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旅のあれこれ、見たこと、感じたこと 写真で現地を紹介します。

吉野山の桜と金峯山寺ほか

2016-04-09 16:33:02 | 奈良
2016年4月8日、クラブツーリズムのコース名「一目千本といわれる圧巻の桜を見物 約3時間滞在!日本屈指の桜の名所!吉野千本桜」のバス旅行に参加しました。西神中央駅発で5490円/人のコースです。
前日は雨で風がきつかったのですが、当日は雨も上がり、少し曇りでした。8時出発で阪神高速、大阪市内で渋滞と吉野での駐車場の手前で事故か何かの事情でバスが動けなくなりました。駐車場に入ったのが12時半ということで、帰りは15時15分発と現地滞在は2時間45分と少しタイトなスケジュールでした。観桜期ということで、かなりの観光客が来ていました。
奈良県吉野郡吉野町吉野山
map
事前予約していたオプションの柿の葉ずし1000円です。渋滞したのでバスの中で食べました。おいしいですね。

観光案内図

吉野山から各地に移された桜の説明書

露店や土産物、飲食店が結構あります。

満開の桜が、すぐに現れました。下千本

遠景にも桜がお出迎えです。



芭蕉の句碑













下千本から黒門に向かいます。







桜みごとですね。









黒門、金峯山寺(きんぷせんじ)の総門です。









弘願寺







銅の鳥居(重要文化財)
「発心門とも呼ばれ、ここで修行の道に入ることを決心します。俗世間から浄土の入り口とされています。」











金峯山寺
「金峯山とは、奈良県の吉野山から山上ケ岳(大峯山)に至る一体を指し、古く飛鳥時代から聖地として知られていました。白鳳年間(7世紀後半)、修験道を始めた役行者は、この金峯山で修行され、山上ケ岳において、人々を迷いや苦しみから救い、悟りの世界に導くために金剛蔵王権現を祈り出されます。そして、そのお姿を山桜の木に彫刻し、山上ケ岳と吉野山にお堂を建ててお祀りされました。これが山上山下の蔵王堂の起こりであり、金峯山寺の始まりです。山号は国軸山。日本国の中心軸に位置する寺という意味です。金峯山は、修験道の中心的な道場として、多くの修行者、宗教者が宗派を超えて入山修行しています。まさに、自然を敬い、神様も、仏様も大切にする日本の心の原点が残っており、その精神文化は、今もしっかりと生き続けています。また、役行者が蔵王権現のお姿を山桜の木に彫刻したことから、吉野山では山桜が神木として保護され、献木され、日本一の桜の名所となりました。現在の金峯山寺は、金峯山修験本宗の総本山であり、多くの僧侶、修験者が日々、厳しい修行を続けています。」
仁王門(国宝)
「重層入母屋造り、棟の高さ20.3mの日本屈指の山門です。桧材の寄木造り、高さ5.1mの仁王像(重要文化財)が安置されています。」修理中でした。





吉野山歴史年表

向こうの山まで桜が一杯でした。

蔵王堂(国宝)
「金峯山寺の本堂。本尊蔵王権現三体のほか、多くの尊像を安置しています。重層入母屋造り、桧皮葺き、高さ34m、四方36mの建物は、安土桃山時代に再建された大伽藍です。」
秘仏、金剛蔵王権現の特別ご開帳は5月8日まで行われています。拝観料は1000円です。釈迦如来、千手観音、弥勒菩薩が権化された姿としています。青い顔、姿の像は悪魔を降伏させる形相は圧巻でした。堂内撮影禁止のために写真は不可です。



観音堂

愛染堂

天満宮









神楽殿



久富稲荷







導之稲荷



奥に行きます。



東南院













吉水神社
元は吉水院という僧坊でしたが、明治時代に神仏分離により吉水神社となりました。書院は重要文化財ですが、修理中でした。
鳥居



参道からの蔵王堂

狛犬























再び、戻って、中千本に向かいます。観光客が一杯です。







葉紅葉もいいですね。













坂道が結構きついですね。













やっと、水分神社に着きました。東南院から30分、坂道を登りました。息切れ。
吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)
『創建については不詳です。関する最も古い記録は、「続日本紀」の文武天皇2年(698年)の記述かあるようです。延喜式神名帳では「大和国吉野郡 吉野水分神社」として記載されています。現在の社殿は慶長10年(1605)に秀頼によって創建されたものです。水分神は地蔵菩薩の垂迹とされ、金峰山の蔵王権現に属する神社として修験道の行場の一つとなっていました。明治の神仏分離によって金峯山寺より独立し、村社に列格した。』
鳥居

由緒書

楼門(重要文化財)

















境内と拝殿(重要文化財)



本殿(重要文化財)
「正面の3箇所に破風があり、中央に春日造、左右に流造の三殿を横に繋げた形の特異な形式である。」

神輿



時間がないのでバスの方に戻ります。景色を楽しみながら、急いで歩きます。













お疲れ様でした。くずもち、奈良漬をお土産に買いました。無事に集合時間に間に合いました。

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