KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

永らえて・・

2021年04月28日 | 俳句
天気 晴のち薄曇

午後には天候下り坂、というので朝のうちに・・と、日光浴に出た。朝のTVで「完全に外出控えるのではなく感染リスクの低い外出は心と体のために必要」と、大学の先生の話。写真に撮ったが、TV画面は難しい。でも、玄関出るときに何かうるさいことを言われたらこの文章の画面を見せよう、と保存しておいた。
上の写真の、いつもの場所まで。
花を見るなら都立公園まで行けば良いが、あちらは公園内マスク着用、と大きく書かれていて、マスク苦手の私には長時間マスクして歩くのは辛いばかり。こちらなら、殆ど人に会わない。
アメリカでは、ワクチンを接種した人は外出時のマスク着用義務は不要、ということになったようだ。日本では無論法律で義務づけられている訳ではないが、真面目な人は、人の居ない道でもマスクしている。なので、すれ違う人が遠くに見えたら、マスクを取り出す。上の写真の道へ出る前は何人かに出逢ったものの、ここの広い歩道では殆どマスク不要だった。

途中のお宅の花。




バラもはもう少ししたら綺麗に開きそうな花がたくさんあった。
道端のたんぽぽ。

うっかりスマホが絮に触れ散らせてしまい、風がないので旅立てなかった。
ごめんね。


それでも4000歩を目指したのに3600歩で終ってしまった。
交差点を渡った先まで行こうと思ったが、その先は下り坂。帰路のことを考えてやめた。この息切れは何でしょ? これでは、やはり都立公園には行けない。マスクなしで歩ける日は来るのだろうか。

昼食は筍ご飯が出た。毎年、一度は食べていたので嬉しいこと。筍の煮物はよく出るが、やはり炊き込みの筍ご飯は別物。でも山椒の芽が・・ま、贅沢は言いません。

術後一年筍を煮てをりぬ  KUMI

こんな句が結社誌の巻頭に載って主宰褒められた。
もう15年も前、がんの手術をして1年後の句。まだ、二度目の抗がん剤の点滴投与中だった。が、とにかく生き延びていた。
昨日だったか、がんの10年生存率の研究発表があった。私のがんのステージでは、10年後は60%くらいに下がるらしい。それを越えて15年も永らえたから、これ以上の贅沢は言えない。手術したのが今頃、GWは入院していた。というか、術後4日目に退院してもよい、と言われたが、右腕が動かないし連休の間に術後のトラブルがあると面倒なので、入院を2泊延してもらった。これは夫にはナイショだった。病院も、どうせ連休中は新らしい入院患者は入れないのでベッドは空いているし、と文句なしに許して貰えた。コロナ患者のある今では信じられないこと。もしかしたら、ステージ2の手術そのものが延期されてしまうかもしれない。

永らへて筍ご飯今年また  KUMI
コメント (4)
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