全行程、30時間しかない伊勢志摩旅。
「ジュゴンに会う!」が、第二のミッション。
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長い間、ジュゴンを見たくて、鳥羽水族館に行きたいと思っていが、東京からはなかなか不便であきらめていた。
もっと遠いが、野生のジュゴンに会える、ブスアンガか東ティモールに、いつ行こう?って思っていた。
パンデミックがなかったら、どこかしら野生のジュゴン出没ポイントに出向くチャンスもあっただろうが、この調子じゃもう、そんな日が来るのかどうかもわからない。
突如、安乗神社に行くことにして、そこから、かんたんに鳥羽に展開。
きっと、これは安乗の神さまが与えたもうた、何かのご縁だ。
安乗から鵜方に戻ったのが11時半で、12時すぎの伊勢志摩ライナーで鳥羽へ向かうことにした。
時間がないので、駅構内のファミマで、地域限定ナポリタン買って、待合室で、いただきます。
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きのうといい、きょうといい、伊勢志摩グルメとは無縁で、むなしいけれど、地域限定の文字が妥協点。
さて、伊勢志摩ライナー。
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鵜方12時5分発、鳥羽12時30分箸の、わずか25分の列車旅。
この路線に乗るのは、最初で最後のような気がするので、デラックス車両にしてみた。
先頭車両の6号車、誰もいなくて、貸切状態。
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車内で鳥羽水族館のWEBチケットを買ったりしているうちに、あっという間に鳥羽に着いた。
快適なので、もうちょっと乗っていたかったな。
そして、駅から水族館までは10分ほどてくてく。
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水族館に近づくと、歩道のタイルがかわいい。
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ポストにラッコが乗っていたり。
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そして、いよいよ鳥羽水族館のエントランスに到着。
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いよいよジュゴンに会えるんだ。
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3階建ての鳥羽水族館は、AからLの12の展示室というかゾーンに分かれていて、順路は決まっていない。
ゾーンごとの主役は、
A. パフォーマンススタジアム→アシカなどの海獣ショーや、ペンギン散歩
B. 海獣の王国→アシカ、トド、アザラシ
C. 古代の海→オウムガイ、カブトガニ
D. コーラルリーフダイビング→珊瑚礁の生き物
E. 伊勢志摩の海・日本の海→スナメリ
F. ジャングルワールド→アフリカマナティ、カピバラ
G. 奇跡の森→スナドリネコ
H. 人魚の海→ジュゴン
I. 極地の海→イロワケイルカ、ラッコ
J. 日本の川→淡水魚や水生昆虫
K. へんな生き物研究所→ダイオウグソクムシ
L. 水の回廊(アクアプロムナード)→ペンギン セイウチ
木金は、修学旅行で混むと書いてあったが、そうでもなく、並ぶことなく入館。
2階にあがって、さあ、何から見よう?
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行き当たりばったりでいいや。
まず、すぐ目に飛び込んできた水槽は「コーラルリーフダイビング」。
コーラルリーフは私の居場所♪
水槽内では、ギンガメアジがアグレッシブに泳いでいた。
ひさしぶりー、と一瞬うれしくなるが、これまでさんざん野生界の彼らに巻かれてきた身としては、狭い水槽に押し込められている姿がしっくりこず、長居せずに、次の水槽に向かった。
そこは「伊勢志摩の海・日本の海」。
ジュゴン同様、会いたかったスナメリたちが泳いでいる。
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スナメリといえば、写真で見る限り、シロイルカ同様、正面顔が破壊的なかわいさである。
私のイメージは、ベビーフェースのにっこりスナメリ。
なのに・・・
みんな横向きに通過していく。
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おまけに暗いのでぶれる。
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たまにこっちを向いていても、なんか違う。
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そして、わりとみんな上から見下ろしてくる。
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さらに、長い!一旦木綿みたい。
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スナメリスマイルはいただけず、みな、流し目か、上から目線であった。
それでも、イルカクジラに弱い私は、スナメリを大好きになった。
こまごまとした水槽を適当に見ながら、次のゾーンに突入すると、そこだけグリーンの水槽。
こんな色の海、いやだー!と思ったら、dugong dugongが視界に飛び込んできた。
そこは「人魚の海」で、巨体なのに活発に泳ぐ女子ジュゴンのセレナがいた。
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君に会えるなら、水が緑でも全然オッケー♪
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か、かわいい。
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ナンヨウハギやヤシャベラと平和に暮らす、ぶさかわいくて、癒しの女王。
余談だが、ジュゴンと似ているマナティーは、「ジャングルワールド」にいる。
最初は、浮かぶ異形のオオナマズ系に目を奪われて・・・
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水底でのそのそしているマナティにはきづかなかったくらい緩慢な、アフリカマナティのペアであった。
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個人的にピラルク、ピラニア、でんきなまず・・・大型淡水魚は苦手なので、写真もたいしてとらず。
そんなジャングルワールドには、眠そうなカピバラや、
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フラミンゴもいる。鮮やか。
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ついで「極地の海」。
ラッコ水槽とイロワケイルカ水槽があるが、ラッコ側が密!
イロワケイルカは、7月11日生まれのアースちゃんが、ママと活発に泳ぐ、泳ぐ。
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離れて見守るのがパパ。
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みんなラッコにへばりついているので、なかなか水槽前に寄れなくて、やっと寄っても、「わー、ラッコかわいい!」って次々人がくるので、そうそう占領していられない。
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普通のひとびとは、ジュゴンやスナメリ水槽の前にいる時間よりラッコ前にいるほうが長いのね。
「海獣の王国」には、アシカ、オットセイ、アザラシがいた。
みんな、怠惰モードの時間帯で、動きが悪い。
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すばらしい紡錘形。
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アシカっこは、ちょうど降り注ぐ日差しでぬくぬく、ねむねむ。
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本来は、この子たちが活躍する「パフィーマンス・スタジアム」が、鳥羽水族館の目玉だけれど、時間もあわないし、スルー。
ついで「奇跡の森」は、もわわ〜んとした空気が漂い、熱帯ふう。
でも、ここのスターらしいスナドリネコさんは就寝中で、よく見えなかった。
爬虫類系が多かったが、多くは夜行性で、出ていなかったり、保護色すぎたり、動かなかったりで、あんまり楽しめなかた。
それから、「へんな生き物研究所」は暗くてスマホ写真困難。
このコーナーの推しらしいダイオウグソクムシも停止中。
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こっち向いてよ。
鳥羽水族館は、1時間半ほどで切り上げて、名古屋港水族館に回るつもりだったけれど、スマホのバッテリーがどうにも足りないので、ベンチに座って小一時間充電しているうちに、時間がなくなってきた。
名古屋水族館のベルーガに未練はあるけれど、スナメリと顔似ているし、鳥羽が日本一の飼育種類数なんだし、名古屋はその気になれば、もっと簡単に来れるし・・・と、自分に言い聞かせ、名古屋港水族館ゆきは断念。
そして、残る時間、ひたすらジュゴンとスナメリの水槽を、あと1回、もう1回と、なんども行き来した。
この偏愛ぶりで、鳥羽駅に戻るとき、道路のオウムガイのタイルを見て、あ、「古代の海」忘れてた!
さらに、川ハゼ見たかったのに、「日本の川」の存在すら忘れていた。あーあ。
ダイバー的には、自然界ではまずないだろう、って思う、組み合わせの同居人が多いのが不思議っだった。
特に、アケボノハゼとピクチャースクドラゴネットとニシキアナゴが一つ水槽に同居している光景がシュールだった。
人工的な環境だけれど、ジュゴンとスナメリに会えたので、悔いはないし、ひたすらジュゴンとスナメリに後ろ髪引かれながら、鳥羽を去る。
鳥羽から名古屋ゆきの伊勢志摩ライナーは赤。
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鳥羽の次の駅、五十鈴川に着いたところで、伊勢神宮の内宮への入り口と知って軽くショック。
さらにその次の宇治山田は、伊勢神宮の外宮へと行けると知って、さらにショック。
あーあ。やっちまった。無知。
こんな近くまで来ていながら、お伊勢参りのチャンスをみすみす逃したのであった。
まあ、日も短いこの季節、欲張りは禁物。
あくまでもダイバー脳の旅。
さあ、旅の〆に、第三のミッションに決めていたのは「ぴよりん」。
藤井聡太が王位戦のときのおやつに選んで、大ブレイクした名古屋スイーツである。
近鉄名古屋駅に着き、JRに向かって構内を歩いていると、30人くらい行列ができているところがあった。
もしや、と思って、先頭にササッとまわると、お店の人が、ピンク色のあまおうぴよりんを陳列中。
「ぴよりんShop」だ。
「次の入荷は17時頃です」と貼り紙があり、あと15分くらいあった。
先頭チェックに行っているうちに、さらに列は長くなっていたが、とりあえず並んでみる。
でも、店員さんが、ショーケースに並べるスピードを見るに、この並んでいるひとりひとりにオーダー聞いて、崩れやすいぴよりんを、そろりそろりと箱詰めして、って工程は、1人あたりでも相当時間がかかりそうだ。
名古屋駅の人の流れに圧倒されて、金曜夕方だし、もっと混む前に、さっさと東京に帰りたい、って気持ちになってきた。
あっさり「ぴよりんShop」からのお持ち帰りはあきらめて、「ぴよりんSTATIONカフェジャンシアーヌ」で喫茶にしよう。
まったくわからない名古屋駅、カフェの方向に歩いていくと、またまた行列発見!
おかげで、ここだな、ってすぐわかった。
「ぴよりん」と、
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「トアルコトラジャぴよりん」。
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こちらには、映えるあまおうぴよりんがいない!
行列見て、ここも無理?と悲観的になるが、行列組はテイクアウトで、カフェはウェイト0で、すぐに入れた。
店内、カフェ限定の車掌さんぴよりんなんかもあるが、初心者は、ノーマルぴよりんで、デビューだ。
ぴよりん360°。
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どこから見ても、かわいい!
このかわいさに、スプーンを入れるのがはばかられるが、時間がない。ひと思いに!
中はやわらかいプリンなので、一瞬にして、形を失うぴよりん。
個人的には、爆発的においしいわけでもなく、普通においしい洋菓子だった。
とにかく、見た目のかわいさにやられるスイーツだ。
無事、3大目標達成して、ほっとする。
波乗守を授かり、ジュゴンに会い、おまけのぴよりん。
潜らなくても、海とともにあった、弾丸伊勢志摩。
「ジュゴンに会う!」が、第二のミッション。
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長い間、ジュゴンを見たくて、鳥羽水族館に行きたいと思っていが、東京からはなかなか不便であきらめていた。
もっと遠いが、野生のジュゴンに会える、ブスアンガか東ティモールに、いつ行こう?って思っていた。
パンデミックがなかったら、どこかしら野生のジュゴン出没ポイントに出向くチャンスもあっただろうが、この調子じゃもう、そんな日が来るのかどうかもわからない。
突如、安乗神社に行くことにして、そこから、かんたんに鳥羽に展開。
きっと、これは安乗の神さまが与えたもうた、何かのご縁だ。
安乗から鵜方に戻ったのが11時半で、12時すぎの伊勢志摩ライナーで鳥羽へ向かうことにした。
時間がないので、駅構内のファミマで、地域限定ナポリタン買って、待合室で、いただきます。
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きのうといい、きょうといい、伊勢志摩グルメとは無縁で、むなしいけれど、地域限定の文字が妥協点。
さて、伊勢志摩ライナー。
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鵜方12時5分発、鳥羽12時30分箸の、わずか25分の列車旅。
この路線に乗るのは、最初で最後のような気がするので、デラックス車両にしてみた。
先頭車両の6号車、誰もいなくて、貸切状態。
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車内で鳥羽水族館のWEBチケットを買ったりしているうちに、あっという間に鳥羽に着いた。
快適なので、もうちょっと乗っていたかったな。
そして、駅から水族館までは10分ほどてくてく。
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水族館に近づくと、歩道のタイルがかわいい。
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ポストにラッコが乗っていたり。
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そして、いよいよ鳥羽水族館のエントランスに到着。
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いよいよジュゴンに会えるんだ。
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3階建ての鳥羽水族館は、AからLの12の展示室というかゾーンに分かれていて、順路は決まっていない。
ゾーンごとの主役は、
A. パフォーマンススタジアム→アシカなどの海獣ショーや、ペンギン散歩
B. 海獣の王国→アシカ、トド、アザラシ
C. 古代の海→オウムガイ、カブトガニ
D. コーラルリーフダイビング→珊瑚礁の生き物
E. 伊勢志摩の海・日本の海→スナメリ
F. ジャングルワールド→アフリカマナティ、カピバラ
G. 奇跡の森→スナドリネコ
H. 人魚の海→ジュゴン
I. 極地の海→イロワケイルカ、ラッコ
J. 日本の川→淡水魚や水生昆虫
K. へんな生き物研究所→ダイオウグソクムシ
L. 水の回廊(アクアプロムナード)→ペンギン セイウチ
木金は、修学旅行で混むと書いてあったが、そうでもなく、並ぶことなく入館。
2階にあがって、さあ、何から見よう?
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行き当たりばったりでいいや。
まず、すぐ目に飛び込んできた水槽は「コーラルリーフダイビング」。
コーラルリーフは私の居場所♪
水槽内では、ギンガメアジがアグレッシブに泳いでいた。
ひさしぶりー、と一瞬うれしくなるが、これまでさんざん野生界の彼らに巻かれてきた身としては、狭い水槽に押し込められている姿がしっくりこず、長居せずに、次の水槽に向かった。
そこは「伊勢志摩の海・日本の海」。
ジュゴン同様、会いたかったスナメリたちが泳いでいる。
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スナメリといえば、写真で見る限り、シロイルカ同様、正面顔が破壊的なかわいさである。
私のイメージは、ベビーフェースのにっこりスナメリ。
なのに・・・
みんな横向きに通過していく。
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おまけに暗いのでぶれる。
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たまにこっちを向いていても、なんか違う。
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そして、わりとみんな上から見下ろしてくる。
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さらに、長い!一旦木綿みたい。
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スナメリスマイルはいただけず、みな、流し目か、上から目線であった。
それでも、イルカクジラに弱い私は、スナメリを大好きになった。
こまごまとした水槽を適当に見ながら、次のゾーンに突入すると、そこだけグリーンの水槽。
こんな色の海、いやだー!と思ったら、dugong dugongが視界に飛び込んできた。
そこは「人魚の海」で、巨体なのに活発に泳ぐ女子ジュゴンのセレナがいた。
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君に会えるなら、水が緑でも全然オッケー♪
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か、かわいい。
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ナンヨウハギやヤシャベラと平和に暮らす、ぶさかわいくて、癒しの女王。
余談だが、ジュゴンと似ているマナティーは、「ジャングルワールド」にいる。
最初は、浮かぶ異形のオオナマズ系に目を奪われて・・・
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水底でのそのそしているマナティにはきづかなかったくらい緩慢な、アフリカマナティのペアであった。
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個人的にピラルク、ピラニア、でんきなまず・・・大型淡水魚は苦手なので、写真もたいしてとらず。
そんなジャングルワールドには、眠そうなカピバラや、
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フラミンゴもいる。鮮やか。
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ついで「極地の海」。
ラッコ水槽とイロワケイルカ水槽があるが、ラッコ側が密!
イロワケイルカは、7月11日生まれのアースちゃんが、ママと活発に泳ぐ、泳ぐ。
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離れて見守るのがパパ。
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みんなラッコにへばりついているので、なかなか水槽前に寄れなくて、やっと寄っても、「わー、ラッコかわいい!」って次々人がくるので、そうそう占領していられない。
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普通のひとびとは、ジュゴンやスナメリ水槽の前にいる時間よりラッコ前にいるほうが長いのね。
「海獣の王国」には、アシカ、オットセイ、アザラシがいた。
みんな、怠惰モードの時間帯で、動きが悪い。
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すばらしい紡錘形。
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アシカっこは、ちょうど降り注ぐ日差しでぬくぬく、ねむねむ。
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本来は、この子たちが活躍する「パフィーマンス・スタジアム」が、鳥羽水族館の目玉だけれど、時間もあわないし、スルー。
ついで「奇跡の森」は、もわわ〜んとした空気が漂い、熱帯ふう。
でも、ここのスターらしいスナドリネコさんは就寝中で、よく見えなかった。
爬虫類系が多かったが、多くは夜行性で、出ていなかったり、保護色すぎたり、動かなかったりで、あんまり楽しめなかた。
それから、「へんな生き物研究所」は暗くてスマホ写真困難。
このコーナーの推しらしいダイオウグソクムシも停止中。
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こっち向いてよ。
鳥羽水族館は、1時間半ほどで切り上げて、名古屋港水族館に回るつもりだったけれど、スマホのバッテリーがどうにも足りないので、ベンチに座って小一時間充電しているうちに、時間がなくなってきた。
名古屋水族館のベルーガに未練はあるけれど、スナメリと顔似ているし、鳥羽が日本一の飼育種類数なんだし、名古屋はその気になれば、もっと簡単に来れるし・・・と、自分に言い聞かせ、名古屋港水族館ゆきは断念。
そして、残る時間、ひたすらジュゴンとスナメリの水槽を、あと1回、もう1回と、なんども行き来した。
この偏愛ぶりで、鳥羽駅に戻るとき、道路のオウムガイのタイルを見て、あ、「古代の海」忘れてた!
さらに、川ハゼ見たかったのに、「日本の川」の存在すら忘れていた。あーあ。
ダイバー的には、自然界ではまずないだろう、って思う、組み合わせの同居人が多いのが不思議っだった。
特に、アケボノハゼとピクチャースクドラゴネットとニシキアナゴが一つ水槽に同居している光景がシュールだった。
人工的な環境だけれど、ジュゴンとスナメリに会えたので、悔いはないし、ひたすらジュゴンとスナメリに後ろ髪引かれながら、鳥羽を去る。
鳥羽から名古屋ゆきの伊勢志摩ライナーは赤。
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鳥羽の次の駅、五十鈴川に着いたところで、伊勢神宮の内宮への入り口と知って軽くショック。
さらにその次の宇治山田は、伊勢神宮の外宮へと行けると知って、さらにショック。
あーあ。やっちまった。無知。
こんな近くまで来ていながら、お伊勢参りのチャンスをみすみす逃したのであった。
まあ、日も短いこの季節、欲張りは禁物。
あくまでもダイバー脳の旅。
さあ、旅の〆に、第三のミッションに決めていたのは「ぴよりん」。
藤井聡太が王位戦のときのおやつに選んで、大ブレイクした名古屋スイーツである。
近鉄名古屋駅に着き、JRに向かって構内を歩いていると、30人くらい行列ができているところがあった。
もしや、と思って、先頭にササッとまわると、お店の人が、ピンク色のあまおうぴよりんを陳列中。
「ぴよりんShop」だ。
「次の入荷は17時頃です」と貼り紙があり、あと15分くらいあった。
先頭チェックに行っているうちに、さらに列は長くなっていたが、とりあえず並んでみる。
でも、店員さんが、ショーケースに並べるスピードを見るに、この並んでいるひとりひとりにオーダー聞いて、崩れやすいぴよりんを、そろりそろりと箱詰めして、って工程は、1人あたりでも相当時間がかかりそうだ。
名古屋駅の人の流れに圧倒されて、金曜夕方だし、もっと混む前に、さっさと東京に帰りたい、って気持ちになってきた。
あっさり「ぴよりんShop」からのお持ち帰りはあきらめて、「ぴよりんSTATIONカフェジャンシアーヌ」で喫茶にしよう。
まったくわからない名古屋駅、カフェの方向に歩いていくと、またまた行列発見!
おかげで、ここだな、ってすぐわかった。
「ぴよりん」と、
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「トアルコトラジャぴよりん」。
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こちらには、映えるあまおうぴよりんがいない!
行列見て、ここも無理?と悲観的になるが、行列組はテイクアウトで、カフェはウェイト0で、すぐに入れた。
店内、カフェ限定の車掌さんぴよりんなんかもあるが、初心者は、ノーマルぴよりんで、デビューだ。
ぴよりん360°。
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どこから見ても、かわいい!
このかわいさに、スプーンを入れるのがはばかられるが、時間がない。ひと思いに!
中はやわらかいプリンなので、一瞬にして、形を失うぴよりん。
個人的には、爆発的においしいわけでもなく、普通においしい洋菓子だった。
とにかく、見た目のかわいさにやられるスイーツだ。
無事、3大目標達成して、ほっとする。
波乗守を授かり、ジュゴンに会い、おまけのぴよりん。
潜らなくても、海とともにあった、弾丸伊勢志摩。