KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

わかめと羽二重餅

2015年03月16日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇がちのち雨

午前中、美容院に予約してあったので開店いちばんで行き、帰りに同じビルのスーパーへちょっと寄ってみる。
買わねば、というものはとくになくて、魚屋を覗いたら、三陸の新わかめが出ていた。茹で上げただけの新わかめ、これが出回ると春になった、と思わずには居られない。
大震災の年は無論全くなくなり、三陸産しか食べなかったわかめ、塩蔵ものも鳴門産しか売らなくなった。その翌年、三陸の新わかめが出回ったときは本当に嬉しかった。復興に頑張っているのだ、と、何度も買ったものだ。
無論、今日も小さい方を1パック買った。

あとはおやつに食べたいお菓子を・・と和菓子売り場へ廻ってみると、「北陸新幹線開通記念」とかで北陸のお菓子が少し並べてあった。加賀の菓子は、たいしたものがない・・その中に、福井の「羽二重餅」があった。
これ、私の大好きな「大福の皮」系。東京のどこかでも無論売っているだろうと思う。でもわざわざ探してまでも食べたいとは思わない。ともかく、今日はラッキーな出会いだった。


小豆が豆ごと入っていて、美味しかった。
でも、福井まではまだ新幹線は行っていないけれど・・

髪剪つて桜咲く日を待つばかり  KUMI(2001年作)
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月例会・上野

2015年03月15日 | 俳句
天気 曇

ちょっと春めいた感じのする日、結社の例会、今月の会場はいつもの池袋ではなく上野の東京文化会館。
新宿と池袋の休日の混雑を通らなくて済むのは嬉しいこと。でも・・途中で座れたら、いつの間にかぐっすりと眠ってしまい、新宿駅を通過したのも知らなかった。気づいたら御茶ノ水で、眠い目をこすりつつ次の神田で乗り換えて、山手線でもまだ眠い。
少し時間が早めだったので、このまま行ったら句会の最中に眠ってしまいそう・・
と思って上野駅の中のカフェに入り、コーヒーを飲んで目を覚まそう、と。
これが大失敗。写真も失敗したけれど。


ビアジョッキみたいな大きなマグカップになみなみと注がれたコーヒーは、アメリカンだった。私の口に合わない。でも、飲まねばならぬ、と無理をして半分くらい飲んだものの、あとでお腹が膨れて困った。腸の障害は、こんなところに出てしまう。二度とあの店は入らない。

という句会、お腹が苦しかったので眠くはならなかった。
今日は、5句のうち1句、どうしても選の欲しい句があった。参加者には結構とってもらえたが、主宰には?とドキドキものだった。他の句はどうでも、私としては捨てたくない句。
で、結果は、特選に入った。嬉しいこと。

席ゆずられて春光の山手線  KUMI(2001年)

 そんなに昔から、老人に見られていた?と、作った年を見てびっくり。
 でも、今日は誰も譲ってくれなかった。座りたい、とも思わないし。
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2015年03月14日 | お散歩写真
天気 晴のち曇

gooブログから、最近、一年前の日記をメールで送ってくれる。
過去の日記は、読みたいところをカレンダーでクリックすれば良いのでメールは削除してばかりだった。
でも、今日は何かな?と覗いてみたら、「ノラ猫」の2冊目のデジブックを作った日だった。
デジブックをたくさんの人に見て貰おう、という努力はあまりしていない。自分のために写真の整理をしておく、という程度だし、第一、写真の技術があまりないので、人に自慢できるシロモノではない。
でも、この「猫」シリーズは自分でも好きで時々眺めている。
元々、花を撮りに出かけたときのついでの写真。武蔵国分寺金堂跡の原っぱにはノラがたくさん居て、たまに、そこの猫を撮影するためにエサ持参のカメラマンが居る。
邪道だと思う。ノラは野鳥と同じで自然だけで生きていける。私は「自立猫」と言っている。
人間に食べ物を与えられ、暖かい部屋に閉じ込められて生きる猫が幸せ、なんて人間の勝手な考えではないかしらん?と。

という訳で、猫好きの暇のある方で、まだ見ていない方は下記の1年前のブログを覗いていただければ、ちょっと癒されるかも。
(続きを読む)をクリックすると、デジブックが見られます。

春の雨
天気 雨都心や沿岸部では暴風になっているという。こちら多摩は・・さほどのこともない。「東京」といっても東西では随分違う天候や気温のときがあるので、TVでもそこまで報道してくれる...


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水温む

2015年03月13日 | お散歩写真
天気 晴

ようやく寒い強風がやんだ・・と思い昼前に散歩に出た。
やんだ、と思っていたらまた風が出て、でも昨日までの風よりはやさしい吹き方で。
目的の第一は武蔵国分寺の境内に咲く迎春花(黄梅)。もう咲いているだろう、と思ったら、しばらく行かないうちに花は終わりに近くなっていた。


猫柳も大分ほうけてきて、その後ろの枝垂れ梅も散り始めていた。


山茱萸も咲き、境内はすっかり春。でも、かたくりの花はまだ見当たらず。


水辺の道に、もう諸喝采(ムラサキハナナ)がちらほらと。


花粉除けのマスクをして公園への階段と坂道を上がるのは結構きつかった。
でも、満開の梅と山茱萸(サンシュユ)が待っていた。






だだっ広い公園は風が強くて、思いのほか寒かった。のどかな春はまだ先のようだ。

水ぬるむ木の根草の根濡らしゆき  KUMI(2009年作)




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白木蓮

2015年03月12日 | お散歩写真
天気 晴

大震災の揺れのあと、余震は数限りなくあって、その中でいちばん驚いたのが翌12日の長野の地震だった。これも宮城沖とつながっている?と思うと、日本列島が壊れていくかと思った。

4年前、家に居ても落ち着かなくて、三日後にはもう近所へ花を見に出かけている。
地震のあと、なぜか公園には人が多かった。多分、余震が多いし落ち着かないので春に身を寄せてしまおう、という人が多かったのではないだろうか。

どんな年でも、花は何事もなかったように咲く。
三日続きの春北風(ならい)にはうんざり、でもこの時期になっても大雪に遭遇している北国のことを思えば、雪のおこぼれの風に文句を言ってはいけない。
ということで、もしかしたら南にある市の史跡公園の白木蓮が咲いたかも、と行ってみた。ここの白木蓮は数本あって、一日中日が当たるので辛夷よりも早く咲く。
でも、咲くのは明日?


公園の、遠くで見ると桜かと思う色の梅、この木だけは遅く咲くので、桜と一緒になることもある。
桜は、まだまだ。


花たちは風が冷たくても日差しで咲く時期を測っているのだろう。

余震また余震の朝の若布汁  KUMI(2011年作)
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