KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

芽吹き

2021年04月04日 | 俳句
天気 曇のち雨
 
建物の隣の雑木林、日ごとに芽吹きが進んでいく。日差しがあったらもっと綺麗なのに。
昨日も頚椎が重かったので今日は雨になる・・と思ったら、朝は薄日が差していた。が、体調最悪。頚椎があまりにも重いので我慢出来なくなって湿布薬を貼ってしまった。絶対にかぶれて痒くなると解っているのに・・案の定。1時間で剥がしてしまった。
 
去年の今頃は、あれこれと目まいの検査をしたことを思い出す。結局、脳も三半規管もどこも悪くなくて、古傷の頚椎だろう、という結末になった頃だ。
でも、体力は今よりも十分だったから、通院のない日には近所の桜を見に歩き廻っていた。自粛暮らしが始まっていたので遠出はしていない。近所の友人と歩いた武蔵国分寺講堂跡の桜と枝垂れ桜が満開だった。右端に見える青い屋根が、江戸時代に建てた山門。


国指定の歴史保存地域なので、かつての七重の塔跡などかなりの広さが残っている。あまり人の来ない、穴場と言えば穴場。どうも、ここの桜のことは「多摩の散歩道」などという案内にもあまり載っていないようだ。現在の本堂のあたりから薬師堂を通る散歩コースがメインになっていて、都立公園を通って駅へ抜けてしまう。でも、市が講堂跡は色々と整備したので観光客(というほど人は来ないけれど)にも解りやすくなった。今年は、去年より増えているかもしれない。入場料の必要な公園などは閉鎖中だ。
 
今年も枝垂れ桜が咲き誇っているのだろう。昨日の体調なら、自由に歩き回れる身だったら、行けたかな・・と思うものの。
八咫烏、のような、普通のカラス。去年は掲載なかった写真。

桜のことなど呑気に考えているが、東京のコロナ感染者数はどんどん増え続け、ついに、東京を代表するプロ球団2チームに陽性者が何人も出ている。大阪よりも今は少ないので、ネットでは「東京は数字を操作している、大阪より少ない訳がない」などと。そりゃ出来ませんよ、入院患者の数は正しいのだから。でも、いずれは大阪に追いつきそうだ。
感染対策を厳しくしている筈のプロ選手ですら、なのだから、普通の働き盛りの人たち、かなり感染が浸透しているのだろう。いくら飲食店を時短営業にしても、暖かくなったから街ではコンビニで酒買って外で飲む人で溢れているのだという。どうして酒飲まないと話が出来ないのかなあ、と、不思議で仕方がない。コロナ感染よりも仲間との酒宴の方が大事?
我慢に我慢を重ねている子供や高齢者のこと、おとうさんや孫世代は考えないの?と思ってしまう。変異したウィルスは感染しやすいというから、若者にも子供にも浸透しやすいようだ。
20日までの、面会禁止令、とても解除にはならないだろう。せっかく買い物と散歩には出られるようになったものの、このささやかな「自由」も、またお終いになりそうだ。

花屑を蹴り爪先の軽くなる  KUMI
コメント (6)
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