KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

頑張らなくては

2022年07月20日 | 俳句
天気 晴  猛暑

なんだかねえ・・隔離3日目にして気分が下降気味となり、隔離生活の出口の解らないことにいら立ってしまう。晴天になり、外は猛暑らしいが部屋の窓から見る空はすっきりしていて、珍しく朝は富士山も見えていた。気分良くなりそうな天気なのに。息苦しい、と思うと不整脈がひどくなっている。最近はよく脈が乱れる。それを改善するために入れた器械なのに、ペースメーカー壊れた?モニターのデータは送信されているようだから、器械のせいではない?循環器科の診察は受けたばかりだから何かあれば言われた筈だ。

やはり、体調のおかしいのは、先の見えない隔離のせいかもしれない。去年の20日間の隔離の、地獄のような日々を思い出してしまうのだ。
検査対象が多いから、そうそう結果がすぐ出る訳にはいかない、と思うものの・・
息苦しさから逃げられるかと思い、3時ごろラウンジに出てみたら、認知症の仲良し二人連れと介護士さんが揉めている。昼食を部屋で食べたのをもう忘れていて
「食堂へ行く時間ですから」とエレベーターへ乗ろうとしている。乗ってもエレベーターは、3階で止まるようになっている。
「今、食堂は使えなくなってるのよ、部屋へ持ってくるから、ここで食べましょう」
「いえ、私はいつものように1階で食べます」
2時間前に部屋で昼食食べたのを忘れていても、毎日食堂へ行く、という習慣は覚えているのだ。何だか哀しい。
「エレベーターも使えなくなったのよ」
「動いていますよ」3階までしか動かない。もう1台の方は、どうも2階から1階までになっているようだ。患者は2階の住人。
「あら、素敵なブラウスねえ、新しい?」
介護士さん、話を反らした。前の会話はすぐに忘れるので、これは効果がある。
「娘が買ってくれました」
などと話して、何とか二人を部屋に戻した。少し気分転換になった、いつもの光景。それでもこの二人は「悪い風邪が流行ってるから、マスクはしてね」と忘れている日には注意すれば、すぐに従う。

感染者、東京はとうとう2万人越えになった。でも、重症になる人はかなり少ない。高齢者かリスクのある人くらいしか、重症にはならないのかも。どんな原因で逝っても同じだが、コロナは困る。ここの人たちに迷惑をかける。まだワクチンを打っていない、感染した2階の人の今の症状が気がかりになる。そういう情報を今日も何も流さないので、何も解らない。ともかく、我々4階の住人は今のところ全く関係ない、ということだけが解っている。

頑張って我慢するしかない。という今日の夕食。


何だかねえ・・あまり見栄えは良くないけれど、意外と美味しくて完食した。
豚バラ肉と野菜の塩麹炒め・カボチャと切り昆布の煮物・キノコのおろし和え・麩と若布の味噌汁。
完食いたしました。食欲があるから、まだまだ大丈夫かな?

輝いて富士を見下ろす雲の峰  KUMI
コメント (6)
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