ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

山梨県北杜市、須玉町穴平「遠照寺のアカマツとオハツキイチョウ」(県指定)です。

2020-04-19 08:10:42 | 巨樹・大木
穴平地区は、北杜市役所の北約4kmから7kmのところ

南北に細長い地区です

県道619号線を北へ進みます

地区の中ほどに庵に伴が出ていますがそのまま県道を進みます

レインボーラインの高架を潜ってすぐ左(西)へ

レインボーラインに出た所に遠照寺参道入口があります

道路脇の駐車スペースに車を止めさせて頂きました

目の前には目的のアカマツが在ります

背の高いアカマツと

地に伏したようなアカマツの二本です

天然記念物石碑です

説明版です
 山梨県指定天然記念物
  遠照寺のアカマツ
    所在地北杜市須玉町穴平2629
    指定年月日昭和45年10月26日
    所有者遠照寺
 「鶴亀のマツ」もしくは「夫婦マツ」とも呼ばれている
アカマツの2樹で、その美しい樹形と大木であることから
県指定天然記念物に指定されています。
 東側のものはほぼ直立し。幹囲3,50m、樹高9,0
m、枝張り東西9,2m、南北8,6mを測ります。以前
は地上3mほどで3本に枝分れしていましたが、雪折れで
1本の枝のみ残されています。
 西のものは横に這った形をしており、地上2,5mほど
で3本に枝分れしています。幹囲2,5m、樹高5,0m、
枝張りは西へ8,4m、北へ8,7mを測ります。
          山梨県教育委員会
          北杜市教育委員会

参道(南西側)から東側のマツです

参道(南東側)から西側のマツです


北側から


参道から山門(鐘楼門)を見ました

手水舎です

本堂前境内参道左にオハツキイチョウです

説明版です
   遠照寺のお葉つきイチョウ
 お葉つきイチョウは日蓮宗に関する寺院に多
くみられる。このお葉つきイチョウは葉に二つ
の実が付き、お葉つき双子イチョウといわれて
いる。実の7割がお葉つきになる珍しい木であ
る。              すたま

本堂です

略縁起です(参道入口アカマツの前に有ります)
  定栄山・遠照寺 略縁起
 当寺は、日蓮聖人晩年の直弟子にして宗門古来
中老僧十二座の一人である、越後阿闍梨日弁上人
(1239~1311)を開山とする。日弁上人
は甲州北巨摩郡穴平の地に弘通の拠点とする新道
場を設置すべく布教を開始した。その結果上人に
深く帰依した坂本八郎祐氏の三代目伊賀守定照公
が自邸を分け諸堂宇を建立して上人を招き開山と
した。故に、山寺号は開基壇越の定照という名を
分けて定照山遠照寺と称号した。時に、永仁2年
(1294)日蓮聖人第十三回忌のご正当年であ
った。
 日弁上人はその後奥州の地に弘法の錫を進めら
れたが応長元年6月、世 73才の時、現、宮城
県角田市佐倉において謗法不信の徒の双にかかり
殉教された。従者が上人遺愛の杖を有縁の当寺に
持ち帰り、墓の印にと塚の上に差し置かれたとこ
ろ、根付きやがて枝葉繁茂し春毎に見事な花を咲
かせるようになった。八重桜にして七囲えもある
大樹ともなり、里人は上人の遺徳を偲んで「杖桜」
と称したが惜しくも昭和の中頃樹齢尽き、今は唯
物語るのみ。
 創建393年目の貞享4年3月、全山焼失の厄
に遭う。諸堂宇、古記の類全て灰塵に帰す。それ
より73年の間、数代の守灯、壇越異体同心よく
その復興に務め、宝暦10年(1760)第33
世日相代に十界曼荼羅緒尊を造立勧請し、ようや
くその再建を達成した。因みに江戸期本寺の規模
は、現存の本堂、庫裏、客殿、鐘楼門等及び今は
無き匕面堂、鬼子母神堂、更に塔頭として安立坊、
日朝庵、妙見庵、妙蓮坊、澄順坊、寬光坊があっ
た。なお、境内地1200坪、宅地田畑3町7反、
山林7反、檀家数140戸と。又、40世日喜代
(明治25年)には永代緋金襴跡、中本山に昇格
した。
 栄枯盛衰は世の習い、特に今次大戦前後約半世
紀の間は世相の激変に押し流されて、堂宇の護持
も意の如くならずという状況の裡、幸いにも日蓮
聖人七百遠忌報恩記念並びに今次の創建七百年慶
讃記念の諸事業により寺観を一新、新めて寺門興
立、娑婆即浄土、信心堅固、即身成仏の法鼓いよ
いよ盛大に且つ、永劫ならんことを祈念しつつ以
上本寺の縁起とする。
  遠照寺創建七百年慶讃実行委員会
  平成6年10月16日 第44世 日明代
本堂前参道右手に日蓮聖人様です

向かい側参道左には日弁上人の墓と桜の碑が有ります

本堂前から鐘楼門側(南)を見ました、右側がオハツキイチョウです


駐車スペースのベンチには「鶴亀の松」「夫婦松」の文字が有りました

では、次へ行きましょう





  

コメント
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