馬ひでの助

街道歩き&城廻りの記録、
そして滋賀県情報&つぶやき
β《#^ひ^♯》でヒヒーン

第七感?

2018-09-09 22:02:31 | 日記
母はどんどん耳が遠くなってきた。

『最近の救急車は黙って走ってる』
『最近の雷は音がしない』

てなことを言う。

なんで、そんな自分本位の考えになるのか?
不思議ですな。

あげくのはては、
『耳が近いと長生きできない!』
と、我が輩を傷つけるようなことを言う

困ったもんやわ。

テレビの音量はかなり大きくしてるが、それでも聞こえないことが多くてあまり見てないようだ。
字幕を表示するようにしてあるので理解はできるはずなのだが…。

そんなわけで、1日の大半は寝て過ごす日々になってる。

電話の音声もあまり聞き取れないので、オレオレ詐欺のような詐欺電話に引っ掛かることがないのが唯一の救い。

来客があると、玄関を開ける音や声には反応しない。
チャイムは、なんとか聞こえるようだ。
黙って侵入する空巣や泥棒は入り放題…。

先日の台風も寝てたから恐くなかった、と言う。

そりゃ、長生きできるわ。

昨日は、街道歩きで帰りが遅くなり、ブラタモリまたしても見逃した。
土曜日のお出かけは自粛すべきか?

遅い帰宅なので、
玄関を入り鍵をして黙って2階に上がろうとしたら、
母が、『玄関の鍵かけたか?』
と、声をかけてきた。

なんで、帰ったのがわかるの?

テレビの大音量で玄関の明け締めの音は聞こえないはずなのに。

毎回毎回、これが不思議でならない。

息子の帰りを待ちわびる母の執念が、全身の感覚を研ぎ澄まして我が輩の気配を察するのか?

これは第六感、第七感というやつかもしれませんな。

Φ(*^ひ^*)Φ
京都市の国宝二条城にはウグイス廊下がある。
敵が侵入したら、音で察知できるという防御機能だ。
しかし、最近の説では、
経年劣化で廊下の板材がずれて釘に当たり、自然に鳴るようになってしまった結果だとか?
あらかじめ作為したわけではない、
という。

我が家もボロ家となり、廊下が大きくきしむ。
母が座ってる部屋は玄関から入ってすぐだ。

夜なので我が輩は抜き足差し足で廊下を進むが、
廊下を歩く振動が母の身体に響き、察知するのではないか?

と、思えてきたぞ!

耳が聞こえなくなると
嗅覚や触覚などが発達するのかもしれないな。

馬《●▲●》助ヒヒーン♪


コメント
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