20250202
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2025二十五条日記光の春(2)東京大仏
大仏の定義。 像高が丈六(約4.8メートル)以上の大きな仏像の総称。 有名な大仏は奈良の大仏鎌倉の大仏で、いつも観光客が押し寄せています。 奈良大仏(盧舎那仏 )は座高15m。 鎌倉大仏は阿弥陀様で11m。 奈良鎌倉より大きい大仏は全国にあります。
最大は、茨城県牛久大仏(阿弥陀立像)100m。 愛知県聚楽園大仏約19m。 岐阜県正法寺大仏約14m。 それよりは小さいけれど、丈六の資格は十分に満たす大仏が東京にもあります。 東京都板橋区乗蓮寺東京大仏座像約8m。
名前は知っていたけれど、23区内の中でも足の不便なところにある大仏だし、鎌倉より小さいし、遠回りな土地をわざわざ訪問する時間もなあ、と思っていたけれど、板橋区立美術館と徒歩圏内とわかってレオ・レオーニ展のついでに立ち寄りました。
年末に「東京の初詣スポット紹介」というような番組で紹介されたらしく、三が日は押すな押すな状態だったようですが、私の初詣にはそこそこの人出におさまって、境内もちょうどいい程度。1月7日は人日(じんじつ)の節句として七草粥の日です。私も手作り簡単正月飾りを玄関ドアから外しました。
浄土宗浄蓮寺の大仏

浄蓮寺の大仏は、阿弥陀如来。 阿弥陀様は「なむあみだぶつ」の7文字を死ぬ間際につぶやくだけで、だれでも極楽浄土に成仏させてくださるありがたい仏様ですから、現世利益を願ってはいけないと思うものの、健康長寿家内安全国家安泰世界平和宇宙永劫を祈っておきました。 きっとかなうと信じます。
まあ、宇宙永劫はかなうことなくても、さしさわりはありません。宇宙の終焉1400億年後、私はいないので。せめて健康長寿家内安全はかなえてもらえるよう、2025年も精進いたします。
<つづく>