清澄寺は、鴨川市役所の北約6kmのところ
国道128号線から県道81号線を北へ
坂道をドンドン登っていきます
やがて清澄寺への観光道路入口になります
道路は、途中で一般車両は侵入禁止になっていますので
手前の無料駐車場の車を止めて、少し歩くことにしましょう
まずは本堂にお参りしましょう
南向の本堂です
説明版です
清澄寺本堂の彫刻
所有者 清澄寺
製作者 嶋村唐四郎(推定)
製作年 享保16年(1731)頃
清澄寺本堂には多くの彫刻が取り付けられています。
懸魚には「鳳凰」、向拝には「宝来島」と、愛染明王の
台座、柱の左右の木鼻には「獅子と象」、そして東西の
破風には、阿吽の「力士像」一対が飾られています。
本堂内の厨子の彫刻の裏面には「享保16年辛亥年2
月日武江彫物大工 嶋村唐四郎」の墨書銘が判読される
ことから、江戸の嶋村家三代目を継いだ唐四郎が、享保
16年(1731年)に彫刻類の製作を担当したことが
確認されます。同時期に本堂向拝及び東西破風の彫刻を
唐四郎が製作した可能性が高いものと推測されます。
妙見信仰と関わりの深い亀の背中に松竹梅が茂る蓬莱
島、愛染明王が腰かける甕から四方八方に宝珠が飛散す
る図柄など、寺社彫刻としては類例の少ない題材が採ら
れています。これらは、江戸時代の頃の清澄寺を取り巻
く宗教環境が背景にあるものと推測されます。
平成28年3月15日
鴨川市の文化遺産を活かした地域活性化実行委員会
軒下の彫刻です
東側の破風の力士像を見る事が出来ました
本堂に向って左に租師堂です
右に鐘楼です
東側にある宝蔵の入り口の中門です、大クスの樹冠が見えています
中門の説明版です
清澄寺中門
この門は、「中門」と呼ばれ、清澄寺縁起によりま
すと、正保4年(1647)に創建され、天保8年(
1837)に改修されています。
構造形式は、一門一戸の四脚門で、屋根は茅葺きの
切妻造りです。主柱は冠木をもってつなぎ、主柱上に
は平三斗を置き、実肘木で妻虹梁をささえ、その上に
背の低い大瓶束を立て、更に平三斗を置いて棟梁をか
け、正面冠木の上の虹梁中央にのみ蟇股を置いてあり
ます。
主柱の左右に袖板をつけ、正面右側にのみ通路用の
小さな扉がつけてあります。
軒は二軒につくり、妻軒については、深くしてあり
耐湿・防風への効果を考慮していることがうかがえま
す。
様式は、和様を主とした折衷様式で、江戸時代初期
の建築物としては、彫刻などの装飾も少なく簡素な美
しさがあります。この美しさは、天保年間の改修の際
も損なわれることもなくのこっています。
昭和39年4月28日に、千葉県指定有形文化財と
なりました。
中門を過ぎるとすぐ左に大クスです
鴨川市指定文化財の標柱です
南側から見上げました
東側から
北東側から、目通り幹囲8,1mの巨木です
大クスの北側には霊寶殿(宝物館)です
本院です
大クスの東側の鐘楼です
説明版です
宝篋印塔です
説明版です
千年杉へ戻りましょう
国道128号線から県道81号線を北へ
坂道をドンドン登っていきます
やがて清澄寺への観光道路入口になります
道路は、途中で一般車両は侵入禁止になっていますので
手前の無料駐車場の車を止めて、少し歩くことにしましょう
まずは本堂にお参りしましょう
南向の本堂です
説明版です
清澄寺本堂の彫刻
所有者 清澄寺
製作者 嶋村唐四郎(推定)
製作年 享保16年(1731)頃
清澄寺本堂には多くの彫刻が取り付けられています。
懸魚には「鳳凰」、向拝には「宝来島」と、愛染明王の
台座、柱の左右の木鼻には「獅子と象」、そして東西の
破風には、阿吽の「力士像」一対が飾られています。
本堂内の厨子の彫刻の裏面には「享保16年辛亥年2
月日武江彫物大工 嶋村唐四郎」の墨書銘が判読される
ことから、江戸の嶋村家三代目を継いだ唐四郎が、享保
16年(1731年)に彫刻類の製作を担当したことが
確認されます。同時期に本堂向拝及び東西破風の彫刻を
唐四郎が製作した可能性が高いものと推測されます。
妙見信仰と関わりの深い亀の背中に松竹梅が茂る蓬莱
島、愛染明王が腰かける甕から四方八方に宝珠が飛散す
る図柄など、寺社彫刻としては類例の少ない題材が採ら
れています。これらは、江戸時代の頃の清澄寺を取り巻
く宗教環境が背景にあるものと推測されます。
平成28年3月15日
鴨川市の文化遺産を活かした地域活性化実行委員会
軒下の彫刻です
東側の破風の力士像を見る事が出来ました
本堂に向って左に租師堂です
右に鐘楼です
東側にある宝蔵の入り口の中門です、大クスの樹冠が見えています
中門の説明版です
清澄寺中門
この門は、「中門」と呼ばれ、清澄寺縁起によりま
すと、正保4年(1647)に創建され、天保8年(
1837)に改修されています。
構造形式は、一門一戸の四脚門で、屋根は茅葺きの
切妻造りです。主柱は冠木をもってつなぎ、主柱上に
は平三斗を置き、実肘木で妻虹梁をささえ、その上に
背の低い大瓶束を立て、更に平三斗を置いて棟梁をか
け、正面冠木の上の虹梁中央にのみ蟇股を置いてあり
ます。
主柱の左右に袖板をつけ、正面右側にのみ通路用の
小さな扉がつけてあります。
軒は二軒につくり、妻軒については、深くしてあり
耐湿・防風への効果を考慮していることがうかがえま
す。
様式は、和様を主とした折衷様式で、江戸時代初期
の建築物としては、彫刻などの装飾も少なく簡素な美
しさがあります。この美しさは、天保年間の改修の際
も損なわれることもなくのこっています。
昭和39年4月28日に、千葉県指定有形文化財と
なりました。
中門を過ぎるとすぐ左に大クスです
鴨川市指定文化財の標柱です
南側から見上げました
東側から
北東側から、目通り幹囲8,1mの巨木です
大クスの北側には霊寶殿(宝物館)です
本院です
大クスの東側の鐘楼です
説明版です
宝篋印塔です
説明版です
千年杉へ戻りましょう