KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

今日は普通の一日

2022年07月10日 | 俳句
天気 晴

写真は、日々草。
昨夜、寝る時間になったら注射痕の腕の痛みはかなり引いていた。朝はTシャツ型の被るパジャマを脱ぐのすら腕が上がらずに痛い、痛い、と悲鳴上げて脱いだのに・・
おまけに寝汗びっしょりで、眠っている間に熱が出たのかもしれない。
ということで、ワクチン4回目の副作用はほぼ一日で終わった。かなり軽い方だったかもしれない(当たり前?後期高齢者ですから。ここの90歳過ぎの人たちは注射痕すら痛くないと言う)

今日は右腕が上がらないのではシャワーも無理かな?と思っていたので、何だか得した気分だ。この数日、朝が涼しいので窓を全開すると風がかなり快適だ。燕が飛び交い、雀がどこかで鳴いている。見下ろすと、時々、雀一家が駐車場を跳んでいたりする。写真は無論、ここのものではないが、なぜか随分以前の今頃の写真の中にあった。たまたま、ノウゼンカズラを撮ろうとしたときに雀が来たのだろう。雀を撮影しよう、なんて考えたこともないから、珍しい写真かもしれない。




午前中にシャワー浴びて、そのあと、普段の衣類などの洗濯をして、乾燥機まで終わったのが午後2時。それから、今度はジーンズなど色物の厚物だけもう一度洗濯。器械へ入れるだけでも、タンスへ収納までの作業、一日2回は今の私には結構疲れる。洗濯機と乾燥機は女性専用に2台ずつあり、自分でしている人は少ないからほぼ使い放題だ。
他の人はどうしているかというと・・週一回、介護士に専用の袋へ入れて渡せば業者が洗濯してくれる。無論有料で。体や頭が動かない人だけが利用するのかと思っていたら、それがそうでもない。私より元気な人でも、利用している。逆に、車椅子移動の人が自分で洗濯していたり。
結婚以来、自分の下着は人に洗ってもらったことがない私は・・1週間動けなかったときでも、下着だけは溜めておいて自分で洗った・・動けるのに人に頼む、というのがたとえ家族でも、どうしてもしたくない。
私よりも元気な今年入所した人に「偉いわね、面倒なのでしょ、コインランドリーって」と訊かれた。
「え!コインランドリーじゃありません、普通の家庭用洗濯機と乾燥機ですよ、お金は無料だし、入れるだけの手間よ」と説明したけれど、彼女が洗濯室へ行くのを見たことがない。要するに、器械を自分で動かすのが「難しいもの」と思っているのだ。浴室と同じことだ。

アタシはお金にだけは困っていないからケチっていると思われたくないですよ。リハビリ、ボケ防止。出来ることは自分でしたい。自分の下着の洗濯も出来なくなったら、人間を卒業しなくちゃ・・と、ここで仲良くなった90歳のお姉さまも共感して、少し歩行が困難なのに早起きして自分で洗濯している。

朝涼や雀の声へ窓を開け  KUMI
コメント (6)
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