるのかと思ったら、そうでもなかった。
シパダンでダイバーが潜るエリアには、マンタのクリーニングステーションがない。
だから、モルディブやパラオのように、行けばマンタがほぼお約束というわけにはゆかない。
それでも、ほぼ毎年のように出会えている。
去年を除いては。
それに、シパダン島クローズの2004年12月31日とか、21世紀のはじめとか、節目節目に出てきてくれる。
モルディブのように、複数でぐるぐるするわけではないし、クリーニングステーションがないので、長時間ウォッチもない。
マンタ狙いなんてアイデアはまるでないところに登場してくれるのでうれしいし、ありがたい。

だいたいは沖からやってきて…


ダイバーに近づいてくる。


クリーニングステーションがないだけに、ダイバーに岩になれ、なんてことはなく、シパダンではマンタにアクセスフリー。
(それでいいのか!?)








マンタもダイバーをガン見すること数分、飽きると去ってゆく。
シパダンでの生活はハードなのか、シパダンのマンタは、尻尾が折れていたり、長いラインをひっかけているものも多い。
きれいな姿のマンタが珍しいくらい。

鬼糸巻鱏、鬼糸巻鱝。エイという字は覚えられそうにない。
Manta rayでいいと思う。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(105)ゴマウツボ Gymnothorax flavimarginatus

2013-08-23 09:45:51 | シパダン図鑑


ガーデンイールから、ニョロっとつながりで、ウナギ目ウツボ科ゴマウツボ。
ヨーロピアンには人気、日本人には不人気。
Yellow-margined morray。目はオレンジと書かれているけど、黄色く見える。
全長1.5メートル。
ずっと穴の中にいてほしい。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(104)あきあなご Gorgasia taiwanensis

2013-08-22 09:21:36 | シパダン図鑑
みたびガーデンイール。
よく見えない…。


ZOOM。

前のチンアナゴより長くにょろっている。
それに、点々もない。


顔もとがっている。

英語でSharp-nose garden eel、ウナギ目チンアナゴ亜科のアキアナゴらしい。
チンアナゴ40㎝、ニシキアナゴ36㎝、アキアナゴ74㎝というから、長いわけだ。
シパダンには、確か、もう1種類はガーデンイールがいたはず…。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(103)にしきあなご Gorgasia preclara

2013-08-21 09:59:50 | シパダン図鑑

バラクーダポイントにはウナギ目アナゴ科チンアナゴ亜科のニシキアナゴもいる。
チンアナゴに比べると、かなり少数派。
しましまがにょろにょろやってると、なんだかうれしくて寄ってみるけど、警戒心が強くてあっという間に激減。
オレンジボーダーだけど、光が当たってない…。


splendid garden Eelとか、見たまんま、orangebarred garden eelというらしい。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(102)ちんあなご Heteroconger hassi

2013-08-20 09:55:37 | シパダン図鑑

ウナギ目アナゴ亜目アナゴ科のちんあなご。

バラクーダポイントは、ガーデンイールの宝庫。
DEEPからあがってきて、砂地を見れば、にょろにょろ。


首をなが~くして、浮遊してくる動物プランクトンをぱくぱく。


海底あるあるでは、「砂の中からでないで文句や悪口を言って過ごすのが大好き」キャラである。


近づくと、引っ込むので短くなってしまう。
最後は目だけが見えたりする。


狆穴子、珍穴子。
犬のチン=狆に顔が似てるからチンアナゴなんだそうだ。
チンって犬じたい見かけないので、どんな顔だったかわからない。
鼻が低い犬だったと思うけど、このチンアナゴが犬顔とも思えない…。

spotted garden eelで、黒い小さなドットと、二つの大きな斑点、そして瞳のまわりが黄色いのが特徴。


白目だってちゃんとあるよ。