旅行 写真で紹介 

旅のあれこれ、見たこと、感じたこと 写真で現地を紹介します。

唐招提寺(世界遺産)

2015-05-19 18:10:40 | 奈良
2015年5月17日、法隆寺から法起寺、薬師寺と最後に唐招提寺と4つの世界遺産のお寺巡りだした。拝観料は500円です。薬師寺の北約1Kmのところに位置します。まっすぐ北向いて歩きました。
奈良市五条町13-46
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パンフレットより「鑑真和上は688年に中国揚州で誕生、21歳で長安実際寺の戒壇で弘景律師に授戒を受けたのち、揚州大明寺で広く戒律を講義し、長安・洛陽に並ぶ者のない律匠と称せられました。742年に日本からの熱心な招きに応じ渡日を決意されましたが、当時の航海は極めて難しいもので、鑑真和上は五度の失敗を重ね盲目の身となられました。しかし、和上の意志は固く、753年12月、六度目の航海で遂に来朝を果たされました。翌年和上は東大寺大仏殿の前に戒壇を築き、聖武太上天皇をはじめ四百余人の僧俗に戒を授けました。758年大和上の称号を賜りました。あわせて右京五条二坊の地、新田部親王の旧宅地を賜り、天平宝字3年(759)8月戒律の専修道場を創建されました。これが現在の律宗総本山唐招提寺のはじまりです。」
南大門

境内より



参道と正面が金堂

世界文化遺産の記念碑

境内図



金堂(国宝)
奈良時代の8世紀後半の建築物です。「豊かな景感と簡素な美しさを兼ね備えた天平様式、正面に並ぶ八本のエンタシス列柱の吹き放ちは、遠くギリシャの神殿建築技法がシルクロードを越え、日本まで伝来したかのように感じさせます。内陣には像高3メートルに及ぶ盧舎那仏を中央に巨大な三尊(国宝)が居並び、厳粛な空間を生み出しています。」







会津八一歌碑
「大寺のまろき柱の月かげを土に踏みつつものをこそ思え」

鐘楼、梵鐘(平安初期、重要文化財)

講堂(国宝)
「和上が当寺を開創するにあたり平城宮東朝集殿を朝廷より賜り移築したもので、平城宮唯一の宮殿建築の遺構です。本尊弥勒如来坐像(鎌倉時代、重要文化財)は釈迦牟尼仏の後継で、将来必ず如来として出現し法を説くとされています。」



鼓楼(国宝)
『鎌倉時代の仁治元年(1240)、重層名の建物で、本来は経楼とみられますが、鎌倉時代に再建されたのち鼓楼と呼称されます。一階に和上将来の三千粒の仏舎利を安置しているところから「舎利殿」とも称されています。』





はす池





戒壇









醍醐井戸



本坊











境内図

開山堂



御影堂玄関(重要文化財)

御影堂(重要文化財)
「もと興福寺別当寺院、一乗寺の宸殿と殿上の遺構で、昭和38年に移築復元して鑑真和上坐像(国宝)を納め御影堂としたものです。」

鑑真和上御廟入口











鑑真和上御廟







宝蔵(国宝)
奈良時代の校倉、寄棟造り、本瓦葺です。

経蔵(国宝)
「唐招提寺が創建される前にあった新田部親王邸の米倉を改造したものといわれ、日本最古の校倉です。」

松尾芭蕉句碑
「若葉して 御目の雫拭ばや」

礼堂・東室(重要文化財)
「鎌倉時代、弘安7年(1284)の建築物で、入母屋造、本瓦葺です。南北に長い建物で、従来は僧侶の起居した僧坊でした。」











弁天社

寺務所玄関



寺務所



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薬師寺(世界遺産)

2015-05-19 13:49:36 | 奈良
2015年5月17日、お参りしました。法相宗の大本山です。拝観料は800円です。東塔は解体修理中でした。平成30年までの予定です。
奈良市西ノ京町457
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参道

伽藍図

説明書より「当寺は、第四十代天武天皇の発願によって飛鳥の地、藤原京に建立され、その後、平城遷都に伴って養老2年(718)平城右京二坊(現在地)へ移された。金堂本尊薬師如来像に、日光・月光両菩薩像、東院堂本尊聖観世音菩薩像と何れも円満相好な美しさを白鳳時代の優雅な鋳金技法で表現している。これらは比類なき仏像と仰がれ全て国宝である。また金堂本尊薬師如来台座は珍重な図形彫刻として名高く国宝に指定されている。東塔は創建当時からの唯一の遺構で頂の水煙は実に美しい。インド渡来で日本最古の仏足石と萬葉仮名三十八文字からなる二十一首の歌が鮮明に刻まれた仏足跡歌碑は修正会本尊である吉祥天女画像と共に天平時代各分野の優雅である。」



白鳳伽藍を回ります。
南門(重要文化財)



手水舎

平木大明神

弁財天社

若宮社



廻廊

勧進所

中門



香炉

仁王様









金堂
パフレットより「薬師寺縁起によると二重二閣、五間四面、瓦葺の建物で各層に裳階をつけた美しい堂で、竜宮造りと呼ばれています。」







金堂と西塔、東塔は解体修理中です。

廻廊











西塔

説明書

境内



大講堂













説明書
大講堂は、正面41m、奥行20m、高さ17mあり、伽藍最大の建造物です。



西僧坊



鐘楼、銅鐘(重要文化財)



東僧坊

與楽門



東廻廊

東院堂(国宝)
養老年間に吉備親王が元明天皇の冥福を祈り、発願建立されたものです。



説明書







龍王社



五輪塔



聚賓館

玄奨三蔵院伽藍に行きます。白鳳伽藍の北側に位置します。
北入山口

地蔵院

参道

本坊事務所



参道、正面が礼門







礼門

境内



経蔵



玄奨三蔵院廻廊

玄奨塔
「法相宗の始祖・玄奨三蔵のご頂骨を真身舎利として奉安し、須弥壇には玄奨三蔵訳経像をお祀りしています。また、大唐西域壁画殿は、平山郁夫画伯が30年の歳月をかけ完成された玄奨三蔵求法の精神を描いた壁画を絵身舎利としてお祀りするものです。」













大唐西域壁画殿







慈恩殿



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休丘八幡宮、孫太郎稲荷神社

2015-05-19 13:44:04 | 奈良
2015年5月17日、お参りしました。駐車場から薬師寺への参道の途中、南門の南側に鎮座しています。
奈良市西ノ京町457
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説明書より「日本人は奈良時代より仏菩薩を本地とし諸神を垂迹として、両者が表裏一体となり、互に利益をほどこしながら衆生済度されるものとする信仰に生きてきた。薬師寺は寛平年中(889~897)に、別当の栄招大法師が寺の鎮守としてこの八幡宮の祭神である僧形八幡神・神功皇后・仲津姫命(いずれも国宝)を勧進した。現在の社殿(重要文化財)は、幾度かの天災・人災により破壊・焼失された後、慶長8年(1603)に豊臣秀頼によって新造されたものである。本殿は三間社流造で、両脇に脇殿が接続している。脇殿は十九明神の板絵が祀られている。南北の細長い建物は座小屋と呼ばれ寺僧の加行場としても使用されたが、本来は古くから存した宮座の座衆が座するところで、明治以降残っている例は少ない。また両脇に脇殿が付属する社殿は少なく、しかも座小屋まで残っている点で歴史的に重要な建物とされているのみならず、明治以降は神仏が分離され、一寺院が神社を管理している例は少ない。」



鳥居

手水鉢

座小屋

本殿(重要文化財)







座小屋



孫太郎稲荷




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