20180726
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2018十八番日記絆音楽(1)夢オーケストラ
7月7日、日曜日朝、「題名のない音楽会」を見ました。4人組のボーカルグループ、イルディーヴォの出演です、トーキョー・スター・オーケストラ演奏。指揮は曽我大介さんでした。
午後、「地下鉄コンサート」にでかけました。
地下鉄渋谷駅の中、13番出口の広場で無料コンサートが行われるというポスターを見ていて、どうしようかなあと思っていましたが、気分転換しようと、出かける気になりました。なんといっても、「無料」ですから。
14時からの会の最後のほうを聞き、15時15分からの会の列に並びました。一番前の席に座ることができました。ポピュラーな曲を並べた楽しいコンサートでした。
パソナ夢オーケストラは、人材派遣業のパソナが企業メセナとして設立した管弦楽団で、結成10年目。アマチュアですが、実力あるオーケストラです。
本日の衣装は、指揮者も演奏者も、タキシードの襟と蝶ネクタイがプリントされているTシャツ姿。
演奏曲目。
1.ウィリアム・テル序曲よりスイス軍の行進(ロッシーニ)
2.トリッチトラッチポルカ(ヨハンシュトラウスⅡ)
3.観光列車(ヨハンシュトラウスⅡ)
4.鍛冶屋のポルカ(ヨーゼフ・シュトラウス)
5.クラリネット・キャンディ(ルロイ・アンダーソン)
6.トランペット吹きの子守唄(ルロイ・アンダーソン)
7.フィドル・ファドル(ルロイ・アンダーソン)
8.交響曲第9番新世界より終楽章(ドヴォルザーク)
9.ラディッキーマーチ(ヨハン・シュトラウスⅠ)
どの曲もおなじみの楽しい曲でしたが、私にとって、オーケストラが2メートルも離れていないところにいて演奏するのは、初めてのことでした。室内楽や小規模のソロでは、演奏者が近くに立つことはありましたが、オーケストラは初めてです。
アマチュアオーケストラの中でも実力に定評あるパソナ夢オーケストラ。
特に、トランペットソロ、クラリネット二重奏では、目の前1メートルのところに演奏者がいます。トランペットの指使いを目の当たりにしながら聞くことができたなんて、はじめてのことですから、とっても興味深く楽しく聞くことができました。
トランペットソロは、プロの方(お名前失念)
パソナ夢オーケストラの常任指揮者は、曽我大介さん。朝、テレビで見た人が目の前で指揮していたので、ミーハーな私は、キャー、テレビに出てた人がすぐそばに、と思ってうれしかったです。しかも、気楽なコンサートですから、曽我さんもサービス精神旺盛で、鍛冶屋のポルカのときは、衣装も鍛冶屋風にしつらえて、付け髭もつけての熱演でした。
鍛冶屋の音を出すために、東急グループのレールの一部と東京メトロのレールの一部を「楽器」として用意してもらったということで、金槌でキーンカン、コンカンという鉄を鋳る音を響かせて、とても愉快な鍛冶屋さんでした。
私は、いつかルロイ・アンダーソンの「タイプライター」をオーケストラをバッグに打ちならし、しかも、打ち終わったその文字が、きっちりと文章になっている、というのが「やってみたいこと」のひとつです。
ラディッキーマーチは、ウィーンフィルのニューイヤー演奏会で観客が楽しそうに手をたたいているのを見て、私も拍手クラッピングで演奏に参加したいと思っていました。
望みがかなって、曽我さんの指揮に従って、拍手するところ、止めるところ、わかりやすく手を打つことができました。
私のうしろの席には、子供を含む外国人の方々が座っていて、演奏前、演奏後、楽しそうにおしゃべりしていました。男の子のお父さんは、外国人の女性方とは英語で、子供とは日本語でおじゃべり。
オーケストラコンサートというと、日本では「高尚な教養」の部類になるってことが多かったように思います。紳士淑女が盛装して謹厳に演奏を聴くのもいいものでしょうが、このような無料の気軽な演奏会がもっと増えるといいなあと思います。少しくらい子供が声を出しても、拍手を間違えても、それはそれで楽しめる演奏会。
もうちょっと時間があったら、鍛冶屋のポルカで「鍛冶屋になってみたい人大募集」なんてのをやってみたら、「リズムオンチ鍛冶屋」なんかも加わったりして、それはそれでおもしろいかなあ、なんていろいろ考えました。
夢オーケストラは、いつもは企業で一日働く人たちが集まっています。終業後に2時間、週2回の練習。コンサート前は、臨時で練習が増えるということです。1ヶ月に5千円の会費払ってのオーケストラ参加、アマチュアといえども、人の前で演奏するのですから、コンサート前の練習は厳しかったと思いますが、楽しい演奏を聞けて、ちょっと精神的にきつい毎日だったこのところですが、気持ちが晴れました。
<つづく>
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2018十八番日記絆音楽(1)夢オーケストラ
7月7日、日曜日朝、「題名のない音楽会」を見ました。4人組のボーカルグループ、イルディーヴォの出演です、トーキョー・スター・オーケストラ演奏。指揮は曽我大介さんでした。
午後、「地下鉄コンサート」にでかけました。
地下鉄渋谷駅の中、13番出口の広場で無料コンサートが行われるというポスターを見ていて、どうしようかなあと思っていましたが、気分転換しようと、出かける気になりました。なんといっても、「無料」ですから。
14時からの会の最後のほうを聞き、15時15分からの会の列に並びました。一番前の席に座ることができました。ポピュラーな曲を並べた楽しいコンサートでした。
パソナ夢オーケストラは、人材派遣業のパソナが企業メセナとして設立した管弦楽団で、結成10年目。アマチュアですが、実力あるオーケストラです。
本日の衣装は、指揮者も演奏者も、タキシードの襟と蝶ネクタイがプリントされているTシャツ姿。
演奏曲目。
1.ウィリアム・テル序曲よりスイス軍の行進(ロッシーニ)
2.トリッチトラッチポルカ(ヨハンシュトラウスⅡ)
3.観光列車(ヨハンシュトラウスⅡ)
4.鍛冶屋のポルカ(ヨーゼフ・シュトラウス)
5.クラリネット・キャンディ(ルロイ・アンダーソン)
6.トランペット吹きの子守唄(ルロイ・アンダーソン)
7.フィドル・ファドル(ルロイ・アンダーソン)
8.交響曲第9番新世界より終楽章(ドヴォルザーク)
9.ラディッキーマーチ(ヨハン・シュトラウスⅠ)
どの曲もおなじみの楽しい曲でしたが、私にとって、オーケストラが2メートルも離れていないところにいて演奏するのは、初めてのことでした。室内楽や小規模のソロでは、演奏者が近くに立つことはありましたが、オーケストラは初めてです。
アマチュアオーケストラの中でも実力に定評あるパソナ夢オーケストラ。
特に、トランペットソロ、クラリネット二重奏では、目の前1メートルのところに演奏者がいます。トランペットの指使いを目の当たりにしながら聞くことができたなんて、はじめてのことですから、とっても興味深く楽しく聞くことができました。
トランペットソロは、プロの方(お名前失念)
パソナ夢オーケストラの常任指揮者は、曽我大介さん。朝、テレビで見た人が目の前で指揮していたので、ミーハーな私は、キャー、テレビに出てた人がすぐそばに、と思ってうれしかったです。しかも、気楽なコンサートですから、曽我さんもサービス精神旺盛で、鍛冶屋のポルカのときは、衣装も鍛冶屋風にしつらえて、付け髭もつけての熱演でした。
鍛冶屋の音を出すために、東急グループのレールの一部と東京メトロのレールの一部を「楽器」として用意してもらったということで、金槌でキーンカン、コンカンという鉄を鋳る音を響かせて、とても愉快な鍛冶屋さんでした。
私は、いつかルロイ・アンダーソンの「タイプライター」をオーケストラをバッグに打ちならし、しかも、打ち終わったその文字が、きっちりと文章になっている、というのが「やってみたいこと」のひとつです。
ラディッキーマーチは、ウィーンフィルのニューイヤー演奏会で観客が楽しそうに手をたたいているのを見て、私も拍手クラッピングで演奏に参加したいと思っていました。
望みがかなって、曽我さんの指揮に従って、拍手するところ、止めるところ、わかりやすく手を打つことができました。
私のうしろの席には、子供を含む外国人の方々が座っていて、演奏前、演奏後、楽しそうにおしゃべりしていました。男の子のお父さんは、外国人の女性方とは英語で、子供とは日本語でおじゃべり。
オーケストラコンサートというと、日本では「高尚な教養」の部類になるってことが多かったように思います。紳士淑女が盛装して謹厳に演奏を聴くのもいいものでしょうが、このような無料の気軽な演奏会がもっと増えるといいなあと思います。少しくらい子供が声を出しても、拍手を間違えても、それはそれで楽しめる演奏会。
もうちょっと時間があったら、鍛冶屋のポルカで「鍛冶屋になってみたい人大募集」なんてのをやってみたら、「リズムオンチ鍛冶屋」なんかも加わったりして、それはそれでおもしろいかなあ、なんていろいろ考えました。
夢オーケストラは、いつもは企業で一日働く人たちが集まっています。終業後に2時間、週2回の練習。コンサート前は、臨時で練習が増えるということです。1ヶ月に5千円の会費払ってのオーケストラ参加、アマチュアといえども、人の前で演奏するのですから、コンサート前の練習は厳しかったと思いますが、楽しい演奏を聞けて、ちょっと精神的にきつい毎日だったこのところですが、気持ちが晴れました。
<つづく>