KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

眠ってばかり

2024年03月23日 | 俳句
天気 時々雨のち晴

まだ寒さ継続のお彼岸。写真は数年前に撮った近くの市の公園の白木蓮。数本が、日当たりの良い場所のせいか今頃よりも早く咲いた。みごとに咲くのにわざわざ見に行く人が居る訳ではなく、犬の散歩の人が見上げるくらい。空を背景に撮れる場所で、どこから撮っても写真になる木だった。


今日、なぜこの花を選んだかというと・・辛夷と木蓮の違いが解らない、と他の場所で読んだから。先日載せた辛夷を再掲するので比較していただければ・・


比較したら余計に解らなくなった、という人は、実際の木の下へ行き確かめて欲しい。花びらに厚みのあるのが木蓮。薄い花びらは辛夷。散った花びらが茶色くなって汚い色になるのが木蓮。花の大きさは、木にもよるが木蓮の方が大きい。
でも、遠くからでは見分けのつかないこともある。
辛夷の木は、以前の居住地のマンションの周りに何本も植えられていた。大好きな花で、桜の前の時期に白い蕾が膨らみ始めるのが、春のさきがけだった。

昨日から足の指の痛みが少し遠のいてくれて、痛みで睡眠中に目の覚めることがなくなった。痛み止めを飲んで寝ても明け方の4時ごろには効果がなくなるのか、ズキズキという痛みでめが覚め、我慢出来ずに呻っていたのに・・
熟睡していれば6時ごろまで目を覚ますことなく眠っていられるので、昼間も眠気に襲われることがあまりない。というのが、正常な時の私の睡眠。ところが、昨日も今日も昼間、睡魔に襲われる。「睡魔」としか言いようがない。ソファで目薬を差してしばらく目を瞑っていたら、そのまま寝落ちて30分熟睡。目覚めたら右手に目薬、左手にスマホを握っていて。というようなことが二日続きで日に何度も襲ってきた。

先日、テレビで睡眠の話をしていた。NHKの「朝いち」だったか?違うかも。
その中で、トシをとるとトイレに行きたくなって眠れない、という話。周りでもよく聞く。だから、ベッドに入る前の4時間くらいは水分をとらない・・と一緒のテーブルで食事する彼女。え、そんなの体に悪いでしょ。それでも3回くらいは起きてしまう・・のだそうだ。
「トイレに行きたくなるから眠れない、のではなく、眠りの質が悪くて目覚めてしまうからトイレに行きたくなるのです」
という専門家の話に、あっ、そういうことか・・と、とても納得した。寝る前にコップ一杯くらいの水を飲んでも、女性だったら体は6・7時間くらい尿意を我慢出来るはず、ということだった。目から鱗、の話だった。
熟睡するためには・・という話を色々していたがよく覚えていないので省略。なるほど、確かに熟睡できた夜にはトイレへ行っていない。でも、足指が痛くて目が覚めると、その時は、必ずトイレへ行きたくなって起きてしまう。一度起き上がると痛みが増し、余計に眠れなくなる。
へんな夢で眼が覚めてトイレへ行くこともある。小さな地震で覚めても、トイレ。そういう時は寝る前に水分を摂り過ぎたかな?と思ってしまう。それがイヤで私も寝る直前にはなるべく水分は摂らないようにしていたけれど・・関係なかったのだ。今更知ったって遅い。

昼間眠り過ぎても昨日は熟睡出来た。が、今夜はどうかしらん?

春眠の果てて窓打つ風の音  KUMI
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主役の入れ替わり・・かも

2024年03月21日 | 俳句
天気 晴

黄水仙があちこちに咲いていて、やはり春の季語にふさわしい・・などと思っていてもなかなか本物の写真を撮る機会もない。
今日は午前中から膠原病の検査と診察。昨日の寒い風がそのまま残っているような日で、真冬の寒さ。施設の建物の横に黄水仙が1茎だけ咲いているけれど、近づく気にもなれない冷たい風だった。

主役の入れ替わり・・何のこと?ハイ、私の病気です。
肺がんの治療中の心臓病持ち患者が膠原病になった・・という筋書きだったが、どうもこの頃は膠原病が全面に出てきてしまったようだ。膠原病の強皮症からくる血流の悪さで、末端の指先に出来た潰瘍へ菌が棲みついて悪さをする。その結果、歩くのも不自由なくらいに足の指が痛み、箸を使えないほどに手の指が痛み・・
というこの1年。膠原病は簡単に説明できない難病で、症状も様々で、まったく知らない人へは説明に困る。すぐに症状悪化する人も居れば、長期間付き合う人も居る。原因不明の難病をすべてこの中にひっくくっているような・・原則、完治はしない。
私は診断を得てからまだ3年、でもこの冬はかなりキビシイ症状になった。
今日の診察では・・暖かくなって血流が良くなれば足指や手指の潰瘍も(今は手には出来ていない)改善するだろう、という。少しづつ改善はしているが、血流を良くする飲み薬で飛躍的に膠原病の症状が改善する訳ではないから、冬の間は暖かくして冷えからくる強皮症の症状を減らすこと・・などなど言われたけれど・・

要するに特効薬はないから、今までの薬を飲み続けて春を待ちましょう、みたいな結論だったのかしらん?ドクター。
もう諦めているので、痛みを和らげる鎮痛剤だけ欲しいのに、それは今は内科医に処方してもらっているので、無理なようだった。でも、内科医はあまり多くは出してくれない。難病を治して、とは言わないから鎮痛剤だけ処方してほしいかったのに・・

ま、生きているのだからグタグタ言わずに頑張りましょ。

春北風(ならい)富士より雲の湧きやまず  KUMI
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寒い彼岸中日

2024年03月20日 | 俳句
天気 曇のち一時雷雨

数年前のこの時期に撮った写真、こんな青空は暫く見ていない。辛夷も咲いた筈なのにまだ見ていない。明日は通院日なので、多分バスの窓からは見えると思う。

暫く書けなかったブログ、書かなかったのには理由があり・・
昨日はLineでのいつもの3人句会。各々が席題5つづつ出すので、合計15句を出句してのLineでの句会、午後1時からずっとかかりっきりでの15句作句なので、とてもそのあとでブログなんか書く元気は出なかった。よくまあ、2時間余りで15句も作れますねえ、といつもながら自分を称賛した。
一昨日は・・多分、まだ目もボヤけるし寒暖差と気圧の上下で体調は毎日が雲を踏む状態だ。
今日も、朝からフラフラ状態で、天気予報を見たら昼過ぎには1000hPaを切るような、台風に近い低気圧が通っているらしく。
午後3時半過ぎの雷鳴の聞こえ始めた空。だんだん近づくので怖くてパソコンは切った。
暑さ寒さも彼岸まで・・今日が彼岸の中日で、彼岸過ぎの来週から春が安定するようだ。又迎える春、少しは良いことがあるのかどうか。自分で探さねば。

昨日の句会で、自分でも気にいった句。題は「猫柳」

夕日受け猫柳いま発光す  KUMI
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足元も見よう

2024年03月17日 | 俳句
天気 晴のち曇りがち20℃

晩春の陽気になったのだという。外へ出ないのでその実感はない。体調は昨日の午後よりも良くないし・・多分、明日は陽気が逆戻りするので、気圧が急降下しているのかもしれない。
写真は、土佐水木(トサミズキ)。そろそろ咲いている頃。
昨日、天気予報のテレビの桜開花状況中継で、都心のどこかの公園の桜の映像が。その固い蕾の下に土佐水木や日向水木が咲き始めていた。桜の蕾なんか見上げて画面に写されたって、楽しくも何ともない。私が天気予報士なら「桜はまだですが、その下には黄色い花が咲き始めています、ちょっと視線を下にも移してみましょう」という実況をすると思う。土佐水木より小さい花が日向水木。多分、これは日向水木だと思う。以前のマンションの前にたくさん咲いた。


桜の咲く前の寒さのぶり返しに負けずほつほつと咲く黄色い花、それこそ春の訪れなのに。桜の根っこの周りには、菫が咲いていたりする。
桜の開花前には、雪柳も連翹も咲き始める筈。桜の蕾を仰いだら、その足元へも視線を移して欲しいものだ。

昨日書いたお店の続き。「食べログ」に早くも載っていた。開店時刻に行ったら「行列の店」だった・・って書いてあったのは本当?まだ昨年末に開店したばかりだと思う。一昨日は2時過ぎで、ランチ時間も終っていたし、客は我々のほかには1人しか居なかった。満席で20人くらいは入れる?数えなかったけれど。
ケーキにはあまり詳しくはないが、自家製ケーキは確かに美味しかった。でも、駅前から外れた場所にポツンとある店で、飲食店なら色々ある駅前からわざわざ来る客がそう多いとは思えなかった。・・SNSの評判につられ、行列の出来る喫茶店は近くにある。そこは裏通りの随分古くからの喫茶店で、いわゆる昭和レトロの店なので最近の若者には人気らしい。
でも、一昨日の店は、どうということもない、新しい店。今風の飾り気のない清潔さの目立つ店内。ケーキの評判なのか、ランチの評判なのか??と思った。
評価は、ランチを食べてみなくては解らない。今度は何とか、ランチ時間に行ってみよう。

特急の警笛ひびく鳥曇  KUMI
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桜開花は足踏み?

2024年03月16日 | 俳句
天気 晴

写真は、多分もう咲いている、公園の山茱萸(サンシュユ)の花。

昨日今日と、かなり暖かくなったものの、ずっと冬が戻っていたので、開花予報が又狂ってしまったようだ。私にはあまり関係ないけれど、気分には少し影響するかも。
一昨日の木曜、クリニックは東京都では休診日、なので昨日は眼科へ行く予定をしていたのだが・・足指の痛みと目眩とで、徒歩10分の眼科までも自信がなくなった。で、付添を頼んでいた近所の若い友人が、ご主人に頼んで車を出してくれた。
いつもいつも無理を頼んでばかりで、本当に申し訳ない・・いくら暇の作れるご主人とはいえ、色々とご自分の予定もあるのに・・
酷い目眩の原因は、急激な寒暖差の生じた陽気で、自律神経がおかしくなって血圧が上昇したから、らしい。
目の霞む原因は、やはりドライアイと花粉症のようで。薬が切れて、通院しようと思った木曜日が医師会の休診日、うっかり切らせたアレルギーの点眼薬を一日、点せなかった。貰った薬をすぐに点したら、大分楽になった。

という眼科行きとなったが、帰路も「迎えに来てもらう」と言っていたものの、検査などしているうちに気分は治まってきた。折角の好天気、たまには太陽の下を歩きたい・・と、帰りは友人とゆっくり歩いた。何ともわがままな体調で大騒ぎして申し訳なかった。少しは回復しているので、草履なら何とか歩けると解った。
でも歩いていたら思い出した。昨年末、途中の道に新しいカフェらしき店の工事をしていた。立ち寄れる店なら、ホームからもとっても近いし・・と、出来上がるのを楽しみにしていたのだ。友人は駅前しか通らないので、駅と逆方向のこちら方面のことは知らなかった。で、いつもの眼科への道に、ランチもケーキも食べられる手ごろなカフェが出来ていた。
自家製のケーキが色々あって、でも私には大きいカットサイズ、半分にしてくれた。桜の香のする餡入りロールケーキ、とっても美味しかった。ラテアートもなかなかのもの。
ランチも、飲み物付きなのでまずまずの料金。
カフェも、何処へも行けなくなって病院でのランチに寄るだけ。たまに駅前の、同じチエーン店に寄っても、同じ店だから飽きてきた。
元気で居れば少しは良いこともあるもの、と思った。

と、そんな日を過ごしていたら、昨日は14日と思いこんでいたようで。15日はネット句会の投句締切日だった。今朝、投句しようと思いカレンダーを見たら・・15日は昨日でした(泣)
題の一つ「人形」、まさに「机上で作った」句。見たような風景ではあるからいいか。

人形も坐すままごとの花筵  KUMI
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