勝浦市の中心地、勝浦市役所の南西約300mのところに
勝浦朝市発祥の地の寺があります
寺の境内には駐車スペースがないので、近くの有料駐車場を利用しました
山門です
本堂です
本堂前階段から墓地の中の大イチョウを見ました
左に伸びた大枝です
右に伸びた大枝です
説明版です
千葉県指定天然記念物
高照寺ノ乳公孫樹
勝浦市勝浦49
昭和15年3月26日指定
本樹は高照寺東側境内の墓地にあって、大きな乳柱が
多数発生しているため乳イチョウと称されている。百年
ほど前の火災で主幹の上部が枯れ、樹高は10m余りに
すぎないが、樹冠が広がり墓石群の一部を覆っている。
主幹西南側から大きな横枝がでて、その下端に乳柱が数
多く発生し、東北側にも多くの乳柱が垂れ下がり、数本
は地中に伸びてまるで根のように見えるものもある。
この樹には百以上の乳柱があるといわれ、大きなもの
は周囲が約2m近くもある。根回りは10mあり、樹齢
は不明だが昭和の初期ここを訪れた牧野富太郎博士は、
千年をこえると推定された。
樹形は海風の影響もあり、本堂から見ると西から東へ
なびいたきれいな旗型をしていたが、次第に横枝が傾斜
し、荷重のため主幹に裂け目を生じてきた。横枝の傾斜
が墓石にのしかかるようになったので、近年支柱を設置
し、さらに東側の枝を伐採して、荷重を減らす処置を施
した。
本樹にまつわる寺伝では「千余年の昔一聖僧のこの地
で法華経読誦より里人の乳不足で悩める婦人を治し、乳
飲み子の生長を容易にしたという。僧の死後、里人徳を
偲び墓上にイチョウを一樹植えたところ、生長するに応
じて乳柱を生じて、乳汁不足の者は来り詣でこれを治す
に効能顕著なり」とある。
平成22年2月
千葉県教育委員会
勝浦市教育委員会
南西側の道路から見ると枝先が大きく広がっていました
では、次へ行きましょう
勝浦朝市発祥の地の寺があります
寺の境内には駐車スペースがないので、近くの有料駐車場を利用しました
山門です
本堂です
本堂前階段から墓地の中の大イチョウを見ました
左に伸びた大枝です
右に伸びた大枝です
説明版です
千葉県指定天然記念物
高照寺ノ乳公孫樹
勝浦市勝浦49
昭和15年3月26日指定
本樹は高照寺東側境内の墓地にあって、大きな乳柱が
多数発生しているため乳イチョウと称されている。百年
ほど前の火災で主幹の上部が枯れ、樹高は10m余りに
すぎないが、樹冠が広がり墓石群の一部を覆っている。
主幹西南側から大きな横枝がでて、その下端に乳柱が数
多く発生し、東北側にも多くの乳柱が垂れ下がり、数本
は地中に伸びてまるで根のように見えるものもある。
この樹には百以上の乳柱があるといわれ、大きなもの
は周囲が約2m近くもある。根回りは10mあり、樹齢
は不明だが昭和の初期ここを訪れた牧野富太郎博士は、
千年をこえると推定された。
樹形は海風の影響もあり、本堂から見ると西から東へ
なびいたきれいな旗型をしていたが、次第に横枝が傾斜
し、荷重のため主幹に裂け目を生じてきた。横枝の傾斜
が墓石にのしかかるようになったので、近年支柱を設置
し、さらに東側の枝を伐採して、荷重を減らす処置を施
した。
本樹にまつわる寺伝では「千余年の昔一聖僧のこの地
で法華経読誦より里人の乳不足で悩める婦人を治し、乳
飲み子の生長を容易にしたという。僧の死後、里人徳を
偲び墓上にイチョウを一樹植えたところ、生長するに応
じて乳柱を生じて、乳汁不足の者は来り詣でこれを治す
に効能顕著なり」とある。
平成22年2月
千葉県教育委員会
勝浦市教育委員会
南西側の道路から見ると枝先が大きく広がっていました
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