KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

緊急の意味

2021年05月26日 | 料理
天気 晴のち薄曇

今夜は皆既月蝕なのだという。ここからも月が見える位置にある時間帯のようなので、何とか晴れてくれることを祈りたいが・・今(午後4時半)薄曇。天気ばかりはどうにもならない。
自分の部屋からは見えないので、カメラで写真は撮れるかどうか。でも人に何か言われるのが面倒。

銀行へ行ったので、写真はサツキの咲く駅前。預金の引き出しは不要な用ではないから、何も言われない。ほんとうは、パン屋へ行きたかったので銀行の方は今日でなくても良かった。でも「パン屋へ行きます」は、不要な外出になるだろう。夜食用に小さなクロワッサンなどを冷凍しておく。
哀しいです、せめて好きなものを買いに近所へ行くくらいは自由に出かけたいのに・・緊急事態宣言は、多分オリンピックの開催寸前まで続くのだろう。
パン屋の上の本屋へも寄った。こんな金券が市役所から住民税非課税世帯に配られている。

(障害者控除と寡婦控除とあるので、今年は非課税世帯になった)
夫が居るときは私は扶養家族になれないギリギリの年金を受給していたので、夫婦でいっぱい税金払ってきたから、もう恩恵を受けてもいいでしょ。

ランチを自由に出来れば、レストランで使えるのに・・買い物となると近くに使いたい店がない。美容院代になる、と思って保存していたが、緊急事態の延長延長で、美容院はこの施設では「不要な外出」。月一回、下手で雑な出張美容師が来るのでそれで我慢せよ・・と(泣)。
で、先日、いつもの本屋で使えると解ったのだ。良かった~ でもこの10年来雑誌以外の本は買わない主義。かといって図書館にも行けないけれど・・ともあれ、今日はこんな本を買ってきてみた。


百人一首は全部暗記はしているが、とても解りやすい解説書もあったのに、捨ててきてしまった。歌は子供の時に暗記したので、作者のすべてを覚えている訳ではない。再度の勉強がてらに良いかも・・と。10年くらい前だったか、「奥の細道」の筆写本を買ったことがある。それは、持参してきた。
なぞって書き写したら少しは字が旨くなると思ったが、悪筆は変らず、効果はなかった。

今朝の朝日新聞の社説。「中止の決断を首相に求める」と。
無理でしょ、もう、中止の可能性は一ミリもないし、首相の大嫌いな新聞の主張なんて蚊に刺されたほどの効果もないでしょうねえ。
「緊急」の意味を、初めて辞書で調べてみた。
「事がさし迫っていて、対策などを急がねばならないこと」広辞苑より。
この意味からして、緊急事態が半年も続くっておかしいでしょ、総理大臣様。半年で出来ない対策は、あと何ヶ月延長しても不可能でしょ。対策はたったひとつ。オリンピックを中止すること。

「緊急」と書いて汗ばむ指の先  KUMI
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コロナワクチン一回目接種

2021年05月25日 | 俳句
天気 晴

昨日の話。
写真は、ワクチン接種に行った市役所のサツキ。色々なサツキの植え込みもあったが、この色がいちばん綺麗に咲いていた。

昨日は寝不足になってしまい、午後、眠いまま出かけることになった。眠れなくなったのは、ワクチンの注射に緊張?そんなにことで緊張する?
このところ体調が悪いので、友人に付き添いを頼んでいた。大袈裟かな、と思ったが、久々に会いたいし、結果としてそれで正解だった。

市役所の集団接種会場へ、市の地域バスで少し早めに到着。会場はまったく混雑もなく・・当たり前、予約しているのだから。順番に席を移動して、呼ばれた人が接種するドクターの前の椅子に座って・・というテレビで見た接種光景を想像していたら、座って待っているところへドクター(だと思う)が来てくれ、腕を出す。高齢者が立ったり座ったりするのは負担になるので、時間の節約もありこの方法になったのだろう、と納得した。とっても手際が良かった。

注射はすぐには痛くもならず、私の場合は飲み薬のアレルギーがあるので普通の15分ではなく、30分待機して様子見。その間には何ごともなかったが・・帰路には目まいがひどくなった。いつもの目まいにプラスされたような感じで。バスを下りたら真っすぐに歩こうとしても何だか斜めになっているような・・付き添いをお願いしたのは正解だった。久々に色々と話も出来たし。

昨日は目まいがおさまらず、これはいつもの目まいなのか注射のせいなのかは解らない。会場で渡された「注意点」には、「目まい」はないが、疲労、とか頭痛、とかあるので、その一環なのかもしれない。夕方、ブログは書きかけたものの、目まいに負けて途中でやめた。
少し熱も出そうになったが、37℃は越えなかったようだ。寝汗をかいたので少し熱っぽかったのかもしれない。
副反応は、ワクチンが効果を発揮している証拠、などという。なので、何事にも免疫力のまだない若い人に多いらしい。同じ階に居てすでに接種した、90歳近い異常に元気なジイサマは、昨日の朝も聞いてみたが「何も出なかったよ」と。それでも私には「気を付けて行ってらっしゃい」と。

でも、腕は痛い。今朝は肩から上には上がらない。今日はシャワーもなし、何もしないから別に困るほどの副反応でもない。今日も相変わらず耳鳴り目まいは、普通に続いている。
とにかく、二回目を無事終えるまで我慢、我慢。
最近、一回で済むワクチンの治験が始まった、とうニュースを見た。インフルエンザのように一回で済めば、とっても気軽に打てるのに。

白壁に日差し眩しき薔薇の家  KUMI
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久々の青空

2021年05月23日 | 俳句
天気 晴

暫くは関東ではこんな日が続くようなので、梅雨入りにはなっていないのだろう。1週間ぶりくらいの青空かもしれない。ふわふわの雲を眺めるだけでも気分が明るくなる。
こんな空なら散歩に出たいところだが・・一昨日から朝になるとクシャミと鼻水、という症状が出る。熱もいつもより少し高め、気象病、と思いつつも体調の悪さが続いている。風邪だけはひきたくない。
でも、今日は体調もかなり良くなり(やっぱり気象病だったのだ)日光に少し当たりたいので、近くのクリーニング店へ最後の冬物を出しに行った。帰路は少し遠回りをして。とにかく、明日を無事に迎えなくては・・

もう、絶望しているのでオリンピックのことは書きたくもないが、その東京の23区内ではオリンピックが始まるまでには、高齢者のワクチン接種は終わらないらしい。今、やっと予約が出来ても8月とか、2回目は9月とか。ネットが使えない人は、もう、予約するのを諦めている人も居るという。
国の大規模接種会場の予約も、色々トラブルで進まないらしい。おまけに、ワクチンは、変異種のウィルスには2回打たないと効果が殆どないという。ということは私が二回目を打つのは6月半ば。接種が早い方の私でさえ6月末にならないと効力が出ない。オリンピックどころじゃないでしょ、と都民が思って当然だ。60歳以下の人たちなぞ、オリンピックがあるから今年中も難しいかも。

十薬の花が目立ってきた。十の病気に薬効あり、と言われる草だけれど、コロナには無理ですねえ。

そのワクチン、医療関係者に行き渡っていない、とも言われるが・・強制ではないのだから、まだ打っていない医療現場の人たちは、ワクチンを拒否している人たちなのでは、と思う。まさか、ドクターやナースがワクチン陰謀論を信じてはいないと思うけれど、ワクチンの将来的な害について は真面目に論じているドクターも。確かに、未来の副反応を考えると、怖くなる気持はわかる。
今さえ良ければ・・の私は単純に、コロナで死にたくないだけ。最期まで人間として扱われたい。

絶望が東京を蔽っているのに、オリンピックですか~~。また来年まで、ここの監禁生活が続きそうだ。もう一度、今くらいの元気のあるうちに自由な暮らしがしたい。

休業の居酒屋増えてゆく薄暑  KUMI
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杜鵑花(さつき)咲く道

2021年05月22日 | 俳句
天気  曇
 
相変わらずの梅雨のような空の一日、不要不急ではない買い物があるので開店早々のドラッグストアへ。週末は、昼間になると階下のスーパー食品売り場よりも混雑する。湿布薬やら歯ブラシ、化粧水・・色々と必需品の買い物が溜まっていた。
今、町のサツキが見ごろ。市道の歩道やら施設の前やら、駅前広場、などなどあちこちに植えてある。なぜサツキが市の花なのかは??のまま。去年は緊急事態宣言で市道などの除草作業もすべて中止になって、雑草が目立ち見苦しかった。今年はどうなのだろう?散歩に出ないので解らない。
駅前の市の施設の周りは、今年は綺麗になっていた。


近所のマンションの玄関。ここはなぜか咲き揃っていない。


サツキとツツジの違いは?と、よく聞かれる。サツキもツツジ(躑躅)の一種、咲く時季が違うのと、花はツツジの方が大きい場合が多い。とにかく、4月に咲くのがツツジ、5月の終わりから6月に咲くのがサツキ、と覚えていればおおよそ問題がない。皐月(旧暦5月、新暦の6月)に咲くからサツキ、なのだろう。
でも、杜鵑花、とも書く。杜鵑(ホトトギス)がしきりに鳴きだす頃に咲くから、という当て字なのだが・・なぜか、俳句ではこの字を使うことが多い。これが、俳句初心者を悩ませる。
和名の花はまあまあの知識のあった私も、俳句を始めた頃、この字の句が出てきて困ったことがある。ホトトギス草の花、というのは知っていたので「花」とついてホトトギスの花だろう、と思ったが、ホトトギス、と読んでも字余りになる句。その時に、サツキ、と覚えた。
ところで・・躑躅、も、俳句を始める前は読めても書けない漢字だった。
ツツジの句は難しいのでほぼ作らないから、今もよく考えないと書けないかも。ちなみに、ツツジは春の季語。

盆栽の杜鵑花零るる通り雨  KUMI
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やっぱり年寄でした

2021年05月21日 | 俳句
天気  降ったり止んだり

 九州では梅雨前線が暴れ、その影響でこちらも時々大雨と大風に晒されたところがあったようだ。こちらには、あまり風雨は来なかった・・というよりも、外へ出なければどんなに荒れても実感のない建物だ。1階の窓から、いつもの林。
窓にカメラのレンズを密着させないと内部の光が反射してしまう。スマホも同じこと。失敗しました。でも、スマホを窓に密着させる、なんて出来るのかしらん?

朝、食事のあとでクシャミが止まらなくなった。湿度が高いのでエアコンの送風をしていたようで、その風によるアレルギー? 慌てて食べ終えて部屋へ戻った。
何だか少し熱っぽい気がする。目まいは相変わらずだが天気回復すればそれは改善する。でも、風邪は困る・・なぜかといえば・・
いよいよ、三日後がコロナワクチンの一回目の接種日。その日に発熱はしたくない。苦労して(聞くほどには苦労していないけれど)取った予約、行けなくなったら困る。一日心配したが、何とか、体調悪いほどには熱は出ないで済んでいる。

午後、二回目の接種日(ちょうど3週目)を6月のカレンダーに書きこもうとしたら・・あらまあ!ダブルブッキング。この日の午後は、病院でのCT検査が入っていた。どうしよう、と愕然としたが、時間をよく見たら、検査を終えてからワクチン接種までは2時間近く空いている。検査だけなので、大丈夫だ。ほっとした。
自らパソコンで予約を取るなんて凄い!などと看護師さんに褒められたりしたけれど・・やっぱり年寄のすることは、どこかが抜けているものだ。6月のカレンダーには、通院の予定はもう書きこんであったのに、確認しなかったのだ。

とにかく早くワクチンを済ませたい。 6月末になったら、少しは安心の暮らしが出来るだろうか。それまで、ここにクラスターの起きないことを祈る。施設としての集団接種は、まだ日程が決まっていないという。個人で接種するのは、私も含めて何人かしか居ないようだ。

列島を梅雨前線抱くやうに  KUMI
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