清里フィールドバレエ・ドン・キホーテカーテンコール
20180823
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2018十八番日記涼をもとめて(4)ドン・キホーテ in 清里フィールドバレエ
八ヶ岳山麗清里。
料理がおいしいオーベルジュ・ファーストトレイン。私は5時半からの晩御飯を先に食べ始めました。
ファーストトレインCコース(フルコース)。
本日は、前菜、レタスサラダとジャガイモポタージュ、牛肉と魚のテリーヌ、デザート。デザートは、まっちゃスフレとブルーベリームース。
やっちゃんとファーストトレインテラスでお茶を飲んで妹を待っている間、オーベルジュオーナーシェフが前に広がっている自家菜園でブルーベリーやハーブを摘み取っているのを見ていました。オーナーは、摘みたてブルーベリーの味見をさせてくれました。そのブルーベリーがムースになって今日のデザート。
おいしかったですが、バレエの開演時間があるので、さっさと食べて、ゆっくり味合わうことできず。写真も撮るのを忘れてしまいました。
6時すぎ、ようやく妹モモが到着。毎回、モモの長女が運転していたので、久しぶりにひとりで運転してみたら、萌木の村までは順調だったのに、ファーストトレインまでの小道に入ったら、道がわからなくなり、行ったり来たりしてしまったのだって。
お料理、せっかくのフルコースなのに、モモは大慌てでかっこむ。
妹のコースを写真に撮りました。
7時から開演なのに、妹が遅刻したために、指定席へつくことができませんでした。
ドン・キホーテ第1幕を、自由席一番うしろで見ることに。
第一幕が終わり、指定席に移動したとたんに、清里名物の突然の雷雨。
幕間休憩が終わっても雨は降り続きます。清里フィールドバレエでは毎度のことなので、観客は配布されたレインコートを着て待っています。私は妹が用意してきたポンチョで椅子ごとすっぽりと包み、じっとしていました。これで上演中止になったら、遅れた妹を責めるところでした。
15分間の幕間休憩からさらに20分ほど待つと、雨脚弱くなってきました。萌木の村スタッフは、大型モップと雑巾でステージを整えます。毎年必ず雷雨があるので、手慣れています。
第2幕から指定席でのバレエ観覧。ドン・キホーテはテレビのバレエ中継で見たことがあるだけで、舞台で見たのははじめてです。
10日夜の主役キトリは松村里沙。相手役バジルは江本拓。ドン・キホーテはジョン・ヘンリーリード。
舞台終了後、カーテンコールは撮影OK。
バレエでは、ドン・キホーテは狂言回し的な役割で、主役はキトリとバジル。
若い二人がさまざまな障害をはねのけて結ばれるまでが、ドン・キホーテとサンチョパンサのコミカルな踊りをはさんで展開します。
白鳥の湖では黒鳥の「32回転グランフェッテ」が見どころになっていますが、ドン・キホーテでは、キトリが「32回転グランフェッテ」を見せます。
「回転軸は1か所で」というのが上手なグランフェッテなのですが、雨上がりのステージなのでフィギュアスケート「スピンのトラベリング」状態になってしまい、だいぶん軸が移動してしまいました。これだけ見たら審査員ならグランフェッテに厳しい点数をつけるところかもしれません。しかし、私は9日昼に、キトリとバジルのパドゥドゥリハーサルを見ていたので、「やはり雨上がりのステージは滑りやすいのだなあ」と納得。
場面転換の間、ドン・キホーテとサンチョが客席に降りて、ぬいぐるみやお菓子をプレゼントしてくれる演出もありました。子供だけでなく、大人にも配っていたので、妹といっしょに手を挙げてアピールしたのですが、もらえませんでした。残念。
キトリとバジルの結婚式シーンでは、フィールドバレエ名物の花火もあがり、楽しい一夜でした。
<つづく>