KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

台風の水災害

2022年07月05日 | 俳句
天気 曇のち雨 夜大雨

朝から眠くて仕方がない。子供の頃から合歓の花が大好き。日暮れになると葉っぱが眠るように閉じるので子供の頃は面白かった。これは昭和記念公園で撮った写真、このあたりにはあまり見かけない。上皇后さまの作詞された「ねむの木の子守歌」が大好き。なぜか、合歓の花は子供の頃の夏休みを思い出させる。
  合歓の花母は産婆でありしこと  KUMI
母の生前は俳句を始めていなかったので、母が生きている句は全くない。
でも、この句は母の生きた証になる句(一応、主宰の選を受けてます)母は産婆と看護婦の資格を持っていた。その卒業証書を私は形見にもらい、まだ持っている。明治生まれには珍しいことだ。

睡蓮もまた、「睡眠」の字を使う。時間で閉じる花なので、眠い花かもしれない。


台風が近いので、眠くなるのも仕方ない気象現象の一つだろう。なぜか昨夜眠ってから、珍しく幾度も目が覚めてしまった。足元は冷たいのに寝汗をかいていたり・・今日は昼間から眠い、眠い。

熱海の土砂災害から約1年なのだという。去年だったのか・・と、一年の早さを思ってしまう。台風の被害で酷い目に遭ったことはないが、テレビの画面を見ていて小さな体験を思い出すことはある。
子供の頃は房総の海岸に住んでいたので台風の高潮に遭い、床上浸水したことも。もっとも、高潮が来る前に子供たちは勉強道具を持たされ、母の実家へ避難させられた。
翌日帰宅したら、畳が全部ぐっしょりで、障子とともに庭に干されていた。子供には、あまり辛い思い出はない。むしろ、漁師だった隣家の舟で避難したのが楽しい画像になって思い出される。

でも一度だけ、高校生になってから床下浸水ながら、忘れられない嫌な思いをした。
中学3年から高校にかけて、父の仕事の都合で四国に住んだことがある。台風なんて滅多に来ない瀬戸内海側の街だったのに・・台風が来た。川が溢れたのか、高潮だったのか覚えていないが、表通りより少し低い土地にあった平屋の宿舎、床下浸水したのだ。ぎりぎり、床上までいかなかった、という状況で。
朝起きたら、玄関が大変なことになっていた。下駄箱の履物と、玄関の脇の汲み取り式トイレ(当時はどの家も当たり前だった)の内容物とが、同じ水面にプカプカ浮いている。あ、私の通学用の革靴も~~~~
(写真は眼の保養に)


今も、あの日の「悲劇」は時々思い出す。靴は履く気にならず、廊下の戸棚にあって無事だった体育に使う運動靴を履いて通学した。貧乏な家に革靴を又買うお金がなくて、母はその靴をきれいにしてくれたけれど・・私はもう、履かなかった。通学は運動靴で通したのを覚えている。
街の出水した風景をTVで見るたびに思い出す「水害」だ。たいした「悲劇」でもないのにねえ。

街の音どつと湧きたる昼寝覚め  KUMI

コメント (4)
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