KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

台風は来なくても

2020年09月07日 | 俳句
天気 時々豪雨のち曇

台風は朝鮮半島あたりへ進んでいるという時刻、こちらには時々凄まじい雨が降り、大風が吹いた。巨大台風のしっぽがうごめいている感じ。衛星からの映像を見ると、なるほど、と思う大きさ。家の前の桜の葉っぱがなぜか色づくものがあり、雨と風に振り落とされて散らばっている。昨夜も雷雨だったのでかなり散ったようだ。
わが家から見下ろすと、初夏には美しかった葉桜も何とも情けない桜の木になってしまった。


昨日は頚椎の押さえつけられたような痛みと目まいがひどくて、遠い台風のせいとはいえ・・
そんなことを思っていたら、「天気痛」は日本人の半数以上が持っているという調査結果がネットに載っていた。頭痛持ち、膝や腰痛持ち、などなど皆が悪天候に痛みが増大するのだそうだ。何となくほっとした。私も辷り症のある腰痛は、天気の悪化と比例して出る。以前、膝痛に悩んでいた頃は、痛くなると明日は雨、と解るくらいだった。今は、頚椎と目まい。今日も午前中はひどかったものの、3時過ぎて日差しが出てきたらかなり軽くなってきた。
台風に直撃された地の人たちは本当に大変だったと思う。

「特別警戒警報級」などと警告されていたほどの台風にはならず、洪水もなくて良かった、と思ったら・・ネットの書き込みに「気象庁は大げさ、いつもの台風と同じじゃないか」とかいう意見が相次いだのだそうだ。私も昨夜、少し読んだ。「次からは気象庁の情報を信じない」などという物騒な意見まであった。
それ、おかしいでしょ。警戒を呼び掛けたから、いつものように田んぼの様子見に行って帰らない老人、とか居なかったのでしょ。最悪を想定して最善の備えをする・・行政も国民も。無駄になったら「良かった、良かった」でしょ。それとも、警告のように家がバタバタ倒れたりした方が良かったの?

と、今回の台風のしっぽに打たれ、美容院の帰路、ビル風にぶっ飛びそうになった私は思う。

武蔵野の闇切り裂いて稲光  KUMI
コメント (2)
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