KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

山茶花

2018年12月12日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇のち一時晴

昨日は、いよいよ真冬の気圧配置になって山沿いは雪が降った。山梨との県境の向こうは雪が積もったようだ。今日は山に雲がかかったままなので雪の様子は解らない。

寒くなたら山茶花が勢いよく咲き始めた。上の写真は雨の上がった昼頃に家の前で撮ったもの。
実は昨日、みごとに散った山茶花をスマホで撮った。内科医院へ行く途中の歩道と公園の間にみごとな山茶花の木があって、木の下までは掃除しないので積もったような花びらが地面を覆っていた。
その写真をアップしようと拡大したら・・あらまあ!積もった花びらのまん中近くにタバコの吸い殻が・・スマホ画面では見えなかったのに拡大したら見事に写っている。私の美的感覚では、とてもブログに載せる記にならずに止めてしまった。
公園のベンチに近いから、見えない所に捨てたのだろう。やたらに捨ててはいけない、とまでの道徳心だけは持ち合わせていた人のようだ。う~~ん、もう!!

山茶花と椿の区別が解らない、という人が居る。私は昔から解っていたように思う。
でも、俳句をしているとそんな人に教えるのは簡単なこと。
山茶花は花びらが分解して散る。椿は花のまま落ちる。これで大体の人は理解するようだ。
だから俳句では「椿散る」とはあまり言わない。椿落つ、と表現する。

雨上がりの雫と実南天も撮っておこう、と思ったら、こちらは鳥に食われたものばかりで・・


昨日、年賀はがきを買った。身終いの一つとして、すべての年賀状をやめる人が多い。私も、なんとなく出していた人については一昨年「高齢につき」として断った。でも、どうしても付き合いを続けたい人も居るので、来年も出そうと思っている。いずれは、出したくても出せない時期が来るのだから・・

散りて咲き散りて山茶花きりもなし  KUMI
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金柑を煮る

2018年12月10日 | 料理
天気 曇一時晴

写真は、銀行の待合室の片隅で。
午前中、用あって銀行へ行ったら、呼び出しを待っている間にだんだん客が増えてくる。まだ年末には遠いし給料日でもないし・・
途中で気づいた。そろそろボーナスなるものの出る時期で、早いところは給料日前に支給される。半世紀前の3億円強奪事件は12月10日だった。今の我が家の近くが現場。ボーナスを奪われた某有名電器工場は我が家からも見えるし、事件に使った車は、ここから歩いて行ける場所に乗り捨てられていたそうな。

今はもう、ボーナスなんて関係なし。今週末の年金支給を待つのみ。

昨日は金柑を煮た。出かけたりして暇がなく、頂いたまま冷蔵庫に入れてあった。


ネットで調べると、ジャムの作り方とか色々あって、なるほど・・と思うものの、面倒なことの嫌いな私は私流に簡単に。
金柑の種は、ヘタから三分の一のところを輪切りにして、絞り出す。汁は使うのでボールの上に網笊を置いて。
残った実は、皮ごとざく切り、適当な量の砂糖と一緒に電子レンジでチンして、5分くらいして柔らかくなったら鍋に移して果汁を足し、弱火で適当な柔らかさに煮る。10分くらいだったかも。ヨーグルトに入れて食べるのが殆どだから、これで良い。風邪予防になるようだ。
小さなものは蜂蜜漬けにしておいた。
以上。適当、の多い手抜きの金柑煮です。茹でこぼしなど下煮なしでも、美味しく出来ました。

少しだけ幸せ金柑煮てをれば  KUMI
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最後の墓参?

2018年12月09日 | 暮らしのつぶやき
写真は昨日行った実家の菩提寺。写っているのは親戚の子。法事の終わったあと、これが最後かも、と思ってカメラに収めた。

昨日は長兄の妻の四十九日と納骨で、実家の菩提寺のある房総半島のど真ん中へ。義姉は享年90歳。兄は80歳だったから、まずまずの寿命と言えるだろう。長くは患っていなかった。

父の実家・・本家が近くにあり、墓域は本家と分家の区画が広くとられている。
私の祖父母に始まり、その長男の伯父、次男の父、そしてその子たちの墓が並んでいる。父母の墓には、2年前に未婚で亡くなった姉も入ってもらった。
長兄の家は娘二人だから、墓はこれで終わる。
なので、もう、墓参に行くこともないかもしれないし、時間をかけて房総半島のど真ん中まで行くことはもうない。とにかく、東京を縦断して乗り換え乗り換えで行く場所なので日帰りの距離とはいえだんだん辛くなってくる。

そんな思いで、墓参の最後かも・・と、実家の墓所のすべてに別れを告げた。

お寺は真言宗、紀州根来寺を本山とするもので、房総半島に多い成田山新勝寺系とは違う。今は若い住職が独で守っている。昔は家族で清む住職一家と父は親しくしていたようだが・・
お寺の歴史は古い。724年創建、という。おまけに、こんな話も残っている。

ネットから
豊臣秀吉禁制の古文書を所蔵されています。
 禁制の古文書は、天正18年(1590年)発布の文書で、36×48.5cm(B3サイズ位)の紙に、乱暴狼藉放火は厳罰に処すると書いてあります。
・幕末には、旧幕府軍の歩兵隊の撒兵隊が寄宿中に、官軍の攻撃を受けています。


境内の林には百ともいわれる古い地蔵尊が並ぶ。お彼岸にはお札を貼ってお参りするのだそうだ。


兄姉がどんどん居なくなり、唯一残っている3歳上の姉もこれが最後かも、と思っていたようで、2人とも、子供の頃の思い出がどんどん出てくる。我が家は海のそば、隣村の本家は山を越えた村。バスはないから山道を越え畑を通り、母と歩いてきたのだ。姉に言わせると「小さいとき、あんたはお母さんに負ぶわれたのよ、私は歩かされて」という恨みにもなる道。1時間半はかかったかもしれない。本家まであと少し・・という長い坂道は今は車で一瞬にして過ぎてしまう。

そんな菩提寺への往復で、昨日はぐったり。

十二月八日海より黒き雲  KUMI
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の雨

2018年12月06日 | 暮らしのつぶやき
天気 雨

朝から雨模様。気温もどんどん下がっていくようで、やっと冬が来るようだ。
耳鳴り眩暈がマックスで、おまけに太ももの痛みも残っていて、太極拳はどうしよう・・と思ったが、前回休んでいるのでとにかく出かけてみた。ダメそうだったら途中で帰宅すれば良い、と思って。
小降りの雨なので足元もさして濡れない。写真は、会場の施設のある公営団地のベンチ。楓の木の周りに円型のベンチが作られていて、小春日だったらちょっと休みたくなる場所だ。濡れ落葉がとっても綺麗だった。

何とか1時間半を過ごして、今日は行って良かった・・と思うお土産が。


仲間の一人が、庭の金柑を大量に持参してくれた。ご主人が車での送迎で。
去年よりも大きいのにびっくりした。写真の右は今、我が家で食べている熊本産の小粒蜜柑で、皮が薄く中も柔らかくてとっても甘いので好んで買っている。いくら小粒の蜜柑とはいえ金柑が同じくらいの大きさとは。
Tさん、ありがとう。さて、ヨーグルト用のジャムにするつもり。でも、今日はその気分になれず、明日はどうかしらん?最近は何か少し面倒はことをするのに、気持を乗せるまでがとても時間を要する。始めてしまえば、さして面倒でもないのに。とりあえず、冷蔵庫へ。

裸木の枝輝かせ雨雫  KUMI
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬紅葉

2018年12月05日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇一時晴

家から見下ろす楓とコナラの紅葉・黄葉。そして、その手前には満天星ツツジ。どちらも、ズームで撮ったもの。


これを近くで見たくて、郵便を出しに出たついでに見に行った。いつものこと、楓は、近づくとあまり綺麗ではない。建物の間にあるので日当たりの関係もあってか、上で見るほどではないので、遠くから見物できることに感謝したい。
満天星ツツジも、近づいたら、あれ?というくらい赤くなっていなかった。茶色くなっている葉っぱが多かった。


富士山は遠くで見るもの、というのと同じかもしれない。

いよいよ、天気が冬へ切り替わるらしい。最近は天候の変化やら気温の変化が極端になって、結局は暖冬も平均すれば普通の冬になるのだろうか。

振り向けば落葉の風に走る音  KUMI
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする